太陽のようにほどける髪が
小さな鈴の樹を隠している
地から昇るたくさんの音が
空に晴れを運び込む
虫から生まれる滴が
霧のなかの径を見ている
銀の歪みに映る
碧い ...
秋晴れの
空に、境界線
……らしきものが浮遊している
長いのも短いのも 互いに絡まり合って
私は 時期外れの薄着をはおり
アイスクリームを食べながら人 ...
キンタマ王子の巨大なキンタマは
福島の原発事故が原因だという
デマがまことしやかに流れている
デマもとは捏造アサシ新聞に
掲載されたキンタマ大学
吉田熱三准教授の論文だ
そこには
事故前 ...
キャンピングカーとパトラッシュと運転できるあなたが欲しい
カラメルソースの上にかけた
グラニュー糖よりは
洒落っ気に 溢れている
幾つもの 笑顔をまとめた パンジーが
寄り添う角度で
甘い心に 包まれている
あれは 雨に非ず ...
151101
ゆっくりした店舗で
バラードを歌うのは
凄い実力がいるのだと
ラジオが語る
忙しい店舗で
忙しい歌を唄う
枯葉が行き所無く舞う外套
好きな女に振られただけで
...
離れてることを忘れ夢中になるそれぞれの布団のなかでのスマホ
ヤジ飛ばす安酒の唾ふりかかりファウルボールで逆襲したい
運命をしょぼい偶然と言い換える趣味の出会いの私の流儀
...
流れ星に祈る願いは自由だよね
好きなこと頼んでもいいんだよね
この内緒の涙を止めてください
この悲しさを嬉しさと取り替えてください
この現実を悪い夢だったことにしてください
流れ星に祈る願い ...
毎日の
孤独なパレード
今日だけは
素顔を見せてよ
あまのじゃく
革張りのソファーに腰かけて 良質な音楽に身を委ねて
ニュースタンダードな暮らしを送る毎日
デザイナーズマンションで優雅に
赤ワインでも片手に ダーツの旅をしよう きままに きままに
アンテ ...
銀杏の葉が落ちる
一葉 また一葉
かすかな気配がする(するはずだ)
木との繋がりを絶たれる
そっと地に触れ横たわる
――オト
わたしには聞き分ける耳もなく
世界は喧噪に満ちていた
...
ハロウィンのお菓子を誰も欲しがらず
メイクに凝り過ぎハロウィン終わってた
松井江川がダメで代打ヨシノブ
星すばる
オリオンの影
凛とした
冬を間近に
姿を魅せる
トーストに
バターをぬりつけ
ジャムを塗る
朝の幸せ
今日を占う
一発の
命をかけて
仰ぎみる
空の青さと
海の碧さを
すきなひとに気軽に
すきと言えないように
きらいなひとにきらいと
言えるはずもない
一緒の鍋をつついても
心にふれないよう気をくばる
湯気があたりをぼやかして
ほんとのことが ...
秋の月
...
キンタマ王子は無職だった
42歳で無職なのは体裁が悪かったので
とりあえず何か仕事をしようと思ったが
働くのが嫌だったし能力もなかった
そこでキンタマ王子は
2週間考えた末に
詩人になるこ ...
立ち食い蕎麦
生牡蠣ぽん酢
レアステーキ
厚切り牛タン
魚介ラーメン
富山鱒のすし
石斑魚の清蒸
インドカレー
ホタテの浜焼
あゆのウルカ
コノワタ塩辛
近江の鮒寿司
大阪 ...
溶け込むなら今のうちだから
それが精いっぱいのアウトだから
これまでの志とあとなにかと
こぼれそうなサヨナラが騒いでる
時間が未来に進んでいくなら
過去はパラレル世界を進 ...
素粒子の中に存在する大宇宙
宇宙の果てに存在する大宇宙
極大と微塵が交わる交差点に
僕らは何をしているのだろう
空
水
星
石
土
金
生
死
すべてにそなわっ ...
輪廻する魂は
さまざまと交配し続けて
明日の夢をみた
ナルシストの遺伝子が永遠を求めている
遥かな希望を胸に秘め
プラス マイナスの電子音が駆け抜けた
黄昏はやがて やって来る ...
女性専用車両に乗る女性は
不愉快な男性を
避けることができる
女性専用車両に乗らない女性は
不愉快な女性を
避けることができる
女性専用車両に乗れない男性は
不愉快な男性を
避 ...
仕事をしていると
良品という不良品を作っているのか
不良品という良品を作っているのか
判らなくなるときがある
親をしていると
真面目という不良を育てているのか
不良という真面目を育てて ...
色即是空
空即是色
* *
リアルはバーチャルの一部に過ぎず
バーチャルこそがリアルである
* *
宗教、希望、・・・人の心
化け物みたいな
醜い顔の生き物が、
あいしてます、
結婚してください
と、
美しい悪魔のわたしに
そう言った
化け物みたいな
醜い顔の生き物は
ごめんなさい、
あなたを試しまし ...
夢の尾はいつだって手からすべりはなれてゆく
そして明けて
朝、
つかみそこねた少し乾いたその手触りを思い出している
どんなにこごえても
血液は凍らないやさしい不思議だとか
たとえ凍ったとし ...
急に来た
スパイスのつんとくる
どこから?
たぶん記憶から
わたしはこの匂いを
覚えていて
わたしはこの匂いを
覚えているし 知らなかったりする
それは(十円玉)を
覚えてい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひとつ 曳光
木立 悟
自由詩
3
15/11/1 9:40
sakai
草野春心
自由詩
2
15/11/1 9:23
キンタマ王子、デマに怒る
花形新次
自由詩
0
15/11/1 8:26
ワルツ
もっぷ
自由詩
3
15/11/1 3:25
「ばいばい」の形
藤鈴呼
自由詩
1*
15/11/1 0:58
土曜の夜
あおば
自由詩
3*
15/11/1 0:24
紅葉を散らす雨
深水遊脚
短歌
4*
15/10/31 23:56
雨降りの真昼に
もっぷ
自由詩
6
15/10/31 23:34
はろういん
もり
短歌
1*
15/10/31 23:25
哲学を辞めた病める人
ねこ歩き
自由詩
0
15/10/31 23:17
沈黙へ捧げる秒針
ただのみきや
自由詩
14*
15/10/31 23:15
ハロウィンのお菓子を誰も欲しがらず
北大路京介
川柳
4
15/10/31 22:46
メイクに凝り過ぎハロウィン終わってた
〃
川柳
0
15/10/31 22:42
松井江川がダメで代打ヨシノブ
〃
川柳
0
15/10/31 22:42
星めぐり
レタス
短歌
1
15/10/31 20:24
おはよう
〃
短歌
2*
15/10/31 20:11
青雲の志
〃
短歌
2*
15/10/31 20:03
土鍋のこころ
朧月
自由詩
11
15/10/31 19:58
無題
TAT
短歌
0
15/10/31 19:44
キンタマ王子、詩人になる
花形新次
自由詩
1
15/10/31 18:47
御馳走帳①
レタス
自由詩
2
15/10/31 18:15
パラレル世界
吉岡ペペロ
自由詩
5
15/10/31 17:44
インスピレーション
レタス
自由詩
0
15/10/31 16:56
命
〃
自由詩
2*
15/10/31 16:43
女性専用車両
イオン
自由詩
1*
15/10/31 14:31
不良品という良品を作るための残業
〃
自由詩
2*
15/10/31 14:29
空即是色
秀の秋
自由詩
0
15/10/31 14:07
人のかたち
atsuch...
自由詩
2*
15/10/31 13:27
ノースバウンド
そらの珊瑚
自由詩
19
15/10/31 11:01
待ち合わせ
Seia
自由詩
2
15/10/31 9:05
1805
1806
1807
1808
1809
1810
1811
1812
1813
1814
1815
1816
1817
1818
1819
1820
1821
1822
1823
1824
1825
1826
1827
1828
1829
1830
1831
1832
1833
1834
1835
1836
1837
1838
1839
1840
1841
1842
1843
1844
1845
加筆訂正:
Miz 1
/
深水遊脚
[15/10/31 11:51]
政志の一人称を「僕」に変更しました。
4.07sec.