目が口ほどにモノを言う人たちに囲まれて
君の視線のフィラメントが闇のように漂う
人見知りがひとり 見知らぬ人たちと
待合室でチェスの駒みたいに包囲され
遠くから黙々と頭を打つ冷たい秒針は亡霊だ ...
妻を走らせおでんを購う
爛熟の
果実を味わう
喜びは
禁じられた
アポロンの歌
パンの笛
半獣神の
豊穣は
草原駆けて
青空をゆく
アルテミス
輝く月は
冴え冴えと
歎き悲しむ
歌を映して ...
あなたの影を追うように
あなたがかいた詩をよんでいる
詩は日記ではない
だれかが
だれもが
そう言うけれど
そこには確かにあなたがいる
いとおしく撫でるように
目で追い続ける
...
一基二基
十基
...
甘やかな
旋律のピアニストは
何時までも恋という幻想に抱かれていた
その指先の爪は何処までもピンクに輝き
甘い囁きは
彼女を魅了した
そして
彼は応えた
ぼくは孤独を埋めること ...
生まれた哀しみを与えてくれた
おかあさん
ぼくはいずれ死の苦しみを味わなければならない
なぜ、生まれたことを祝うのだろう
生まれたことは死に繋がるのだから
できることなら
意識のな ...
中国から紛れて移入された
希少な巨大魚が江戸川で釣れると読んだのは
遥か昔の中学生のころ
再発した想いが頭をよぎった
体長170㎝
重量50㎏の大魚が東京の街中を泳ぎまわる
ぼくとほぼ ...
何処か遠く彼方から
子供たちの声響く琥珀色の夕暮れに
缶カラ からから転がっていく
風もない 人もいない のに
からからからから転がって
グシャリひしゃげる
銀の乱反射に
無数の記憶像 ...
今だけ抱きしめてあげる
うなだれて地面ばかりをぼんやりと見つめてる君が
消えてしまいそうだから
そう母親のように抱きしめてあげる
肩を震わせて泣いても
声を絞り出すように嗚咽しても ...
二十年来使ってきたざるを買い換えた。そのざるには欠点があり(それは使い始めてすぐにわかったことだが)持ち手になる場所にほんの少し金属が出ているらしく、私はなんどもそれによって手を傷つけてきた。傷とい ...
神様は意地悪だ
一年に一度の逢瀬を邪魔して
昨夜はあんなに雨を降らして
一夜明けると晴天
あなたは全知全能で
何も失うものもなく
満ち満ち足りた方なのに…
どうしていつも
情け ...
何げない
メールの言葉に
心躍らす
まるで
少女のように
生きて行くことが苦しいなんて
愛することが苦しいなんて
許すことが苦しいなんて
許されることも苦しいんだね
受け入れる苦しさの先に
苦しさを凌駕する心の成長に 出会える
...
自然の香り100パーセント
癒やしだけではなく
様々な効能がある
香りを嗅いでも
嫌な気分にならない
たくさんの種類の中から
今必要なアロマオイルを選ぶ
身体に癒やしをもたらす
...
野薔薇の咲き乱れる公園で私は待っていた。
ベンチに腰掛けている私の面前を物言わぬ者達が通り過ぎてゆく。
遠い記憶を辿ると確かに私はここで待っていた。
緑に塗られたベンチの端の方、そこ ...
王将で天津飯を食べて
鳥取砂丘へ出かける
砂丘に着くのは午前1時前後
運が良ければ白い砂山に月が妖艶な光を落とし
これもランボーの永遠のよう
月と砂丘とぼくらと空気だけ
砂山の頂で寝っ転が ...
デッドストックの退色したナイキの加水分解
にきびのない男子高生の性欲
女子高生の白い鎖骨を隠すダッフルコート
狡猾なメタルフレームの背広の恒常的なしわ
様々な意志と形態の配合
薄汚れたスタジ ...
おかあさん
と無邪気にゆってみたかったよ
あなたの愛がほしかったよ
あなたをみあげる背丈の頃に
泣いてごらん
言われなくても泣いている
目薬みたいにだらだらだらと
泣き止むことも忘れてもう
鎮まれ鎮まる
ビフォーアフターの音楽ながれる
ぼくはいまから死刑に ...
ササユリの花を 知っているだろうか
市町村の花にしているところも 多いと言う
花言葉は 清浄、上品、珍しい
そう 貴女の 人生みたいだ
浄化されるべき 道を求めて
転がり込ん ...
きゃりぱみゅももクロが落ちた2015紅白歌合戦。HKTやSKEってそんなチームどうでもええけど、モー娘の姿も消えて久しく白組は19年ぶりにマッチ復活かあ。七組も出場するジャニーズ事務所。しかしめっ ...
粘土で塗り固められた体に
蜜を垂らして
それを貪り食う君が見たい
血塗れ 血眼になって
汚れたって構わなくて
寧ろ血を一滴残らず
飲み干すぐらい
誰かを食べる
君が見たい
...
あなたの声は魔法の声
声を聞くと私の細胞が動き出す。
細胞も怖い時は怖がって震え
愉しくなると、笑うのだろうか
あなたの声を聞くと細胞が笑い出す
多分、笑っているから細胞の集合体の
私 ...
想いで仰ぐ冬の空
いつもなんか握ってる
石とか棒とか拳とか
それって子どものくせみたいで
一度風俗に勤めてみたが
最終的に
寿司屋に就職した
ここがいつもの世界なら
投げ入れた石は水底にしずんでいくし
まるい波紋も できるだろう
郵便ポストは1本あしで立ちつくしているし
ひとびとは
笑ったり泣いたりしている
さていまは
...
うつむく癖があるのです
うわめづかいに空を
ちらっとみる癖があるのです
ほんの少し
確認するだけでそれでいい
あるのだから
空はいつもそこに
わたしは
わたしのなかの光を
信 ...
何も持たなかったはずなのに 多分荷物は重くて
何を詰め込んだかわからないのに 大切で
手放せないまま 逃げるように出てきた都会
何をしたかったのか 私の頭の標識は
真っ白に作り上げ ...
なぜ猫は愛されるのか?
それは何度も何度も進化したから
なぜ人は憎みあうのか?
それは何度も何度も進化したから
人間は猫と違い
憎みあう程度には
進化しているが
愛さ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひとしれずゆくえしれず
ただのみきや
自由詩
16*
15/11/28 21:40
コンビニ
レタス
俳句
0
15/11/28 21:38
神話
〃
短歌
0*
15/11/28 21:16
だいやりい
朧月
自由詩
2
15/11/28 21:05
無題
TAT
短歌
0
15/11/28 20:49
或る亡命者
レタス
自由詩
5*
15/11/28 20:11
命
〃
自由詩
5
15/11/28 19:54
アオウオ釣り
〃
自由詩
4
15/11/28 19:11
境界(『過ぎ越し』改詩)
たけし
自由詩
5*
15/11/28 15:19
さよならの前に
文字綴り屋 ...
自由詩
1
15/11/28 15:00
夜更けの紙相撲「記憶にさえ残らないものたちへ」
そらの珊瑚
散文(批評...
9*
15/11/28 14:44
どうして?
薫子
散文(批評...
0
15/11/28 13:52
メール
〃
自由詩
0
15/11/28 13:49
許されることを受け入れよう
佐白光
自由詩
1*
15/11/28 9:03
アロマオイル
夏川ゆう
自由詩
1
15/11/28 5:44
ヴァイオリン・ソナタ
ヒヤシンス
自由詩
8*
15/11/28 4:10
深夜、砂丘へ向かう
じぇいぞろ
自由詩
1
15/11/28 2:05
電車
〃
自由詩
1
15/11/28 2:03
みあげて
もっぷ
自由詩
4*
15/11/28 0:50
目薬みたいに
吉岡ペペロ
自由詩
5
15/11/28 0:37
さく果
藤鈴呼
自由詩
3*
15/11/28 0:12
let me down
アラガイs
散文(批評...
2+*
15/11/27 23:46
濃艶
瑞海
自由詩
4*
15/11/27 23:46
あなたの声
薫子
散文(批評...
2
15/11/27 23:13
青い冬
レタス
俳句
1
15/11/27 23:12
寿司屋
はるな
自由詩
3
15/11/27 23:00
ここがいつもの世界なら
〃
自由詩
6
15/11/27 22:57
空色のこころ
朧月
自由詩
4
15/11/27 22:48
天秤
為平 澪
自由詩
11*
15/11/27 22:40
EVOLUTION
ケルリ
自由詩
1
15/11/27 22:24
1807
1808
1809
1810
1811
1812
1813
1814
1815
1816
1817
1818
1819
1820
1821
1822
1823
1824
1825
1826
1827
1828
1829
1830
1831
1832
1833
1834
1835
1836
1837
1838
1839
1840
1841
1842
1843
1844
1845
1846
1847
6.46sec.