私は今日もぼんやりと散歩した
池袋へ いつものルートを
私の 心の疲れを癒すために それは
だけど それは誰のためでもない
歌の詩を書いていて
思っていたが 歩いた 躊躇せず 出て行こうと ...
賑やかな祝祭は
終わり
各人は家路に着いた
人の優しさ
温もりが
泉のようにあふれでて
懐かしい人の
胸を満たし
小さかった人は
見上げるような大人になり
いたわられる人となって
...
「もう秋だな」
「ううんそうじゃなくて、まだ秋だよ」
「秋ってさ、どうして秋なんだろうな」
「そんなロミオとジュリエットみたいなこと言わないでよ おかしいなぁ」
と女の子はそう言って乾 ...
水面から生えた電柱
いつか見た風景
絵だったか
写真だったか
晴れ間だけが平和そうな顔をして
平和だって言うんだ
いつか見た風景
濁った色に取り残される
知った顔で何かあった何もな ...
ことばを持たないのに人と呼ばれるものの
イメージがわかないのはことばを持つもの
が人だと刷り込まれすぎているからだろう
か窓の外には川の上を滑るカヌー乗りたち
とテニスコートのプレーヤーたち目 ...
無差別殺人の
テロリストは怖い
部屋でゴロゴロして過ごす
無気力なゴロリストも怖い
お互い明日を信じないし
命を無駄にすることを恐れない
「いずれゴロゴ13と呼ばれるのだ」と
...
知識は覚えるものではなくなった
検索ソフトでカンニングできる
経験は味わうものではなくなった
検索ソフトでシミュレーションできる
感性は生み出すものではなくなった
検索ソフトでコピー ...
思いついた言葉がスター
もっと言って もっと言って
そのリクエストにお応えして
それらしい言葉を並べて
からっぽの歌を紡いだら
まんまとバレて
君は泣いて きっと泣いて
君は押し黙ってし ...
この静まった秋の日に
一枚の紙を机の上に広げれば
過ぎ去った春と夏
来るべき冬とが集まって
一年間の物語が告白され
あなたに宛てられた
自然界からの手紙が
書き落とされるだろう
...
そうね
たぶんね
って言えるくらいが
素敵な関係なんだろう
わたしの都合
ぼくの都合
は行ったり来たり
のくり返し
わたしの願望
ぼくの願望
は力関係で一方通行
ただ ...
天体から産み落とされた丹色の液体を孕んだ肉体は
素粒子の集合体だった
解体されるのも時の問題であって
簡単に片づけられてしまう
残されるのは凝固したモノクロ写真だけかもしれない
土の色
...
眠れない未明に
仕方もなく起きだして
ふと開けた引き出しから
懐かしくて熱いものが
彼女がのこして
そうするしかなかったままの
断片がみんな
雨の雫色をしてる
それらは歌で
...
天空に散りばめられた宝石の声
マゼラン星雲がなぜぼくを呼ぶ
すばる北斗を待つ季節
シリウスの伝説に魅せられる
夕空に一粒輝くゼウスの星
あなたとの記憶
水に似た感情
時間はかかったけれど
ようやく
完成
ブリキのジョウロは先週
不燃ゴミの日に出して
てるてる坊主とも
とうとう仲直りした
埃をふうと吹き払っ ...
海が見える新興住宅地
まだ買い手のつかない広い区画には
イタドリ ススキ タンポポ
何処からともなくやってきた
柳や白樺の若木も生え
地面は覆い尽くされることもなく
盛り固められた土が腐 ...
150912
石の上にも三年といわれ
経験を積まないうちは、現状批判的な意見は言わないように謹んできた
このたび労働者派遣法の改定で同一の職場では3年以上 ...
空にまで達した空白の壁を前にして立ち
独白する言葉をえらぶために
たったひとつの日本語をあみだすために
私はたくさんの言葉を集めてまぜた
もうひとつの宇宙になりますように
星座を構成しますよ ...
捉えたぞ
アナタの姿を
流れいく雲間に
薄く濃く白く輝く
奔放に微笑み送り続け
爆発して
消尽し
捧げ
妖艶に
円を舞い
捉えたぞ
アナタの姿を
流れいく雲間に
破壊 ...
薔薇の園恋人いない者同士
こだませる言葉を決めて登山口
しりとりのルの出てこない登山道
空に向け背骨を伸ばす登山口
ことばの奥底にある
私の声が聴きたい。
そう扉を開く時にいつもあなたはいない。
なかないで、
なかないで、
あなたはいつ ...
虫の声が逆さまに鳴いている
逆さまの虫の声はどこか自壊の音のようで
奇妙で遠い自壊が草むらで起こっている
太陽が逆さまに輝いている
逆さまの太陽は少し気が狂っていて
一面の大 ...
キスを与えられないので
夫に向かってワンワン吠えているの
毎晩のベッドへ向かう
スクショしてほしい
切り貼りしたい夫との演舞
明日から残業が増えるんだって
へー関係ない体力 ...
わたしわクッキー。わたしわチョコパイ。わたしわパイナップル。そんでもって崩壊。ダダダダダ さっきまで缶切り探してる、わたしわフクロウの首のように周りを全て見渡してみる周りを全て わたしわ可 ...
サンドイッチよりも
ホットサンドのほうが好き
ハムやチーズを挟む
程よい暖かさが
美味しさをアップさせる
好きなもの挟んで食べる
何を挟んでもいい
楽しみが広がる
合うか合 ...
リセットを押したつもりがコンティニュー、なんて無慈悲なタイム・トラベル
失くせない言葉のような「あのひと」に会える夜です、月が積もれば
果てるなら果てよロマンス ...
知人はたくさんいるが
友人は少数精鋭
どこまでが知人で
どこからが友人か
このダルい領域の話は個人的にどうでもいい
ただ友達っていうのはな
思い出した時に
頑張れよって心の底 ...
猫のびゃあびゃあ鳴く夜には
アイロンをかける
ハンカチを熨して
ブラウスを生き返らせ
スラックスには折り目をつけて
折り目正しくなるように
折り目正しくなるように
だれか私にも折 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
池袋のラブホテルの窓から
番田
自由詩
1
15/9/13 20:07
祝祭
Lucy
自由詩
15*
15/9/13 18:13
秋道
らいか
散文(批評...
5
15/9/13 17:29
11日
ブルーベリー
自由詩
1*
15/9/13 16:12
ことばを持たない、内包する彼の人へのオマージュ/即興ゴルコン ...
こうだたけみ
自由詩
2*
15/9/13 12:53
ゴロリスト
イオン
自由詩
6*
15/9/13 12:02
カンニングーグル
〃
自由詩
1*
15/9/13 11:56
吐き出さないと死ぬ病
ブルーベリー
自由詩
0
15/9/13 10:38
秋の手紙
葉leaf
自由詩
4
15/9/13 9:21
きっと
アンテ
自由詩
2
15/9/13 7:46
いのちの組曲
レタス
自由詩
1
15/9/13 2:17
どうしたらいいのかわからない
もっぷ
自由詩
10
15/9/13 1:01
夜想い
レタス
俳句
0
15/9/13 0:53
押花の栞
もり
自由詩
2*
15/9/13 0:25
わたしは
ただのみきや
自由詩
12*
15/9/12 22:54
ことばを持たない、内包する彼の人へのオマージュ
あおば
自由詩
5*
15/9/12 21:15
空白の壁の前に立ち、ただひとつを独白するために
北街かな
自由詩
3
15/9/12 20:33
太陽の己
たけし
自由詩
4
15/9/12 17:37
薔薇
夏川ゆう
俳句
1
15/9/12 16:31
こだませる言葉を決めて登山口
北大路京介
俳句
3
15/9/12 16:25
しりとりのルの出てこない登山道
〃
俳句
5
15/9/12 16:25
空に向け背骨を伸ばす登山口
〃
俳句
3
15/9/12 16:25
ひだまり
あおい満月
自由詩
6
15/9/12 10:30
逆さま
葉leaf
自由詩
2
15/9/12 8:04
再恋
かんな
自由詩
4*
15/9/12 6:50
わたしわ、すれ
ヨルノテガム
自由詩
2
15/9/12 6:42
ホットサンド
夏川ゆう
自由詩
3+
15/9/12 6:01
◆タイム・トラベル
千波 一也
短歌
4
15/9/12 2:32
2U
ガト
自由詩
6*
15/9/12 1:36
折り目正しく
凍湖(とおこ...
自由詩
4
15/9/12 1:15
1774
1775
1776
1777
1778
1779
1780
1781
1782
1783
1784
1785
1786
1787
1788
1789
1790
1791
1792
1793
1794
1795
1796
1797
1798
1799
1800
1801
1802
1803
1804
1805
1806
1807
1808
1809
1810
1811
1812
1813
1814
加筆訂正:
わたしは
/
ただのみきや
[15/9/13 19:05]
誤字脱字修正しました。数か所小修整しました。
3.64sec.