言えばよかった 過ぎ去ってみてから気づく
言えばよかった 過ぎ去ってみてから後悔を噛み締める
過ぎ去る随分前から
きっときっと後悔するのだと
わかっているのに
動けた例がない ...
きみの夢は軽いけれどもきみは重い
人間ひとりってたいそうな荷物だ
きみを背負うには僕がかぎりなくかるくなければならない
すべてのものをかかえて吊り橋は容易には渡れないものだろう
僕 ...
重みをなくした
他愛もない 愚痴を
オブラートにつつんで
嫁いでいった 一人娘に
しばしばメールしている
卒寿となった おひとりさま
だが 一人娘は 多分・・・
言外 ...
きみ、おちた
黒いひとみだけが さいごまでしずかだった
河の底、四月は冷えて
瞑っていなければ 声がでないのであれば
こわくないところへ連れていって
深い水音が ずっとずっと ...
変態は少ないチャンスを狙っている
普通の人が
そんな時間にいるわけないと思っても
そんな時間だからこそ
いればこっちの思うつぼと考える
じっと息を潜めて
その瞬間を待っているのだ
変 ...
あなたには、
打たれた記憶しかなかった。
言葉の手のひらで、
私の頬や背中や足を、
あなたは何度も打ってきた。 ...
やや黄味を帯びつつ光る宝石が恋しい海を呼んでます、ほら
台風のあとの野原の美しさ触れればくずれ珠の水々
絹糸でつながれた白玉の一番端にわたしをくくる
宝石箱のいくつかはイミテーション ...
小さな島々が集まって
絶景を生み出す
同じものは何処にもない
朝昼夜と変わっていく景色
小さな船大きな船が行き交う
時間の進み方が緩やか
都会の早足な感じはない
笑顔が多い島 ...
西瓜の産地が
北上していく
夏が通り過ぎるのを
毎年スーパーで見かける
多分、今年最後の
西瓜を食べながら
高校野球の
決勝を見ていた
季節というのは
うまく出来ていて
...
綴る 言葉は
うちなるもの
枠の無い無限の大地も
心には持てるものを
空でなく
海でなく
大地でなく
私は 貴方という
果てしない宇宙を
心に綴ってゆく
海は掴んだわたしの足もと
喜べよ波しぶき
明日も生きるわたしを
まぶたが腐り落ちるほど泣いた
朔が満ちて三日後には丁度半分
世話焼きよってたかって混ぜ込んで
できるはあなたへ向かうまじない
善意の蠱毒だ吐くまで喰らえ
あたしの優しさ愛情友情すべて ...
玄関にたくさんシーサー並べてもやけに激しい風が吹いてる
長靴が釣れるわ釣れる爆釣だやけに激しい風が吹いてる
しゃっくりを100回すると死ぬらしいやけに激しい風が吹いてる
まだ、
ここがどこかわからずに
過去のあなたをまっている
朝顔のうすい花弁をさわって、
甘いような気持になっていたあなた
履きつぶした靴ほどにすべてを好きだった
鬱病になった友人を外に連れ出すことに成功したから
バンドメンバー4人で通っていた小学校へ行こうと思うんだ
最寄りの駅で降りたら畦道をゆっくり歩きながら
バックナンバーや自分達の曲をスマホで鳴らし ...
誰かがポケットに手を突っ込んで
枕元を通りすぎてった
灰に染まって焦げた声が
何度も胸に染み込んでく
誰かの言葉が混在している
夜明けと夕暮れは
一瞬だけ同じ
誰かを好きにな ...
風の強い日にも蝶は飛ぶ
気流に乗って巡り
波を越えたり潜ったり
泳ぐようにすり抜けては
喉を潤す 揺れるクローバーに佇んで
ヨットのバーでカクテルでも飲むように
洒 ...
橋立… と 聞いて
直ぐに浮かぶ 有名地
普通ならば 天橋立
此処ならば 橋立の翡翠峡
どっちかって言うと
姫川沿いの 小滝の翡翠峡の方が
有名なのですけれども
...
やわらかな森に、
ゼリー状のものにくるまれて、
ふるふると
うみおとされた
永遠という名の
海鳴り。
俺たちのまえを、
泳ぎつづけるイルカがつきつける
とがった夏の言葉。
そのさ ...
与えられた絶望
真新しい傷に落ちる冷たい涙
嘘だと言って
思い出にならないでと
あなたに叫ぶ
砕け散った心を寄せて
気がふれるまでここにいたい
苦しいだけの現実
...
ひとり部屋
土足厳禁
...
...
線路がつづく理由について
かがやかせる目には、とおくうつる夕日
あなたのものでもないようにわたしのものでもないよ。
虹がきれいすぎて過ぎ去った雨とか
誰かを知ることが傷つくこと ...
肉にめり込み
脳髄に沈み刻まれる
鋼のビート
反復も新たに
冬の鳥は踊り出す
声無き音響の時空を
可憐に哀しく我を忘れ
冷酷に愛しく飛び跳ね
自然に苦しく姿を消し
肉 ...
送別会の帰りにみた満開の桜の樹をおぼえている
というよりそれしかおぼえていない
その日にぼくはケータイをなくした
いわゆる静かな生活がはじまった
目を覚ましてもとくにやることはなく ...
ありがとうを封印してた、
こわさに飲みこまれて
いなくなるばかり考えて
からまったトンネルに吸い込まれていく
からまったとんねるにすいこまれていく
先の細いトンネル
出口までは ...
仕事帰りにめまいがして
錠剤を呑む
俺はもう俺ではなくなった
俺から仕事を抜き取ったら何も残らない
俺はもう何者でもなく
こんな簡単な仕事ですら
調子を崩してしまうなんて
...
いろんな感覚が錆びて
緩やかに死んでく
街に出れば疲れて
ヤキがまわった、なんて
ぼんやり思う
頭に魔法の欠片が残ってて
誰かに秘密を教えたくなるが
その呪文はおそらく
言 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
素直瞬間
komase...
自由詩
4*
15/8/22 12:48
半魚人の夜
梅昆布茶
自由詩
16
15/8/22 11:27
緑門②
信天翁
自由詩
5
15/8/22 11:15
.
4/u
自由詩
5
15/8/22 10:58
変態を知れ
花形新次
自由詩
2
15/8/22 10:57
場所
あおい満月
自由詩
11*
15/8/22 9:58
真珠のうた
そらの珊瑚
短歌
9*
15/8/22 9:26
瀬戸内海
夏川ゆう
自由詩
2
15/8/22 5:27
西瓜
ガト
自由詩
16*
15/8/22 4:02
はじまりの書
〃
自由詩
4*
15/8/22 3:41
夏
Kunisa...
自由詩
0
15/8/22 1:35
恋亡
透
自由詩
1
15/8/22 1:03
玄関にたくさんシーサー並べてもやけに激しい風が吹いてる
北大路京介
短歌
8
15/8/22 0:33
長靴が釣れるわ釣れる爆釣だやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
2
15/8/22 0:33
しゃっくりを100回すると死ぬらしいやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
2
15/8/22 0:33
過去のあなた
はるな
自由詩
2
15/8/21 22:58
とある群馬の1日
1486 1...
自由詩
1
15/8/21 22:57
シグナル結晶
竜門勇気
自由詩
4*
15/8/21 22:30
風の強い日にも蝶は飛ぶ
ただのみきや
自由詩
15*
15/8/21 22:07
ヒスイ
藤鈴呼
自由詩
2*
15/8/21 20:37
やわらかな森に
草野大悟2
自由詩
3
15/8/21 20:33
正しくない永遠
十一月の失敗...
自由詩
1+
15/8/21 19:50
無題
TAT
俳句
1
15/8/21 18:35
〃
〃
短歌
0
15/8/21 18:15
きらきら
かんな
自由詩
7*
15/8/21 17:52
愛娘との訣別
たけし
自由詩
3
15/8/21 15:52
揺れやすいまち
末下りょう
自由詩
6*
15/8/21 11:33
えんでぃんぐ・すぱいらる
唐草フウ
自由詩
8*
15/8/21 6:00
錠剤
葉leaf
自由詩
0
15/8/21 4:02
Rusty
ガト
自由詩
9*
15/8/21 3:14
1812
1813
1814
1815
1816
1817
1818
1819
1820
1821
1822
1823
1824
1825
1826
1827
1828
1829
1830
1831
1832
1833
1834
1835
1836
1837
1838
1839
1840
1841
1842
1843
1844
1845
1846
1847
1848
1849
1850
1851
1852
加筆訂正:
風の強い日にも蝶は飛ぶ
/
ただのみきや
[15/8/21 23:27]
誤字脱字訂正しました。
恋をする夜明けの森
/
りゅうのあくび
[15/8/21 16:11]
遅筆により推敲
2015年のデロリアン
/
るるりら
[15/8/21 8:45]
誤字を訂正しました
恋をする夜明けの森
/
りゅうのあくび
[15/8/21 8:08]
遅筆により推敲
5.32sec.