生きづらさが聳え立っている
直方体の連なりがひたすら重い
それは取引先のビルだった
生きづらさがメールの着信を知らせる
たくさんのウィンドウを処理しきれない
それは自分の職場のパ ...
置き忘れられた人形が
構図のよく練られた
写真の中で壁に寄りかかっている
干からびたサンドイッチのかけらが
両手で持てないくらいの重さに感じる
気候が変化したのだ
海からの強い風で霞んだ
...
昼に
明るい陽射しの許
像の立ち並ぶこの世界では
在るものはそれぞれに独立し在る

モノが、

夕に
斜光を浴び受けて
懐かしい余韻を響かせ始める時
在るもの全ては浸透し合い流動し ...
今朝  比較的大きな地震が起こった

まだ  忘れるには早すぎる

あの大災害を思い出させるような  地震が

それでも僕らは

決められた時間に

決められた場所へと  みんな向 ...
ガードレール越えて
唇をかわして
あっちの歩道に渡るから
先に横断歩道を跨いで待っていて
さら砂掬うように
ヘッドライト掬ってみるけど
ほとんどの眩しさは
指の隙間から零れてしまい
手 ...
うらぶれた母屋の近くで
朽ちていく頼りない樹木に
果物が二つも実って
どちらかは甘くなれない

かつて生活があった土地に
ヤクルトの容器が風に転がり
明るく後に暗い空を
椋鳥の群れはう ...
昔 俗にいうブラック企業に勤めていた

直営のチェーン店で
店長は他の店と掛け持ちだったから
昼間は専ら古参の契約社員の独壇場
口癖は死ねばいいのに

Excelでタイムシフトを打ちなが ...
六本木で踊った
光の中で 一人
私は考え事をしていた
BPMを上げていく DJの指先の音


問題を抱えたような 何か疲れた
横顔 若者たちの
光の中にある LEDの
悲しい顔をした ...
浮上した意識/
覚醒を知らせて/
知らない世界で/
自分が何者か知る/
分離された自我が/

薄皮を脱ぐ、或いは、纏う

誕生の儀式/
彼岸への渡り/
分離させられた自我が/

...
雨 いつのまにか
静かな吐息のように 
染まりはじめた黄葉から
ひとつ ふたつ しずく おち
{ルビ中空=なかぞら}はしっとりして
往くトンボたち
ゆるやかに すこし乱れて


   ...
この風を知っている
そんな気がするのは
夏を生き延びた生き物たちすべてが
その手をつないでいるからかもしれない

地球のどこかで生まれて
地球を何億回も旅をして
悲しみの涙を流す人のほほ ...
一昨日からペンギンのぬいぐるみの名前を考えている。私はペン助はどうかと言うのに彼は首を縦に振らない。じゃあなんてつけるのって聞くと黙りこむから、私はペン助と呼びつづけている。ペン助をもふりたい。ずいぶ ... 電車がぐいぐい風景を牽引していく
人生のように目まぐるしく暴力的な窓外の風景
自分の人生でももはや傍観者だ
たくさんのことを諦めてしまった
今ドアをこじ開けて
窓外の暴力的な推移 ...
葬式をした

引出から本棚から過去になった切れ端を袋詰めして古本屋へ持ち込んだ
ただ買取リストを仕事のように見て選択して
ただ無言で何も考えないように見積に頷いた
ただ未開封のDVDと生産終 ...
命をそまつに扱うのは、命の価値を知らないからだ。
それは、究極の無知だ。
力による勝利は、人間性の敗北だ ウォシュレットがない
トイレなんて信じられない
おけつに付いたうんちを
丸々紙で拭くなんて
万が一手に付いてしまったら
洗うのを忘れてしまったら
お握りを握ってしまったら

味噌お握り ...
卵が足りなくて
スーパーに 行きました

生きていた頃の
黄色の かわいこちゃんを
連想すれば

もう 何も
口に出来なく なってしまう

唇を
ゆっくりと つけて

...
あなたのピアノは氷のように
わたしの胸を貫くの
どんなに謝っても
膝まづいても
許してはくれない
わかっているのに
立ち去れないわたし
そろそろ
滲む街の灯りがわたしを冷たく包む時間が ...
あの日に近づく合図は
金木犀が香ること

最近よく見る夢は
ブラックコーヒーに
溺れてゆく私

角型よりも
山型の食パンが好き

通学電車でおしくらまんじゅう

数学の ...
悲しむことが得意だ
なにも言わず
悲しむことが得意だ

そんな自分がずるくて
嫌いだった昨日もあるけど
それすら悲しむことにしている

とてもとても悲しくて
風呂の底に沈んでいるよう ...
「いらっしゃいませ、こんにちは」

こんにちは 尻文字マンです。

「店内でお召し上がりでしょうか?」

わたしは尻文字マン。
店内でお召し上がりです。
チーズバーガーをくださ ...
眠れずに数えた羊50000匹あした天気になりますように 初めてのテルテル坊主見上げてるあした天気になりますように かくれんぼ誰も探しにこないのねやけに激しい風が吹いてる 五郎丸が絶対に
我が子に付けない名前はなーんだ?

はーい、五郎でーす!

ブー、不正解です
正解は
阪神のドラフト1位だった
源五郎丸洋は
五郎丸よりも
何かもっと、こう、古く、 ...
フラれた 月曜日の女にフラれた
週刊少年ジャンプのせいでフラれた
最近はONE PIECEしか読まないようになっていたのに

フラれた 火曜日の女にフラれた
踊るさんま御殿のせいでフラれた
...
バーカバーカと書いた尻文字に欲情されている   ながい階段が その夜
  わたしの内に滑らかに延び
  喉の辺りで途切れていた


  笑えるほどにせせこましい
  悲しみなど疾うの昔に
  桃色の床で何者かに
  踏み ...
  路傍 交互に置かれた
  赤の花壇と
  黄の花壇の
  白昼夢のごとき列……
  萎れた頭陀袋に差しこんだ後
  引き抜いたあなたの腕には
  柔らかな歯型が残された
   ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
生きづらさ葉leaf自由詩115/9/23 17:23
もう耳を澄ます時間もないnoman自由詩115/9/23 17:14
時の推移たけし自由詩5*15/9/23 16:08
おだやかな違和感w.tsub...自由詩015/9/23 14:21
ルル竹森自由詩115/9/23 14:07
シャンメリー砧 和日自由詩515/9/23 13:55
死ねばいいのにブルーベリー自由詩1+*15/9/23 13:32
地下の部屋の中で番田 自由詩015/9/23 12:57
名づくブルーベリー自由詩2*15/9/23 12:33
秋・湿傷ただのみきや自由詩12*15/9/23 11:55
夏越しの約束そらの珊瑚自由詩13*15/9/23 10:47
名づく/即興ゴルコンダ(仮)投稿.74こうだたけみ自由詩8*15/9/23 9:59
秋の旅葉leaf自由詩115/9/23 7:24
葬送ブルーベリー自由詩1*15/9/23 3:37
無知についてまーつん自由詩3*15/9/22 23:42
勝利とは自由詩6*15/9/22 23:07
朝夕自慰留子「私の手」花形新次自由詩015/9/22 23:04
ひよこのためいき藤鈴呼自由詩1*15/9/22 22:48
夜の街角レタス自由詩215/9/22 22:40
あの日になったら瑞海自由詩6*15/9/22 22:15
悲しみ上手朧月自由詩315/9/22 22:10
尻文字マン、ハンバーガーショップへ行くの巻北大路京介自由詩315/9/22 22:07
眠れずに数えた羊50000匹あした天気になりますように短歌215/9/22 22:01
初めてのテルテル坊主見上げてるあした天気になりますように短歌315/9/22 22:01
かくれんぼ誰も探しにこないのねやけに激しい風が吹いてる短歌515/9/22 22:01
ラグビー ワールドカップⅡ花形新次自由詩015/9/22 21:38
月火水木愛されたい 金土日も愛されたい北大路京介自由詩515/9/22 21:23
バーカバーカと書いた尻文字に欲情されている自由詩215/9/22 21:05
ながい階段草野春心自由詩415/9/22 19:45
歯型自由詩015/9/22 19:42

Home 戻る 最新へ 次へ
1788 1789 1790 1791 1792 1793 1794 1795 1796 1797 1798 1799 1800 1801 1802 1803 1804 1805 1806 1807 1808 1809 1810 1811 1812 1813 1814 1815 1816 1817 1818 1819 1820 1821 1822 1823 1824 1825 1826 1827 1828 
加筆訂正:
たとえば九月、祝日、晴れの午後/もっぷ[15/9/22 21:09]
2行目、少し変えました
4.85sec.