記号のような体を結んだ夜を
心とはよべない
わたしたちの命が
わからないどこかで燃え尽きてしまう
祈りがなみだのようにあふれだした
おんなたちは 4つの虚偽をつくるのが 得意だ。
ひとつは、顔。
毎朝、 鏡の前で 自分の顔を無くしてしまう。
ひとつは、胸。
鋼入りのブラジャー、あるいはパットやらで、
時には、 ...
150817
私たちが全米一位のミュージシャンです
ちんどんちんどんまことに淑やかシャナリと鳴らす
全米とはお米のことではあるまいか
疑り深い私たちが鎮問屋を問い詰 ...
唇が口笛が造形する
音響銀河
銀のヒビキ
波紋広げ渦巻く渦巻き
疼く身体
降りしきる雨に
疲労し尽くしながら
既に放擲された己
絡みつく白腕払いのけ
欲望を
情熱を
衝動を ...
夏好きの二人は
日が長くなっただけで嬉しくて
8月の終わりには毎年
嫌やなあ
寂しいなあって言い合う
馬鹿みたいに同じことの繰り返し
だけど大事なことだから二回言う
嫌な ...
お盆に
死んだ父のお膳を作ってると
嬉しそうに母が何度も言ってたけど
何度も言い過ぎてるうち
かぼちゃが焦げた
台所で小さな落胆の声が聞こえる
私は父の写真を見上げて
「なあ、かぼち ...
蜂蜜のような
とろりとした甘い眠りに
落ちる瞬間を感じたい
そう願いながら
毎夜布団に潜り込む
眠りの淵でゆうらゆうら
もう少しで
あと少しで
手が届きそう…なのに
まるで暗 ...
君は温度のない目をしてる
君は味気ない舌をしてる
君は苦しそうに委ねてる
君は子供のように泣いている
不自由なままの楽園で
君は心をなくしてる
狂っ ...
夏の暑い日差しの中に佇む古いビル群
道路の照り返すビルの窓硝子の中
子供たちの笑い声が蝉の音とともに響き渡る
外には溶けかかったコンクリートの街並み
蝉の音を抱え込んだ街路樹
呟きが聞こえる ...
こがねいろの扉が
花にふさがれている
ここは何処なのかと
首をかしげている
くゆる くゆる
くゆ るく ゆる
白湯のなかを
ゆるく ゆるく
午後は廻る
...
最近あまりこれ大好きー!これ大好物ー!な作品にめぐり逢えてないけど視点を変えて
ジャッジ 裁かれる判事
(監督)デヴィッド.ドブキン
2014/アメリカ
レンタルDVDで鑑賞、 ...
せみの大合唱
だるい
こんな日はお空にとけるねん
おろかな祈りから一つの美しい行為が生まれるなら
それは時のなかにいつまでも溶けていく宝石
私は、怖い話や怪談が大好きだ。もしかしたら、詩よりも怖い話や怪談が好きだと言っても過言ではない。怪談関係の作家に、怪談史家・小池壮彦(こいけたけひこ)さんと言う方がいる。その怪談を前後の歴史から読み解 ...
パン屋の軒先に
フリーペーパーと一緒に
ご自由にお取り下さいと
置かれているパンの耳
ビニール袋にどっさりと
持ち上げ少し多いなと思いつつ
買った惣菜パンより重たいなと思いつつ
その ...
ひとはプライドで生きている
それはある種の破壊衝動だ
破壊のあとには再生がある
それはある種の幸福の歴史だ
破壊と再生は連続している
ならばプライドで生きていこう
...
今日は朝から雨だけど
年に一度の特別な日
もうあれから何年も経つなんて
信じられない
この日のために
今までで一番努力した
ということを毎年のように言っている
少しでも綺 ...
かなかなと告白できぬ帰り道
洗ひ髪束ねて一人待つ始発
きりぎりす機嫌よろしく朝帰り
快晴の空は幾度となく再帰する
私達もまた無限に相見えるだろう
龍はずっと永い夏の中に棲んでいる
恩は怨と混じりあい、互いに何の区別もなく
ただ清々と歴史を刻んでいく
快晴の空よさようなら ...
私は沖縄がこれまで
領土としてしか考えて
来られなかったことを
深く遺憾に思っています
沖縄の人々
沖縄の自然
先ず最初に沖縄に対する
思いがなければ
もう、沖縄の人は
何も ...
わたしがギターを弾く
それはね、お金を稼ぐため
カンをわたしの前に置き
道行く人に曲を弾き語る
立ち止まってくれる人は数少なく
わたしのカンの中も銭が少ない
生活するためにはこうす ...
堕ち続ける夢をみるのはこれがはじめてでもない
ときどき浮遊する夢もみるが
たいがいは堕ちている
奈落に底が在るとしたらいつそこにたどりつけるのか
それとも俺は横方向に無限に移動している ...
音楽を聴き疲れた頭で
街を徘徊すれば
音楽の無い静けさのある場所を求め
昔行っていた場所の 中華料理屋へ向かう
店員は私のことを忘れていた
それにしても
安くておいしいことには変 ...
どこでもドアは空想の話
ここでもドアは現実の話
あそこでもここでも
簡単に開かないドアばかり
行きたい所に行けるのは
どこでもドア
生きたい姿じゃ開かない
ここでもドア
次のニュースです
警察庁は高速道路での覆面パトカーを
全面廃止を検討していると発表しました
不正を暴く警察が
人を騙すようなことをしているのは
子どもの教育に良くないと
速度違反をしたモン ...
歩いても歩いても道だけが続き
自分が何処にいるのかさえわからず
そして誰もいない
歩き始めた時は家族や友人がいた
僕が歩くのが遅いから
みんな先にいってしまった
今は僕一人だけ
歩き続け ...
なにもしていない。
けれどこの手は何かを求めている。
白昼夢のなかで、
この右手は、
人混みを漁る。
ぶつかった誰かの
心臓に手をのばし ...
先の大戦で
あなた方を
植民地という
謂わば奴隷国家とも言える
屈辱的な立場に
追い込み
未だに
それに対する恨みを
活力源としなければ
やっていけない
哀れな国にしてしまったこと ...
おれには帰る場所がない
歌っているけれど
なぁに、あんた
逃げただけさ
雲の切れ間から
お天道様が言う
おれには帰る場所がない
南口の広場には
まん丸に肥えた鳩がいる
痩 ...
眼下の川では子供たちが裸ではしゃぎ
遠く茶褐色の岩峰が冷たい灰色の空を背景に連なっている
僕はゆらゆら揺れる色褪せた肌色の廃棄バスの屋根の上
何とかバランスを取りながら何度も落ちかけ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
祈り
はるな
自由詩
2
15/8/17 22:07
4つの虚偽
南無一
自由詩
0
15/8/17 22:06
全米1位
あおば
自由詩
4*
15/8/17 21:54
内なる宇宙〇無私の意識
たけし
自由詩
5*
15/8/17 20:33
夫婦
ガト
自由詩
12*
15/8/17 20:21
かぼちゃ
〃
自由詩
5*
15/8/17 20:14
はちみつ
猫の耳
自由詩
2
15/8/17 20:08
楽園
十一月の失敗...
自由詩
1
15/8/17 18:02
たそがれどき
……とある蛙
自由詩
6*
15/8/17 16:24
庭めぐる庭
木立 悟
自由詩
3
15/8/17 8:33
淀川長治に憧れて(2)
末下りょう
散文(批評...
0*
15/8/17 8:25
夏の日
殿上 童
自由詩
10*
15/8/17 2:04
存在様式
ハァモニィベ...
自由詩
2*
15/8/17 1:46
幽霊は、足跡を残す。
梓ゆい
散文(批評...
2
15/8/17 0:30
パンの耳
灰泥軽茶
自由詩
2
15/8/16 23:57
ひととプライド
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/8/16 23:39
記念日
瑞海
自由詩
3*
15/8/16 22:21
_
つむじまがり
俳句
0
15/8/16 22:20
永い夏
2012
自由詩
2
15/8/16 22:08
自然
花形新次
自由詩
1
15/8/16 22:01
もの弾き少女
じまさん
自由詩
2
15/8/16 21:35
奈落
梅昆布茶
自由詩
10
15/8/16 21:03
2015 サマーソニックの終わりに
番田
自由詩
2
15/8/16 20:40
ここでもドア
イオン
自由詩
1*
15/8/16 20:16
背面パトカー
〃
自由詩
3*
15/8/16 20:14
夏のおわり
リィ
自由詩
0
15/8/16 20:03
火花
あおい満月
自由詩
10
15/8/16 19:39
アイムソーリー談話
花形新次
自由詩
0
15/8/16 16:42
逐電ブルース
もり
自由詩
2*
15/8/16 14:19
被存無垢(改訂再録)
たけし
自由詩
7
15/8/16 12:48
1818
1819
1820
1821
1822
1823
1824
1825
1826
1827
1828
1829
1830
1831
1832
1833
1834
1835
1836
1837
1838
1839
1840
1841
1842
1843
1844
1845
1846
1847
1848
1849
1850
1851
1852
1853
1854
1855
1856
1857
1858
4.29sec.