いのちのバトンを
つなぐのは
とわの輪っかの
つながりだ
☆
バトンをたくせぬ
アンカーは
輪っかの終わる
無限の先だ
☆
この命を
全うする ...
夢幻の街路
真昼の交差点に
ヨット走る
白き挺身に
青い帆を纏い
白鬚の老爺とぼとぼと行く
彼方に二本足の土筆
歩む
夢幻のごとき
ある午後の街路
夏の幻
情愛きわまる ...
時代を超えて鳴り響く鐘の音よ。
この夏の盛りにやって来る荘厳の響き。
この身を何度委ねたか分からない魔性の響きよ。
乳飲み子の眠りを妨げるのはやめておくれ。
閑散とした町の中 ...
しょうがない
好きにだって順位やタイミングがある
忘れない待つわと言ったって
永遠には生きられない
ねえ、私たちが大切にしているものって
本当はただの星屑なのよ
頭に星をつけて ...
恋人たちは
フルーツの種を飲む
そんなことをしなくても
この時代を生き残ると
伝えたかった
未来の話をして疎まれた
今夜は数人がそばにいた
優しくなったねと言われた
優しくなりたかったから
それでよかった
自分のターンがくれば
カードを引き、宣言して、マナを使い、10面体のサイコロを振る
ただそれだけ
悪にだってな ...
静かな平日の図書館に人の気配はない。
幾千幾万の蕾たちが花開くのを今か今かと待ち望んでいる。
私の手の中で花開いた詩集は遠い昔の魂の叫びだ。
私は今日もまた本の森へと足を運ぶ。
...
ラッキーカラーを切って大爆発
青い球体に手を突き刺して
あなたを引っこ抜きたい
白い球体は ゆっくりと東から西へ
夜を巡ってゆく
孤独なんて簡単に乗り越えられると
思っていたのに
私はもう潰れてしまいそうに
震えてい ...
靡く風鈴のように美しく鳴くのは
蟋蟀でしょうか?
鈴虫でしょうか?
僕が知らない他の虫でしょうか?
雨上がりの朝は
木々を濡らす水の滴りと
小鳥の他愛ない会話と
秋の奏者達の ...
暑さ浴び暑さ忘れて畑仕事熱中症が気になる季節
鮮やかな真っ赤なトマト涼しげに暑さ和らぐ夏の夕暮れ
冷たくて美味しいゼリー夏のもの熱帯夜から一瞬抜け出す
続編がない小説を読みあさる作り ...
街でたまに
一匹狼に出会う
同じ匂いがして
話さなくても気に入る
媚びない
興味ない
けど楽しい
みたいな
なんともいえない魂の軽さがあって
そういうヤツらは
何の ...
川沿いに腰を降ろしてひと心地
よく晴れて広い空に浮かぶ雲の
自由な大きさに目が眩む
私はこの空の下に生きている人を
ほとんど知らない
それなのに時々窮屈な気持ちだなと
思うのは何故だろ ...
公園で自殺した
つぎのつぎの日には
痛快なくらい子供たちがそこで遊んでいた
夕暮れ
子供たちはそれぞれの明かりに戻っていった
喧騒のわだちを残して公園はしんとしていた
...
150818
定期健診が8月から受けられます
保健所からは分厚い封筒が届けられ
行きつけの内科医に尋ねたところ
夏は暑いから、なにかと異常があるから
例年通りの10月 ...
大義名分をもって仕事をしていると関係各社のことなんてどうでもよくなる
大義名分をもって政治家なんてやっているとマイノリティのことなんてどうでもよくなる
大義名分をもってひとつの価値観を広め ...
黒猫の背なの曲線今朝の秋
蜩や東京までは恋のなか
蜩の声や形見のハーモニカ
15日も過ぎてしまい
次は何に抗議しようか
考えているが
良い案が浮かばない
9月は何にもないから困る
9.11はアメリカが酷い目にあったので
むしろパレードをしたいぐらいだが
左翼丸出 ...
サッカーはお好きですか。
サッカー観戦をしていると色んな人がいるものだなと常々思うのです。意見や批評というか、ただの罵言雑言で選手の人格否定すら平然とする方々も居れば、愚直にスタジアムに足を運び ...
記号のような体を結んだ夜を
心とはよべない
わたしたちの命が
わからないどこかで燃え尽きてしまう
祈りがなみだのようにあふれだした
おんなたちは 4つの虚偽をつくるのが 得意だ。
ひとつは、顔。
毎朝、 鏡の前で 自分の顔を無くしてしまう。
ひとつは、胸。
鋼入りのブラジャー、あるいはパットやらで、
時には、 ...
150817
私たちが全米一位のミュージシャンです
ちんどんちんどんまことに淑やかシャナリと鳴らす
全米とはお米のことではあるまいか
疑り深い私たちが鎮問屋を問い詰 ...
唇が口笛が造形する
音響銀河
銀のヒビキ
波紋広げ渦巻く渦巻き
疼く身体
降りしきる雨に
疲労し尽くしながら
既に放擲された己
絡みつく白腕払いのけ
欲望を
情熱を
衝動を ...
夏好きの二人は
日が長くなっただけで嬉しくて
8月の終わりには毎年
嫌やなあ
寂しいなあって言い合う
馬鹿みたいに同じことの繰り返し
だけど大事なことだから二回言う
嫌な ...
お盆に
死んだ父のお膳を作ってると
嬉しそうに母が何度も言ってたけど
何度も言い過ぎてるうち
かぼちゃが焦げた
台所で小さな落胆の声が聞こえる
私は父の写真を見上げて
「なあ、かぼち ...
蜂蜜のような
とろりとした甘い眠りに
落ちる瞬間を感じたい
そう願いながら
毎夜布団に潜り込む
眠りの淵でゆうらゆうら
もう少しで
あと少しで
手が届きそう…なのに
まるで暗 ...
君は温度のない目をしてる
君は味気ない舌をしてる
君は苦しそうに委ねてる
君は子供のように泣いている
不自由なままの楽園で
君は心をなくしてる
狂っ ...
夏の暑い日差しの中に佇む古いビル群
道路の照り返すビルの窓硝子の中
子供たちの笑い声が蝉の音とともに響き渡る
外には溶けかかったコンクリートの街並み
蝉の音を抱え込んだ街路樹
呟きが聞こえる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
輪
シホ.N
自由詩
5
15/8/18 17:07
夢幻の街路
生田 稔
自由詩
3
15/8/18 16:27
貴方へ
ヒヤシンス
自由詩
7*
15/8/18 13:57
6yhnx
mizuno...
自由詩
2
15/8/18 13:15
soothsayer
〃
自由詩
1
15/8/18 12:59
devoid of meteor
〃
自由詩
1
15/8/18 12:44
街中の森
ヒヤシンス
自由詩
7*
15/8/18 12:42
ラッキーカラーを切って大爆発
北大路京介
自由詩
6
15/8/18 12:39
盛夏の影
within
自由詩
2*
15/8/18 10:33
ひぐらしよりせつない
凍月
自由詩
4*
15/8/18 6:09
暑さ
夏川ゆう
短歌
1
15/8/18 5:56
狼
ガト
自由詩
8*
15/8/18 2:52
ひと心地
灰泥軽茶
自由詩
4
15/8/18 2:47
GHOST IN THE PARK
吉岡ペペロ
自由詩
6
15/8/18 0:29
腸の検査と麻婆豆腐
あおば
自由詩
4*
15/8/18 0:13
知性のかけらもない大義名分
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/8/18 0:00
黒猫の背なの曲線今朝の秋
北大路京介
俳句
5
15/8/17 22:45
蜩や東京までは恋のなか
〃
俳句
2
15/8/17 22:44
蜩の声や形見のハーモニカ
〃
俳句
2
15/8/17 22:43
プロ市民
花形新次
自由詩
0
15/8/17 22:33
フットボールはお好きですか
カジェ
散文(批評...
1*
15/8/17 22:17
祈り
はるな
自由詩
2
15/8/17 22:07
4つの虚偽
南無一
自由詩
0
15/8/17 22:06
全米1位
あおば
自由詩
4*
15/8/17 21:54
内なる宇宙〇無私の意識
たけし
自由詩
5*
15/8/17 20:33
夫婦
ガト
自由詩
12*
15/8/17 20:21
かぼちゃ
〃
自由詩
5*
15/8/17 20:14
はちみつ
猫の耳
自由詩
2
15/8/17 20:08
楽園
十一月の失敗...
自由詩
1
15/8/17 18:02
たそがれどき
……とある蛙
自由詩
6*
15/8/17 16:24
1794
1795
1796
1797
1798
1799
1800
1801
1802
1803
1804
1805
1806
1807
1808
1809
1810
1811
1812
1813
1814
1815
1816
1817
1818
1819
1820
1821
1822
1823
1824
1825
1826
1827
1828
1829
1830
1831
1832
1833
1834
加筆訂正:
真夏の骨と雨
/
りゅうのあくび
[15/8/18 17:00]
遅筆により推敲
3.92sec.