同じ電車に乗って 毎日同じ汗をかく
風景は少しずつ変わっているはずなのに
同じようにしか見えなくなる 馴れ合い
美しい森に迷い込んで 彷徨って自分を見失っている


煽てられて 舞い上 ...
ミミズク コウモリ モグラ
皆見たことのない者たち
畑も 川も 想像上のものだった
それを
懐かしいというのだ
それを
素晴らしいというのだ
山脈のような背骨も 虚脱感も
みな 苦しい

山頂の光景は
すべてをなかったかのように
消し去ってくれる

メタやそういう条件で
視点を変える
それは
問題をただ消してくれる ...
越後屋と悪代官や金魚玉 六月のソーラーパネル青い眉 六月の匂いでなおる夫婦仲 24日間風呂に入らなかった
スーパースター・ビリー・ミリガンは
包茎だったので
幾重(夏のお嬢さん)にも
チンカスが溜まり
びっくりするような
臭いがしたらしい

これを包茎界では
...
私は上手に
贈ることができない
どうもわざとらしくて
どこか恩着せがましくて
こちらもあちらも
申し訳ない気持ちに

そして上手に
贈られることができない
もらったことに気が付いたと ...
夕焼けが


...
指さしをするよう
誰かが泣いていた、場所を
孤独を落としたままの在処を

甘く過ぎる歴史が
引きずってきたものを剥がす
ことばにすぎないよう

私が誰かだったりした、瞬間に ...
夏の夜、
死者の眼は見開かれたまま
わたしを凝視し
私は、
その濡れた瞳を通して
異界の存在たちを
観ていた

内から内から

内から立ち現れる
それらの眼差し
はまた、
わ ...
「おーい おーい」
と誰かが大声で呼んでいる
ドラッグストアの狭い通路

こんな時 こんなところで
大声で呼ぶ声なんぞ
知らない人に決まっている
振り返ってはろくなことは無い
と知 ...
煙り立つ 干物の匂いが手を招く 我関せずと猫は眠る 今日
何周目かの
京橋駅到着の
アナウンス
静か過ぎる車内
僕とアコギだけが
あった





ゆっくりと動き出す
電車



僕の理想だけが
ホームへ降り立 ...
ドアがひらいて
際限がなくなる
もしかして
なんでもが
ことばで
あらわせるとしたら
ぼくだけで
たりるだろうか
あれも
これも
あそこも
むこうも
ずっとさきも
ずっと ...
捨てなくなった
捨てていたのに
知らねぇ
以上三行適当

痛いことをしないと
痛さを覚えないなんて
知らねぇ
全身砕け散ってもよ
俺は生きるぜ
すげぇ快感の渦に
呑まれて呑み込ま ...
あ。

私が落ちていく。
砕けて粉々になって。
無機質に静かに降る。
消えられないまま、
小さな世界の砂漠になる。

かと思えば
盛り上がる白い砂。
形を成す人型は、
砂から這い ...
―そうよ。
太陽が見えなくなろうが、
地球の軸が曲がろうが、
私には関係ない。

―そう。
私の今は関係ないし、
私の今に関係しない。

―そうね。
きっと私はお尻の針を
人の爪 ...
 まよなかに こえなしで さけびたい
 うたうこと やめて おおきなおとに
 のりこんで さわやかに くらっしゅしたい
 あのばしょへ あのはものへ とびこんで
 あわれなみ なぐさめて  ...
ーちゅるるるーるるー*ー*
繊維を打つような花のワルツが聴こえてくる
※人間二人の姿
同じことをくり返す鳥の話し声には飽きたけど
猿が笑うんだよ、僕は猫そのものだって
やつらに犬をけしか ...
ぼくは雑巾になりたい
雑巾になって絞られたい
愛する妻の手で絞られたい
毎日毎日絞られたい

雑巾のぼくで愛する妻は
ぼくだと知らずに床を拭く
ぼくたちの日日の暮らしのために
毎日毎日 ...
必要なのは
ジャム
バター
チーズ、だ

一度きりって
思ったら
誰だって
分け与えるの
こわくなる

新しいカオを
焼いてもらえる
ひとがいるから
アンパンは
沢山の勇 ...
本がつくのに
TSUTAYAでも
取扱がない
取り寄せもできない
だけど
絶版ではない、トカ。


ほんのう
それは、さんざめく所作である
彼方を巡る途方もない余韻ともいえる

その様なものが今でも、
宙を舞い踊っているのだとすれば
8年と半月、遊び尽くしたんだろう

浮き沈みの記憶も
ことさ ...
ぺたり 貼り付いたのは
ぬらりひょんでも
ぬりかべでも
おばけやしきのこんにゃくでも
ありませんでした

ひやっ とするから
湿布を貼る瞬間のように
あなたは 叫んで
脅える ...
酔っ払って帰ってきて
電気のないほうの壁をペタペタして
ひとり
ほくそ笑む暗闇
今日も
話を振られて
うまく答えず
場を白けさせたシーンだけ
繋いで
ニューシネマパラダイスでずっと涙 ...
荒々し磯の魚を抱くわれ

松籟の涼風に風鈴が鳴く

香に酔い琥珀に酔いてなに叫ぶ

虹色のタナゴ飼たし夢は夏

松葉のような線香花火がはじける
反安保のデモに家族で参加した市民
大尊健さんの
4才の長男右絵留図(ウェルズ:キラキラネーム)くんが
国会議事堂前を行進中に
熱中時代熱中症編で倒れ
自衛隊病院に搬送されたが
父親の健さん ...
空に落ちたんだ
空というよりは
底なし沼だった
どろどろ溶けた
空気がまとって
少し空気抵抗が
かかってたから
ゆっくりそこを
あしでかきわけ
はじめたけれど
ずっとまえか ...
私の目に、
迸る閃光が飛び込んでくる。
その人は、
腕から、
指から、
目から、
髪の毛一本一本にいたるまで
揺るがない何かを放っている。

(触れてはいけない)
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夏休み藤原絵理子自由詩315/7/31 22:40
風景佐藤伊織自由詩115/7/31 22:18
自由詩115/7/31 22:16
越後屋と悪代官や金魚玉北大路京介俳句115/7/31 21:57
六月のソーラーパネル青い眉俳句515/7/31 21:56
六月の匂いでなおる夫婦仲俳句215/7/31 21:56
多重チンカス花形新次自由詩015/7/31 20:21
贈り者やまうちあつ...自由詩015/7/31 18:48
無題TAT短歌215/7/31 18:38
群がるかんな自由詩5*15/7/31 16:58
新生〇アナタを通してたけし自由詩515/7/31 16:28
「おーい おーい」イナエ自由詩15*15/7/31 13:54
猫眠る迷路短歌215/7/31 12:50
僕とアコギ 。溶融自由詩015/7/31 12:37
「ことば」美砂自由詩215/7/31 10:19
むしろ白昼夢の方でお願いします坂之上放肆自由詩0*15/7/31 9:47
nao自由詩2*15/7/31 8:18
蜜蜂と月自由詩2*15/7/31 8:16
くらっしゅ自由詩015/7/31 8:15
新/石器時代アラガイs自由詩10*15/7/31 6:23
雑巾になりたいもっぷ自由詩1415/7/31 4:01
ありがとうやなせさんもり自由詩1*15/7/31 3:45
吉祥寺〜府中自由詩015/7/31 3:26
始終関係散々諄自由詩015/7/31 1:08
古ぼけた道のり藤鈴呼自由詩3*15/7/31 1:01
遠くへ行きたいnemaru自由詩2*15/7/31 0:33
日記レタス俳句0*15/7/30 23:46
ポカリ花形新次自由詩115/7/30 23:01
女の子ったら瑞海自由詩5*15/7/30 23:00
バスタブあおい満月自由詩5*15/7/30 22:10

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