キンタマの皺に埋もれて死んだ毛ジラミ、母想う
私という不在は
どこまでも低みを目指している
熱に満ちた小さな楔です
歴史の大きな体躯のうちへ
群衆の相対化の波のうちへ
潜り込んで埋もれていく
人の目も陽射しも届かない
慢 ...
逢う約束をしていても
仕事の都合で逢えなくなったり
お互いの都合で
逢えなくなったり
時は流れる
電話が繋がらなかったり
急な出張が入ったり
擦れ違いが続く
いつまで続くの ...
酔い酔いて
ただひとり
街を往く
雨止まぬ
街路樹
そのみどり
わが願い
女に生まれ
紅をひく
柔肌に
染めたる想い
血潮いろ
虫の音の
絶えたる夜道 ...
木々の隙間を縫って滑り込む木漏れ日に太陽と緑の匂いを嗅ぐ。
足元の緑はいつしか真っ白な絨毯になる。
気がつけば木々の葉も色付きはじめている。
夏は過ぎ去ったのだ。
秋を想い、 ...
なぜ今夜も
まだきみは此処にいるのだろう
あの街から去った時から
どれだけの月と太陽がすぎていったのか
きみは知っているの
きみはきっと忘れている
ぼくがどんなどんなヤツか
どん ...
これはたぶん
答えがないことを証明する数学者
のような状況
なんてたとえ話
をしている場合ではない
急がなきゃ
たどり着かなきゃ
それが
存在意義
賞味期限とか
ジェネレー ...
王子からブクロに帰る途中
キンタマをひとつ落としてしまった
落としてみると
キンタマのありがたみがよく分かる
二つないと
上手くバランスが取れないのだ
探したが見つからない
交差点、 ...
やわらかな森に、
ゼリー状のものにくるまれて、
ふるふると
うみおとされた
泳ぎつづける
とがった季節の
ことば。
とけることのない氷のなかで、
うすれてゆく
花という名 ...
心と頭脳と身体を駆使して
バッハを聴け
底に何が密んでいるのだろう
構造物と繊細と巨大な挑戦の鬩ぎ合いのさなかに
かいま見た天国と地獄
彼はその指先と耳の神経を旋律のなかにあるものを ...
珈琲の温度と苦味醒めて行く秋雨本のページ湿らす
背景をいつでも嘘で固めてる仮面が良く似た仮面を喰らう
興奮が吐いた言葉を集めては雑な信心溜め息の詩神
償いの機会逃 ...
裁判官の腕 滑らか
(私たち の告白は 累積したまま
at
黄土色の髪があとからあとから生えだしている
その指先
(天空ではなく 塔から)
最終日に 放逐する
ための
...
双眼鏡はふしぎ
ふたつのレンズをのぞくと
遠くにひとつ
鮮明な領域をもつことができる
だれにも知られないように
とても早い朝に
わたしは森にでかけていって
観測小屋にはい ...
眠れない夜には 僕とお話しようよ
季節の風に乗って眠気が近づいてくる
声が出せなくなったら聞いているだけでいい
羊が長い旅をする物語がいいかな
それとも宇宙が丸い理由でも話そうか
君 ...
雨男3名とも出席かよあした天気になりますように
雨降ると魔法がとけてブスになるあした天気になりますように
きゅうりとか河童の肉を巻いてますあした天気になりますように
僕は何を怖がって
視線を落とし街を歩くの?
向こう岸へ
向こう岸へ
そんな所に君はいないから
僕は一体何に怯えて
光ある方へ流れるの?
知らない世界が見たいだけ
知らない景 ...
あなたの笑顔を一番近くで見るために
いろんなものを捨てて いろんなものを奪ってきた
口笛でラブソング 誰も傷つけない優しい歌
見つめ合って灯る恋の火があればいいのに
耳をすます 世 ...
青空を向いた水道の蛇口
ごくりごくり 水は冷たい
鉄棒に持たれながら
ときには逆さまに君を見ていた
あの頃の世界は美しかった
嘘をついたぶんだけ大人になっていってるのかな
...
かたなしと
いわれる時に
なみだする
ただわれひとり
青空あおぐ
草枕
闇路ただよい
逝きつくは
墨の流れる
川辺なるかも
簡単がいい
すぐにわかるもの
すぐにできるもの
すぐに泣けるはなしがいい
あたまも重くなるよるだから
ほろりととける
お酒のようなはなしがいい
詩がいいとおもう
辿り着いた地下鉄の出口で
煙草に火を点けた
ショートホープを吸い始めて
どれくらい経つのだろうか
以前はラッキーストライクだった
...
いつまでも 忘れられない
幼心の 思い出は
心が 大きくなっても
アタマデッカチの 妄想を
覆すかの 如くに
綺麗な ままなんです
宝物だよ
そっと 人差し指 立てて
内緒話を ...
命あるものだけが尊い世界に君は生きている
思い出はゴミに等しくて
過去なんてすぐに切り落とす
君には何もない
未来でさえ望んでいないのかもしれない
交わらない温度が二人の ...
サラダ菜を素手でつまみながら
ペサルヴィオ・パークに腰をおろしたまま
100オンスの肉汁をすすり パンを頬張る
地面も空も同じ色をしていた
でっぷりと太った中年のニューヨーカーが
すば ...
空気も澄んだ冬の夜空には
四人の天使にまもられて
三つの卵がすやすやと
仲良く並んで眠っています
あなたも気づいて御覧なさい
この夜は宇宙でお星さま
いつかは降りて地球のこども
そうして ...
四季の最後の花野が
まぶしく閉じようとしている
たそがれが迫っている
そよぐ草の実も
褐色にこぼれ落ちてゆく
やがてみえなくなって
たそがれが迫っている
森では気の早い獣が
冬のね ...
技術者は
ある現象を分析する際
必ずその現象を
定量的に捉えようとする
そのときの定量的とは
ばらつきを含んだ数値だ
平均値そしてそのばらつきを
考慮しなければ
そんなデータは相手にも ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
キンタマ王子、一行詩を書く
花形新次
自由詩
1
15/9/26 10:25
まえがき
葉leaf
自由詩
4
15/9/26 6:29
擦れ違いの一ヶ月
夏川ゆう
自由詩
1
15/9/26 6:11
闇謡
レタス
俳句
0*
15/9/26 3:28
秋を想う
ヒヤシンス
自由詩
10*
15/9/26 1:04
はつ恋
レタス
自由詩
0
15/9/26 1:01
妄想と理想と(その他多数)
アンテ
自由詩
1
15/9/26 0:47
キンタマ王子、袋に帰る
花形新次
自由詩
1
15/9/26 0:24
花 氷
草野大悟2
自由詩
3*
15/9/26 0:21
神曲
レタス
自由詩
2*
15/9/25 23:25
ためいき
深水遊脚
短歌
3+*
15/9/25 23:00
残暑
佐藤伊織
自由詩
0
15/9/25 22:42
こずえ
遙洋
自由詩
3*
15/9/25 22:41
眠れない夜には僕とお話しようよ
北大路京介
自由詩
7+
15/9/25 22:39
雨男3名とも出席かよあした天気になりますように
〃
短歌
3
15/9/25 22:22
雨降ると魔法がとけてブスになるあした天気になりますように
〃
短歌
1
15/9/25 22:22
きゅうりとか河童の肉を巻いてますあした天気になりますように
〃
短歌
3
15/9/25 22:22
夜の街 僕を消して
凍月
自由詩
5*
15/9/25 22:21
見つめ合って灯る恋の火があればいいのに
北大路京介
自由詩
3
15/9/25 22:21
嘘をついたぶんだけ花が咲いたりしているのかな
〃
自由詩
4
15/9/25 22:20
青雲志
レタス
短歌
0
15/9/25 22:20
旅路
〃
短歌
0
15/9/25 21:44
お手軽詩
朧月
自由詩
1
15/9/25 21:22
ここにあるもの/ホープ
崎山郁
自由詩
1
15/9/25 21:19
梅干し石
藤鈴呼
自由詩
0
15/9/25 20:05
共感の代償
十一月の失敗...
自由詩
0
15/9/25 19:44
Pesalvio Park
鳴々門 零
自由詩
1
15/9/25 19:29
輝けるオリオンに寄せて
もっぷ
自由詩
2
15/9/25 16:41
たそがれ
〃
自由詩
2
15/9/25 16:37
ばらつきの範囲外
花形新次
自由詩
0
15/9/25 14:53
1806
1807
1808
1809
1810
1811
1812
1813
1814
1815
1816
1817
1818
1819
1820
1821
1822
1823
1824
1825
1826
1827
1828
1829
1830
1831
1832
1833
1834
1835
1836
1837
1838
1839
1840
1841
1842
1843
1844
1845
1846
4.36sec.