暗い目をして 海へ
暗い目をして ブツブツ云う
私を嫌ったひとは 嫌いかえしたいな
いつまでも好きと想うな 自惚れないで
わからないなら べつに良いけど
わからな ...
きみは渓谷のファイターだ
外来生物であるのに
上手く同化している
釣ってよし
食べてよし
やまない雨はないけれど、
世界のどこかでは雨が降る。
たとえ地球の降雨量が
ゼロとなる瞬間があるとしても、
宇宙のどこかでは
絶対に雨が降っている。
硫酸の雨が、
鉄の雨が、
砂の雨が ...
新聞配達の帰り路
商店街の本屋で立ち読みをして
店主がハタキでぼくを追い払おうとした
芥川龍之介の短編を三作読んだので
もういいかと…
店主は咳払いをした
糸杉の生垣が植わっている坂道 ...
自らのイメージすることに
何者かのイメージすること
ふっとひたひた織り込まれ
集中静観最中に気づけば 、
私の内に生動する何者かの在り
あおぞら
ゆうぜんと 、
ひろがって
またあえたね
あれから
血も縁も知も
たくたさん
捨てながらも
途半ば、
花びら ひらり
地に舞い落ち
赤々明々 ...
◯●●●●◯●●●●●●◯●●●●●◯●●●●●●◯●●●●●●◯●●●◯●●●
◯●●●●◯●●●●◯●●●◯●●●●●◯●●●●◯●●●●●●◯●●◯●●●●
◯●●●●●●◯●●●◯●●●● ...
光深ければ
影も深い
こころ深くして
罪深く
愛する
A bright rainy night
I look skyward
The tanker trucks flicker, and accelerate
Accel ...
ある詩人が言った
「争いは無くならない」
私もそう思う
何万年もの
歴史が証明している
・
ヒトは
悲しい
生きもの でも
ヒトは
愛を願う生きもの
お天気も心も技も御身体も、朝は毎日、微妙に違う
蝿の唾液の味というものは
全体にくぐもっている輪郭と
妙に痺れるようなさらりとした芯で構成されていて
鈍い光を反射する鉄釉の盃の縁を
六本の脚で複雑に
同時に滑らかなことこの上な ...
夜風が急にぬるくなったこの頃。街に時々出かけても、スタバに入ることはめったになくなった。そもそもあの、生クリームの味が何とも。だからドトールに行っているわけだ。それはストレートでシンプルで、安かったか ...
サルモ属には
キングサーモン、ピンクサーモン、シルバーサーモン、トラウトサーモン、スチールヘッド、チャムサーモン、アメマス、オショロコマ、イワナ、アマゴ、ヤマメ、アユ、ニジマス、イトウ、サツキマス、 ...
海の深さが分からなくても
君のことは知りたいだなんて
胸の中は騒めいてる癖に
何も聞けないし
誰も消えないし
僕の代わりに沈黙が鳴いた
いつもは不快なはずの空白が
今日は心地よく開い ...
思い出の淡く儚いパンの匂い、空気を食べて生きて行きたい
生きている、世界はとても広いから僕の居場所もあるはずだから
中庭に舞い降りてくる星たちをふたりベッドで並んで見てた
...
風が吹く
青葉の音を聴く白昼
眩しさに負け目を瞑りつつ
海峡へ
飛ぶ蝶々が群れ舞って
螺旋の時間がぐるぐる回って
メロメロに
なりたい夜は懐かし ...
ED予防になるらしいので
中年夫婦は是非試してほしい
梅雨を迎えてジメジメした
汚いオッサンのタマキンを
撫でくりまわすなんて
出来ないと考えている
そこの御婦人
騙されたと思って
や ...
軽トラの荷台
雑に置いた荷物は
ブレーキを踏むたび ガタン、コト
水色のボール
良く見たら紫陽花
風で震える水面を従えて 満開
昇りきった陽は
もうずいぶん落ちてきたところ
金 ...
孤独の凍結した声 、
聳え立つ 絶えず
峰連なり移動する
蒼白い氷河の俎上にて
峻立する唯物の壁雪崩れ落とし
眼がかつかつと色求めているから
ガラス窓の向こうに ...
○「雨あがり」
罪咎のしるし
天から消えて
心も晴朗なり
○「火葬」
引き取り手のない遺体が
増えているそうだ
引き取り手のない遺体は
自治体が無料で火葬にしてくれるそうだ
入院 ...
死はいつか訪れるから
その時になって驚いてはいけない
大切なのは
今を
今を今を
今一瞬を
充実させるしかない
●●●●◯●●●●●●
●●●●●◯●●●●●●
●●●●●●◯●●●
●●●◯●●●●
●●●●◯●●●
●●●●●◯●●●●
●●●●●●◯●●
●●●●◯●●●●●●
...
朝が来る
不鮮明に蓋をして
パンを食べて
珈琲を入れて
普通のふりをして
何もかも分からないようにして
口は何も吐かず
文字が頭を流れていく
雲を掴んで啜って飲み
訳が分からなく ...
私を嫌ったひとを 好きなのは
いつまでもつづく地獄の道なのか
わからないまま 忘れられないなら
忘れてはならないのだろうか
夜が好き
傷つくことが怖いのに
闇の匂いが ...
鬼の
仕舞いかたを忘れた夜に
やっと帰り着いて鏡をみるときには
ぜったい
泣くな!
絶交
とか懐かしい言葉の響きだなって
ほろほろ する
さみしさも
...
首周りが
ちょっとだけ寒い
ストリート歩く バイト帰り 朝焼け
カラン!
とどこかで空き缶転がる音が鳴った
生きること
前を向くことあゆむこと
風に向かっ ...
射るような目を持った子供が一羽の鳥を指差して、この鳥の魂は鳥の形をしていないと言った
その子供の目を片目に嵌めて鏡の前に立った朝、僕の魂は人の形をしていなかった
幕間で百の心臓が脈を搏ち、投げ込ま ...
虹鱒はほっこりと
ヤマメはとても繊細で
イワナはホロホロと
みなそれぞれの味がある
ぼくは必要なだけで釣り終わる
悲しみの標高から流出する髄液が、僕らの生存に張りつめる息の根を凍らせて
震える心臓に突き刺さったまま永遠に溶けることのない雪片に、遠い川面の光を映す
その川の澄んだ上流へ、追想の支流を統合する遠い ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
疾風の世界
秋葉竹
自由詩
3
24/6/12 22:44
五行歌 【渓流】虹鱒
レタス
自由詩
3*
24/6/12 22:37
降りやまない雨
佐々宝砂
自由詩
5*
24/6/12 21:43
帰り路
レタス
自由詩
5*
24/6/12 21:08
五行歌、内なる他者
ひだかたけし
自由詩
2
24/6/12 18:38
あおぞら(新訂)
〃
自由詩
4
24/6/12 17:11
●●●●●
田中宏輔
自由詩
5*
24/6/12 12:20
※五行歌「罪深く 愛する」
こしごえ
自由詩
3*
24/6/12 10:13
A Bright Rainy Night
投稿者
自由詩
2*
24/6/12 9:34
※五行歌 二首「愛を願う生きもの」
こしごえ
自由詩
3*
24/6/12 8:55
心技体
足立らどみ
短歌
0
24/6/12 8:38
お客さん
soft_m...
自由詩
3
24/6/12 6:15
赤いガラケーとテーブル
番田
散文(批評...
0
24/6/12 1:46
釣への問いかけ
レタス
自由詩
5*
24/6/12 0:52
シフクノオト
ミナト 螢
自由詩
4
24/6/11 22:53
巣穴の中で
由比良 倖
短歌
1*
24/6/11 22:09
螺旋の回転
秋葉竹
短歌
1+
24/6/11 20:34
睾丸マッサージ
花形新次
自由詩
0
24/6/11 18:53
夏の、すこし前
三月雨
自由詩
5
24/6/11 18:17
五行歌、魂の息吹き(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
24/6/11 17:31
独り言6.11
zenyam...
自由詩
2*
24/6/11 15:45
いつか
渡辺亘
自由詩
1
24/6/11 14:09
●●●●◯●●●
田中宏輔
自由詩
5*
24/6/11 10:23
朝食
這 いずる
自由詩
3*
24/6/11 5:59
自嘲
秋葉竹
短歌
1
24/6/11 5:34
生きてりゃ 笑える
〃
自由詩
1
24/6/11 5:24
やっぱ 笑って
〃
自由詩
3
24/6/11 5:10
劇場
痛
自由詩
3
24/6/10 23:23
五行歌【渓流】塩焼き
レタス
自由詩
6*
24/6/10 23:14
ampoule
痛
自由詩
2
24/6/10 23:07
193
194
195
196
197
198
199
200
201
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
230
231
232
233
3.19sec.