高座ハネ夜道に沈丁花ほぬか さざなみに心を許して
軽い手荷物すらもういらない
石の原野に泉をみつけた
だから
もう何もいらない
青い花たちが
みえない風に踊っている
啜り泣きは石っころたちの
いつもの癖
地図を ...
  毎日、何十個もの隕石が地球に向かって降ってくる。1cm足らずの小さな星屑が、地球衝突以前に大気中で燃え尽き、それが恋人たちが見上げる夜空をロマンチックに駆けながら流れ星になる。
  そして数年後 ...
レタス売場では

外側の葉を剥く
そして次の外側の葉を剥く
そしてまた次の葉も
そのまた次の葉も

わたしはレタスが食べたかった
わたしはレタスを買いたかった

でも皆は
レタ ...
半旗を翻す火曜日の午後
誠意を見せたいのではなく
誠意を隠したい

高層ビルの切り立った角に視線を走らせると
やがて雲ひとつ無い青空に至る
一般的には青として知られるその色を
疑うことに ...
公園の中
牛乳パックにストローを通す
遠くに緑色のタイヤ館の看板
今がただあまりにも寂しすぎた

思い出は 遠い
近くには
でも 書くことも 見あたらない
ありふれたものばかりが転がっ ...
後頭部を打ちつけるフリでなく、キーは側頭部だったのです詐靄ごっちさん
それでも一流にはなり難いものですがプロにはなれますサノヴァビッチさん
人生やり直しましょうイチかバチか試す価値ありサビラクワッ ...
細胞はわかめちゃんとはいかないって突っ込み入れたが理研間違い 窓を少し開けて
煙草をくゆらす

ベランダ越しの
見上げた空に月

月を見ていた夜
静寂が溢れた夜

満月の明るさで
星は消え去って

ふと振り返ると
浮び上がった顔

...
よい夢が見られるように
今日は沢山ご飯を食べましょう
よい夢が見られるように
今日は何時もと違う床に付きましょう
よい夢が見られるように
楽しい話しをしましょう
同じ夢は見れないから
せ ...
なんか そっけないなあ
いま
なに考えてるの?
あたしのこと…
じゃないよね

「ねえねえ
こんなふうに
まとわりついたら
うざったいよね」
ってたずねたら
それまで
‘うーっ ...
ハヤブサのような男が
上空から舞い降りた
「ここは千歳海岸か?」
「いえ、水谷団地ですけど」
「フン、ずいぶん目測がずれてしまったな」
「転移ゲートならあっちですけど」
「それには及 ...
am6:30起床
洗面 風呂掃除 新聞取り 妻目薬温タオル洗面 妻オムツ交換・経管栄養・薬投与・とろみぬるま湯投与・希釈酢投与・咳止め吸入・歯磨き・エステ
am11:00 pt来宅妻リハビリ
p ...
 捨て猫あいさつしない
(こニャニャちは なんて言わないニャ)

 ビール缶から雨水こぼれた
(つらつら ぽたん )

 扇風機の首が折れる
(ブウーン ゴキッ )

...
運命は何で決まる

そのときの居場所で
親からもらったDNAで
自分の行いで
偶然で

運命はどの様にして決まる

必然的に
神託的に
呪術的に
理不尽に

運命とはど ...
陰毛に混じる白いものを
互いに抜くようにしている
どちらかがパイパンになるのは
いつの日か
夜中
叫ぶ蝉
かなしい程
我を嘆かない
例えばサイレン
そうして来る災禍
気付いていないのか
誰に聞かせたい?
誰を救いたい?
七年の歳月に
何を知った
痛むのは
何処だ
...
 要らぬ心配かもしれませんが、前回のHHMほどには開催前のいろんな声が聞こえてこない気がします。毎回同じように盛り上がる必要はありませんし、始まってみて参加作品の投稿があれば何も問題はありません。ただ ... 世界初大発見の称号は彼女にとって荷がオボカッタ 根分けして婚姻届出しにけり お守りを買えるだけ買う受験生 TiAmo風が吹いた 静寂が横たわり球体の葬列 老いた人魚が打ち上がって紫の港 進撃の巨人を寝転がって読んでいたら
遠くで巨人が歩いたように
揺れた

漫画をわきに置き、
テレビをつけると
速報の揺れは
50m級だった

カーテンを開けると、もうすぐ朝で
...
タマキンは
女性にとって
直接関係ないものなので
あってもなくても
良いのかと思い
貴女の意見を聞かず
取っちゃいました
まさかそんなに怒るとは
あの日の
君の叫びを忘れない

忘れないよと
話しかけるうみのいろは
たしかにうみだ

いつか
うまれかわるね
うまれかわろうね
もう誰も飼ってないのに猫は自分の首輪をはずせない

猫がいる 怒りもせずに泣きもせず人のいない村で猫が生きている
今日の肉体は
昨日の肉体より
確実に
死へ近づいているのに
今日の傷は
昨日の傷よりも
命をうたっている
ふしぎな
からくり

はがれていった
皮の下から
赤く湿った
細胞が ...
 早春の雲に浮き立つ三上山

 百貨店後姿のキリリと女

 ふた重ね淡くほのかなコ-ヒー碗

 損させぬ一つおまけの昆布屋さん
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
寄席織部桐二郎俳句014/3/12 9:49
最後のパンケーキもっぷ自由詩714/3/12 8:02
ソクラテスのアイロニーハァモニィベ...自由詩3*14/3/12 7:36
レタス売場ichiro...自由詩8*14/3/12 4:57
半旗rabbit...自由詩2*14/3/12 2:29
たこ焼き屋の前を通過して番田 自由詩114/3/12 0:52
後天性サヴァン 〜 もすもピアノが弾けたならsalcoおすすめリ...114/3/12 0:37
STAP短歌2花形新次短歌014/3/12 0:05
あの夜★HIDE自由詩214/3/11 23:38
いい夢こいち自由詩214/3/11 23:08
ネコのフリ藤原絵理子自由詩3*14/3/11 22:22
夕焼けmizuno...自由詩314/3/11 22:19
1週間あるいは怨草野大悟2自由詩2*14/3/11 21:58
束の間の街ヨルノテガム自由詩114/3/11 21:42
運命ichiro...自由詩2*14/3/11 21:30
夫婦花形新次自由詩014/3/11 21:15
サイレント銀猫自由詩8*14/3/11 20:31
HHM2開催に寄せて 過去の批評祭作品レビュー深水遊脚散文(批評...4*14/3/11 19:44
STAP短歌1花形新次短歌114/3/11 19:28
根分けして婚姻届出しにけり北大路京介俳句214/3/11 18:44
お守りを買えるだけ買う受験生俳句314/3/11 18:44
TiAmo風が吹いた自由詩114/3/11 18:43
静寂が横たわり球体の葬列自由詩614/3/11 18:42
老いた人魚が打ち上がって紫の港自由詩714/3/11 18:42
見張り塔を、降りて末下りょう自由詩1*14/3/11 18:18
転換花形新次自由詩014/3/11 16:16
やくそく朧月自由詩114/3/11 14:49
猫が生きているそらの珊瑚短歌11*14/3/11 14:12
自由詩11*14/3/11 13:47
西武百貨店生田 稔川柳214/3/11 12:28

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加筆訂正:
降りしきる時の肖像/ハァモニィベル[14/3/11 15:13]
後ろ2連ほかを少し改訂
4.43sec.