浮世で築いた財の金ぴか
光る像は空のかなたへ信仰つなげ
天から光るのは太陽のような祈りのような
白い雪が螺旋に降りて
駆けあがる道を天までつなげる
祈りが届いたのなら
独り者だとか問わ ...
真鍮製の羅針盤は
あまりにも正確な方角を示し
一等航海士は舵輪をゆっくりと回し
船長は満足な頬笑みを湛えていた
明日は金曜日だから
今夜のメニュウは
特製のカレーライス
久々の上陸に ...
口に出して言えない心に
一体どんな意味があるだろう?
渡せない恋文で屑籠は溢れ
伝えられない言葉なんて
消えて無くなって終わりじゃないか
温めた卵を踏み潰して
醜い吐瀉物が見え ...
クリスマス限定の白いチョコクロがある
でも今日は黒いチョコクロの気分だ
女子大生の隣の席に座ると女子大生はすぐに立ち上がって帰った
たまたまだとは思う たまたまだと思いたい
被 ...
まわりに誰もいない日に
私は少しだけ外に出た
ティッシュペーパーを買うための少しだけの外出
それは なぜだろう 小雨の降るこの寒い日に
本屋で雑誌を立ち読みする私
本も商品も手 ...
いつものように
信号が赤から緑に変わって
歩き出して
家に帰っているよ
まだ君の香りが少し
残っていて
もったいないし寒いしで
窓も開けられずにいるよ
最初はちゃんと感じてたのに
...
鳥が鳴く
鳥が翔ぶ
熱く
嗄れるまで
郊外の神社で
あの頃のポーズ
丁寧なルーティン
約束のドタキャン
工場の横を過ぎた
ブックオフの横を過ぎ ...
私がそう叫んだ瞬間に
母はビルの屋上から飛んだ
最近、大人達がよくビルの上から飛ぶ
1日平均で300人飛ぶ
どこにそんなに人がいるのかと
思うが
そう報じられる
そう報じたニュースキャス ...
呼ぶことのない
部屋のテーブルには
ざくろの 割れた実が ひとつ
むくれている ざくろには
いくつものやみがあって
そのうつろに
赤黒い眼がおさまっている
ざくろの実に
穿かれた口 ...
切りつけた樹皮のような皮膚からの
血の疾走が止まらない。
血は螺旋になった虹のように、
この腕を伝いおりていく。
かたかたかたかた、
血の足音が三半規管を通過して、
押さえられた手のひらに ...
近頃は
スポンジだけ売ってるから
前の日に買っておいたよ
キッチンで一緒に
クリームあわだてたね
絞り袋なんて
使うのはじめてだったから
ちょっと失敗して
大笑いしたね
...
最後には閃光、そしてエンドクレジットになるのだけれど、胃のあたりですっぱくなって、のどの奥から舌の上、牙と牙、唾液のにおい、鏡の向こう、気づいた時にはすでに遅い、そう気づくまえに服を着なきゃいけない。 ...
冬の色をしているものとは他の色を探したけど
他にあるものといえば日差し
その日差しさえどこか高音に瞬いている
命に{ルビ値=あたい}はつけられない
つまりものすごく高価な値って訳だ
生きる値もない奴だって
持っている命の値は計り知れないお宝さ
故に人は高価で尊い
かけがえのない命というものが
こん ...
一時寒くなった初秋が過ぎて
再び訪れた夏日の朝
何を血迷ったか朝顔が起き出してあたりを眺めている
なんか気の合いそうな方が芽ぇ出しとりんさるがな
おみゃさん ひょっとしたらゴーヤさんやない ...
一旦強い言葉を発すると
優しい言葉や
弱い言葉では物足りなくなって
どこまでも
際限なく強い言葉を探してしまう
言い切ったと言う感覚が
後戻りさせなくするのだ
優しい言葉や弱い言葉ばかり ...
君が○○だ!
それは、決して軽はずみに口にしてはいけない言葉
君との距離が遠くなってしまいそうで…
君のその微笑み、その眼差し
君の事が、いつも頭から離れない
気 ...
オルブリヒト将軍に待機命令の電文を打った
戦闘態勢をとれ
ぼくは静かな飛行場に降り立った
そして将軍にもういちど連絡をとった
だれもが運命という深海を逝く潜艦の船底にいた
...
140通を超えた脅迫状
のべ130万人を費やした捜査
肉薄した三ヶ所の現場
狐目の男を二度目撃した捜査員
ヒトラーを殺せ
我等不具者にのみ
可能なやり方で
...
ショートカットキーはcommandQですべてが終了するゆうべ。フードを被ったあの娘は北へ片手運転チャリ走るはしらせる右、手がはなせないからあとでって言うともっとやさしく言ってって言う、思いやりが足りな ...
中村くんとは小学二年のクラス替えのときに出会った
中村くんは絵の天才だった
井の頭公園で学年写生大会があった時に描いた彼の孔雀の絵
僕はそれを観せてもらって圧倒された
画用紙から今にも跳び出し ...
「訓練生が訓練について行けなくなったとき、何が起こるか知ってる?」
「ここでのことに限って、訓練生の記憶が消える、だろ。」
「表向きはそうね。ここを離脱すればここの記憶は自然に消える。もちろん何者 ...
風が大気を弦のように鳴らしている
あるいは木管のように
この大気圏という巨大な楽器を吹き鳴らすのは
人間の息ではなく大風や大嵐である
天上の音楽とはあるいは
宇宙線が宇宙空間を吹き鳴 ...
151222
星新一が書き出したから
君は沈黙を守るのか
それとも新二と名を改めて
書き続けるのか
新国立競技場は森と林のA案が採用された
えー案だからねと ...
待っている
長い夜が明けるのを
波の音を聞きながら
あなたの行方を思いながら
お腹を空かせながら
いつかの歌を口ずさみながら
涙を流しながら
少しずつ命を削りながら
地平線 ...
大分帰省時 駅前で
堂々と 煌めいている 有志に
一瞬 思い出したる
銀河鉄道
勿論 大人気ゆえ
中々 乗ることは 出来ないのですと 囁いて
旦那ニッコリ 微笑みま ...
生きることは単純なことの積み重ねなんだ
難しいことは何もないはずなのに躓く
躓くところから物語は始まるのかも知れない
ただ対処する方法がわからないだけ
たぶん物事に正解はないが解決するちか ...
クリスマス三十枚の銀で売る
クリスマス酸素ボンベが足りません
噂では25日がクリスマス
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
太陽の日
這 いずる
自由詩
3
15/12/24 1:14
捕鯨船長
レタス
自由詩
1
15/12/24 1:10
墨塗りの夜空
凍月
自由詩
7*
15/12/23 22:47
白いチョコクロ
北大路京介
自由詩
2
15/12/23 22:44
今日街で
番田
自由詩
2
15/12/23 22:32
寒い部屋
弓夜
自由詩
3*
15/12/23 21:59
熱く嗄れるまで
吉岡ペペロ
自由詩
7
15/12/23 21:55
お母さん、生きて
opus
自由詩
0
15/12/23 21:21
ざくろ
光冨郁埜
自由詩
11*
15/12/23 21:19
骨のなかの血
あおい満月
自由詩
6
15/12/23 21:00
おめでとう
弓夜
自由詩
2*
15/12/23 20:13
因果律
片野晃司
自由詩
17+
15/12/23 20:07
自由詩
雨へのダブリ...
自由詩
2
15/12/23 19:25
命と塵の話
ただのみきや
自由詩
10*
15/12/23 18:48
二〇一五年十一月二八日 ー ゴーヤと朝顔の物語 ー
イナエ
自由詩
11*
15/12/23 18:40
強い言葉
花形新次
自由詩
4
15/12/23 18:21
言えないよ
Honest...
自由詩
1
15/12/23 16:42
ワルキューレ作戦
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/12/23 15:49
未解決事件簿
〃
自由詩
0
15/12/23 15:26
ショートケーキをカットするショートカットの女の子/即興ゴルコ ...
こうだたけみ
自由詩
2*
15/12/23 14:56
中村くん
たけし
自由詩
6*
15/12/23 14:30
Miz 12
深水遊脚
散文(批評...
2*
15/12/23 12:03
風
葉leaf
自由詩
4
15/12/23 4:59
ショートケーキをカットするショートカットの女の子
あおば
自由詩
7*
15/12/23 0:14
長い夜
瑞海
自由詩
13*
15/12/23 0:12
ななつ星
藤鈴呼
自由詩
2*
15/12/23 0:03
時間、ありますか
梅昆布茶
自由詩
20
15/12/22 23:33
クリスマス三十枚の銀で売る
北大路京介
俳句
4
15/12/22 23:19
クリスマス酸素ボンベが足りません
〃
俳句
8
15/12/22 23:19
噂では25日がクリスマス
〃
俳句
2
15/12/22 23:19
1786
1787
1788
1789
1790
1791
1792
1793
1794
1795
1796
1797
1798
1799
1800
1801
1802
1803
1804
1805
1806
1807
1808
1809
1810
1811
1812
1813
1814
1815
1816
1817
1818
1819
1820
1821
1822
1823
1824
1825
1826
加筆訂正:
こんぺいとうの秘密
/
あおば
[15/12/23 0:10]
詩を書かれ方 を 詩を書かれる方に 訂正
5.95sec.