驚くほど
貧乏くさいこと書いて
よく恥ずかしくないもんだ

リアルに貧乏だったとしても
もっとゴージャスに
グラマラスに
書けないもんかね
って、少なくても
ネットに書き込む金はあん ...
鉛筆の芯を、削る。
何処までも鋭く、削る。
(誰かを傷つけるのではなく)
{ルビ褪=あ}せた現実に、風穴を空ける為に。  
十月の空 軽やかに
抜け落ちた天使の羽根
青へ青へと沈んで往った
解かれながら天の淵へと

いっせいに湧きかえる小さな羽虫たち
凝縮された生と死が充満した宇宙 裂くように
歩いて往く 衣 ...
空になった孔の底から、
風が吹き抜ける声が聴こえる。
喉の奥が苦しくて、手を伸ばす。

(届かない、でも感じる) ...
左手の小指にまわるトパーズがいつかの夏の空をなぞりて。

一抹の不安枕に眠りゆく終電までの線路の軋み。 ...
飯場に着くと、俺たちは襤褸雑巾のようにへたり込んだ。ねばい汗が皮膚に不快に絡みつき、作業着は雑菌と機械油の混合された臭いを放っていた。風呂は順番待ちだし、俺たち人夫は泥のような湯船に浸かるしかな ... 名付けなさい
君を縛る暗闇を
君を閉じ込める闇の正体を見極め
君自身が
名付けるのです

例えば
「コウモリ」
と名付けたら
君の闇からコウモリが
切りとられた影絵のように
現れ ...
キンタマが痒いのではない
キンタマ袋が痒いのだ
キンタマに罪はないのだよ

王子はそう言うと
シンデレラに
そっと
口づけしました
秋空には

はぐれ雲が多い

悠々と明るい

残骸のようでもある

切られても切りつけられても

青空があるからこそはぐれ雲


約束をしてもはぐれ雲

予定を告げてもは ...
緑が輝いている
木立の葉、群れて揺れ
光を透かし、風に舞い
緑が燦めき燃えている

辺り一面、辺り一面

何て懐かしいのだろう
まるで
異界に居るようだ
キャンバスにぶちまけられた
黒い染みは
ロールシャッハテストの染みではなく
怒りの沸点を超えた悪意の染み出たものです

俯瞰して眺める自分の視点は
この惑星の遙か三萬キロ上空にある
季節 ...
提灯鮟鱇の雄は
雌より大分小さくて
交尾したらそのまま
張り付いて同化してゆくと聞いて
蟷螂の話以来にたまげた
溶けてゆく、ってのがいい
おれもできれば
この闇を一緒に泳ぎきれる
そん ...
 そのときそれほどピンとこなくても、似た者同士の魂は引かれあう。そんなことが確かにあるのだと思う。澄花さんの半生は思ったよりは平凡なもので拍子抜けしたけれど、抱かれた余韻もあって少し夢心地で、いちいち ... 通勤電車の中の人々は
何者でもない
父親でもなければ
サラリーマンでもない
家庭と仕事のどちらにも属さない
ひたすら窓外がまぶしいだけの
振動が心地よいだけの
空白の時間に漂って ...
太陽は無数の光線に変わりながら急速に変化していく季節に強い陰影を塗りつける、空を目指していた草花たちが運命に漂白され、緩やかだった風は翻る、それまでそこにあった、生命の象徴のような温度を拭い去 ... 今が幸せだから
これから訪れる幸せや
過去の幸せが
ちっぽけに見える
今が幸せなんだから
それでいいじゃない
昨日から勝負パンツ履きっぱなしあした天気になりますように さんたさんあめにぬれたらかわいそうあしたてんきになりますように 権藤を休ませてあげたいけれどあした天気になりますように もしも 君が
特定の海女とのベッドインを希望するのならば
目的の海女、その同僚の海女達にも絶対に狙いを打ち明けてはならない。
Because 言うまでもないことだが海女の仕事とは
「アワビが喰 ...
けんかした
言ってはいけない言葉をたくさん言った
殺してやろうとおもった
言葉で

あなたがでていくのを押しとどめて
出られないようにして
ぶつけて
ぶつけて 言葉を

傷つけてや ...
ヌンワは、シーラカンス・ダイオウイカ・リュウグウノツカイなどの深海生物を原料に、様々な調味料と合わせて練りこみ、竹や金属の柱に巻きつけ焼くなどの調理を加えた食べ物。琉球古武術で武器としても用いれられる ... 少し寒い季節になったら
愛おしくなる気持ちがある
簡単には掴めない黒い気持ちと
表裏一体なので
この気持ち達は
赤赤く丸みを帯びた
知恵の実のように
私を堕落させていく

ほ ...
意志の炎は愚かな星で死亡します

それは重要なことであった

従って、私は2回言った


{引用=
馬鹿であるもの あなた ダイスをする星?
なにが愚かであるか あなたがダイスを ...
くすんだ壁に前頭部を密着させる
壁に対して約1m歩幅を確保する
引かれたほうの足の位置に両足を揃え
両腕を脇腹に沿わせて 全身を硬直化する
床、壁、男、その3要素で三角形を形成する
バイ ...
小さなスミレには
思い出の全てが 詰まってる

ずっと 土の中で
温まって 居た 気持ちが

真夏を迎える 直前
花と化して 艶やかさ 増した

鮮やかで 冷たすぎる 水滴をも
...
様々なリキセン走り
様々なオト鳴り
造形される界
螺旋に躍り
響きの内
輝き増し
意識明晰に
自愛執着捨て
生成消滅し新生
神聖な時の進展する

今も不断に在るモノ、新た育ちつつ ...
キンタマがデカイことに
何の意味があるのか
奥さんにもよく分からない
満月踊り狂う木曜日に
ブロッコリーを茹でたらもり
もりもりもり
みどりの森が鍋からあふれ出し

ああ気がふれるほどあふれ出しもり
もりもりもりもり
森みどりの森くらい森こわい森
みどり ...
こんなにも青い空
中国で大人気の青い空
今までのドブ色が
嘘みたいに
清んだ空
それは、私が授かった
新しい命のおかげ

ほら、ごらん
空が
あなたを
あなたと私を
祝福してい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
貧乏くさい奴がキライ花形新次自由詩115/10/7 22:31
色鉛筆   服部 剛自由詩515/10/7 22:02
秋・反羽化ただのみきや自由詩16*15/10/7 21:44
青空あおい満月自由詩815/10/7 20:49
リング短歌3*15/10/7 20:42
出稼ぎ人夫山人自由詩4*15/10/7 20:10
名付けなさいLucy自由詩22*15/10/7 19:57
キンタマ王子、かくのを止める花形新次自由詩215/10/7 17:40
はぐれ雲吉岡ペペロ自由詩515/10/7 17:09
午後の奇跡たけし自由詩315/10/7 14:45
老人の悪意……とある蛙自由詩6*15/10/7 10:52
提灯鮟鱇もり自由詩2*15/10/7 10:13
Miz 7深水遊脚散文(批評...2*15/10/7 5:53
通勤電車葉leaf自由詩215/10/7 4:24
ネバーランドホロウ・シカ...自由詩3*15/10/7 0:45
今だけリィ自由詩015/10/7 0:04
昨日から勝負パンツ履きっぱなしあした天気になりますように北大路京介短歌715/10/6 22:28
さんたさんあめにぬれたらかわいそうあしたてんきになりますよ ...短歌115/10/6 22:28
権藤を休ませてあげたいけれどあした天気になりますように短歌2*15/10/6 22:28
あまのくどきかた自由詩215/10/6 22:24
闇汁朧月自由詩415/10/6 21:51
ヌン○北大路京介自由詩215/10/6 21:45
林檎 Ⅱ瑞海自由詩4*15/10/6 21:37
大事なことなので2回言いました北大路京介自由詩415/10/6 21:10
ふなれな暴動末下りょう自由詩0*15/10/6 20:32
すみれ さいた藤鈴呼自由詩1*15/10/6 20:28
メタモルフォーゼたけし自由詩415/10/6 20:12
キンタマ王子、三行詩を書いてみる花形新次自由詩215/10/6 20:11
もりふるる自由詩10*15/10/6 20:09
産後の空花形新次自由詩015/10/6 19:57

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加筆訂正:
秋・反羽化/ただのみきや[15/10/7 21:58]
最後から三行目「小さな蜘蛛」を「おまえたち」に変えました。
3.77sec.