燃えている昇ってきた階段
私は白馬に乗り風をきり野原を駆けている
白馬は翼を広げ天空へと舞い上がっていく
私は音楽を聴きながら幸せをかみしめよう
何を齷齪し何を不安がっているのだろうか
美に触れ ...
白菜で一本つける宵の口
鍋囲む湯気の向こうに赭ら顔
年の瀬や首すくめたる曇り空
<十年>
もう十年も
好きでいるのですから
あと十年は
好きでいるのでしょう。
<途絶>
報われたいと思ったことはありませんよ
報われてしまったら
そこで終わりです ...
耳鳴りよとおい世界の渦巻よ花降りやまぬ春は まだか
吐瀉物もわたしだったということを忘れてしまいそうになる朝だ
動脈のあたりに鴫がたっていて今年最後の日曜日、はれ
ひとつずつやりたい ...
キックオフの笛が鳴って
碧い芝生の中に疾走するペガサスを見た
紺碧の空のフィールドに
雲のディフェンスは道を空ける
ペガサスはボールを携えて空を駆け
インゴールへと舞い降りる
砂の ...
1980年になったと
あの日、テレビはカラフルにうたっていた
パロディでも懐古趣味でもなく
アイドル歌手は真っ正面に
キラキラな服を着て歌い
その後に続いてニューミュージックがかかる
...
半年ぶりの実家はいつも通り
父は孫と はしゃぎ
母はセカセカと 動いている
ちょっと気になる
カレンダーと
冷蔵庫に貼られたメモ用紙の枚数が
カレンダーはもう日付がわからないくらい ...
クリミナルマインドを
シーズン1から5まで
ぶっ通しで見ていたら
だんだん異常犯罪者にも
慣れて来て
縛り付けて
生きながら内臓を
引きずり出すぐらいじゃ
今一つ迫力に欠けると
思え ...
どんな小さな出来事でも
記念日に出来る
大切な一日を生み出せる
二人が出逢った日も記念日
初めて抱き合った日も記念日
記念日が増えると楽しい
その日が来る度に
より良い関係になっ ...
あなたの必死さが 粉になった
ふらふらと微笑む天使が 手を広げたら
心ごと 舞い上がって 踊った
くるくる と 花びらのような 儚さで
瞳の上に 落ちたから
それ以上 涙を拭う 必要も ...
うみにくると
ふるさとに
かえってきたような
きもちになるのは
なんだろう
こくどうから
ながめわたす
ささーん ささーん
おおきくみえたはずの
うねりが
かたちをなくして ...
"きみのせなかについているそのまっしろなはねで
おおぞらをとびまわってせかいをしあわせにしてよ"
朝、台風の風で道路に転がったごみ箱を
邪魔にならない場所へ移動させる君の ...
考えていると
ますます深みに嵌っていく
どんな抵抗もできない
目の前に広がる赤や白の地球を
呆然と眺めているしかない
冬の夜空には月が見えるかもしれない
なにも見えないかもしれない ...
この国は人生だ
答えなどないのに
答えをいまだに探しているから
煩悶して
狂喜して
そんなものを探して
得意や蹉跌を嘗め
黄昏のなかなのに
青春を謳 ...
水の中では
泡が言葉だ
生まれたそばからはじけて
君に伝わることはない
同じ水槽の中にいるのに
君の夢が僕には見えない
同じだけれど違う生き物
互いに互いを選び合えずに
...
【寂寥】
ふくろうの骨格をみて少しだけ悲しくなったハイウェイと森
やせこけた我の心の貧しさよ地をはいさまよう腕の細さよ
全身を氷漬けして大砲で発射後すぐに赤く弾ける
憂鬱がおへ ...
シャッターの
陰で
あんたと
しりとりを
した
魚よりも虫に近い生き物だと知ってかなしんだ、君の背わたをぬいて食べ
ます。これ、いつまで泣いておるんじゃ。わしだって同じ気持ちだ。同じ
気持ちだよ。ミラー。ミラーの中に映る自分。おおきく息を吸いこ ...
これぐらいの大きさの私を知ってる
もう、大人だからそう変わらないサイズで十数年
これぐらいのままで、ここまで来ました
あの場所からここは遠いかと、訊かれると
曖昧な返事しかできないでいる。 ...
夜はため息の連続
線路を冷たくぬらす朝の
鎖骨の硬さにも似た
確かな孤独をなぞり
なにもない虚空の中心で
太陽はのびやかに残酷に
眼を手を声を営みを
射るように記憶していく
朽 ...
小さな炎にゆれる人々の影が
夕暮れの草原を 黙々と進む
神に近づく不安が 音と風を封じて
手に捧げ持つ 灯明は
真っ直ぐに夜空を指している
白い神衣に身を包み
いくつもの儀式 ...
餅を食べ過ぎて、ジーパンがきついので
「お腹が、いっぱいになった。」と誤魔化して
近所を走ってみた…。。
子供らが、親に急かされて車に乗っている。
若い男と女が、手を繋いで駅へと ...
僕が初めてこのサイトにお邪魔をしたのは
確か2009年の12月31 ...
元旦
ぽかんと開けた口に
〈賀〉が入って わたしは わたがし になった べたべた 甘すぎて たまらん と
〈誰〉が逃げだ し
わたがし ...
この世界はとても窮屈で
両手を広げると色々な物に触れてしまう
人や建物や空気
私は何も触れる事のない世界で
眠りたい
午前3時
自分以外の誰かが
同じ空間にいると言う
錯覚に陥る…。
(キット/コレハ/カンチガイダ。)
この気配が、何なのか?を理解できぬまま
左側の鈴の音と
...
鍋のなかで踊る蕎麦を見つめ
何かを潰すように
何かを壊すように
菜箸を掻き混ぜる…。
もしくは
それを生き物に見立てて
趣味の悪いハンティングだと
自嘲する… ...
数字がまた一つ増していくのを
昔より 特別なことだとは思わなくなった
人の恩 もらうは易し 伝え難し
僕は人の気持ちを何に変えてきたのだろう
ランドセル 背中の家路に 刻む罪
すべて ...
冬になると私の全てが痛む。
銀杏の葉が落ちゆく時期から、曲がった末端を責め立てる。
暖房で窓は曇り、外は遠慮のない風が吹く。
家の中にいても、親の冷たい視線と言葉が突き刺さる。
もがき苦しんで ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
燃えている昇ってきた階段
北大路京介
自由詩
2
14/1/4 17:41
幸せをかみしめて・・・
tamami
自由詩
11
14/1/4 17:12
冬三題
……とある蛙
俳句
4*
14/1/4 14:19
十年愛
クナリ
自由詩
6*
14/1/4 12:53
2013→2014
魚住蓮奈
短歌
11*
14/1/4 12:47
トライ
N.K.
自由詩
7*
14/1/4 11:42
1980
うめバア
自由詩
9
14/1/4 11:41
メモ
ichiro...
自由詩
16*
14/1/4 10:50
クリミナルマインド
花形新次
自由詩
2
14/1/4 8:55
小さな記念日
夏川ゆう
自由詩
4
14/1/4 8:53
ふらふらと微笑む天使
藤鈴呼
自由詩
5*
14/1/4 8:44
うみ
佐野権太
自由詩
9*
14/1/4 7:24
ほんとうの魔法使い
栗山透
自由詩
1
14/1/4 2:17
地球をひとまわりして
〃
自由詩
1
14/1/4 2:10
この国のかたち
吉岡ペペロ
自由詩
4
14/1/4 1:40
マーメイド
八布
自由詩
5
14/1/3 23:32
日常漏泄
木屋 亞万
短歌
4*
14/1/3 23:20
初恋
TAT
短歌
2*
14/1/3 23:10
symbol
メチターチェ...
自由詩
3*
14/1/3 22:37
約、ゼロ
ap
自由詩
0
14/1/3 22:24
儀礼
瀬崎 虎彦
自由詩
0
14/1/3 22:11
祭壇へ向かう人々
いねむり猫
自由詩
0
14/1/3 22:11
三が日
梓ゆい
自由詩
4
14/1/3 21:51
邪魔すんでー!/邪魔すんにゃったら/帰ってんかっ!!
TAT
自由詩
0*
14/1/3 21:33
我田引水
阿ト理恵
自由詩
10*
14/1/3 20:09
眠りたい
リィ
自由詩
3
14/1/3 20:03
モノノケ語り
梓ゆい
自由詩
2*
14/1/3 19:15
蕎麦湯
〃
自由詩
2
14/1/3 17:11
初日の出、365日
Neutra...
自由詩
4
14/1/3 16:33
あとは自由が無いと言うだけ
海鷹四季道
自由詩
2
14/1/3 16:08
2348
2349
2350
2351
2352
2353
2354
2355
2356
2357
2358
2359
2360
2361
2362
2363
2364
2365
2366
2367
2368
2369
2370
2371
2372
2373
2374
2375
2376
2377
2378
2379
2380
2381
2382
2383
2384
2385
2386
2387
2388
加筆訂正:
牧場
/
Lucy
[14/1/3 22:58]
2連目、一部修正しました。
4.17sec.