誤作動で落ちてくる雨。質量のない感傷でゆれている喉
痛みって色も形も無いだろう。きみに触って少し傷つく
劣情がわたしのうでを引いている。平たい瞼。熱い瞼だ。
かなしんだことがいち ...
やっぱ アタシは
この子が 好きだ
そう 思う
瞬間
ひいき目は
イケナイことだと
知って いるけれど
鷹の瞳に
射竦められた
あなたの 唇と
おなじくらい ...
いきものがかり
という名のトリオがいるらしい
ブサイクなネエチャンを
うだつの上がらなさそうな
アンチャン二人で輪姦するという
編成の歌い手だそうだ
私は彼等の音楽には
まったく ...
煙草を吸っていると、指先が行方不明になる。あんまりにもやさしい夜だから、ぼくたちはこぞって死のうとする。その先はもっとやさしいよ――冷たい石の壁に腹ばいになって、頭と地面とがふれあうそのときを、微かで ...
それなりの人間は
それなりの扱いしか受けない
だから絶対
チートはしない
チートをすると
後でくるリスクが高くなる
だから
真面目に生きる
コツコツ生きる
それが私の戦略。
若き日 ...
いつもは聞こえない
水洗トイレのタンク内に落ちる水滴の音
いつもは聞こえない
紫煙を逃がす窓の隙間から聴こえる虫の音
いつもは聞こえない
常に快適に室温を保っていたエアコンの音
いつもは聞 ...
いくつもの{ルビ阿房宮=フォリー}の影が映るホリゾント
切り貼りだらけの書き割り
響くのはPromised Landへの行進曲
主役もどきがものものしく登場
コロスたちが金切り声で笑う ...
わたしは今
森の中でひとり
懸命に穴を掘っている
穴を掘り終えたわたしは
はらりと着衣をすべり落とし
たおやかに穴に横たわって
願う
「水をください」
わたしはここで根 ...
いいこととわるいことを知りたい
どっちもおなじだけ知りたい
いつもバランスが悪いから
かたむいてしかたない
あなたがなぜ泣くのか
あなたがなぜ笑うのか
いつもちゃんとわからない ...
少年と約束をしたホームランあした天気になりますように
セグウェイの暴走団を結成しあした天気になりますように
カメラ位置確保するため徹夜するあした天気になりますように
頬つたう涙の重さは何グラム?
泣いても泣いても軽くならない心
貴女が移動しながら放った
屁を追って行くと
そこには
飛行機雲さながらの
文字が書かれていました
見えないので
鼻で読んでみると
「もう、秋ね」
と書いてありました
僕が、そ ...
部屋のベランダ
ゴーヤを私は植えていた
毎日 この時期は それを食う
いつも黄色くなるまで待っていた
それを 私はまな板で
細かく切って
炒飯に即席ですることもある
皿に保管 ...
君の取扱説明書
注意書きに
愛だけじゃ動きませんのメッセージ
電車乗り継いで海へ
ロング缶のビールを半分こして歩く
夏の終わり もう秋かな
はじめて手を繋いだのはいつだったかな
はじめてのキスはコーヒーの味がした
ふたりだけの世界だった
ね ...
遠くで鴉がうそぶいている
近くでキジバトがうなっている
もういっぽうでは
無聊が楽隠居のかげをひそめて
脱落のひなたぼっこ ...
貴女に
うんちで
「スカトロりんをしたい」
って書かれたら
断る訳にはいかないね
でもね
その時点で
スカトロりんは
始まっているんだよ
(いや、もう終わっているのかも知れない)
コスモスは頭が重いので
ふらふらしながらたっています
彼岸花は
視線が痛いので
ぴりぴりとんがって咲いています
風は平等に
ふいています
花にも
わたしにも
数十億光年さきは
光でだと数十億年かかるけど
心でなら一瞬でいけるんだ
過去だろうと
未来だろうと
心でなら一瞬でいけるんだ
ぼくは心の実力を信じる
心は時空 ...
手で覚えたことは忘れないから
目を閉じて生きることにした。
ねえ、まだそこにいるんでしょう?
死んだふりをして。
今日覚えたことはいつ消えるの?
私よりもながく残るの?
...
四六時中垂れ流されたテレビを前にし
混乱の脳で端から笑っていき
どこが可笑しいとあげつらっていく
白い箱での生活は
同じ番組しか流れない
繰り返し曲芸を見ている
見たものの面白さは忘れ ...
遠い未来には核子も崩壊するという
銀河の消滅 物質の終わり
永い永い演算を経て
宇宙は再びたどりつく
自らという うつくしい解に
生きづらさが聳え立っている
直方体の連なりがひたすら重い
それは取引先のビルだった
生きづらさがメールの着信を知らせる
たくさんのウィンドウを処理しきれない
それは自分の職場のパ ...
置き忘れられた人形が
構図のよく練られた
写真の中で壁に寄りかかっている
干からびたサンドイッチのかけらが
両手で持てないくらいの重さに感じる
気候が変化したのだ
海からの強い風で霞んだ
...
昼に
明るい陽射しの許
像の立ち並ぶこの世界では
在るものはそれぞれに独立し在る
モノが、
夕に
斜光を浴び受けて
懐かしい余韻を響かせ始める時
在るもの全ては浸透し合い流動し ...
今朝 比較的大きな地震が起こった
まだ 忘れるには早すぎる
あの大災害を思い出させるような 地震が
それでも僕らは
決められた時間に
決められた場所へと みんな向 ...
ガードレール越えて
唇をかわして
あっちの歩道に渡るから
先に横断歩道を跨いで待っていて
さら砂掬うように
ヘッドライト掬ってみるけど
ほとんどの眩しさは
指の隙間から零れてしまい
手 ...
うらぶれた母屋の近くで
朽ちていく頼りない樹木に
果物が二つも実って
どちらかは甘くなれない
かつて生活があった土地に
ヤクルトの容器が風に転がり
明るく後に暗い空を
椋鳥の群れはう ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
センチメンタル誤作動
初谷むい
短歌
3
15/9/24 1:00
タカノツメ
藤鈴呼
自由詩
1*
15/9/24 0:54
トリオ
花形新次
自由詩
0
15/9/24 0:06
『秋の夜長』
hahen
自由詩
0
15/9/23 23:55
戦略
渡辺亘
自由詩
1
15/9/23 23:17
帰参
土田
自由詩
2*
15/9/23 23:11
劇 場 Ⅲ
塔野夏子
自由詩
2*
15/9/23 23:07
水をください
Honest...
自由詩
0
15/9/23 22:35
おんなじ
朧月
自由詩
3
15/9/23 22:17
少年と約束をしたホームランあした天気になりますように
北大路京介
短歌
1
15/9/23 22:11
セグウェイの暴走団を結成しあした天気になりますように
〃
短歌
0
15/9/23 22:11
カメラ位置確保するため徹夜するあした天気になりますように
〃
短歌
2
15/9/23 22:11
頬つたう涙の重さは何グラム?
〃
自由詩
2
15/9/23 22:09
屁文字
花形新次
自由詩
1
15/9/23 21:48
ゴーヤの中に
番田
自由詩
1
15/9/23 21:41
君の取扱説明書
北大路京介
自由詩
6
15/9/23 21:24
そばにいてくれるだけでいいからなんて嘘
〃
自由詩
5
15/9/23 21:09
想いはかすれて ①
信天翁
自由詩
2
15/9/23 20:07
うんち文字
花形新次
自由詩
0
15/9/23 19:51
風の中
朧月
自由詩
5
15/9/23 19:44
心でなら
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/9/23 19:38
lita
mizuno...
自由詩
3
15/9/23 19:13
伝播しろよ箱の中
這 いずる
自由詩
1
15/9/23 19:07
うつくしい解
吉岡孝次
自由詩
1
15/9/23 18:31
生きづらさ
葉leaf
自由詩
1
15/9/23 17:23
もう耳を澄ます時間もない
noman
自由詩
1
15/9/23 17:14
時の推移
たけし
自由詩
5*
15/9/23 16:08
おだやかな違和感
w.tsub...
自由詩
0
15/9/23 14:21
ルル
竹森
自由詩
1
15/9/23 14:07
シャンメリー
砧 和日
自由詩
5
15/9/23 13:55
1765
1766
1767
1768
1769
1770
1771
1772
1773
1774
1775
1776
1777
1778
1779
1780
1781
1782
1783
1784
1785
1786
1787
1788
1789
1790
1791
1792
1793
1794
1795
1796
1797
1798
1799
1800
1801
1802
1803
1804
1805
加筆訂正:
タバコが世界に必要だろうか
/
りゅうのあくび
[15/9/24 0:00]
タイトル改題
帰参
/
土田
[15/9/23 23:47]
でも減らさない、あえてね、あえてって言えば詩人っぽい。から
帰参
/
土田
[15/9/23 23:47]
リフレーンがいちいちクドいよね~
原爆投下を繰り返さない未来へ
/
りゅうのあくび
[15/9/23 20:54]
推敲により訂正
3.68sec.