去りし夏に想い馳せる
霞むさきに君の背中
来る秋にはもう見えず
すすき揺らして駆けだした
留まる冬に腕を抱き
積もる白雪眺めている
巡る春が溶かしてゆく
君よ迷わず土を踏 ...
?作品力=5点 ?余韻力=3点 ?再鑑賞魅力=2点(?には鑑賞後に歓談を誘発する力があるか、?には保存価値があるかも考慮)
総合的な印象として0.5ポイント加えるか否かを基準として+、−を付加。
...
教育のためにと見せたグロ画像に目を輝かす女子学生
殺人の罪の重さも相対的って教えんのが教育だろよ
よろこび
いつくしみ
むさぼり
穢土はひとのこころにすむものか
浄土もまたひとのこころにあるものか
コーヒーに
砂糖とクリームをゆっくり溶かしながら
そんなことをおもう
そ ...
南国から来たコーヒー豆を焙煎して窓辺に並べる
そのうち一つがぱちぱち歩き始めて
豆の割れ目にしまわれた羽を広げて飛び立った
それは焙煎が成功した証なのだ
窓に透明のしわが波打っているのをか ...
冬の陽射しはなにか暖色系の粒子のようだった。体全体を引き締める寒さを、ほどよい負荷にしてくれる繊細さで頬をあたためた。枝の枯れた木々が覆う公園の歩道を抜けて広場にでると、水仙の花が一面に咲いていた。 ...
世界が終わるという予言を
紹介するテレビ番組を見て
下の娘が心配している
「ねえー、終わらないでしょー?」
ぐずぐず絡む娘をあしらいながら
妻は蒲団を敷いている
上の娘は気にせぬ素振りで
...
窓のない部屋
白い手首がシャッフルする
水面に触る木洩れ日の
うやむやな笑み と
瞳に乗せたアリジゴクの
匂い 夏の
あまいめまい
名を呼ばれて振り返る
捏造された記憶
朝顔によく ...
目を閉じると
緋色珊瑚色菜の花色
まぶたの裏に
現れては消える明るい斑
風の無い中庭は
緩やかな分子で満たされて
枯れ枝から枯れ枝へ
見知らぬ鳥が声を探している
鎖骨のあた ...
「さて、今日は何をしようか」
朝起きるとひとまず煙草を吸って考える
吸いきらないうちに人間を卒業して
ロボットにでもなれたらいいのに
たったと行動計画をたてて
それがいかに杓子定規であっても ...
小さい海
匂いだけの海
二分咲きの海
小さい海
雑な草むらで殺されたって
毎日三食うどんかカップ麺だって
町の嫌われ者であったって
小さい海
匂 ...
艶消しブラウンで
厚塗られた感情が
仕切られた容器に
整然と並んでいる
精製砂糖の甘味類
お行儀の良い愛は
ガラスの香水瓶と
純白のミニブーケ
に迎えられ微笑む
誰かと同 ...
森の中で 本を読むなら ハンモック
ロッジみたいな 丸太小屋を 立てて
枝垂れ柳みたいな
かりそめの幽霊に おびえる夜、
暖炉で 温まり
全てを 忘れながら
名も知ら ...
現代詩において恋愛詩は避けられる傾向にある。その一つの理由は、現代詩の不可逆的な洗練の先にある書法が、恋愛を解体する傾向にあるからだろう。素朴過ぎて日常的に発される言葉は詩である必要がない。 ...
僕らの言葉はいつもすれ違い
間違い
時に伏せられて
それでも繋がりがあった
まあるいもの
尖ったもの
取り留めのないもの
それぞれが何処かを侵し
引き合い
奇妙なこの街を支えてい ...
夜の速い渦の中で、私は突然の出会いに見舞われたかのように混乱している。電車のホームに鳴り響く様々な声のあらゆる細部に巻き込まれて、夜空高く昇っていくかのごとく混乱している。これだけの複雑な ...
みずのね
さらさらとね
ながされる
ひとのシやセイが
たいがになって
いつかのよるの
うみみたいなばしょへ
みずのね
ちゃぷんとね
りゅっくのなかの
つつのなか
ゆれるた ...
マネキンの曇ったメガネ冬の服
笑点がはじまる前に家を出る君を送ってまた泣くだろう
地球儀を逆にまわしてもう一度お別れしようサヨナラ言おう
メール送信するたびに「よいしょっ」と言うのか
体験入門で奥義教えられた
泳げない魚だじっとしている
雪に寒さしか
感じなくなったら
完全に
老いてしまったと言える
のではないか
品川駅のホームで
横須賀線を
待っている間
そう思った
まだ少しだけ
そわそわしている
自分 ...
蛙三匹高笑い
路肩で干され涙涸れ
同情誘い
日暮濃く
蛇に喰われは
蚯蚓干し
ただ1匹
我は知る
麦藁帽
髪は蒸れ
神は群れ
日差し強く
ゆっくりと
中身
柔く
立ちあが ...
何も考えられなくて
何も考えたくなくて
調子が悪いのに
調子が良いことばかり言って
疲れてしまう
梅酒と炭酸水
コンビニのおでんだけが
あればそれで今日はおしまい
炭酸水の ...
教育バカは
教育と言えば
大概のことは許されると
思っているので
性教育と称して
アメリカンハードコアを
Xvideoで見せたり
ラブドール相手に
自らズボンを下ろして
挑む姿を見せ ...
仕事帰り、新国道のバス停で、暴風雪の中、帰りのバスを待つ。
待っても待っても来ないバスを、暴風雪に耐えながら待つ。
どこから来たのだろう、バス停に、はたちくらいの若者ひとり、やって来て、私 ...
可愛い
女の子は
オナラをしない
オナラをしたら
きっと嫌いになる
確かに
僕も若い頃は
そう思った
しかし、いつの頃からか
まったくと言って良いほど
気にならなくなった
結 ...
寝れても練れても寝れても
眠れず
明けどもあけども明けても
暮れず
ネズミ1匹
通さず
回る
対なる車輪
終に鳴る
天秤
両翼
鈴二つ
軌跡を画いて
横たわる
高い音
低 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
四季
中原馨
自由詩
4
15/2/11 20:33
2015鑑賞映画採点及びひとことふたこと③〈1/31〜2/1 ...
平瀬たかのり
散文(批評...
0*
15/2/11 20:29
教育バカ短歌1
花形新次
短歌
0
15/2/11 20:28
朝のユーモレスク
梅昆布茶
自由詩
17
15/2/11 19:10
珈琲
木屋 亞万
自由詩
4*
15/2/11 18:24
Miz 5
深水遊脚
散文(批評...
1*
15/2/11 17:53
世界の終わり
やまうちあつ...
自由詩
5*
15/2/11 17:12
ぴあす
ただのみきや
自由詩
14*
15/2/11 16:39
ひなた
nonya
自由詩
11*
15/2/11 16:01
朝の夢よ、さようなら
鵜戸口利明
自由詩
3
15/2/11 13:50
小さい海
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/2/11 12:31
バレンタイン・アール・デコ
とよよん
自由詩
4*
15/2/11 10:30
ロッジ妄想
藤鈴呼
自由詩
2*
15/2/11 10:27
恋愛詩の在り方
葉leaf
散文(批評...
4
15/2/11 7:58
ことば
たけしいたけ
自由詩
2
15/2/11 7:02
複雑な夜
葉leaf
自由詩
3
15/2/11 2:42
水の音
村上 和
自由詩
9
15/2/11 2:09
マネキンの曇ったメガネ冬の服
北大路京介
俳句
2
15/2/11 1:46
笑点がはじまる前に家を出る君を送ってまた泣くだろう
〃
短歌
3
15/2/11 1:45
地球儀を逆にまわしてもう一度お別れしようサヨナラ言おう
〃
短歌
1
15/2/11 1:45
メール送信するたびに「よいしょっ」と言うのか
〃
自由詩
1
15/2/11 1:44
体験入門で奥義教えられた
〃
自由詩
1
15/2/11 1:44
泳げない魚だじっとしている
〃
自由詩
6
15/2/11 1:44
老いるってこと
花形新次
自由詩
3
15/2/11 0:13
脳対話後日談
秋也
自由詩
0*
15/2/11 0:06
そんな夜もある
灰泥軽茶
自由詩
8
15/2/10 23:49
教育バカ
花形新次
自由詩
0
15/2/10 23:48
バス停の青年
小川 葉
携帯写真+...
4
15/2/10 23:48
成長するってこと
花形新次
自由詩
0
15/2/10 23:34
脳対話
秋也
自由詩
0
15/2/10 23:14
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2031
8.69sec.