カメレオンみたいに
自分の色を変えることは出来ない
モノマネをする人のような
本人そっくりになる事も出来ない
けれど自分にはなりたいものがたくさんある
空になりたい海になりたい
雨になりた ...
この腕にしがみついた、
性という薄皮の、
一枚一枚をゆっくりと剥いでいく。
そこには薄く赤みを帯びた痛みが咲いている。
煙で見えなくなった、
風呂場の鏡に映る、
あらわになった腕や脚、 ...
「一」という字の、地平を
我が胸に…刻む
「一」という字の、地平から
熱い湯気は…立ち昇る。
「一」という字の、念力で
切り拓かれる、明日。
いつの日か
ふり返った背後に
...
明け方 季節を忘れた
冷え行く寒さの中で
冬は姿を消し
沈黙は空気を透明に染めた
朝 差し込む光を浴びて
言葉を忘れた
荒涼とした会話が砕かれ
鳥の鳴き声は静寂に木霊した
昼 ...
今日もまた
子供が
虐待されて死んだ
捕まったのは
内縁の夫だと言う
世の中に
内縁の夫が
何人いるのか知らないが
善人の内縁の夫って
どれくらいいるのだろうか?
内縁の妻 ...
オランダのチューリップ畑の{ルビ畔=ほとり}に
浅い川は緩やかに流れて
カーブを描く辺りに
一人の風車は立ち
やがて赤と黄色の無数の{ルビ蕾=つぼみ}は
過ぎゆく風に身を傾げ
遠い風車 ...
もうスグと、つぶやいている、罪と罰
キャッチコピー「質問は受け付けない・曖昧を大事にしている詩」
何故、人は人を好きになるのか? 答え、愛情と同情、感情があるから
何故、人は綺麗になりたいのか? ...
七草を七つ言えないまま食べた
育休をやめろと言えぬ厚労相
年賀状寒中見舞いとして返す
大人が好むうたを
だれもいない道々うたいながら歩いた
こどもだったわたしの
精一杯の背のび
ひとりでも平気だと
おもうために必要だった
夕焼けは演出過剰気味に赤く
そこを目指さず ...
珈琲の混ざった粘膜に唾液が滲みる
先刻の鳩の血液も蹴り足から鼻腔を貫いたか
公園で撒いたパンにありついた鳩を執拗に追い回していた
追手の鳩を蹴ったのは気紛れ
砂糖のない珈琲では消えない後味
...
野球帰りに覗く店
コロッケは20円
本命のメンチは50円
ただソースを舐めた日々
ただの幼い想い出
あの店の
ナンバーワンは
カレーうどん
ただ難を言うなら
肉が薄くて
うま美味し
豚骨魚介の
ラーめンは
豊かに香り
この舌を打つ
喜多方の
チェーンストアに
ありなが ...
生姜焼き これは一番 祖父の角瓶チョロリと啜った5歳の春
トンカツ ソースが命 息を止めてガツッリと向き合いあう勝負は刹那
カキフライ タルタルソースにトンカツソースレモンを絞り海の音きく
サバ ...
いっそのこと
会費を月額15万ぐらいにして
貧乏人を排除しようかと思う
そうすれば
自業自得とまでは言わないが
原因の8割りがたは
てめえにあるのに
世の中に恨みがましいこと
言ってい ...
走破の矢、
琥珀の的 時の揺動
まぁるく明るむ天、天、天。
異郷から落ち来て 異郷へ昇り戻る
変化し続け〈変化〉を知らしめ
漆黒の星とカガヤキ肉燃え尽き
新たな〈魂の愛〉を育む人々を ...
裏山の防空壕の天井からは木の根がたくさん突き出ていた
入り口の高さは七十センチくらいで、湿っぽくて暗かった
近所のお爺さんから、近づいてはいけないと言われた
だけど、
小さかった僕らは友達三人 ...
よく晴れた秋の休日ドライブする都会離れるほど癒される
ユリの花清潔感がある姿一番好きなオトメユリ見る
リビングに飾った花は長持ちし目立つ色して幸せを呼ぶ
寒くなりポケットに手を突っ込 ...
おーい
・・・・・・・。
ちょっと
・・・・・・・。
そこの
・・・・・・。
お茶
・・・・・・。
ひろこ
なーに?
大事です
悲しみにもみくちゃにされて
いつの間にかこんなところに立っていた
そしてそこから
根が生えたように
動けなくなってしまった
春 夏 秋 冬
春 夏 秋 冬 と
どれくらいの時が経っ ...
冷たい風が太陽を輝かせるだけだなんて考えは生真面目過ぎるからだろう?
運命が君の思い通りに運ばないのは
逆に世界の凡てが君の考える方向に動かされているからなんだ
、と
自分の死をまえに ...
入院は今週も木曜日
になるまで自宅でゆるゆるしよう
精神病院には其処に住民票が有る人が多いから
三年経った今も顔見知りは居るだろう
三階は重度のジャングルらしいけれど
ぼくは1階で済む
...
氷を抱いて熱へとびこむ
飛び込み台にかえるが落ちている
踏んでしまうのとゆう声が聞こえる
踏んでしまう、でもたぶん
タナゴ竿
繊細な竹を購い
削りゆく
絹糸を巻き
赤漆塗る
すんなりと
空を突く
ヤマベ釣る竿
最後の仕上げは
黒漆塗り
癖のある
ハゼ竿の竹
布袋竹
どう削るのか
...
本来は蕎麦好きなのだけれど
なんだか今日は本場の讃岐うどんが食べたくなった
でも東京周辺では讃岐うどん屋は中々見つからない
あのカツオと昆布の出汁…
そうだネットで探してみよう
真夜 ...
旧友は甲府に住んでいた
東京小平市に転勤だそうだ
昨年末に来年早々引っ越しをすると
彼は車を運転出来ないのでレンタカーで引っ越しを頼まれた
年末はまだ食事がかろうじてできたので快諾をした
...
ほんとに星になっちまったのかい スターマン
空で待ってくれてたんじゃないのかい スターマン
でも泣かないでいいようにソウルを残してくれたんだね スターマン
風は呼ぶものではない。
風はじっと待つものだ。
あの日、
あなたは泣きながら、
私にすがりながらそう言っていた。
娘である私の拳は震えていた。
握りしめた拳は赤く腫れ上がり
皮が剥け ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
なりたいもの
リィ
自由詩
1*
16/1/12 23:14
蟻
あおい満月
自由詩
11
16/1/12 22:56
「一」
服部 剛
自由詩
6
16/1/12 22:34
忘却
鷲田
自由詩
10
16/1/12 22:34
内縁の夫
花形新次
自由詩
3
16/1/12 22:29
異国の夢
服部 剛
自由詩
4
16/1/12 22:11
哀愁
独奏
俳句
2
16/1/12 21:55
自問自答
〃
自由詩
1
16/1/12 21:51
七草を七つ言えないまま食べた
北大路京介
川柳
7
16/1/12 21:08
育休をやめろと言えぬ厚労相
〃
川柳
0
16/1/12 21:08
年賀状寒中見舞いとして返す
〃
川柳
0
16/1/12 21:08
太陽への道
朧月
自由詩
1
16/1/12 20:21
鳩を蹴る
深水遊脚
自由詩
8*
16/1/12 20:10
肉屋を眺め
チーズオムレ...
俳句
0
16/1/12 17:59
麺
〃
短歌
1
16/1/12 17:51
私の食事
〃
自由詩
2
16/1/12 16:59
詩投稿サイト運営者の決断
花形新次
自由詩
0
16/1/12 16:25
BOWIE暴威BOWIE
たけし
自由詩
4*
16/1/12 15:07
cocoon
うみこ
自由詩
6*
16/1/12 13:10
リビング
夏川ゆう
短歌
2
16/1/12 12:57
大事です。
佐白光
自由詩
1*
16/1/12 12:54
冬に
渡辺亘
自由詩
3
16/1/12 10:01
貯水地
アラガイs
自由詩
7*
16/1/12 7:31
暖冬
レタス
自由詩
4
16/1/12 1:01
氷を抱いて熱へとびこむ
はるな
自由詩
6
16/1/12 0:23
和竿
レタス
短歌
0
16/1/12 0:09
ため息
チーズオムレ...
自由詩
2
16/1/11 23:47
引っ越し
レタス
自由詩
0
16/1/11 23:37
スターマン
殿上 童
自由詩
19*
16/1/11 23:07
冬の針
あおい満月
自由詩
4*
16/1/11 23:04
1744
1745
1746
1747
1748
1749
1750
1751
1752
1753
1754
1755
1756
1757
1758
1759
1760
1761
1762
1763
1764
1765
1766
1767
1768
1769
1770
1771
1772
1773
1774
1775
1776
1777
1778
1779
1780
1781
1782
1783
1784
4.77sec.