なんて不幸なことなんだ
壊れた僕のバイクは
今朝の太陽も知らずに
四角い鉄の塊になったよ
当たり前のことさと言って
きみは笑ったようなふりをする
暗闇の中で誰かにキスするみたいに
...
雨の日に
ただ詩を詠めたあのころは
まとわりついてたしあわせ知らずに
目の前で
泣かれたときにできること
すべてをウソとオロオロすること
今日になり ...
きみがいない間
ぼくは代わりに
盆栽の水遣りをした
欅の古木に
きみは延寿という名を付け
大切に育てていた
細かな若葉を季節通りに芽吹かせ
今年も元気だよと
ぼくに告げた
...
発狂し家出した
母親と手繋ぐ
哀しみ歓びへと
相貌の変わりゆく
母の顔を驚き見入る
君と手繋ぎ
一緒に昇った坂道、
一瞬一瞬という永遠
光帯びる熱暖か ...
くれないの雲に焦がれて飛ぶ紙の飛行機がただ桜を突っ切る
彷徨って罪とか罰を探してた固くて折れないただ青い日々
真夜中に君が好きさと云ったとき月が綺麗に笑って陰っ ...
春の時の始まり桜の満開に、
白い途を辿りゆき
白い橋を渡り
焦げ茶色した木造の
家に入れば
白いお婆さん出迎えて、
良く来たね
と言う。
上 ...
忘れるなよ
お前が深淵を見つめている時
深淵もまたお前を見つめている
恐れるなよ
時代の闇に飲み込まれるとも
必ず私は生還すると
市場で首を平らにひきのばした
音がみだれあう青
鳥を目で追いながら
自分も 空がとべる
もう 浮かびあがると
信じられなくなった日のこと
何となく思いだしている
からのポケットで ...
薄紅の 天から雪が 舞うように 下照る道に 舞い立つ園児
ゆうぐれとゆう ゆっくりとゆくひかり
愛情は空気のようにそこにある
AIはAIRのようにそこにR
シンシンと凍って東京は涼しい
月真下 夜に灯りがつきました
○「シルバー登山」
*下り坂で
転んだ先に
山ガールの心配顔
*追い抜かれることに
快感さえ覚えるこの頃
*転ばぬ先の一休み
*山ガールに
まわりの山の名を聞かれ
とうとうとしゃ ...
わたしは
わたし以外のわたしに
遭った事はないから
わたしなのだろう
わたしは
連続殺人事件の
被害者にも加害者にも
なった事はなくて
けして
正義の味方だと
声高に叫 ...
昨日までの
不幸なら数えられる
幸せは数字に置き換えられない
明日から先の
幸せは想像でしかない
明日から先の
不幸せなんて
想像したら
自分が可哀想になる
明日 ...
靄の籠る水面に
深緑の影が霧散する
確かに脈打つ枝と枝
不確かな夜の梟が
泣いている
曖昧な景色と
あなたが目を合わせた時
悲しくも
あなたの望みは
煙りとなって
梢の間に薄ま ...
1、
肥料袋が
日を浴びている休耕地
目の詰まった麻布を
砂地と見ちがえた蝶が
飛びあぐねたまま雲は過ぎ
菜の花の花粉を
集めて回る音
ひと気のない路地裏には
魚の血を洗う匂 ...
きみの純潔は
透明な水晶のようで
とても傷つきやすかった
ぼくという毒薬を飲み込んでは
嘔吐を繰り返し
それでもぼくに優しさをくれた
十五年という歳月は白色矮星よりも重い
風 ...
そのお姫様は
とても賢くて
夜寝るときは
清く眠れましたの
それは昔の話として
しまってもいいし
いま現在の話かもしれせんね
わたしは不眠症で
毎夜
夜の色を ...
何の行列でしょう
いつからやってるのでしょうか
こんな時間だというのに
ずっと通りの向こうまで
途切れることなく
行列が続いていて
手に手に灯りを下げて
歌を歌ったり
泣いたり ...
数千真白き桜花、
舞い散る渦の落ち鎮め
明るみ澄む岩清水 、
真白の声 唯聴き入りて
浮かぶ花びら数千掬び ゆくり流す
広場では若者たちが
燃え盛る松明を投げつけ合って
それを眺めている紳士たちの顔は
夕闇の中 脂ぎって光っている
商売人は屋台を出して
売り子は声を張り上げる
稼ぎ時を逃すまいと
仕入 ...
自称詩人が存在するとして
(私はまだ都市伝説だと思っている)
面と向かって言いたいことは
「おまえ暇だろ」の一言だ
暇じゃない自称詩人が
存在するなら教えて欲しい
会いに行くから
必 ...
あいつはあのまま
日本に居るべきだったんだ
自分が二人存在することに
人は耐えられない
NYの汚らしい街へ来て
地面を這いずり回っている俺
もう一人の俺は
おしゃれな避暑地で
...
この麗らかな春日に、
白雲ゆくりゆくり
蒼天を流れゆく
名無き鳥の啼き声、
樹木緑の繁りより
真一文字鋭く響き
きらきらり
太陽の光滴、
水流に飛び跳ね
...
温泉と名のつく施設若返る老若男女に優しい内装
朝食は和食がいいと言うあなた健康のため味噌汁を飲む
人混みで見た知り合いに声かけた人違いだと気づくの遅い
街中の音は途切れることはない車 ...
どうでもいい
もうどうでもいいよ
そんな事
誰が悪かったとか
関係ない
問題はあの事件によって
運命が決定的に
あの方向に行ってしまったことだ
まるで痴呆のように
大口あけて天を見上げる男
できうる限り舌をのばして待っている
いつの日か
その舌の上に蝿がとまるのを
(とまればどうすんの)
蛙のように巻き取って食うんだ
(と) ...
見渡せば 花も霞も 柔らかく 遠く聞こえる うぐいすの声
どうしたってダメージは残る
どうすればいい?
五十年生きて
自分が特別じゃない事を知った
でもいいんだ
人間としての正道を歩んでいると
誇れればいい
束ねられたポイントカードが
煩わしかったこともある
貰わなければ損をするみたいな
かぁるい恐怖に突き動かされ
そうになったりね
僕は
中性的らしい
頑張ってポイントカー ...
現実は
命だけでは
生きられないと言うが
命が無くては
虚しいんだ
・
へたな
作りものよりも
現実の方が
よっぽど
味わい深い
・
私の
人生
いちどきり ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
プリーズ、ナッジ、マイ、ヘッド
竜門勇気
自由詩
1*
24/4/9 23:49
抱き治したい
秋葉竹
短歌
0
24/4/9 22:57
小さな世界
レタス
自由詩
8*
24/4/9 22:41
五行歌、繋ぐ感触
ひだかたけし
自由詩
5*
24/4/9 20:15
綺麗
秋葉竹
短歌
2
24/4/9 18:05
途上にて
ひだかたけし
自由詩
6*
24/4/9 17:18
無題
渡辺亘
自由詩
1+
24/4/9 15:47
たけのこ
soft_m...
自由詩
6*
24/4/9 15:45
最後の桜
星野つばき
短歌
1
24/4/9 11:51
石涼しい
水宮うみ
川柳
2*
24/4/9 7:49
独り言4.9
zenyam...
自由詩
4*
24/4/9 7:32
わたしは
原田たけし
自由詩
2
24/4/9 6:53
幸せですって
〃
自由詩
6
24/4/9 5:23
夜の梟
中沢人鳥
自由詩
6*
24/4/9 2:38
チェロの深い音
flygan...
自由詩
7*
24/4/8 23:31
あした
レタス
自由詩
6*
24/4/8 21:23
ぜってー、
秋葉竹
自由詩
2
24/4/8 19:54
パレード
ヒロセマコト
自由詩
9+*
24/4/8 19:42
五行歌、お花見に確言2
ひだかたけし
自由詩
5
24/4/8 19:41
火と風と
ヒロセマコト
自由詩
4*
24/4/8 19:41
おまえ暇だろ
花形新次
自由詩
0
24/4/8 19:13
離山房
藤原絵理子
自由詩
3
24/4/8 17:43
ヒビキ
ひだかたけし
自由詩
4*
24/4/8 17:13
味噌汁
夏川ゆう
短歌
3
24/4/8 16:00
決定的
渡辺亘
自由詩
0
24/4/8 15:40
蛙男。
田中宏輔
自由詩
10*
24/4/8 15:14
春の昼下がり
星野つばき
短歌
0
24/4/8 13:58
無題
渡辺亘
自由詩
1
24/4/8 11:21
大好き
秋葉竹
自由詩
3
24/4/8 9:24
※五行歌 三首「私の 人生 いちどきり」
こしごえ
自由詩
5*
24/4/8 9:05
280
281
282
283
284
285
286
287
288
289
290
291
292
293
294
295
296
297
298
299
300
301
302
303
304
305
306
307
308
309
310
311
312
313
314
315
316
317
318
319
320
加筆訂正:
パレード
/
ヒロセマコト
[24/4/9 22:40]
最終行を削除、よい表現を考えついたら追加する。
2.98sec.