台風ってだれの息
なぜみんな震わせてゆくの
台風ってだれの声
あんなに悲しそう
かたくしめたドアから
しのびよるささやき
心配なのはあなたのことと
おもいたいのはわたし
そこにやさしさのふくまれることのは
さわる、よりもっとかるくふうわりと
かくさんしてゆくかそうくうかんから
ふとすくわれるたれかのこえきゅうに
うすさむいあさにはんらんするきせつ
ひたひたと ...
最強の日には
誰も私を
夢から起こせない
日常に起きるすべてが
嘘みたいに葬られて
私は夢から目覚めない
だれもかれもが魔法の産物で
そして私は気にしない
いいじゃ ...
150824
音の無い世界で叫ぶ
どんなに大きく叫んでも
どこにも聞えないはずだから
思い切り思い切りこれ以上は無理
と思うほど大声上げる
親切なお方にはマイクを借りる
...
天空から降り注ぐ粒子のあられ
α<アルファ>
β<ベーター>
γ<ガンマー>
三重奏の掠れた旋律は
我が肉体を透過したのち
真空の箱に充ちることはない
ブラインドされた虚ろな ...
苦しいだけよりは
少しばかりの笑顔で 取り繕うと
あなたは 眉を 動かす
連動するように
ワタクシの 唇が
歪な角度で Uの字を 描く
ここから出してと
叫んで いるのね ...
最後の最後は
己の身体の生命力
己の魂の忍耐力のみ
何故なら、
愛 ハ 自らの奥深くに
生きて在る のだから
ある秋近い日
秋の声きくとはいえど青葉する木々も残りて日差しも熱く
白い雲青い空にも天高く空気清浄正午の堅田
口すすぎ昼食たべて満腹の気分は豊かめざす温泉
今日もまた比良トピ ...
少なくともわたしはいま
まだ幾らかの怒りを残す
悲しみに悶えた心は
まだ幾らかは立ち直らない
思いながら風の行方を知る
窓の外はそれは青空
一つきりになった夢の標
絶望が訪れもしたけ ...
人は生きているうちにいったいどれほどのことが出来るのだろう
この星にはたくさんの人がいる
人によって生きられる時間は短い
短かったり 長かったり
この限られた時間の中 ...
酒の自動販売機の前で
近所のおじさんは
ワンカップのボタンを押す
がたたん
おじさんは
しゃがみこむ
しばらくして
立ち上がったおじさんの手にあるのは
完全に飲み干され
...
三年後にはいくつになる?
五年後は?
答えはわかっているけれど
どんな自分でいるのかわからない
昨日と今日
おなじわたしにみえる
中身は同じじゃない?
大木の前できいてみる
...
叫び声に満ちた夜だ
すべての距離が叫んでいる
だがこの叫びは全て
私自身の黙された叫びだった
闇がつぶれている
渦を巻いている
夜の風景ばかりが
激しく身をよじるが
私はも ...
本当は教えたくない場所がある癒やしの風が吹き抜ける丘
二人して自転車に乗り海岸の側にあるカフェ目指して進む
心から溶けて無くなる不要なもの学び尽くした後の残骸
影が濃い真夏の色は全て ...
いじけていてもしょうがないから
しゃんと背を伸ばして立っていよう
この青い青い空の下
大きな大きな樹のように
この時代に生まれた
幸福と不幸を見つめて
大きな大きな根を張ろう
やがて ...
血は血となり
肉は肉となり
骨は骨となる
魂は心を試す
魂は心に眠る
魂よ
心となれ
ベイビースター
ひとり部屋にうずくまって 灯りという灯りをすべて消すと
明るい世界に すっかり目が慣れていたせいで
その刹那 僕は自分の手のひらの位置すらすぐに見失った
僕はここに居ながら ...
わたしの居場所ってどこにあるんだろう。
そんなとこ、あるのかな。
会社にはないし、住んでる街にも、自分の部屋にさえないように思う。
電車に揺られていると考えちゃうんだ ...
雨なら外を見たくない
優しい人なら会いたくない
時に多すぎる感情を
いい香りの紅茶で飲み干して
心の中に吹く風は
ふうっと長い息にして吐く
なんでもない
なんでもないよ
...
お前はいいヤツだ
そう言おうとすると
熱いものが
こみあげてきて
とうとう
言葉には ならなかった
世界中に
大声で叫びたいのに
その言葉は
深く胸に還り
暖か ...
セミの上半身だけが
おちていました
体内に抱えていた
音は開放され
世界が
せかいのすべてが
共鳴室になったのです
ふるえるのは木々
波はゆらぎ
やがて雨を降らすでしょう
...
スニーカーを脱いで
靴下を丸めて
砂に埋まる指は
すこし
つめたい
服は着たまま
視線はとおくへ
からまった滑り台が
何本もうねうね
バッグの底の
イヤホンみたいに
沖の ...
初浴衣 頬に紅指す 金魚玉
あなたがぼくを愛してくれるので
ぼくはここに生きていられる
そしてまた同時に
いつ死んでも構わないと思えるのだ
心の底から
愛は蒼穹の奥に実り
愛は深海の闇に茂る
愛は春先の風に ...
強烈な台風で
日本列島がもっと太平洋よりに動いて
面倒くさいアジアから抜け出せたら良いなあ
とか思っちゃうんだけれども
かといって
カリフォルニアのちょっと横ぐらいまで
行っちゃったら
...
Ⅰ<夏も終わりの>
夏も終わりの
夕ぐれの海辺にいって
大きな貝殻を 見つけましたか
まるでひとつの 終止符のように
眠っている 白い巻貝
貝の耳に あなたのここ ...
真実というの、
多面体について推測することを
誰かを信じたり信じない
曖昧さを拭い去って
女の果実は甘く
夜を抱けば朝が焦がれる
水槽で泳ぐ
海を知らない魚にとっての、
す ...
二十代後半、夏の三千メートルの岩陵から墜ちた時のこと−
次から次に
岩にぶつかりながら
肉体の感覚は麻痺していく一方、
意識はより鮮明となっていく
宙を舞い墜ちながら次第、
次はあ ...
臨死の翳を
微かに 背負いながら
徒労の日々と 無意味の夜毎を送り 迎え
スプリングベッドに
猫背を沈めて
天井のモザイクを
眺める ...
【あの手 この手】
あれは
てあて だったのだろうか
その手に触れた途端
理由の わからない涙が あふれた
どのような ゆえんで
私がその場に 辿りついたのかは おもい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
台風女
朧月
自由詩
3
15/8/25 20:45
触れる日々/即興ゴルコンダ(仮)投稿.66
こうだたけみ
自由詩
4*
15/8/25 20:36
Alchemist
ガト
自由詩
4*
15/8/25 20:32
リサイクル
あおば
自由詩
1*
15/8/25 20:00
粒子(たまし)は天空を飛翔する
南無一
自由詩
1
15/8/25 19:39
覗き込む
藤鈴呼
自由詩
3*
15/8/25 18:11
ジ力本願
たけし
自由詩
4
15/8/25 17:12
ある秋近い日
生田 稔
短歌
0
15/8/25 16:37
風読みの窓
textur...
自由詩
3
15/8/25 13:42
人生
雨音 奏
自由詩
3+
15/8/25 9:39
おじさんの伝説
そらの珊瑚
自由詩
11*
15/8/25 9:25
年輪
朧月
自由詩
4
15/8/25 8:53
ゆがんだ夜
葉leaf
自由詩
3
15/8/25 6:34
真夏
夏川ゆう
短歌
2
15/8/25 6:02
無題
渡辺亘
自由詩
4
15/8/25 3:21
穢れ
ひさし
自由詩
2
15/8/25 3:20
ベイビースター
itukam...
自由詩
8*
15/8/25 2:48
遠い気持ち
ひさし
自由詩
5
15/8/25 2:30
笑う街角
ガト
自由詩
17*
15/8/25 2:05
告げない鳥
〃
自由詩
3*
15/8/25 1:52
ひびがはいるまえに
Seia
自由詩
4
15/8/25 1:29
とけのこったすべりだい
〃
自由詩
3
15/8/25 1:28
金魚玉
藤山 誠
俳句
0
15/8/24 22:13
寵愛
青井
自由詩
1
15/8/24 22:11
列島移動
花形新次
自由詩
3
15/8/24 22:01
夏も終わりの・夜の海
南無一
自由詩
2
15/8/24 21:46
ルクレティウスの夜
かんな
自由詩
6*
15/8/24 21:42
ある死への過程の記録
たけし
自由詩
11*
15/8/24 21:28
緑門③
信天翁
自由詩
2
15/8/24 20:33
あの手 この手
るるりら
自由詩
8*
15/8/24 18:10
1788
1789
1790
1791
1792
1793
1794
1795
1796
1797
1798
1799
1800
1801
1802
1803
1804
1805
1806
1807
1808
1809
1810
1811
1812
1813
1814
1815
1816
1817
1818
1819
1820
1821
1822
1823
1824
1825
1826
1827
1828
加筆訂正:
何かを好きになると云うこと
/
りゅうのあくび
[15/8/24 18:27]
遅筆により推敲
4.36sec.