冬が通りすがりに蜜柑をひとつ
窓辺へ置いてったようだ

不用意なこころはすぐ凍傷にかかってしまうから
ちょっとした季節の気遣いにも丁寧に礼を言おう

ざわざわとした毎日を蹴飛ばし
転がし ...
日光を反射した光は
触れようにも
手の中に収まりはしない。

触れようとした途端に
手の甲に滑って流れてしまうから

私が触れようとしてることさえ
太陽の子どもは
気付いていないよう ...
白い都会の硬い土塁の中
あなたが灯をかかげれば
わたしは虹を灯す

遙かなやまの森の中でも
あなたが歌えば
わたしもさえずる

海の彼方の小さな島で
あなたが跳ねれば
こころは ...
トラブルとは人が知らぬ間に
執務室の自分の椅子に腰かけるように
社会が血を滴らせて巣を作る場所に
何の予測もなく腰かけてしまうこと
そして社会の雛たちが嘴で突いてくるのと
ひとしきり格闘 ...
愛し合っていたのだから
奈落の底まで堕ち溺れ
ポッカリ共に浮上
ソンナコトも
出来たハズなのに
一人だけ先に逝ってしまうなんて
また哀しみ打ち寄せる 広い病室 独り夜
波に逆らい
櫂を失い
沖を漂う小舟
潮に流され
雨に打たれた
辿る術もない星に
影を照らす月
遠く雲は霞み
振り返れば七日目の陽が昇る
怨んでも
風は止まない
ここは深い海 ...
ビニールテントのテラスから遮断された人と人
店の中でこじれる男女の恋愛騒動が綺麗に片付くころ
会社のやり方が気に入らない中間管理職同士のマグカップは 
同じ濃さの苦さで話をかき混ぜ 飲み干すこと ...
雪明り青いノートに落ちた罪 キラキラと甘いドラゴン締り雪 雪嵐途切れてしまうラブソング シルバニアファミリーで演る『シャイニング』あした天気になりますように メルセデス銀座赤坂六本木あした天気になりますように 寝ない子に団鬼六の読み聞かせあした天気になりますように 『白い箱。』
それがお父さんだと
どうやって信じれば良いのだろうか?

両腕の中は
最後に抱えた身体よりも重く
悲しい位にのしかかった。

(八ヶ岳の青さに混じり、遺影の輪郭線がぼやけ ...
編集でいないようにするって
本当なら
スゲエ陰湿だな
確かにへいちゃんの
知ったかぶりは
鼻につくし
たまに
カットしたくなる気持ちも
分からないでもないけどさ

テレビマン含めて ...
ベッキーもSMAPもSTAPも
何にも悪いことしていないのに
(少なくとも俺には何の被害もないのに)
テレビで謝らされるのは
酷いと思う

一番悪いアサシ新聞は
俺を含む日本に
大損害 ...
お父さんが白い箱になって帰ってきた日の晩、白い布と木箱に覆われた陶器の蓋を開けて
一つまみの欠片を持ち去った。
指先に付いた欠片の粉を口に含んだら、あまりにも苦くて・・・・苦くて・・・・身体はお父 ...
特急が空の向こうへ飛び立って変な子なんだよ僕もあなたも


にわとりの卵のように蹲る監視カメラが慰めてくれた


信じるか信じないかはあなた次第騙されるかもあなた次第


メガネ ...
空に散った花びらは

いつか大地が

優しく抱きしめてくれるから



また
花が咲く日を

待てばいい



そして

きれいな大きな花を

咲かせれば ...
「まあな。うちで鍛え上げた者ならば、もう少しマシな戦いかたを見せただろう。特殊能力の発現前にみっちり体を鍛える方針でずっとやってきたし、俺がそれを根付かせて来たのだから。そのぶん、ついて行けなくなって ... 甘利も絵音もSMAPも

ベッキーひとりに何やられてんだ

ひとの切実を許すほど

みんなお人好しじゃなかった


三度の飯のひとつでも抜けば

哀しいことに腹が減るのだよ

...
世界で一番の工学者たちが
導き出した最適解に
僕らは乗っかって走りだす

爪に挟まったスラッジを
犬歯でこそぎながら
よそ見は70秒以内ならOK
ハンドルを足の小指でいじっている場合 ...
君を知らない僕が
愛してるっていうんだ
そんなの真に受けちゃいけねーよ
どこでもいいや
酒飲めるとこ知らない?

組み伏せて聞き出した
あの詩の続き
なんてことなかったな
新しく ...
もう大丈夫だよ
痛くもないし
悲しくもないし
怒ってもないし

もう心配ないよ
辛いことはどっか行った
病気の場所はきえた
苦しい空気は流れてった

もう嫌な景色
かくさなくって ...
入り口ふたつ出口みっつで
どこから入ってどこから出るか
選択可能な未来はむっつ。

のぼり梯子ふたつ落下ロープみっつで
どこから登ってどこから降りるか
選択可能な未来はむっつ。

未来 ...
 
言葉はいつも裏切るから

唇をあわせて

せめて、ぬくもりをちょうだい



 
暁のうたたね 夢の中で泣いて
白くぼんやりした夜明けの部屋に
ムウドだけが薄く残っている
メランコリックな仕草で 髪をかきあげる


オルゴオルの上で踊る 白鳥が優雅に
ころんころん ...
          160131

明日からは2月だというのに
まだあの二人いがみ合っている
自民党と公明党のように
仲良くすれば良いのにと
野党再編成の行方を見守る
なにしろ
栄ちゃ ...
コーヒー豆を噛み潰したような
苦くてじゃりっとした感触が居座るような日々も
喉元過ぎて過去になってしまえば
すぐに忘れるのが僕のいいところ
ただ楽しかった思い出も
すぐに忘れるのが僕の悪いと ...
早朝の青空に
ふらり 浮かぶ
 白い満月

しんと 静まり返った
人々の意識の空白を突いて

薄白い筋雲たちが
丸く集まった 作りかけのまゆ玉

風に 解けてしまいそうな
はかな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
蜜柑梅昆布茶自由詩10+16/2/2 11:43
光の感触自由詩5*16/2/2 9:11
あなたにイナエ自由詩15*16/2/2 8:46
トラブル葉leaf自由詩216/2/2 5:01
諦念〇病床おセンチたけし自由詩416/2/2 4:37
海原アラガイs自由詩13+*16/2/2 4:22
都女為平 澪自由詩9*16/2/1 23:25
雪明り青いノートに落ちた罪北大路京介俳句216/2/1 21:16
キラキラと甘いドラゴン締り雪俳句016/2/1 21:15
雪嵐途切れてしまうラブソング俳句1+16/2/1 21:15
シルバニアファミリーで演る『シャイニング』あした天気になりま ...短歌016/2/1 21:15
メルセデス銀座赤坂六本木あした天気になりますように短歌016/2/1 21:14
寝ない子に団鬼六の読み聞かせあした天気になりますように短歌016/2/1 21:14
お帰りなさい。梓ゆい自由詩216/2/1 20:41
へいちゃんイジメに遭う花形新次自由詩216/2/1 20:07
悪い奴ほど新聞屋自由詩016/2/1 19:38
寂しい味。梓ゆい散文(批評...116/2/1 19:33
淡い色のシャツ水宮うみ短歌0*16/2/1 16:53
想いのゆくへ幸絵自由詩016/2/1 16:45
Miz 15深水遊脚散文(批評...0*16/2/1 16:34
切実吉岡ペペロ自由詩216/2/1 16:05
六輪バギーは荒野を殺す竜門勇気自由詩016/2/1 12:46
バイポーラトランジスターズ・オーケストラ自由詩116/2/1 12:26
ゾンビ ティル ゾンビ自由詩016/2/1 12:06
未来の数くろねこ自由詩3*16/2/1 8:24
せめて殿上 童自由詩14*16/2/1 1:32
東風藤原絵理子自由詩516/1/31 23:47
両成敗が止まらないあおば自由詩2*16/1/31 22:59
参加賞中村 くらげ自由詩216/1/31 22:57
白い月いねむり猫自由詩616/1/31 22:49

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