牛タンを
鉄板越しに妻をみて
にんまりと
頬笑むくちびる
濡れる夕食
「暴力的な愛を掲げて愚劣な民が行進をしている」彼等の真実はあまりにもステレオタイプだから、俺のスピリットは勃起しない、蟻が巣に食物を運ぶような勤勉さがステージを上げるわけじゃない、そこには必ず目的 ...
悩む
何を信じ
何を疑うか
叫ぶ
どうしようもない
掻きむしりたい
苦しみに塗れて
生活する中で
信じられることは
もちろん
誰でもなくて
たった一つ
君の ...
待ち合わせ
時計をみれば
3分遅れ
バスは来ない
焦る心臓
上水の川のほとりの桜水食堂
銀だらの照焼の匂いがする厨房から出てきた
おかっぱ頭の彼女は紅い鼻緒の下駄を鳴らし
橋のたもとのオレンヂ色の街灯を灯す
近くの洋館に咲くタイサンボクが薫る街の角 ...
あの路地を曲がれば
糸杉の垣根がみえてくる
トマトを見つめる匂いのなかで
ぼくは牛乳を買ってくるのを忘れた
たどった路を戻りながら
牛乳 牛乳とつぶやいた
こんな時間に牛乳屋はやっ ...
もろみの薫り漂う街に住んだことがあった
二両編成の電車が走る街
午前2時に仕事を終えて
少しアンモニア臭い
チャルメラを食べる儀式が日課だった
あらゆる生物は眠りにつき
ぼくとチャルメ ...
夜の布に包まれたような感覚
ここから逃れたい
けれども
どこへ行けば良いのか
私には考える時間がなかった
砂のように
時間が過ぎてしまう
私はいつも夜にいるのだ
そうして車の走る通 ...
最近 気になる 乙女を見かけた
木に成っている 訳ではないが
白い肌は 美しい
芳しさが 届く程 近寄れなかった日々
棘のような 細かな葉先
切っ先 鋭い 捨て台詞で
笑い飛ば ...
夜が皮を剥いで、
真っ赤な朝を迎えたような傷が、
手のひらに滲んでいる。
あなたは見えないナイフを手に私を傷つけた。
...
姉の夢の中で兄は死んだ
復活の予兆だ、と姉は笑った
病院の先生に難病指定だと言われた、と兄も笑った
消費社会、大量消費社会
消耗、消滅、穀潰し
受け取るだけで
貪るだけで
自分から何もお返ししない
それが嫌で
生産的になりたい、と思った
実際のところは単に
排出
し ...
継ぎ目もなくすきとおる
うしろすがたのような青
とおくからきた風がとおくへとぬけていき
休日のざわめきや
かすかにひびく水音や
何重奏もの葉擦れを
はこんでいく
ふと見る枝に
リボ ...
年に一回会えるかどうかで
素面をまるで見たことがない
おんしゃー飲みゆうかや!
にゃあ!
知っちゅうかや、にゃあ?
猫もこたつを出て行くほどに猫
みかん ...
グラスの中に
ひとかたまりの雲が浮かんでいて
グラスの底へと
静かな雨を降らせている
夜になると
そのグラスの水底から
地球がひとつ
生まれでる
うまくやってやろうとすると
どうして自分がいやになるのだろう
自分の顔をおきにいり登録できない
人がふえているらしい
まだまだつきあってかなきゃならない
自分だからすこし
大切にし ...
樹上の葉が
地面の落葉に言った
「下からの眺めは最高でしょう!
こっちは旋毛しか見えません!
何色だったか ぜひとも
教えてくださいねー!」
落葉は咳払いを
ひとつ
上に向って ...
少し疲れている
何かしなくては、と思いつつ
無情にも日は暮れる
「やいやいお前さん、いいかげん
ちっとは力を抜いたらどうだい」
そうやってなだめてくる
どこぞの誰かと
...
朝は眩しい
昨日の出来事は夢と共に去っていき
見えるのは清々しい
外の景色
光が窓から差し込み
新鮮な空気が溢れる
おはよう
おはよう
という声が聞こえれば
皆、それぞれ ...
プラスになろうなろうと
生きよう生きようと
前に進もうとするの
それでも気がつくと
押しつぶされるように重なるストレス
ベクトルの合力はゼロをこえマイナスへ
プラスになろうなろうと
...
よる
世の中の
つくりが
つかめず
来る
狂おしさの
ひかりと
ひかげ
無言の
怒り
身を衝いて
無限の
祈り
みおの果て
朱の映える
あの海の
離宮を
帆を張って
目指そう
天の
ご機嫌悪く
空は
毎日 毎日
泣模様
ある冬日の
前の秋の日に
想いを廻らし
朱の中を
歩く
その日 ...
森の中に暮らせば
なんとか
いきていけると
思ってた
怖い人の群れから逃げれば
大地が優しくしてくれると
誰もいない
静かな町には
誰もいない
風が吹く
それ ...
待ち合わせ待つドキドキが心地良い君の笑顔が徐々に近づく
バス停でバスが来るのを待っている隣の人と季節の話
湖に映った景色幻か自然が作った大きな鏡
眼鏡置き置いたことさえ忘れてる眠い目 ...
私のお父さんの仕事は
箱舟を作ることです
むかし、ノアとその家族と
さまざまな動物たちが乗り込んで
洪水から生き延びたという
あの箱舟です
いつ来るとも知れない洪水に備え
お父さんは毎日 ...
突然の驟雨に匂い立つ森が私を呼んでいる。
どうしようもなくお前たちに会いたいがそれが出来ない。
胸苦しさが止まらない。
次に生まれてくるなら私は森になりたい。
何かに生かして ...
あなたには確固とした道があり
立派な道標もある
でもそれはあなたの道標
私のではない
あなたの道標では
私の道は歩けない
どんなにおぼつかない足で
曲がりくねった道を歩いていたとして ...
詩とは日常のなかの
些細な疑問であったり 好奇心である
たとえば植物の種子のように
風にさらわれ二度ともどらないもの
炭酸水のように底のほうから発生して舞いあがり
はじけて霧散してしまう ...
世話好きな暮らしを離れて
夜更かしの日常に
浸りきる
お節介な暮らしを離れて
自堕落な寝床に
根を生やす
まわりの奴等はといえば
どいつもこいつも
似たようなもんで
...
正しくなくていいんだけど
ちょっとそばにきてほしい
優しくなくていいんだけど
背中に手をあててほしい
たぶんそんなことだけど
だれにもあるとおもうんだ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
焼肉
レタス
短歌
1
15/11/17 23:27
無に芽吹く意・伸縮
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
15/11/17 23:21
無題
瑞海
自由詩
2*
15/11/17 23:19
バス停
レタス
短歌
0
15/11/17 23:19
橋
〃
自由詩
6*
15/11/17 23:06
ジョバンニ幻想
〃
自由詩
4
15/11/17 22:49
錆びた街
〃
自由詩
4
15/11/17 22:33
夜
佐藤伊織
自由詩
2
15/11/17 22:31
高砂百合(たかさごゆり)
藤鈴呼
自由詩
3*
15/11/17 22:17
パズル
あおい満月
自由詩
8
15/11/17 22:09
復活の呪文
徘徊メガネ
自由詩
1
15/11/17 21:56
僕は何を受け取る事が出来るだろうか?
凍月
自由詩
5*
15/11/17 21:36
「むすぶ」
小夜
自由詩
4
15/11/17 20:24
土佐のおんちゃん
もり
自由詩
0
15/11/17 20:07
卓上の神話
塔野夏子
自由詩
3*
15/11/17 20:02
お気に入り登録
朧月
自由詩
1
15/11/17 19:54
秋の高尾山 男たちへのレクイエム
もり
自由詩
2*
15/11/17 19:39
がっぷり四つ
〃
自由詩
0
15/11/17 19:21
朝
鷲田
自由詩
1
15/11/17 18:57
無題(仮題:生のベクトル)
天竺葵
自由詩
0
15/11/17 18:55
みおつくし
シホ.N
自由詩
3
15/11/17 18:31
冒険に!
薫子
自由詩
1
15/11/17 17:56
ビーイング
野澤 尚也
自由詩
1*
15/11/17 16:23
待ち合わせ
夏川ゆう
短歌
0
15/11/17 15:56
箱舟
やまうちあつ...
自由詩
4
15/11/17 15:22
曇りの日
ヒヤシンス
自由詩
10*
15/11/17 14:16
無題(仮題:道標)
天竺葵
自由詩
2
15/11/17 12:54
散文・詩とは、
w.tsub...
自由詩
3
15/11/17 12:43
問うてはくれない人もある
千波 一也
自由詩
6
15/11/17 11:57
まなざし
朧月
自由詩
1
15/11/17 11:56
1792
1793
1794
1795
1796
1797
1798
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1800
1801
1802
1803
1804
1805
1806
1807
1808
1809
1810
1811
1812
1813
1814
1815
1816
1817
1818
1819
1820
1821
1822
1823
1824
1825
1826
1827
1828
1829
1830
1831
1832
4.91sec.