しかくい夜のなかに
青ざめた月が座っている
どうしたらこの空を落とすことができるだろう
眠る 鳥たちを起こさずに
さよなら
あたらしい街で
あたらしい夢を踏んで生きていく
その子はただ生きたいと泣いている
地球のはるか彼方で
戦火に追われ 飢えに苦しみ
泣いている
宗教は知らない
その子が何の神を信じていようと
たぶん 信じない
でもその目から口か ...
バスを待つ時間が
どうしようもなく
無駄だと感じたキンタマ王子は
思い切って
ズボンを脱いで
下半身を露出してみた
するとどうだろう
隣に並んでいた
JKもパンツを脱いだではないか ...
嬉しいとき
悲しいとき
歌がある
一緒に過ごす歌がある
寂しいとき
楽しいとき
歌がある
一緒に寄り添う歌がある
歌が失われるほどの
深い心 ...
予想を遥かに上回り
伸び過ぎて
手に負えないほど
細い支柱に幾重にも絡まった蔓を
所々自分で縛った紐をほどきながら
根気よくはずしていった
はじめは
知恵の輪をはずすようで
楽しか ...
モヤッとした
君への
思い
海に
捨て
僕は道草を食うのが好きで、もしそういうジャンルの職業があるならば間違いなく小学生の頃の作文には将来の夢としての道草イーターへの思いが暑く拙く紡がれているはずなのですが、そういう将来性が道草にはない ...
障害とはなにか
障がい ただ書き方をかえてなんになる
あたりまえが
あたりまえでないこと
ただそれが
障害とよばれることに
不満があるわけでない
それを包んでいる空気がときに
いたいと ...
アフリカ鍋には
キリンさんの首と頭がまるごと入っている
そういうと、
動物愛護協会から
クレームが来るかもしれない
キリンさんも可哀そうだが、
それならなんで戦争がなくならないんだ
...
給食を捨てに行く子ども
給食を捨てに行く子どもは
未だ今度の献立てを味わわず
未だ一度の懇切をも味わわず
暗い暗い罪の意識のもとから
辛い辛い組の知己のもとから
逃走を図る
逃走を憚る
...
誰にでも宇宙は手を差し伸べる愛と光がシャワーになって
星々に手に届きそうな深い夜世界平和を流星に願う
歩くほど人生の道枝分かれ思いのままに生きれば楽しい
過去はなく未来もなくて今があ ...
べに椿
くびから落ちる
悲しさに
静かな余韻
我が身を映す
無い
無い
なんにもない
帰ろうか…
帰らない
ボヘミアの森深く
小人たちが踊る饗宴
小麦の薫るパン
燻したソウセージ
キノコのスープ
厚切りのハムステーキ
クリームシチュウ
ドングリのクッキー
いつまでも終わらない
...
夢は遥かに銀河をこえてゆく
ぼくというとても小さな存在の瞳から
こぼれる涙
流れて
流れて
やがては天の川になるのだろうか
白い星
青い星
紅い星
黄色星
緑の星
黒 ...
無駄遣いマイナンバーでカバーする
当選後血と呼ぶ税が水となる
被爆者の声はキケンと五大国
枯葉散る宇宙(そら)との約束のやうに
深井戸を掘り水脈を探り当て
始原の意味を飲み干そうとする
ひそかにかくしもっている消しゴムで
日々の痕跡を抹消してゆく
整理できないものを片付けてゆく生活
アクチュアルな墜落が気持良 ...
懐かしい思い出も
ため息をつきたくなる明日も
全部を放り投げて
捨ててしまいたくなる
そんな時がある
ダメだってわかっていても
流されていく自分も
甘やかして後で苦しくなることも
全部 ...
1万円以下のママチャリ
きしむけど
安っぽいコンクリートの上なら
十分だから
4分そこらでスーパーへ到着
一番安い鶏胸肉
今日のおかずに買って帰る
ママチャリのカゴへイン
ママチャリ
...
過疎化が進むと
大型連休時には
BIGドーナツが 形成されるらしい
まことしやかに噂された
コンクリート・ジャングル
隙間風に 項垂れながら
歩く 人影も
まばらになった
...
それは普通の文庫本
短い外国の話しがたくさん綴られていて
あまりよくわからないのだけれど
親しげな笑み
お話しが終わる頃には眠たくて
眠たくてうっすらあける瞼
文庫本のページをめくるたびに ...
久々の雨、朝からの秋雨に濡れて足もビショビショに‥
もう!だから雨は嫌い!
と言いながら、私は本当はそんなに雨が嫌いではないことを思い出す。
雨が窓を伝うのをみながらパラパラと ...
いつだったか私の境目に幸せの文字が消えていた
探しもしないまま周りだけ時間が経ち 取り残されている私
孤独なのは破滅だけではないけどなぜか
空を見上げてさみしさを紛らわして遊んだのは 満月の夜
...
プルートウと闘うために
十万馬力から百万馬力になった
キンタマ王子は
「原子力は純粋科学だよ
政治を持ち込むヤツの気が知れない」
とか
「エプシロンだって
曇りの日にはプルートウに負けち ...
あなたは無意味なままでいい
僕と同じように
意味不明で正体不明で
呼び名は他人に任せよう
風車を作ったり
壁を築いたりすることにも
僕らは全く以って気を使わなくていい
ただ吹く風でい ...
魂の丸い玉をぼくは割ってしまった
どうしよう
どうしよう…
どうにもならない
取り返しのつかないことをしてしまった
白い
白い
満まるな玉だった
おかあさん
おとうさん
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さよなら
はるな
自由詩
3
15/11/10 23:31
泣き顔は
Miumi深...
自由詩
1
15/11/10 21:34
キンタマ王子、世界を変える
花形新次
自由詩
1
15/11/10 19:22
歌があるということ
……とある蛙
自由詩
4
15/11/10 14:16
晩秋のクレマチス
Lucy
自由詩
15*
15/11/10 11:15
思い
薫子
自由詩
0
15/11/10 10:35
草食う
竜門勇気
散文(批評...
1*
15/11/10 9:29
ことばの包装
朧月
自由詩
2
15/11/10 7:54
アフリカ鍋
atsuch...
自由詩
15*
15/11/10 7:18
高架橋之下
なけま、たへ...
自由詩
4
15/11/10 6:59
過去
夏川ゆう
短歌
1
15/11/10 6:01
冬
レタス
短歌
2*
15/11/10 2:53
過去
〃
俳句
1
15/11/10 2:48
夕方
〃
俳句
1
15/11/10 2:45
豊穣
〃
自由詩
1
15/11/10 2:38
夜に歌う
〃
自由詩
3
15/11/10 2:23
無駄遣いマイナンバーでカバーする
北大路京介
川柳
1
15/11/10 1:53
当選後血と呼ぶ税が水となる
〃
川柳
2
15/11/10 1:53
被爆者の声はキケンと五大国
〃
川柳
1
15/11/10 1:52
枯葉
chihar...
俳句
2*
15/11/10 0:25
菌類図鑑
梅昆布茶
自由詩
14
15/11/10 0:18
今日という日
文字綴り屋 ...
自由詩
0
15/11/10 0:17
東京
かの
自由詩
4
15/11/10 0:15
都会に住む人は
藤鈴呼
自由詩
7*
15/11/10 0:13
宵闇文庫
灰泥軽茶
自由詩
7
15/11/10 0:08
雨
薫子
散文(批評...
1
15/11/9 23:25
水たまりの夜
岸かの子2
自由詩
5*
15/11/9 23:24
キンタマ王子、百万馬力になる
花形新次
自由詩
1
15/11/9 23:14
風
もり
自由詩
6*
15/11/9 22:45
食欲大全
レタス
自由詩
1*
15/11/9 21:59
1798
1799
1800
1801
1802
1803
1804
1805
1806
1807
1808
1809
1810
1811
1812
1813
1814
1815
1816
1817
1818
1819
1820
1821
1822
1823
1824
1825
1826
1827
1828
1829
1830
1831
1832
1833
1834
1835
1836
1837
1838
4.72sec.