嘘よ
雨が優しいなんて
こんなに寂しい色見たことない
それとも私が凍っているから
こんなに雨が冷たいの?
傘を差して
沈黙の街を歩く
水の音しか聞こえない
会いたい人は ...
夢を見た、彼が私を叱る夢 起きて 私は怖くて彼に尋ねた
「怒ってない?」「なんのこと」
夢を見た、彼が私を嫌う夢 起きて 私は怖くて彼に尋ねた
「嫌いにならないでね」「なりません。約束」
...
だっこしてと
駄々こねながら
ぼうやが
わんわん泣いていた
地面にしりを
ぺったりつけて
だっこしてと
わんわん泣きながら
駄々こねていた
いつだったろう
大きく声 ...
雨が降るを厭い
風が吹くを厭い
日が照るを厭い
紅い 紅い花を咲かす
雨が降るを尊び
風が吹くを尊び
日が照るを尊び
優しい 優しい実をつける
見つめる先も、行く先も
来た道も、手にする地図も、各々に
例えば、信号待ちのほんの五分ほど
袖振り合っては去ってゆく人
然りて、夏は暑く冬は寒く
転べば痛く、楽しければ笑う
永く共に歩 ...
かあさんの右腕にぶら下がって
見上げるのは好きだな
両足
なんかもう 引きずっちゃって
かあさんも笑うから
お前は泣くけど
そんときは後ろ足で こっそり
蹴とばしてやるから
かあさ ...
ねんねこやアンモナイトに戻る前
昨日まで他人のふたり葱鮪汁
サプライズ組体操でプロポーズあした天気になりますように
151130
バブル景気の頃はと
中年の男が懐かしげに回顧する
逆輸入車なんて、国内では買えないバイクを
すぐ近くの国に輸出して、直ぐさま国内に戻して
外車として売り ...
もういいじゃん
バッグが空
よごれてきたけど
樽も空
ついさっき出荷されたのたちが
残していった空気をぜんぶ肺に詰めて
それで忘れないってことにできたらどんなに素敵だろう
なんど ...
夢のなかでわたしたちは詩を書いている
できるだけすくない言葉ですむように
皿がいち枚しかないから
間違ったことは言いたくなかった
でもただしいことも正しく思えなかった
あなたは始める ...
雪をふらせる雲を
「ゆきぐも」と呼ぶのだ、と
あなたに教えられて
それが
すっかり
気に入ったので
つい独り言してしまう
「あれは雪雲だろうか」と
冬をうつした窓辺で
わ ...
夜明けの淡い光が ゆるやかな
丘の木立を 悪夢から救い出すとき
白い衣の少女たちが 透明な微笑を
ローリエ樹の 木末の葉先に 露を宿す
遠い思い出に浸って 白い午後は
菜の花畑の ...
永遠が一億を超えた島を見て 賄えない と嘆く神さま
まなざしを空へと教え導いてそのまま飛んでいってしまった
つぶやきにうなずくきみをみあげると秋の日差しのなかの黄葉
...
冬が来る前に命をためる
あの朝にのぼった鹿ウインナー
熊肉の脂の明るい香り
本鴨南蛮ぼくの大好き
ウサギをケチャップで炒める辛さ
猪肉は乙女にかぎる辛さかな
...
魚を一気に捌く出刃を買いたし
出雲から来る玉鋼
ぶれた魂では持ってはならず
覚悟のうえで脇差帯びる
亡き父の残した柳刃包丁
小さな町は大きな街に憧れて
いつも大きな街の姿をテレビで見ていた
小さな町は大きな街が大好きだったけど
大きな街に行くと自分がいかに
小さな町であるか知ってしまうことを恐れて ...
散る花の
紅色のゆく
果てはなし
行く先をいま
想いけるかも
やがて来る
冬を占い
手をさする
冷えた指先
守りながらゆく
来春の
想い遥かに
夢をみる
大魚を釣らん ...
父さん居るのなら聴いて
日日ほがらかに楽しいです
あなたの最後の願いのとおりに
日日はとてもさいわいに満ちています
私の右手は人を指差すためにあるのではない
私の左手は施しを掴むためにあるのではない
昨日も
今日も
明日も
水の色を眺めている
優しい
優しい
水の色
地球に生まれたことを感謝する刹那に
ぼくは水の色をチェックする
それがぼくに与えられた使命だから
...
日が短い秋の夕暮れに気づいた
俺はあとをつけられている、
たしかに後ろで何かが擦れてリズムを刻んでいる
こうして気づくことはその音速と
歩くスピードの関係で起こる現象だ
俺は尾行者に通告して ...
カキフライだもん
大丈夫だと思うだろうよ
確かに生焼け感が
ハンパなかったけどさ
新鮮さを生かした
シェフの技術だと
納得して食っちゃったじゃんか!
おかげでゲゲゲの下痢だよ!
最近見る花は
山茶花と残菊くらいしかない
少し寂しくなっている
梅の花までは遥かに遠い
でも 多分今年の冬には
雪の花を眺められるだろう
季節の移ろいの美しさは変わることなく
...
巨大な画面のなかにキミがいる
わたしはあなたをにくんでいません
とてもスキで大切にしてる
そちら側
わたしは全身で
泣いているそばから
涙が雪になって風花みたいに消えていく
体の中心 ...
人に国籍はどこですかと問われれば
宇宙人と応えるしかない
前世にはどの星に生まれたのはわからないし
来世もどの星に生まれるのかもわからない
民族とか宗教の境界線は
ぼくの中で消化されてい ...
万物に作戦はアリ
ヒトにサクセンはアリ
作戦にアリはあり
とかをいうことが
とかをいわれることは
決して ナイ のだと
知らズ
窓からの光を迎えたのでアッタ
わたしをつくったのはだれですか
どうしてつくったのですか
びょうどうとはなんですか
それはいいものですか
わからないことだらけです
わからないままおとなになってもいいので ...
1
僕は勢いよく駆け出した!!
身体が軽い、痛みも消えた
毛並みも艶やかで若々しい
僕は解放されたのだ!
僕は夜の街を走る
いつもの散歩道、僕の街
家の中から地球の裏側まで
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
駅
ガト
自由詩
6*
15/12/1 2:22
柔らかな恋
斎藤 九
自由詩
1
15/12/1 1:28
失くした理由
北村 守通
自由詩
3
15/12/1 1:26
或る女
あなろぐ時計
自由詩
3
15/12/1 0:30
行き交う人
〃
自由詩
1
15/12/1 0:28
かあさんの
オイタル
自由詩
4*
15/11/30 23:24
ねんねこやアンモナイトに戻る前
北大路京介
俳句
3
15/11/30 23:10
昨日まで他人のふたり葱鮪汁
〃
俳句
3
15/11/30 23:10
サプライズ組体操でプロポーズあした天気になりますように
〃
短歌
1
15/11/30 23:09
雲をこねて、波を泡だてる
あおば
自由詩
6*
15/11/30 22:49
裏地のないスカート
はるな
自由詩
6
15/11/30 22:42
夢のなか
〃
自由詩
2
15/11/30 22:28
雪雲
千波 一也
自由詩
7
15/11/30 21:59
日曜日
藤原絵理子
自由詩
6
15/11/30 21:54
「わたしのために」
もっぷ
短歌
3*
15/11/30 21:16
ジビエ
レタス
俳句
0
15/11/30 21:04
鋼
〃
俳句
0
15/11/30 20:45
狼煙
為平 澪
自由詩
10*
15/11/30 20:41
明日
レタス
短歌
1*
15/11/30 20:35
往信
もっぷ
自由詩
5
15/11/30 20:22
8:00p.m.
〃
自由詩
6
15/11/30 20:13
透明になる
レタス
自由詩
1*
15/11/30 19:52
尾行
高橋良幸
自由詩
3*
15/11/30 19:44
キンタマ王子、ゲゲゲの下痢
花形新次
自由詩
1
15/11/30 19:42
冬の花
レタス
自由詩
1
15/11/30 19:16
これはなに?わたし?
モリマサ公
自由詩
3
15/11/30 19:06
国籍
レタス
自由詩
1
15/11/30 18:57
ナンラカノ作戦
あさかみ
自由詩
0
15/11/30 14:32
とくい
朧月
自由詩
3
15/11/30 11:01
レオ
枝
自由詩
3*
15/11/30 9:22
1749
1750
1751
1752
1753
1754
1755
1756
1757
1758
1759
1760
1761
1762
1763
1764
1765
1766
1767
1768
1769
1770
1771
1772
1773
1774
1775
1776
1777
1778
1779
1780
1781
1782
1783
1784
1785
1786
1787
1788
1789
3.72sec.