151219
金平糖と言えば、過労詩の世界の住人だねえ
詩なんて言葉を詩に記せば白けるということぐらいは
ご存じでしょう
無彩色透明のシロップを掛けて何十時間 ...
冬に聴く
チェロのソナタは
暖かく
珈琲すすり
窓を眺める
公園の
ベンチにすわり
病葉を
ひとひらふたひら
かぞえるまなこ
わが書斎
森林のように
わけいりて
記憶 ...
自称詩人のレモン好きは
枚挙にいとまがないが
一方で屁については
殆どガン無視を決め込んでいる
だからと言って
自称詩人のケツから
レモンの香りがする訳ではなく
寧ろ逆にレモン好きな自称 ...
私の世界にないもの
あなたの世界にはある
色んな刺激を受けながら
色んなこと考えながら
色んな景色に出逢いながら
私はあなたの世界に触れる
あなたは私の世界に触れる
重なり合 ...
私の机上で白バラが咲いている。
窓の外では白い雪が降る。
壁に掛かる絵画には白鷺が息づいている。
この世は白いと初めて感じる。
透明だと感じていたものが全て白になる。
娘 ...
風にゆれる暖簾をくぐれば
そこにお前がいた
退屈そうに
新聞を開いたお前は
俺をみてただ頷く
斜め前の席に座り
婆様が注文を聴きにくる
戸惑いながら
カレーうどん
今日の ...
何代も受け継がれたレコードプレイヤーからのノイズが心地良い。
今夜はクラシックでもジャズでもない。
忘れ去られようとしている昔のレゲエのレコードが深く響く。
今夜私は二十年前にタイム ...
公園の銀杏も散ってしまい
樹々の枝だけが
空を刺している
広場のベンチの陽だまりに
うたたねしているお爺さんの
寝息はとても安らかで
ぼくも欠伸をしたくなった
冬の情景はブリュー ...
救済するために、
骨を食いちぎらなくてはならない。
救済するために、
歯をもぎとらなくてはならない。
救済するために、
皮膚を剥きとらなくてはならない。
救済するために、
肉をかみちぎら ...
脳髄が止まっている。薬を一口飲んだだけ
尖った、働きすぎた神経が
もう二度と動かなくなるような錯覚
ネガティヴだとかポジティブだとかそんな感情さえ消えた
悲しみも喜びも消えた
吐き気がするけ ...
たった今は、すぐさっきになる
だから、明日もすぐくるんだ。
明日はめちゃくちゃ楽しいかもよ。
もし自信がなければ、なんでもいいから楽しそうな事を考える。
例え ...
部屋には楽器
戸棚に食器
心に故郷
晴れ時々猫
一生の中の一日
異教徒みたいに迷い
信者のように眠る
湖のある街で
坂の多い街で
そして
思いがけない知らせ
一生の中の ...
一頁をめくると
また新しい世界が広がる
知らないことの多さに慄き
悦楽に浸る
デジタル化できない
五万の文字を
ぼくはどう反芻したらよいのか
途方にくれる
今となっては
使わ ...
{引用=〈2013.11.12 北海道「青い池」に初雪〉}
十一月十二日でした二年前あなたに雪が告白したのは
過ぎてから纏めて破く日捲りの今日はあしたを焼べたいほどの
シクラメン ...
かあさんがいる。
それだけで
心が心底落ち着く。
ねぇかあさんがいるだけで
心が穏やかなる。
どんな薬もいらない
深い特効薬。
私は安堵の眠りにつく。 ...
泣きじゃくる年頃でもなくて
もがき苦しむ精神でもなくて
だから余計に
わざわざ もがきたくなって
わざわざ 泣きじゃくったりしたくて
そこにいてくれ ...
ひとときのやすらぎ
おとなえば、一人の女人ありて
吾ら夫婦温かくもてなす
いつも、折にふれ
訪ねゆきて慰めらる
自動車の事故も
息子のふしまつも
その方の温情に、慰めらる
今日 ...
余命と寿命のあいだを
日々往復している
卒寿となったおひとりさま
にとって
それはありがたいことなのだ
往復切符の
砂時 ...
あなたの真冬の冷え切った裸の手を
わたしはしっかりと抱きとめてあげたい
みれば指が崩れている
肉はぐちゃぐちゃ 骨が視えているよ
、わたし信頼できる薬局を知っているから
良いお薬を買って手当 ...
青い青い大空を見上げるのは
人を恨むためじゃない
広い広い大海原を見るのは
人を憎むためじゃない
大きな大きな樹を見上げるのは
人を裏切るためじゃない
人が生きているのは
苦しむためじゃ ...
サンタへの御願いは
「あったかいポエム」がほしいってことのいま
思い出すのは、ポエム売りの少女は
ほんとに居たはずだってこと
「あったかいポエムはいりませんか」
って云って聖誕祭前でにぎわう ...
ポン柑の味の香りの優しさはいつか会いたい母に重なる
「死ぬために生きる
それだったら もう少し
生き続けられるかもしれない…」
となりに乗り込んだ ピンクのかたまりが
内部分裂 暴発を くりかえしているのにも気づかず
ほ ...
夢は、憧れは
それはわたし自身が
父さんに決して恥じないでいられること
神さまにやっぱほめてもらえること
父さんには あとで 聞いてみる
神さまにはいますぐに降りてきてもらって
どこか ...
陽が昇るのを待って 僕らはあてもなく電車に乗った
まだ人気はなく静かで ただやわらかい朝陽だけが車内を包み込んでいた
僕らは互いに黙って 流れていく景色を呆然と眺めていた
この景色の中に ...
私には
“かる”
が足りない
{引用=狩る}
死に物狂いで
欲しいものを追い求める
信念が足りない
{引用=枯る}
本当に参ってしまって
乾涸びるほどの
絶望が足りない ...
堕落論の中に反戦思想を読む人の気が知れない。
十代前半から四十代後半の今までに少なくとも2万回は読んだが、
何回読んでも、8割りがたは戦争礼賛にしか見えない。
事実、戦争中ほど良い世の中はなかっ ...
クリスマス顔と指紋を乗っ取られ
クリスマス喉の奥よりショットガン
手のひらに聖夜と書いて夢芝居
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
こんぺいとうの秘密
あおば
自由詩
6*
15/12/19 9:48
歳の瀬
レタス
短歌
2*
15/12/19 7:06
キンタマ王子、レモン
花形新次
自由詩
0
15/12/19 7:03
あなたの世界
夏川ゆう
自由詩
2
15/12/19 6:14
白い世界
ヒヤシンス
自由詩
7*
15/12/19 4:57
そば屋で
レタス
自由詩
5*
15/12/19 4:44
ノイズ
ヒヤシンス
自由詩
5*
15/12/19 4:24
冬の陽だまり
レタス
自由詩
8
15/12/19 4:21
救済するために
あおい満月
自由詩
4
15/12/19 2:01
薬を
斎藤 九
自由詩
0
15/12/18 23:55
脱鬱の方法
doll
自由詩
0
15/12/18 22:48
A DAY IN THE LIFE
やまうちあつ...
自由詩
4
15/12/18 20:57
大漢和辞典
レタス
自由詩
7*
15/12/18 20:03
池のほとりに柊の頃 「平成景四首」 2015.12.18~2 ...
もっぷ
短歌
3*
15/12/18 19:44
かあさん。
しんおん、
自由詩
4*
15/12/18 19:00
気づけば もう、あの大切な君
komase...
自由詩
4*
15/12/18 16:59
ひとときのやすらぎ
生田 稔
自由詩
1
15/12/18 16:27
風と光の変奏 ②
信天翁
自由詩
3
15/12/18 15:11
夜が明けたら
もっぷ
自由詩
3
15/12/18 13:32
祈り
渡辺亘
自由詩
4
15/12/18 10:42
ポエム売りの少女は居たはず
もっぷ
自由詩
4*
15/12/18 2:45
大好きな *
〃
短歌
3
15/12/18 2:28
『DRIVE ALIVE SURVIVE』
座一
自由詩
11*
15/12/18 2:25
夢は、憧れは
もっぷ
自由詩
1
15/12/18 2:23
海になればいい(飽和編)
涙(ルイ)
自由詩
3
15/12/18 1:52
かる
瑞海
自由詩
8*
15/12/18 0:25
大陰唇論
花形新次
散文(批評...
4
15/12/18 0:16
クリスマス顔と指紋を乗っ取られ
北大路京介
俳句
1
15/12/18 0:13
クリスマス喉の奥よりショットガン
〃
俳句
1
15/12/18 0:13
手のひらに聖夜と書いて夢芝居
〃
俳句
5
15/12/18 0:13
1764
1765
1766
1767
1768
1769
1770
1771
1772
1773
1774
1775
1776
1777
1778
1779
1780
1781
1782
1783
1784
1785
1786
1787
1788
1789
1790
1791
1792
1793
1794
1795
1796
1797
1798
1799
1800
1801
1802
1803
1804
加筆訂正:
海になればいい(飽和編)
/
涙(ルイ)
[15/12/18 19:14]
タイトル、少し変えました
夜が明けたら
/
もっぷ
[15/12/18 13:38]
2行目「抱きしめて」→「抱きとめて」
4.23sec.