ほくごう君は
今年のドラフトで
どこの球団の指名にも応じると
自宅の四畳半の部屋で宣言した
ぼくの携帯電話で

ただし、
ジャイアンツにだけは行きたくないと
正直に語ってもくれた
そ ...
窓のカーテンが膨らんだ
だれもいない図書室の
午後四時

窓の桟のすぐそばに
白い紙きれを落とした
午後四時

憎まれたことのない私の
憎まれてしまった十月
何も知らず 何も気付か ...
アタシはデリヘル嬢
イカしたデリヘル嬢
アタシを呼ぶには
お金がいるぜ
アタシの代わりに
誰かを呼ぶなら
玄関で「チェンジ」と
言うだけだぜ
アタシはデリヘル嬢
ステキなデリヘル嬢
...
掌を

滑らかにすり抜けて

北風が

秋の香をさらっていくのは

路上ギターの奏でた

奇術の仕業


ほぉら

まぁだ

いーるよ


す ...
夢をみる場所は

少し高い場所がいい
少し暗い時間がいい

空気が澄んでるところがいい

生まれ変わること
それが望みと思いそうな
景色を見つめて誓いたい

がんばるって
真っ ...
やっほー

愛してるよー




いえ

言ってみたかったので
うみ
   きらきらしてる

うみ
  きらきらしてる

     ひかり
    ひかりのつぶ
   あわ

  ああ
    ほんとうに
 これっきりなんです
...
((あたしたちは
 みんな
 かみさまのこども
 だれひとりとして
 ひつようをなくして
 だれひとりとして
 とどまることをしらない))


ああ、けさも、あたしたちは ...
あなたから
よぉくみえるように
花火うちあげて
あなたから
よぉくみえるように
花火うちあげて


あたしたち きらきら
垂れる
してしまう
景色から零れ続け
抜け ...
ひらひらひら
近づいてくるから
抜刀一閃した
仕留めたはずだと先走る感情の
後から遅れてくるはずの手応えの
すき間できみはひらひらひら
まっ黒な衝動まっ赤な斑点
まっ青なてごたえひらひ ...
こぼれ落ちる言葉は真実

たとえいずれ朽ちようとも

その瞬間の、確かな、真実。
【洗】
洗っても落ちぬ返り血どうしよう 犯人オレだと解ってしまう 

【でたらめ】
でたらめに女抱いても虚しくて彷徨っている恋愛砂漠

【蜂】
休もうよ死んでしまえば終わりだよ 働き ...
連絡がとれないことがミルクティー、イン・マグカップ、紛れてくれない

大粒のH2O葉を覆い我のなかにはデカルト現る

偏狭なナショナリズムとファシズムの説明受けし昨日の授業

美しき挿絵に ...
夜の中に透明な線があって

それは「雨」と呼ばれる

あの日、降りしきっていた雨も

今、僕の頭上では収束している

あの日、乾いた言辞を放った僕も

今や湿った男となった

...
パウルス・ポッター

四百年の向こうから牛がしばらく自分を見つめていた
牧草が広がり、緑色から水色に薄い空気が融けていく低い彼方の地平線に建物の塔が棘のように刺さっている
遠く平地から此処まで ...
そう、散らかった部屋。僕の体重に沈むクッション。回転する夜の底から、聞こえてくる羽ばたきの音。反響するサイレンと、赤い光に祀られた地球儀。骨の浮きそうな、肩。世界をデッサンする指先が、背中に子午線を引 ... 予め
蕾は刈り取られていた

頭上を
越えていった
鳥の名前を知らない、
車輪のあとに立ち尽くす
わたしの肩を抱いて
そっと
目を伏せたあなたの

手と、
手を
重ねると
...
小さなころの記憶が
なくてそれは
当たり前のことだのに
問い詰めた先生は血を
責めてわたしはいたたまれない
まま自動ドアに挟まれた

が折り重なって
肥大していく樹

描いた
...
友達がいつも投稿していた言葉
それは 詩と呼べるものではないのだと気づいた
この世の全てに
意味があるとして
それが何の救いとなろう

泣くことが最初の呼吸であるならば
そこには一滴の悲しみもなかった

暇に溺れ
退屈過ぎて
息ができなくなった時に
泣きた ...
良いのは探究心
心配なのは風のお話

彼等はホント ゆっくりと
じっくり回って 近付くのだから
注意 注意

立看板が 有ったって
注意出来ない 落石注意

そんなコトばっかり 言 ...
子を捨て、親や友を殺し、
死ぬおそれのある人を見捨てております。
また、傷ついた人を助け、明るい自分へ挑戦をし、
珍しくネット越しに人の悩みを聞いてあげたりもしています。

貨幣経済や心理学 ...
パーティーへ乱入して、
新郎新婦の間に分け入って、
わたしがあなたたちの子供だったの!と奇声上げる

過去に生まれた愛さえも、
新しき想像妊娠の前では無力だった、
沈黙の客席、その大広間に ...
殺虫剤のニオイが
指から取れない
何度洗っても

だいっッ嫌いな殺虫剤のニオイが
スプレー缶のボタンを押した指に
染み込んで 汚点ついて
取れない いつまでも

だいたい人の寝ている ...
  6つ全ての面に
  60と書いてある
  拳大の立方体
  それにそっと手を触れると
  彼は吸い込まれてゆく
  ゆっくり
  60分かけて



  彼がすっかり吸 ...
とても とても 小さな町から
とても とても 遠くの町へと
列車は少年を連れ去った

絵に描いた景色が
車窓に飾られてく度に
少女の声はひび割れていった

小麦色の雲の間で  見えない ...
林檎の木磔刑のごと伸びて 指

百種の尾篭に咲きて われに触るるな

便覧の白き薔薇群 科斗の尾

息長鳥この世の果てに鳴き 迷路

不朽体守護略奪内乱薔薇戦争

不死の果実交 ...
遠くの向こうから眺めていたら
誰かと思って近寄ったら
案山子だった

今にも動きそうな気配を漂わせているのは

こがねいろした稲穂が風で波打っているからだろうか
生命に溢れた大地に自分だ ...
じごくをたべる、とあなたがてのなかであめをひろいながらわたしのみみのおくでかたるときにわたしたちのあいだにできたあのてんきのことをなんどもことばにだしてからはなしはじめよう。まずあなたはさばくとくちに ... 休みの日の朝は

なんの変哲もない喫茶店にゆく

香ばしくてゆるい珈琲の匂い

水っぽい湿気たぬくもりが心地好い

珈琲をすすり煙草をくゆらす

覚醒を待ちながら新聞を読む

僕はそれ以上のなにもので ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
逆指名はだいろ自由詩111/11/4 21:18
午後四時オイタル自由詩6*11/11/4 21:08
アタシを呼ぶ男    唄:よしわらゆうじょう花形新次自由詩1*11/11/4 21:04
変わり目faik自由詩7*11/11/4 20:58
夢をみる場所朧月自由詩211/11/4 20:44
山彦 あるいは ロバの耳自由詩5*11/11/4 20:34
シトロンLily P...自由詩211/11/4 20:17
ハルジオン自由詩211/11/4 20:15
火垂る(ほたる)自由詩211/11/4 20:14
ミヤマカラスア/ゲハ夏緑林自由詩111/11/4 20:07
矛盾の中を生きていこうfaik自由詩4*11/11/4 20:01
題詠blog2011 021-030北大路京介短歌13+*11/11/4 18:44
「十六歳・最後の優等生」七(2010〜2010)榊 慧短歌2*11/11/4 17:43
表情yamada...自由詩111/11/4 17:16
パウルス・ポッターm.qyi自由詩211/11/4 16:59
風切羽yuko自由詩411/11/4 15:17
旅路自由詩911/11/4 15:17
系統樹自由詩311/11/4 15:16
君の主張が、風に飛ばされて砕けていった番田 自由詩211/11/4 15:02
荒野の白袴木屋 亞万自由詩1*11/11/4 14:41
もののけ藤鈴呼自由詩2*11/11/4 14:18
天界にいる神様へ送る地天使からのレポート:パンドラ付近の観察麒麟自由詩011/11/4 12:52
幽閉 序章、 物自体の仮定、狩心自由詩1*11/11/4 12:45
殺虫剤のニオイ相差 遠波自由詩4*11/11/4 9:50
キューブ60草野春心自由詩611/11/4 7:03
小さな町自由詩411/11/4 4:28
ピューター高濱俳句011/11/4 2:59
案山子になりたくて灰泥軽茶自由詩4*11/11/4 1:38
無題 未完成品ballad自由詩111/11/4 1:19
休みの日の朝は吉岡ペペロ携帯写真+...511/11/4 1:08

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加筆訂正:
題詠blog2011 031-040/北大路京介[11/11/4 18:45]
タイトル修正。 021-030 を 031-040 に変更。
4.37sec.