ただ一つの空の下 色とりどりの足跡が

並んで、進んで、重なり、駆け出す
離れても続いてゆくよ


僕が見た世界はきっと
君が見た世界だから

夢見る事 戦う事 怖がらず走っ ...
降る雨が止むまで {ルビ古恋=ふるこい}が病むまで
空を見つめ {ルビ空=から}の箱を手探りで探す

火と人が倒れる姿を 残酷に観つめる私は{ルビ他人=ひと}で
君が悪いと 気味が悪い ...
僕達が困っている時
神様は手を差し伸べてくれなかった
だから神様が困っている時
僕達は手を差し伸べなかった
つらいことには傷付き
楽しいことに笑って
嫌なことに怒り
中には歌が流れていて
石を見ると喜んでいる

君とはたぶん
最後の二行だけ
ちがうだろう
暑い車内に閉じ込められたとしたって
痩せてトム・クルーズに似ていた
僕には気にすることは何もなかった

到着したホームを窓から眺めていると
乗って来る女性と目が合う
女性は明らかにハッとし ...
夜の晴れ間
煙る光
径を曲がり
打ち寄せる白


壁と窓にしか居ぬ波が
角から角を潤してゆく
糸くずの廻転
ただ最初から崩れたかたまり


立ち止まる
また  ...
夏はいつでもなつかしい
ここではないどこかに
いってしまった
ぼく
永遠の夏休み
こどものままで
ここではないどこかに
ずっといる
ぼく

さびしい遊びをしているようだ
家の ...
口がぱっくり開いていては 無様極まりない 故
嫉妬と憧憬を繰り返し腹式呼吸に整えてゆく 否
めない惚れ

火の打ち所のない情熱 つまらぬ炎の揺れ
非が天へ掻き消されて 冷静霊的にのみ或

...
雨に濡れながら
この先のゆく先を思う
その角を曲がれば
なにか見えてくる
ぼんやり思う
いつも
ぼんやり思うだけ
考え過ぎないのは
それが身のため
雨はいつまで降り続く
その先には ...
私が目を離した隙に
季節は過ぎ
声も届かなくなる

私が耳を塞いだ隙に
聞きたい言葉や
想いが分からなくなる

だから私は嫌いなんだ
弱い自分が嫌いなんだ

向き合おうとしなかっ ...
その日が来ることはわかっていたから
電話を受けても驚かなかった
前の日は不思議と離れ難かったことを思い出すよ

やらなきゃいけないこと沢山あったから
今日まで一度も涙は流していないよ
怒っ ...
私は歌う 聞こえない歌を
私は踊る 見えないダンスを

爛れた雨の降りしきる中を
ぎらぎらとひらめく旗たちの下を
言葉の礫たちの飛び交う中を
私は歌う
私は踊る

幾重もの傷が重なる ...
おさないうぶ毛はやわらかく見えるが
じつは火花のように爆ぜていて
抱くと心地よい痛みがはしるのだ
いまはまだおさないあなたの
火花がだんだんと肌のおくへおさまって
それから花火のように打 ...
真っ白いシーツ包まれ
窓の外を眺める
まるで違う世界のように
せかせかと動く社会

わたしは個室にぽつりと佇む
決まった時間の食事と清掃
微熱続きの眠れない夜

ベッドの上で1人
...
人波の一つ先行く赤とんぼ
信号変わりて人赤を追い
この選ばれた正午に
光と熱は直角に世界を満たす
一切のものは燃え上がり
上昇する炎で太陽から受精する
世界のそれぞれの部屋に
まどろみは垂直に立ち
世界のそれぞれの通路に
歓声は ...
「やっ、何でアボカドッ!」

どんぶらこどんぶらこ、
上流から流れてきたアボカドに、
おばあさんは洗濯中のおじいさんの褌を落として、思わず叫びました。大きな、大きなアボカドが流れて来たのです。 ...
覚えてる
あたしは最初 小鳥の卵だった
知ってる
あたしは卵から孵った子
わかってる
あたしは あたしだってこと
いつまで経っても飛べないけど
それが あたしだってこと
ちゃんとわかっ ...
透明な水
うかぶ黒い瞳

黒い瞳に煌めく無垢
感覚に残響し
感覚を越え
魂の核に食い入る
神聖と神聖が呼応し
浸透し合いながら輝き

やがて、

あちこち広がり始めていた闇の染 ...
とつぜんのスコール
つみのない車の天井をひどく打つスコール
悪いのは人間
じっさい痛いのも人間で
こういった音を聞いて黙っているのが人間
黙って、このままながれていけばいいのに
...
コンセント代わりに鼻を使ってもいいけどタコ足配線はダメ 沈んでる気持ち隠して星空を綺麗とか言う興味ないのに 紫陽花を打つ雨を見て指を折り三十一文字を行ったり来たり 亀は心配だった
兎が寝ていなかったら
どうしよう。

雨が、降ってきたから。

草を噛みながら進んだ。
これは、もうダメだな・・。

悲しみに濡れるくらいなら、
甲羅にこもってしま ...
ねぼけまなこで
冷え冷えの水羊羹を食べる
思いがけない甘さに
舌が痺れて覚醒
幸せ。

夏の夜
絵本を読んでくれた母の
白い首元を
流れる汗の玉が
とても綺麗だったのを
なぜだか ...
  わたしは座る
  青空がゆれている
  かなしいという言葉がなぜか
  小さな虫みたいに空気をうめていく


  なつかしい歌を思いだして
  気持ちだけが静かになっていく
...
ひかりのなかで
影が 退屈している
あきらめたように
ねそべって

抱きしめてやる
手を伸ばすと
とたんに
わたしに溶けてしまう

ひかりに溶けないわたし自身が
こんどは退屈 ...
私は代々木公園の特設ライブ会場にいた
しかし 友達に呼ばれた 私は
すでに興味を無くしていた 似ているものに
何も興味を覚えなくなっていた


だけど 似ていないものとは
一体なんだ ...
空の表面をアメンボウが滑る

水に沈んだ入道雲
に抱かれて
ぼくの顔がこちらを見ている

顔の中を
ハヤの群れが通り過ぎる

ああ
少女のような河童が
ぼくの顔に顔を寄せ
...
スカートの中は
異次元空間だ

今日、あの娘の中で
どんなものと
遭遇出来るかは
誰にも分からない

だからこそ
思いがけない
新しい出逢いを求めて

エヴリデイ
冒険の旅に ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
前向きに若桜自由詩115/7/13 22:09
言葉遊び自由詩215/7/13 22:07
仕返しリィ自由詩015/7/13 20:41
自分フユナ自由詩315/7/13 20:15
たまプラーザ駅で花形新次自由詩015/7/13 19:37
降る日 斑明木立 悟自由詩315/7/13 19:35
永遠の夏休みゆうと自由詩5*15/7/13 17:13
心酔朝焼彩茜色自由詩16*15/7/13 14:48
ちいさな願い花咲風太郎自由詩215/7/13 14:08
なみだ斎藤 九自由詩115/7/13 14:03
7%1486 1...自由詩015/7/13 11:59
聞こえない歌 見えないダンス塔野夏子自由詩3*15/7/13 11:31
火花はるな自由詩315/7/13 11:04
入院中じまさん自由詩015/7/13 10:56
_プル式短歌2*15/7/13 9:30
世界葉leaf自由詩215/7/13 7:51
アボ太郎もり散文(批評...1*15/7/13 6:45
あたしの唄もっぷ自由詩415/7/13 6:43
夜中の残響たけし自由詩315/7/13 4:44
スコール自由詩8*15/7/13 0:33
コンセント代わりに鼻を使ってもいいけどタコ足配線はダメ北大路京介短歌415/7/12 23:33
沈んでる気持ち隠して星空を綺麗とか言う興味ないのに短歌515/7/12 23:32
紫陽花を打つ雨を見て指を折り三十一文字を行ったり来たり短歌415/7/12 23:32
一説もり自由詩0*15/7/12 22:46
うだるららばい自由詩215/7/12 22:42
青空草野春心自由詩615/7/12 22:28
退屈はるな自由詩315/7/12 22:19
ある土曜日番田 自由詩215/7/12 22:16
夏の思い出イナエ自由詩7*15/7/12 22:06
ノーマーシー花形新次自由詩115/7/12 21:11

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