それはむしろ沈黙の季節か
静けさがあどけない恋を焼くのは
お前の微笑みに宿るいつもの翳が
僕の限りない望みをひそかに砕くのは
「フォーヌよ七月の訣れの笛を吹け
フローラは永 ...
私はただ
安心していたい
だけ
だから
みんなへありがとうさま
最初に好きな色を決める
ほんとはどれでもいいんだけれど
聞かれたら困るから決める
駅までの道のりがいつもより遠くて
それでもいつもより頼もしく見えるから
挨拶ちゃんと言えるかな
ネクタ ...
○「登山川柳」
「転ばぬ先のひと休み」
「山ガールの尻を追いかけて熱中症」
「今日も無事に帰るのが目標」
「山小屋は元気な年寄りだらけ」
「話を聞けば上には上がいる」
...
世界が世界を世界した
既にベールに包まれた
環境の私たち2人の
知らないところで
世界は世界を世界しかえた
興味もないニュースは
常に一方通行の流れのなか
線香花火みたいに消 ...
父はお爺さんだ
戦中戦後の食糧難を思い
グルメだなんだと聞くと胸が悪くなると書いていた
食べるものが無ければ何だって、何だって……と
父の母のお婆ちゃんは
それをいい文章だとほめてい ...
激しすぎる 揺れ たちを
夜、夜明けまえ
だましながら捕まえて
昼間の街を見せにいく
揺れたちは
泣きながら
嘘を消化して
売り買いできるような
かたちにまとめて束ねる ...
サァサいよいよはじまるよ
秋の大綱挽きまつり
山が勝てば豊年満作海が勝てば大漁旗
ヤムイモウコンシロウリマコモ
マグロにハマチ、ミノカサゴ
スイサァースイサァースイサァサァー
サシ ...
混ざる小芥子の為す技
口笛を反対にし 髷を凝る
鵜坂しい死体の匂いを
さもさもさも喰う
寛大なら場を盥あげ
羽座を高化粧し画材画を画る
まだ罰が恣意はさ
ばが罰が恣意除毛
思考、運び動き 像としての痕跡うかび
残響のなか 思考 動き運ばれ
猫が走る!
概念と概念を結ぶ
力動の内から溢れ
論理、直観された宇宙に自ずと生起し継起し、
在らしめる ...
「私春記」
「あたしの洗濯カゴ触らないで。
あたしのボディーソープ使わないでよ。」
俺は、いったい何なんや!
憤る 兄をなだめる母ありて
娘の真顔に含み ...
今は
いつでも今だ
過去の今も
未来の今も
今とつながっている
どの道ここから
ここに行く
ここは
どこか
どこかのここだ
新宿の雑踏に陽が差し込むころ
もう少し空気の言葉で話がしたい
自動販売機の隣で人を待つ人のように
母が持っていた日傘のことを思い出し
もう日傘がいらないことも
併せて思い出した
...
クールビズ終わり始まる首絞めタイ
待って朝からコーディネート
年老いて
今ならわかる大人の詩
だから何なの
べつに何でも
夢
のような
人生
だった
と今も思うのです
・
ゲームでは無いが
人生はゲームだと
思うしかない
時もあるんだ
楽しもう
──献杯の酒を飲む夜に
* * *
高校三年生の頃、僕は恋をしていた
あんなにも好きだった娘(こ)に
教室で話しかけることもできず
震えながら・・・告白しようとした
夏 ...
初めて列車に乗った日
私はまだ幼かった
列車は速くて大きく
レールはどこまでも遠く続いている
乗っているだけで列車は右へ左へ
敷かれたレールに沿って走る
そして色々な道や町を進み
列車は ...
「夢遊病か・・・。」
ドクターは、今日の朝刊のlove sick 特集を見ていた。
「確かに、この病は治療が難しい・・・。」
一人、ぶつぶつと、つぶやくドクターを横目で見ながら、love s ...
「あ!新垣結衣ですよ!」
私が言い終わる前に、ドクターの視線は、テレビに映っている彼女をとらえていた。
「ガッキー、やっぱ可愛いですよね!純粋で、控えめな感じが、ドクターの好みにガッチリはまっ ...
「深沢君、何か、良い事でもあったのですか?」
「え? 私、鼻歌でも歌っていました?」
カルテの整理をしていた手を止めて言った。
「いえ。ニタニタとして楽しそうなので・・・。」
ドクターの言 ...
お菓子なことになっちゃった ってお{ルビ顔=かお}
「かみついたりしないよね?」まあいいか
しっとり系を装うほどは 老けてないし
{ルビ花=はな}ふぶきみたいに恋ごころ吹雪かせては
...
ただ魂の力動のヒビキの響きに
ひっそり潜む呪いの形象たち、
赤々と燃える太陽より来て
生き生き溌剌とした思考直観の掴み取る、
ただ魂の力動のヒビキの響き包まれ貫かれ包み込 ...
ああああああああああああああああああああ
20文字を確かめるために列記しました文字が
春に思い出したあなたは知らなかったですね
Nが抜けた終わりがなiほんの歴史においてあ
んあに大きなおにぎり ...
風のひと吹きに静けさ深まり
木の葉の揺れ密やか時の濃密、
純白の原ひろやか煌めき立ち
ひと吹き風にふと静かさ訪れ在り、
木の葉の揺れ留まり時伸び拡がる。
赤いウインナーに、
十字の切れ目を入れて
四本の足を作る
さらに一本づつ 内側から
四回、切れ目を入れて
八本の足を作る
油を引いたフライパンで
コロコロ炒めると
足が開いて蛸ちゃ ...
原初の苑でヒトがたべた最初の有害物質 林檎
今 やさしくすりおろされて
病むおさなごのくちびるを癒す
有毒の糧の二つ名はなあに?
蜜をひそめ 彼女はうるんだ声でまろやかに笑う。
日の光の血痕
かさなった眼が ここにない
熱い空 道すじをかすれて
私たちの歌は時間の
壁の裏におちた
答は無い
永遠の謎
永遠の
愛を
愛に返す
・
愛に
帰る
愛を
再び
愛する
自称詩人をオクタゴンに入れて
フランシス・ガヌーと闘わせたい
左パンチ一発で
自称詩人の首がもげるところが見たい
ゴキブリ並みの生命力を持つ自称詩人は
首がもげても自称詩を呟いているに
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
火の月 (旧作)
石村
自由詩
1*
23/11/2 15:23
※五行歌「安心していたい」
こしごえ
自由詩
3*
23/11/2 15:09
とりあえずの無糖
妻咲邦香
自由詩
5*
23/11/2 10:15
独り言11.2
zenyam...
自由詩
3*
23/11/2 7:50
世界が世界を世界した
足立らどみ
自由詩
5*
23/11/2 6:41
父の思い出
りゅうさん
自由詩
5*
23/11/2 5:13
揺れ
はるな
自由詩
5
23/11/2 0:48
タイゲーム
wc
自由詩
4
23/11/1 20:23
大春夢夢草六連聖書鉢
moote
自由詩
0
23/11/1 17:11
詩想30〇思考ソノモノ
ひだかたけし
自由詩
3
23/11/1 17:05
五行歌 二首
リリー
自由詩
6*
23/11/1 16:18
※五行歌「今は いつでも今だ」
こしごえ
自由詩
1*
23/11/1 10:46
※五行歌「どこかのここだ」
〃
自由詩
3*
23/11/1 7:20
タイゲーム
たもつ
自由詩
3
23/11/1 7:06
2023年11月1日早朝 #クールビズ終わり #大人の詩
足立らどみ
短歌
2
23/11/1 5:37
※五行歌 二首「夢のような人生」
こしごえ
自由詩
2*
23/11/1 5:16
……とある蛙さんへの手紙
服部 剛
自由詩
11
23/11/1 0:41
無期列車
リィ
自由詩
2*
23/10/31 20:51
love sick 4
ルルカ ne...
散文(批評...
0
23/10/31 19:23
love sick 3
〃
散文(批評...
0
23/10/31 19:21
love sick 2
〃
散文(批評...
0
23/10/31 19:18
トリッカトリト
福岡朔
自由詩
3*
23/10/31 18:40
詩想29〇ヒビキ(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3*
23/10/31 17:52
公務
れつら
自由詩
1*
23/10/31 17:08
VISION7(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
23/10/31 15:38
三匹の蛸ちゃん
atsuch...
自由詩
10*
23/10/31 6:31
戀
福岡朔
自由詩
4
23/10/31 3:31
lensflare
草野春心
自由詩
7
23/10/30 21:44
※五行歌 二首「愛に返す」
こしごえ
自由詩
2+*
23/10/30 20:39
フランシス・ガヌー
花形新次
自由詩
1
23/10/30 19:18
289
290
291
292
293
294
295
296
297
298
299
300
301
302
303
304
305
306
307
308
309
310
311
312
313
314
315
316
317
318
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320
321
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323
324
325
326
327
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329
3.91sec.