自称詩人が
プリンターを
手に入れることによって
自称詩の印刷が可能となったため
それをホッチキスで止めただけの
ゴミくずが氾濫し環境問題化している
しかもその自称詩の中身が
環境破壊に ...
間違いだと思っていた正しさを
意地悪だと思っていた優しさを
蚊の鳴くような祈りを聞いた
僕を守る両の腕を払い退ける勇気を
偽憤を溶かす真実を受け入れる力を
朝の光に赦し赦される勇気を ...
僕の今夜のスケジュール
ぜんぶダメにしていいから
会いにおいでよ
なんて
ほんとは自分が会いたいだけ
なんて
言えない
こんな
煙のようないとしさも
いつか空に吸いこまれる
よ ...
公衆便所の落書きを
ずっとお日様だと
思っていた
だって
アソコだとしたら
デフォルメが
過ぎるじゃない
それに
お日様に向かって
射精する
そんな不敬極まりないも ...
ただしいのか
ただしくないのか
そんなことばっかりきにしてる
だれかの目と
だれかの声ばっかりきにしてる
つまらないけど
いつのまにかそれが基準なんだよなあ
ばかみたいだけど ...
こりゃたまらんって言われるほどグッとくるフォルムの貯金箱になりたいんだっていうのにどうにもお金が貯まらないタイプはぁ〜背が高くてぇ〜隣にいて安心する人かなぁ〜なんてお茶ならぬスープが濁る原因は沸騰に決 ...
本質、つまり
自分の恥部を
人前に晒したいという欲求が
他の人々に比べ
極めて強いという点において
両者は同一と言ってよく
従って自称詩人のハンドルと
AV女優の芸名が
似てしまうのは ...
あなたはゼラチン体質
脳みそが半透明
よくわからない言葉を発する
あなたはゼラチン体質
全体的に粘着質
ねちゃねちゃ音を立てて動く
ゼラチン状態のあなたは
なにを言ってもすまし顔 ...
〈
夜の森に
一人分け入り
いつしか
方向感覚を失い
冷えていく身体
噴き出す脂汗
空気もんわり動かず
渦巻き出す暗闇
意識 拡散し
存在感覚 失い
...
精神科で診察を待っていると
世界の涯てまで来ちまったなぁと思う
しゃがんで煙草を吸う少女
無気力な眼で空を見つめるおばさん
この風景の中に私もいる
悲しんでも悲しんでも
時間はもとに戻 ...
冬が嫌いなのは
寒い夜に
暖かい思い出ばかり
思い出すから
父は
猫と一緒に
いつまでも
コタツに座っててくれると
ずっと信じてた
換気扇がぶっ壊れて
機関車みたいな音がする
台所であなたと目を合わせたら
困ったような笑顔がどこかへ旅立つ
暮らした年月を
思い出させるすべての劣化
年をとったわね
夜
...
真夏の鳥取砂丘には
ただ一本の樹さえなく
にぎわう人と数頭のらくだの黒い影を
その茶色の肌にゆらしていた
運動靴を履いてきたけれど
砂に足をとられて歩きにくい
切れる息
額から滴る汗 ...
少女の形は生まれたままに
触れれば崩れる可憐な花の
可憐を装う自己愛のままに
私の形は生まれたままに
触れれば煤ける奇妙なかさの
可憐に為れない泥臭さを愛した
わらうことを忘れれば ...
成る可く期待しない
成る可く絶望しない
成る可く夢を見ない
成る可く流行りを気にしない
紙クズのような逃避の欠片を
無理矢理貼り合わせたそいつを夢などと呼んでくれるな
ぽろぽろ零れる口 ...
がんがんがん、
ぐぉーん、ぐぉん、ぐぉん、
薄紫色の法衣を着た僧が
正座し
鵺のような奇声を発して
バタラ経を詠む
向かって正面の祭壇は、
ぐちゃぐちゃのアルミ箔で飾られて
蟹 ...
ひとつまみで
一生を切られてしまう虫けらは
気の毒だがね
わたしら人間の縄張りに
勝手に入り込んでしまったのが
運のつき
虫けらと
わたしらの共通点は
命のあること
早い ...
(即興1)
一編の詩を絞り出して一杯のオレンジジュースを飲み
コートを羽織って散歩に出ると
何故か月はいつでも山の端ぎりぎりのところに飾ってあった
研ぎすまされて
あまりに細く
落 ...
好きと言っても
想いの届かぬ
ひとを想う
心には深い
想いと寂寥感
新しい魔球を早く試したいあした天気になりますように
イヤイヤの社員旅行で拾う栗
太ももの瘡蓋はがし虚栗
二月堂
夕暮れ眺め
妻と往く
雲白肉
続くピータン
ハタの清蒸
東坡肉
締めは炒飯
浜辺の砂がキシキシと鳴る
天国の階段を昇り
ノックをすると
やがて現れた番人のような
存在は真っ白輝いていた
影は何処にもない
直観は脳髄に走った
来てはいけない世界
案内を受けて
入った神殿には
...
ししとうが手紙を読んであげると
先生は眩しいの顔になり
こめかみあたりを叩きながら
ちゃんと録音できますようにと
くり返して呟きはじめた
それは明らかに邪魔だったが
録音のことを考えると
...
酸性ガスと
アルカリガスの
満ちた路を彼らは
サイレンの響きに誘われながら
長い行列をなして
飽くこともなく歩き続ける
彼らに与えられるのは
社員食堂の定食の喜びだった
昨日はデミ ...
ゆらり ゆらゆらと
泳ぐ魚たちは
英霊たちとともに深海を彷徨い
拠り所をさがしていた
命の点滅をさがしながら
大きく口を開いては
暗い海底を彷徨う
彼らは決して浮上することなく
...
それは病理の感情
刹那的は喜びがエネルギーを放出する
我ら生き抜くために今日も病んでいる
未来に恋する現実は重労働を国民に課す
100年後、今の時代は何と名付けられるだろう
この病理と生 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
キンタマ王子、プリントアウトする
花形新次
自由詩
1
15/11/19 23:52
遮光
あなろぐ時計
自由詩
3
15/11/19 23:44
焼けてしまってどこにもない
ユッカ
自由詩
3
15/11/19 23:39
夕焼け、アソコ色2
花形新次
自由詩
0
15/11/19 23:22
基準値
朧月
自由詩
1
15/11/19 21:54
たまらない貯金箱/即興ゴルコンダ(仮)投稿.89
こうだたけみ
自由詩
6*
15/11/19 21:21
キンタマ王子、本質をつく
花形新次
自由詩
0
15/11/19 20:52
ゼラチン体質
wakaba
自由詩
4*
15/11/19 19:56
〈ある〉のエロスー新生する記憶
たけし
自由詩
2*
15/11/19 19:34
世界の涯て
渡辺亘
自由詩
9
15/11/19 19:09
炬燵
ガト
自由詩
4*
15/11/19 16:59
夜汽車
〃
自由詩
13*
15/11/19 16:51
すなやま
そらの珊瑚
自由詩
15*
15/11/19 16:25
道化
あなろぐ時計
自由詩
3
15/11/19 14:55
成る可く
〃
自由詩
1
15/11/19 14:54
バタラ経 ☆
atsuch...
自由詩
2*
15/11/19 11:27
みかた
千波 一也
自由詩
4
15/11/19 10:57
月への軌跡
香椎焚
自由詩
2
15/11/19 4:34
届かぬ想い
薫子
自由詩
2
15/11/19 2:25
新しい魔球を早く試したいあした天気になりますように
北大路京介
短歌
3
15/11/19 1:23
イヤイヤの社員旅行で拾う栗
〃
俳句
3
15/11/19 1:23
太ももの瘡蓋はがし虚栗
〃
俳句
1
15/11/19 1:22
黄昏
レタス
俳句
0
15/11/19 0:31
中国膳
〃
短歌
1
15/11/19 0:26
旅先に
〃
俳句
0
15/11/19 0:15
審判
〃
自由詩
2
15/11/19 0:10
録音
桶谷
自由詩
1
15/11/18 23:36
化学工場
レタス
自由詩
3
15/11/18 23:33
深海
〃
自由詩
1
15/11/18 23:12
日常
鷲田
自由詩
2
15/11/18 23:07
1815
1816
1817
1818
1819
1820
1821
1822
1823
1824
1825
1826
1827
1828
1829
1830
1831
1832
1833
1834
1835
1836
1837
1838
1839
1840
1841
1842
1843
1844
1845
1846
1847
1848
1849
1850
1851
1852
1853
1854
1855
加筆訂正:
無に芽吹く意・伸縮
/
ホロウ・シカエルボク
[15/11/19 13:59]
一部誤字修整。
6.64sec.