ママがむかしつややかな毛並ととがった爪とひきかえに愛を得た話を父から聞くたびにあたしはみょうな気持になる、その結果としてあたしは生まれてママは死んだのだ。つまりあたしはママの毛並と爪とひきかえとい ... 嫌な過去は誰でも消したい
良い思い出は脚色して無駄な部分を消したい

自分の過去の不完全な行いを消したい
幸せな思い出をえんぴつでなぞってから消したい

消ゴムで消せたら
消ゴムで消せた ...
{引用=おい、
そこの石っころ
居てもいいよ
と 云ってもらえて
居るのかい


、それはだれ
だれがそれを決めているの
「なに」ならば
そう云ってくれるの}
貴方は
決して
手離してはくれない
こんなに長い
時を経ても

誓いは
永遠に
貴方を置いて
誰のところ
に行きましょう

幾千の
時を超えて
人々の
心を捉える
...
働かず何億円も喰うもんじゅ 内村も『おカッシーナ』と思ってた 何人も寄ってもんじゅの知恵がない 今日は、なんとなく或る風景を思い出した。

昔の早朝の特急にのる私は白いワンピースを着ていた。
初夏独特の早朝の日差しの中で、風はまだ涼やかで、乗る人もまばらな博多行き特急。

出発間際に ...
 
勝たなくていい

負けなくていい

それで、いい



 
秋が深まった休日
ある日私は友人と地下鉄の出口で待ち合わせた
彼に驚かされ 携帯を アスファルトに
私は不意に落としてしまったけれど


倉庫街にある画廊に
私達は向かった しかし すで ...
生まれてきて いつかは枯れていく
あの草は
わたしと出会えたことを
知っているだろうか
何も気づかず 何も気にとめなくて
ただ生き 息づいているだけ

息絶え絶えで
天に伸びる その ...
虫の音が止んだ
誰かが あたしの名を呼んだ
そんな気がして 振り返る
杉木立の陰から 雌鹿の目が見ている


闇の中に去っていく人に
かける言葉は いつも
木枯らしに引き摺られて  ...
記憶は眠りで留められて思い出すときには一つの
うねる襞となっている


まずは糸の一番最後に玉結びを作ります
それから布に針を通していきます
縫い終わりましたら、
しっかりと玉留めをして ...
キンタマ王子は
2015年11月22日に
乗っていた車が
高速のガードレールを突き破り
50m下の谷底に転落し
死んだ
享年28歳だった
転落した理由は
運転中に自称俳句を
インター ...
本当は白菜が食べたいだけ
白菜ペロペロ剥いて
ザクザク心地よい
鍋の中で揺れる匂いがふふっ
昆布が寝てる
水炊きポン酢
鶏肉豆腐糸蒟蒻
コトコト揺れる湯気が出る
私の中で揺れる匂いでふ ...
空が晴れても
雨が降っても
僕らは幸せ
幸せを感じるように移行する

悲しくても
苦しくても
僕らは幸せ
幸せを感じるように移行する

幸せへの移行を
世界はずんずん後押しする
...
開かれた扉にはあらゆる意味があり、また、如何なる意図も無い
出入りも自由であり、また、戻るも戻らぬも自由である
選択とは本来そういうものであり、例外は存在せず、そして
それに ...
充たされれば
終わりだった
たとえば

クリームシチュー
何度も
おかわりしたあとの

認めあえば
終わりだった
そうだね

私の
たとえば
爪の先まで

あなたで充ち ...
閉め切った窓のすき間を
すり抜けた時報のチャイムが
昼寝のベッドへ潜り込み
勝者を確信していた私の手が
上げられる前に目を覚まさせる
惜しいことをした

確かに戦っていたのだ
始め ...
雨は止んでいつの間にか
少し傾いた電線の上に
冷たそうな空が切り取られている
横たわるものはそのままに
しておけば
やがてもっとあいまいになるのだろう
無造作に広がる煤けた空気の中
均等 ...
十字路でもない場所に
いちごジャムをサンドした食パンがおちていた
パンはアスファルトにくの字で立っていた、晴れの日に
それと気付いた時には数歩通り過ぎてしまい
Instagramにでも投稿すれ ...
  私は死にます
  毛羽立った蜘蛛猿を
  折りたたみ、鞄に詰め
  雨降りの後の細い小路を
  私は気軽に駆けていきます
  お元気で
  どうか、お元気で。
ぼくは シリアで生まれた
たくさんの爆弾で 家が壊され
たくさんの人が 死に
父さんと母さんと シリアをでた

シリアをでて、トルコを歩き
港町で父さんは
高額の費用を支払い ボートに乗 ...
このページを開き
この文章を読んだら最後
お前は誰かに
キンタマ王子!と呼び掛けるか
局部の写真を撮って私に送らないと
1週間後悲惨な目に合うだろう

病人の集いとも言える
詩のサイト ...
終わりのない螺旋階段の中腹付近に到達しようとしていた頃、胸ポケットのハイカララヂオから途切れ途切れの雑音が流れ始めた頃、故障ではないかと思い左手で取り出して陽光にかざし全体をまんべんなく眺めていた頃、 ... 休日の
朝は苦手な
むかえ酒
石斑魚
客人を待つ
台所
君は破裂した

突然破裂した

何の前触れもなく破裂した

笑顔で破裂した

もの凄い音を立てて破裂した

複数に分裂しながら破裂した

変な液体を飛び散らして破裂した

...
目玉焼き
ねばる納豆
焼き海苔に
朝の味噌汁
今日をうらなう
蝿叩きを振り下ろした瞬間
血混じりの叫びが聞こえる
えんえんと叩いているせいで
あたり一面が血の池のよう
この生ぬるい悪所に横たわって
深く眠らねばならない
歯で舌を噛み切らぬように
枕 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
はるな散文(批評...215/11/9 9:28
消ゴムで消せたら斎藤 九自由詩115/11/9 5:50
風のなかでもっぷ自由詩5*15/11/9 2:33
あなたの名は薫子自由詩315/11/9 2:01
働かず何億円も喰うもんじゅ北大路京介川柳115/11/9 1:47
内村も『おカッシーナ』と思ってた川柳215/11/9 1:46
何人も寄ってもんじゅの知恵がない川柳115/11/9 1:46
遠い日の物語薫子散文(批評...015/11/9 1:32
いい殿上 童自由詩11*15/11/8 23:53
清澄白河の日番田 自由詩115/11/8 22:34
あの草Miumi深...自由詩115/11/8 22:17
あくがれ出づる藤原絵理子自由詩5*15/11/8 22:09
不音はて自由詩1*15/11/8 22:02
キンタマ王子、殺される花形新次自由詩015/11/8 21:54
お鍋の季節灰泥軽茶自由詩915/11/8 20:34
いつだって不幸な僕らの幸せな不幸opus自由詩115/11/8 19:23
必要なものを必要なだけホロウ・シカ...自由詩4*15/11/8 18:36
飽和uminek...自由詩10*15/11/8 18:19
未完のままイナエ自由詩10*15/11/8 18:18
許されたときの記憶noman自由詩215/11/8 17:58
飛躍高橋良幸自由詩215/11/8 14:21
kumozaru草野春心自由詩115/11/8 14:21
アイランMiumi深...自由詩015/11/8 13:46
キンタマ王子、呪い花形新次自由詩015/11/8 12:40
螺旋wakaba自由詩415/11/8 10:36
二日酔いレタス俳句215/11/8 9:10
清蒸俳句215/11/8 9:04
破裂wakaba自由詩215/11/8 8:40
朝餉レタス短歌115/11/8 8:02
寝床春日線香自由詩115/11/8 7:46

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