磯貝の片恋知るや浜千鳥
つくばエクスプレスからウィンドウひかる画面いっぱいに星がくだけちってる
速すぎて重力ロストしてぷかぷかプンクトゥムになった淡い隙間からするする抜けていく
ミッキーマウスの中身みたいな
死んだ色を ...
来るわけもない電話を待って
呼ばれていない場所へ出かける
いつものやり方くりかえし
たぶんわたしは終わるのだろう
降る里のない想いのことば
白い袋に詰め込んで
イブの夜にはサンタになっ ...
海がやって来る海が迫って来る
唸る荒波次から次に
無数の白い波頭を荒れ狂わせ
海がやって来る海が迫って来る
〇
モスグリーンの壁を引っ掻き掻き毟り殴りつけ
肉の苦痛を激痛を発散させ ...
手入れが欠けた裏庭には
跋扈したぺんぺん草が 王者となって
むなしいかげを ふるわせている
神楽月というのに
優雅な舞楽は 聴き取れず
沈滞した深閑だけが 満ちみちて
丘のひだにも ...
「アニキ」
「そのサバの味噌煮うまくない?」
うん
「自閉症のアニキ」が最近少し元気になって
おりてきて「居間」で「ゴハンをたべる」
「その春菊の胡麻和えうまくない?」
う ...
多忙への慣れ 環境への慣れ
怠惰への慣れ 贅沢への慣れ
理不尽さへの慣れ etc …
たしかに悲しいはずなのに 涙はでない
切り離されたかのように 接続しない心と身体を
まるで他人事 ...
レモネード・エピソード
目が醒める
夜は明けて
しかし、桃色の
風が吹く
体の中に、心地よき
彩の水が流れる
レモネード・エピソード
そっと口を拭く
三日眠っていない
ほぼ意思の力で
三日眠れなかった
意識を失う勇気がなかった
考え続けたかった
いろいろのことが散らかっていて
整理のつかないままにいま
もうどうしたらよいのかわから ...
闇はいつでも闇になり切れていない
なるほどそれは闇なのだが
闇であることとどこか違えている
だがこの闇であることとの違いこそが
闇を形成しているのだ
何の間違いのないものなど
この ...
コンビニの駐車場と壁沿いの喫煙所の側で
畑とその向こうのアパートを背景に
ひなたぼっこをしている2匹
にゃー
にゃー
細く甘えた声で私たちを見上げる
にゃーっていってるね
2歳の子の ...
雨降りを言い訳にして自主休講あした天気になりますように
愛された髪をばっさり切りましたあした天気になりますように
ねんねこの値札はずして明日フリマ
めずらしく混んだ帰りの電車で、
空いた座席に座って、
向かいの窓に映る自分を見ていて、
ふと、昔のことを思い出した。
小学校五年生くらいのことだと思う。
Y君という友達のアバートで、 ...
鶴太郎似の万年ノーベル賞候補が
少年時代にどんな本を借りていようが
まったく興味ないが
よくよく考えたら
モーツァルトとかゴッホとか
手紙を公表されちゃってんだぞ!
俺のエロメールもや ...
雲をこね波あわだてし、省く文字。を残すことはリズムを意識的に落ち着かせることであり走りたがりの私の言葉に歩けと命じることでありまるで囚われの身にでもなったみたいに不自由なのに息を、
詰めたままで ...
キンタマ王子は
火野正平ばりに
自転車での日本縦断を
計画しているが
その自転車が
電動アシストであることは
NHKスタッフ以外誰も知らない
(キンタマ和義 詩集「最後はうやむや」 ...
化石の森に彷徨いながら
ぼくはなにを思ったのだろう
いい加減な雑物を背負いながら
純粋は消されていった
出血の止まらない左腕は
包帯で巻かれ
医者をさがしていた
何処まで歩いてみるけ ...
あるはずのない坂道を
誰かが歩む音がする
山頂をすぎ
上へ 上へ
歩みの音は止むことがない
ほんの少しのなまぬるさ
小麦の路に沈む指
灰の刃が生えた洞
滴の音に ...
ソーダー水の中をイルカが泳いでいるのでわたしはあまりストロー動かさないようにしていた
昨日かっていた金魚が一度に2匹しんだから
光の体が以外と平気
にじみながらとけていくようで輪郭が全て地平線で ...
ホームスィートホームからホームへ
テレビの中でニュースをアナウンサーがにっこりともすんともつかぬ顔でつぶやいてる
オリジナルじゃなくても存在するたましいのやさしいオーラ
もうなにか巨大なものと ...
父が居ない家の中では
死ぬ間際まで着ていた半纏が
簡易ベットの上で持ち主を待っている。
不気味なほど明るい白一色の空模様は
渦を巻きながら雪をちらつかせ
波が立つように吹く風は
茶色 ...
気が付くと孤独が
助手席に腰掛け
こちらを見て微笑んでいた
やぁ
孤独は言った
僕は
どうも
と会釈した
それから
孤独は良く快活に喋るし
時に ...
結婚し三十七年過ぎゆきていまだ夫婦と此処に立つなり
五時九分灯ともしごろの交差点夕暮れて十二月塑日
とびっきりの笑顔ひとつください
おいくらでしょうか?
こころの痛みを鎮めるお薬ひとつください
どこかにありますか?
曇りのない青空のもと
もうお気に入りの傘も要らないと
言ってくれ ...
《なんでこんな色に生まれてきたんだろうね》
小さな虫
黄金色で
市ヶ谷の
コンクリに
ぽつりと
1ぴき。
グレーの
うえに、
黄金色が
ぽつり。
グレーに
金色が
...
魔法使いが
ドライバーを手にやってきて
雪原を走る夜汽車を止めました
壊れた換気扇の交換
最後に頑張って回る姿が
とても可哀相で
「よく頑張ったね」って二人で言いました
私た ...
一.ほとり
泣きやむことを忘れ
とてもわたしらしくなったと
この夜いつまで居ようか
ここに
二.花占い
そこの{ルビ他人=ひと}は暗がりで
命を摘んでいる
気になって仕方な ...
温かい味噌汁を飲んで
おまえが泣く
何があったか
聞かないけど
私も台所で泣く
ご飯食べてけと
口うるさい母親に
気がすむなら味噌汁食べてやるよって
えらそうに言ってた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
浜千鳥
つむじまがり
俳句
1
15/12/2 18:55
ゼロ
モリマサ公
自由詩
1
15/12/2 18:43
ふゆのおさいふ
もっぷ
自由詩
7*
15/12/2 15:41
待機
たけし
自由詩
3*
15/12/2 15:34
風の舌(六)
信天翁
自由詩
3
15/12/2 14:50
サバの味噌煮
モリマサ公
自由詩
3*
15/12/2 13:32
慣れること
w.tsub...
自由詩
0
15/12/2 12:43
レモネード・エピソード
生田 稔
自由詩
6
15/12/2 11:20
2015.12.02(仮に)
もっぷ
自由詩
4
15/12/2 8:13
闇
葉leaf
自由詩
2
15/12/2 6:44
にゃーにゃー
たちばな ま...
自由詩
11*
15/12/2 0:21
雨降りを言い訳にして自主休講あした天気になりますように
北大路京介
短歌
1
15/12/1 23:16
愛された髪をばっさり切りましたあした天気になりますように
〃
短歌
3
15/12/1 23:16
ねんねこの値札はずして明日フリマ
〃
俳句
1
15/12/1 23:15
街の灯
スプーンな
自由詩
3
15/12/1 22:18
キンタマ王子、個人情報漏洩にイラつく
花形新次
自由詩
0
15/12/1 21:27
雲をこねて、波を泡だてる/即興ゴルコンダ(仮)投稿.92
こうだたけみ
自由詩
5*
15/12/1 21:03
キンタマ王子、疑惑の縦断
花形新次
自由詩
0
15/12/1 21:01
出血多量
レタス
自由詩
1
15/12/1 20:01
夜と火輪
木立 悟
自由詩
4
15/12/1 20:00
3分バージョン・この絶望ってゆー感覚に名前をつけてよ
モリマサ公
自由詩
4
15/12/1 19:52
わたしたちは宇宙の地平線となってしまう
〃
自由詩
5
15/12/1 18:40
雲をこねて、波を泡だてる.
梓ゆい
自由詩
3*
15/12/1 17:28
布団がふっとんだ
溶融
自由詩
2
15/12/1 13:48
結婚
生田 稔
短歌
3
15/12/1 12:56
priceless
梅昆布茶
自由詩
18*
15/12/1 11:18
コガネムシ
枝
自由詩
3*
15/12/1 8:28
換気扇
ガト
自由詩
12*
15/12/1 2:49
デルフィニウムの線描をください
もっぷ
自由詩
10*
15/12/1 2:34
味噌汁
ガト
自由詩
5*
15/12/1 2:23
1801
1802
1803
1804
1805
1806
1807
1808
1809
1810
1811
1812
1813
1814
1815
1816
1817
1818
1819
1820
1821
1822
1823
1824
1825
1826
1827
1828
1829
1830
1831
1832
1833
1834
1835
1836
1837
1838
1839
1840
1841
加筆訂正:
ふゆのおさいふ
/
もっぷ
[15/12/2 17:16]
2連直しました
ふゆのおさいふ
/
もっぷ
[15/12/2 16:19]
4連最終行「どこかでことば」⇒「いっそどこかで」
ニロクジチュウ、ウカナイ
/
あおば
[15/12/1 23:04]
ユッカ から ミーシャに
4.72sec.