巨大な光球の数数、
雪の原野真上に
収縮膨張繰り返しながら瞬き
立ち竦む少年を凝視し無言のコトバを送る
<忘れるな
我々がおまえの存在に
常に関与していることを>
...
一人、また一人と降りて行き
電車の中は広くなった
小刻みな揺れに運ばれながら
私は左手を弄んでいる
親指と人差し指を擦る
昨日の君を覚えている
けれど輪郭を掴もうとすると
霧のように ...
どこかから怒鳴り声が聞こえる
悲鳴でないだけ良いのかもしれない
灰色の恐怖 圧迫感
その あまりに巨大で
要塞のような塊は
視界から見切れてしまう
圧倒的な質量の、壁
...
数が、実権を握る時代だ
数が示せるものの限界には
考えの及ばぬふうにして
数に、実権を握られる時代だ
学力点数を上げましょう
利益重視でいきましょう
認知件数を調べまし ...
思い出しながら
描き続けている
朝、窓から太陽を見上げるだけで
ほら、鼓動はこんなにも単純に息づいていく
注ぐ太陽が
振り返る向日葵が
昨日のネガティブもポジテ ...
たぶんそれはちいさな歌のように咲いている花のこと
うたへ
好きでたまらなかったけれど
努力をしませんでした
きみへ
好きでたまらなかったけれど
努力をしませんでした
ゆめへ
好きでたまらなかったけれど
努力をしませんでした
...
しぼりたてオレンジみたいな夕焼けに明日の分の元気をもらう
まだ青い林檎のような君だから紅くなるまで待つことにする
初恋は甘くて酸っぱいストロベリーそっとキスして涙の痕に
特別な果物だ ...
横になって居眠りしていると
コオロギがひりひりと鳴いている
その音を聞いていると
白いシャツ一枚では肌寒くなってくる
真っ暗な外の闇に
確かに広がる草むらは
夏に汗をかきすぎて
少し ...
誤作動で落ちてくる雨。質量のない感傷でゆれている喉
痛みって色も形も無いだろう。きみに触って少し傷つく
劣情がわたしのうでを引いている。平たい瞼。熱い瞼だ。
かなしんだことがいち ...
やっぱ アタシは
この子が 好きだ
そう 思う
瞬間
ひいき目は
イケナイことだと
知って いるけれど
鷹の瞳に
射竦められた
あなたの 唇と
おなじくらい ...
いきものがかり
という名のトリオがいるらしい
ブサイクなネエチャンを
うだつの上がらなさそうな
アンチャン二人で輪姦するという
編成の歌い手だそうだ
私は彼等の音楽には
まったく ...
煙草を吸っていると、指先が行方不明になる。あんまりにもやさしい夜だから、ぼくたちはこぞって死のうとする。その先はもっとやさしいよ――冷たい石の壁に腹ばいになって、頭と地面とがふれあうそのときを、微かで ...
それなりの人間は
それなりの扱いしか受けない
だから絶対
チートはしない
チートをすると
後でくるリスクが高くなる
だから
真面目に生きる
コツコツ生きる
それが私の戦略。
若き日 ...
いつもは聞こえない
水洗トイレのタンク内に落ちる水滴の音
いつもは聞こえない
紫煙を逃がす窓の隙間から聴こえる虫の音
いつもは聞こえない
常に快適に室温を保っていたエアコンの音
いつもは聞 ...
いくつもの{ルビ阿房宮=フォリー}の影が映るホリゾント
切り貼りだらけの書き割り
響くのはPromised Landへの行進曲
主役もどきがものものしく登場
コロスたちが金切り声で笑う ...
わたしは今
森の中でひとり
懸命に穴を掘っている
穴を掘り終えたわたしは
はらりと着衣をすべり落とし
たおやかに穴に横たわって
願う
「水をください」
わたしはここで根 ...
いいこととわるいことを知りたい
どっちもおなじだけ知りたい
いつもバランスが悪いから
かたむいてしかたない
あなたがなぜ泣くのか
あなたがなぜ笑うのか
いつもちゃんとわからない ...
少年と約束をしたホームランあした天気になりますように
セグウェイの暴走団を結成しあした天気になりますように
カメラ位置確保するため徹夜するあした天気になりますように
頬つたう涙の重さは何グラム?
泣いても泣いても軽くならない心
貴女が移動しながら放った
屁を追って行くと
そこには
飛行機雲さながらの
文字が書かれていました
見えないので
鼻で読んでみると
「もう、秋ね」
と書いてありました
僕が、そ ...
部屋のベランダ
ゴーヤを私は植えていた
毎日 この時期は それを食う
いつも黄色くなるまで待っていた
それを 私はまな板で
細かく切って
炒飯に即席ですることもある
皿に保管 ...
君の取扱説明書
注意書きに
愛だけじゃ動きませんのメッセージ
電車乗り継いで海へ
ロング缶のビールを半分こして歩く
夏の終わり もう秋かな
はじめて手を繋いだのはいつだったかな
はじめてのキスはコーヒーの味がした
ふたりだけの世界だった
ね ...
遠くで鴉がうそぶいている
近くでキジバトがうなっている
もういっぽうでは
無聊が楽隠居のかげをひそめて
脱落のひなたぼっこ ...
貴女に
うんちで
「スカトロりんをしたい」
って書かれたら
断る訳にはいかないね
でもね
その時点で
スカトロりんは
始まっているんだよ
(いや、もう終わっているのかも知れない)
コスモスは頭が重いので
ふらふらしながらたっています
彼岸花は
視線が痛いので
ぴりぴりとんがって咲いています
風は平等に
ふいています
花にも
わたしにも
数十億光年さきは
光でだと数十億年かかるけど
心でなら一瞬でいけるんだ
過去だろうと
未来だろうと
心でなら一瞬でいけるんだ
ぼくは心の実力を信じる
心は時空 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
天空爆発
たけし
自由詩
4*
15/9/24 19:18
左手の記憶
畠中ゆたか
自由詩
3
15/9/24 19:15
コンクリートに殺される
凍月
自由詩
3*
15/9/24 17:27
宣戦布告
千波 一也
自由詩
0+
15/9/24 15:47
ときめき思い出、どきどき向日葵、きらきら太陽
komase...
自由詩
2*
15/9/24 13:59
永遠
もっぷ
自由詩
3
15/9/24 13:18
シチュー
〃
自由詩
3*
15/9/24 12:18
ふるーつせれくしょん
未有花
短歌
7*
15/9/24 9:17
秋彼岸
藤山 誠
自由詩
3*
15/9/24 3:06
センチメンタル誤作動
初谷むい
短歌
3
15/9/24 1:00
タカノツメ
藤鈴呼
自由詩
1*
15/9/24 0:54
トリオ
花形新次
自由詩
0
15/9/24 0:06
『秋の夜長』
hahen
自由詩
0
15/9/23 23:55
戦略
渡辺亘
自由詩
1
15/9/23 23:17
帰参
土田
自由詩
2*
15/9/23 23:11
劇 場 Ⅲ
塔野夏子
自由詩
2*
15/9/23 23:07
水をください
Honest...
自由詩
0
15/9/23 22:35
おんなじ
朧月
自由詩
3
15/9/23 22:17
少年と約束をしたホームランあした天気になりますように
北大路京介
短歌
1
15/9/23 22:11
セグウェイの暴走団を結成しあした天気になりますように
〃
短歌
0
15/9/23 22:11
カメラ位置確保するため徹夜するあした天気になりますように
〃
短歌
2
15/9/23 22:11
頬つたう涙の重さは何グラム?
〃
自由詩
2
15/9/23 22:09
屁文字
花形新次
自由詩
1
15/9/23 21:48
ゴーヤの中に
番田
自由詩
1
15/9/23 21:41
君の取扱説明書
北大路京介
自由詩
6
15/9/23 21:24
そばにいてくれるだけでいいからなんて嘘
〃
自由詩
5
15/9/23 21:09
想いはかすれて ①
信天翁
自由詩
2
15/9/23 20:07
うんち文字
花形新次
自由詩
0
15/9/23 19:51
風の中
朧月
自由詩
5
15/9/23 19:44
心でなら
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/9/23 19:38
1808
1809
1810
1811
1812
1813
1814
1815
1816
1817
1818
1819
1820
1821
1822
1823
1824
1825
1826
1827
1828
1829
1830
1831
1832
1833
1834
1835
1836
1837
1838
1839
1840
1841
1842
1843
1844
1845
1846
1847
1848
加筆訂正:
タバコが世界に必要だろうか
/
りゅうのあくび
[15/9/24 0:00]
タイトル改題
帰参
/
土田
[15/9/23 23:47]
でも減らさない、あえてね、あえてって言えば詩人っぽい。から
帰参
/
土田
[15/9/23 23:47]
リフレーンがいちいちクドいよね~
原爆投下を繰り返さない未来へ
/
りゅうのあくび
[15/9/23 20:54]
推敲により訂正
3.94sec.