大概のことはできない
中でも勉強が一番できない
ダイソンに
失礼、正直に言って
頭が悪い
だからテニヲハがおかしい

そんな私の書いた文章を
進歩派教師は
彼には詩的才能がある
と ...
かなしいことでも かなしいとわかることが うれしいことであったり
かなしい と かなしい が じつはちがうことが わかってしまったりする

かなしい映画をみて かなしい家路
かなしい道には か ...
囲まれて
絆(ほだ)されて
抱きしめる

おいで おいで
その言葉を 信じたら
ごま塩頭の あの人が
ニヤリ 笑った

何も 悪いことなんて してないよ
怖いことなんて ...
気持ちを、大きく放つ。

砲台を唇に

爆弾代わりの言葉をセットして。

(囁いて・問いかけて・叫んで・・・・。)

零れ落ちる感情を

受け止め切ることが出来ない。

あなた ...
物を落とした日

探しても見つからないと

諦めて無かった事にした。

(心の針を一巻きして、出会う前の私に戻ってゆく・・・・。)

顔と名前がちぐはぐで

「あなた、誰?」すらも ...
死を待つ女が一人

手を組んでいる。

これまでの歩みと

関わった人々に感謝を表すかのように。

父が死んだ日は声を殺し

読経が響く斎場の前列で

ひたすらに泣いた。

...
そうさ目が覚めて朝が来るただただただただ
そうか気づいたらどこにもいないなんでなんでなんでなんで
貴方はふたつ結びが良く似合う
幽霊船に乗っかっていた少女に似ていた
バイバイ幽霊ガール思い出す ...
 数え切れない
 手に負えないくらいの
 幾千枚の白いはなびらが
 ほとんどいっせいに
 枝という枝を離れて
 舞い踊る
 まるで蝶のように
 儚げであるのだけれど
 或る意志を持って ...
絶対零度につつまれたぼくの体は
凍えているけど僅かな温度がある


 たれもいらない
 煙草20本 酒一升あれば
 一日は堪え忍ぶことができる


  泥酔し煙草を手に取ると
   ...
神様は0(ゼロ)を

均等に2分割して

皿の上に置くことができれば

あなたたちの関係を修復させようとおっしゃいました。


私は答え探しの旅に出るので

少し時間を頂けますか ...
息ができるはずもないのに
水に飛び込み 泡を纏って
そのまま底に沈んでしまった

かえりみられない寂しさよ
裏付けのない悲しさよ
私の身体よ

波の少ない底の 底の色
そんなにも ...
あの空の美しさは
水辺を走る少年なのです
太陽からの贈り物を
ぴちゃっと反射させて小さな粒となり
輝きをふやして
恩返しをしています

あの海の美しさは
汚れなき少女なのです ゆうくり ...
靴箱にチョコと誰かの尻子玉バレンタインは来月ですよ 息を殺して真夜中ミノムシになる ごはん多めに炊いて誰も来ない 合コンに白装束で行くのか      
       あの日の空は青かった
       夏が終わろうとするほんの手前
       夕暮れ迫る束の間の時刻
       受話器の声が世界の音を奪い去る
      ...
錆びた赤空 夜に向かう悲しみ
あたしの通る道は ブリキの硬い道
薄桃のリボンをつけた猫が先導する

「どこまで行けば 巡り会える?」 

訪ねた声もかき消して 人の波の濁流
もう ここに ...
明日が来るのが怖い
いつからかそう思うようになった
鬱々として
描けない夢を見る、夜
終わってほしくない、夜

必ず朝はやってきてしまう
気の利かない時計は進む
くだらないと誰かは笑っ ...
  あおい瓶が 枯葉の水を噛んで
  斜めにさしていく光が さがしている
  あなたの瞳は 樅木の陰にいて
  微笑っている 葡萄のように
  ああ もっと遠くへいきたかった わたした ...
深夜
NHKのMUSICBOXは
これが本当に生きてた人ってこととか
これが日本ではやった現象ってこと自体が
生きる力をうばっていく
むなしさが胸に充満して
吐き出すと疲れる
若者
こ ...
冷蔵庫にジャムや
ピーナッツクリーム
スライスチーズがあるとき
知らぬ間になくなってしまう

誰だ食べた奴は
と言ってみたところで
夜起きて
半睡状態で何かを食べたのは
私に違いない ...
絶望的にツマラナイノデ
絶望、絶望、絶望って
書き続けていたら
絶望ってこんな字じゃないな
って思いはじめて
気持ちが悪くなったので
スマホで確認したら
やっぱり絶望で良かったので
少 ...
私は暗闇の中に浮かんでいる
ここはどこだ?ここは宇宙

目の前にある小さな光の物体
あれはいろんな生き物が生まれる
青く汚れた星 地球
空や海に動植物そして人間が
生き死にを繰り返す星 ...
モノクロの世界を 追い駆けて
辿り 着いたのは

蔦の 無い街
鷺の 澄む丘
嘘の 棲む愛

伝えようとした 一粒が
窓の向こうに 貼り付いては
離れない

透明だから  ...
 一 世界の終わり

世界が終わるという予言を
紹介するテレビ番組を見て
下の娘が心配している
「ねえー、終わらないでしょー?」
ぐずぐず絡む娘をあしらいながら
妻は蒲団を敷いている
...
大王の庭の千年実のカカオを使って、美ら海の風薫るサトウキビの黒糖を溶かして、天使の涙を一雫。ペンギンが滑り台した氷山から作ったパウダーシュガーをかけたマウント・ショコラ

(大口を開けて
 歯を ...
 都心に雪がふると
 もう あともどりができない
 地方都市は
 いよいよ寡黙になる
 川を
 はさんで
 魚たちは遡及する
 ときおり鋭利な水性植物になって川底でひかる


 風 ...
「泣かないで、僕のみなしごはっち」

父に見放された子は
戦いを憎むだろう
愛が足りずに火は燃えず
太刀傷を受け続ける
美しい容は育たない
ばらばらになったそれを
繋ぎ止める為の強 ...
あれはあれとして
それはそれとして
これはこれとして
受け止めて
いくしかないだろう


あっちはあっちとして
そっちはそっちとして
こっちはこっちとして
捉えて
いくしかな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
勉強もできない花形新次自由詩115/2/13 21:41
かなしいこと佐藤伊織自由詩115/2/13 21:07
夜の光と雪や海藤鈴呼自由詩1*15/2/13 20:53
○○。梓ゆい自由詩215/2/13 18:52
封印。自由詩015/2/13 18:50
死の間際。自由詩215/2/13 18:49
バイバイ幽霊ガールこめ自由詩315/2/13 18:10
墓所にてそらの珊瑚自由詩2215/2/13 11:18
酷寒の孤独鵜戸口利明自由詩015/2/13 11:03
別れhiro自由詩115/2/13 10:39
溺れの海這 いずる自由詩415/2/13 9:48
辺野古城黒木アン自由詩3*15/2/13 9:16
靴箱にチョコと誰かの尻子玉バレンタインは来月ですよ北大路京介短歌115/2/13 2:34
息を殺して真夜中ミノムシになる自由詩315/2/13 2:33
ごはん多めに炊いて誰も来ない自由詩5*15/2/13 2:33
合コンに白装束で行くのか自由詩115/2/13 2:33
青い夕暮れ石田とわ自由詩12*15/2/13 1:40
暮々空クロヱ自由詩2*15/2/13 0:50
わたしの夜小日向 ココ自由詩2*15/2/12 23:46
葡萄草野春心自由詩515/2/12 23:27
深夜NHKのMUSICBOXはnemaru自由詩0+*15/2/12 23:07
犯人は私だ灰泥軽茶自由詩915/2/12 23:00
夏目漱石花形新次自由詩015/2/12 22:05
宇宙から地球へリィ自由詩1*15/2/12 21:44
白の軌跡藤鈴呼自由詩015/2/12 19:24
World's End Rhapsodyやまうちあつ...自由詩5*15/2/12 17:06
バレンタインpoemとよよん自由詩7*15/2/12 17:04
都心に雪がふると石川敬大自由詩515/2/12 14:52
みなしごはっち衣 ミコ自由詩315/2/12 14:38
あれはそれはこれはそうだろkomase...自由詩3*15/2/12 12:19

Home 戻る 最新へ 次へ
1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 
4.25sec.