つよがって朝まで寝顔見てるだけ後悔しても壊したくない わざとだよ傘とピアスの忘れ物予定通りに逃す終電 冬のカフェテラスに
会話はいらない

氷点下2℃

熱い珈琲と外套
そして
通りの向こうを
足早に去っていく
女たち

俺は
凍りついた椅子に
深く身を沈め
女たちのおっぱ ...
言葉にするんじゃなかった
自分の感じたことを 苦心して
やっと言葉にして発したのに
誤解され 非難され さんざんな目にあった
こころの思いというものを
言葉などで表現しきれるわけはないの ...
「ねえ、このお菓子すごいよ
 香料、着色料、保存料不使用だって
 やればできるんだ」
「そう、いいわね
 どうせアタシは香料使ってるし
 化粧で着色料使用だし
 サプリメントで保存料も使用 ...
  ひかりが鉄柵をすべりぬけ
  あなたの膝を白くよごした
  煤けた骸だけがあるく目抜通り、
  彼らのうたう寧ろふくよかな夜想曲に
  暫し立ち止まったのだろうか、あなたも
   ...
思い出すのはあの川沿いの桜たちの笑顔です。
ノイズ混じりの優しい歌。
いつかこの温もりを言葉にすることができたらなと思う。
空は透明に凍てついて
硝子を散りばめ蓋をする
僕らの眼はそれを見ている
凍てつき彩られいく様を
そうして
僕らは手を伸ばす
誰かは高い所まで行って
寒くて寒くて凍えるけど
でも誰かの大 ...
すべてを知りたいと
思うところから
なにかが終わりながら
なにかが始まる

夕陽が沈む
半袖にも
長袖にも
橙色を映して
前を歩く人の
トートバッグも
紙袋も
橙色に染めて
...
マンガのウンコって
とぐろを巻いているでしょう
あたしにも出来るかなって
毎日お尻でのの字を書いてみるんだけれど
ちっとも出来ないの
あたしのウンコ、ちょっと
硬めだからかな?
ストレー ...
ストーブはスチームを出し水が必要
飲み水を分け与える
まるで何かを育てているようだ

ストーブの火力に
寄りかかった布団がやられた
焼け焦げた端っこ
エネルギーが強く走っている

暖 ...
友といさかい冷えた心で乗った電車
開いたドアからはいりこんだ冬の風が
通り抜けていく

二・三歳の男の子を連れた若い女が
隣にすわり 子を膝に乗せる

子の足がずれて
座席のあかいビロ ...
普通列車

快速でもなく 特急でもない

各駅に何事もなく 線路を走る

普通に生きる

自然に 当たり前に過ぎて行く時間の経過が
何とありがたいことだろう

普通に生きている感 ...
私が生まれ育った街
あなたは知らない

距離的には離れていないけれど
全く違った雰囲気を持つ街
緑が多い街お洒落な街

あなたにも知ってもらいたい
私の好きな場所一緒に歩きたい

...
今宵は音のない水槽の中
静寂に沈める鼓動
四方を水で囲まれた国
100まで数えて
泡をふく

あれ
遠雷がきこえる
こんな静かな夜のはずが
地平線の向こうは昼
昼と言っても暗い ...
(この手が壊す為にしかないと言うのなら従うよ,
愛しいおまえの望みを叶える為に.


人が定義した“醜いもの”
それは悪魔だ疫病神だと
まことしやかに吹聴している
血の流れない戦争を繰り ...
1.
流星群のニュースを眺めながら、キッチンテーブルにほおづえをついている人。
窓の外は曇り空。明日は雪の予報。その涙がはやく乾きますように。

映画館のロビーで、美しい少女が
父親といっし ...
いいえおじさん心の
じゃなく
心は闇なんですおばさん
そこに光は射すでしょう
頭蓋骨の中
風さえ入って来るでしょう
明るい気分が領します
色彩がこぼれ温度がながれ
音声がはずみ意味がお ...
ありふれた優越感も
たわいもない世界征服も

全部彼の中だけで
巡っているものだとして

君が今握っている誰かの右手が
ぼくの手であってほしいと願うばかりだ

誰にだって
世界を救 ...
芽吹いたばかりの
彼女の傷を
生まれたばかりの
蛇が舐めている
いつか尾を噛み
不死となるのか
だけどこの利き腕に
円形を描く事はない
かなしき運命の反目だ
飢えつく皮膚に花ひらく
...
       冷血漢なしののめに
 よだれを垂らすカーテンを開ける
   おいぼれきったおひとりさま

  「時」がうつつを抜かしていた
  「空」はうつつに拡がっていた
「風」と「光」を ...
ジェイソン・ゴールドウィンの最新作
「夜のとばり」を読んだ
ジェイソン・ゴールドウィンと言えば
ビュリッツァー賞を受賞した
「魔の刻」が有名だが
本作はそれに負けず劣らず
壮大なスケールで ...
あるとき
金色の服を着た
金色の不具である
イッパシの
ヤクザきどりのあいつが言った

自己保身と
私利私欲は大切だ
大事にしろよ
ただし使い方には注意しろ
ヘタをうつと
自滅す ...
冬空のした
光と遊ぶ子供たち
ベンチには杖をついた老婆がひとり咳払い
あどけなさの残る主婦が
砂場の縁で公園デビュー

この場所はもう古い
ブランコは規則正しくきしみ
ジャングルジ ...
誇りを失った鷹は
何処に住めばいい
いや
何処にも住む所はない

だから高く
高く飛べ Fly high
誇りを取り戻せ Fly high
人智を超え
宇宙まで届け Fly high ...
壁をものともせず
しゃべり交わすひびの塹壕の中で
牢屋に閉じて
羽のありかも忘れれば
静か静かと誰の言葉もうつろう影のさんざめき

見つけた見つけたと
小人の声こそやけにでかい
壁 ...
2014.7.28.

事件を漁ってみると 食い散らかしてる自分が見えた
救いたいのは君の命なんかじゃなくて
救われたいのはきっとこんな僕の心さ

もしも孤独の先には死刑台というものがある ...
遠くまで行く途中
だから気にしないで
時に狐の目をすることや
雲の形につまずくことを
大事なことは誰にも聞かない
大事なことは口では言えない
あといくつ黄色い蝶がいれば
韃靼海峡を渡れる ...
すべてのものを等しくするために
雪は降り積もった
道路も畑も建物も樹も
すべて等しく白の諧調に集束する
想像もつかないほど遠くにある白さが
具体化した永遠のようにすべてを覆い
...
×我々は退化しながら進化するHomosapiencからEnjinへ

×悲しみを知って目覚めるその前に新しい罪を用意しておく

×愛か金本をただせば同じ罪飽きてしまってただただ眠い

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
つよがって朝まで寝顔見てるだけ後悔しても壊したくない北大路京介短歌114/12/20 19:11
わざとだよ傘とピアスの忘れ物予定通りに逃す終電短歌114/12/20 19:11
ハードボイルド・スタンリー「冬のカフェテラス」花形新次自由詩114/12/20 18:45
言葉はいらない、いのちの歌を聴け南無一自由詩1*14/12/20 16:33
香料、着色料、保存料不使用イオン自由詩1*14/12/20 16:27
空耳草野春心自由詩314/12/20 16:02
桜たち水宮うみ自由詩1*14/12/20 16:01
碧鈍色の絵空北井戸 あや...自由詩114/12/20 14:28
すべてカワグチタケ...自由詩3*14/12/20 12:11
期待のJK詩人 道玄坂まゆ「ウンコの形」花形新次自由詩014/12/20 10:57
植物的ストーブ這 いずる自由詩3*14/12/20 10:15
母の胸イナエ自由詩13*14/12/20 10:10
普通佐白光自由詩1*14/12/20 9:05
あなたが知らない街夏川ゆう自由詩114/12/20 7:27
潜水keigo自由詩214/12/20 6:18
ある男に捧げる簡単なピリオド衣 ミコ自由詩2*14/12/20 6:05
チョコレートにとって基本的なことカワグチタケ...自由詩214/12/20 1:10
アノミーちゃんsalco自由詩1114/12/19 23:45
パラディンは箱庭にて、ときたまこ自由詩114/12/19 23:40
蛇は夜を伝う北井戸 あや...自由詩114/12/19 21:26
しわぶきとなみだ⑧信天翁自由詩214/12/19 20:44
ジェイソン・ゴールドウィン「夜のとばり」を読んで花形新次自由詩014/12/19 20:32
金言浩一自由詩3*14/12/19 13:08
タイムカプセルkeigo自由詩1*14/12/19 12:36
Fly high渡辺亘自由詩214/12/19 12:33
おしくなればおしいものよ竜門勇気自由詩2*14/12/19 11:30
救われたい余韻自由詩2*14/12/19 9:21
世界旅行やまうちあつ...自由詩114/12/19 7:42
葉leaf自由詩314/12/19 7:18
ingenium衣 ミコ短歌0*14/12/19 6:45

Home 戻る 最新へ 次へ
1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030 2031 2032 
5.45sec.