日曜日の終わり
日曜日の 夕日が沈んでいくのを見た 
逗子のホテルの窓辺で夕日が沈んでいくのだった
そこで 私は一人
窓際に腰を下ろしていた いつまでも


トランクを持っていた 私は  ...
ひとにはみな清原みたいなところがある

優しくて熱くて礼儀正しくて才能があって

口だけで依存的で周りの気持ちが見えない

ひとにはみな清原みたいなところがある


どこからかあの家 ...
波立つ湖面は
薄い雲が駆ける空と
雪原が反射する
午後の日差しで
濁った銀色に 染められている

切り立つ山肌は
根雪まで吹き払われ
黒々とした 風の道を見せる

はるか上空 
...
知っていると思っていました

あなたが生きていることが

私が生きている意味なのだということ


「君を楽にしてあげたい」

だなんて




あなたが居なくなった後
...
きょう6じまでにかえられないから
おかあさんにはしかられます
しかいえないこのくちいえないきずぐち
くちないかいだんくちなしのかだんに
おくちはないんですか〜
さっきからずっとだまったまま
...
単焦点のレンズをつけて
春を探しに出かける

低い雲が垂れ下がった街は
名前の無い色合いで
マフラーの内側の囁きは
聞き覚えの無い言語で

嫌なものは
ぼんやりとしか見えない
...
頭からホームベースへ雪の声 いまなんて言ったの雪で聴こえない 短かくて優しい言葉雪が舞う 本命へコックリさんに聴いたチョコバレンタインがそこまで来てる 人間の痕跡がなく朽ちそうな地図から消えた村の教会 カレンダーで紙飛行機を折っている僕の代わりに泣いていた人 ふぐちょうちんの暴挙は許せない
可能であれば
発射前に先制攻撃を仕掛けたい
専守防衛だ!
しかし、今回ばかりは
ふぐちょうちんの好きにさせても
いいかなと思っている
いや、どんどん撃ち込 ...
僕たちの仕事、
それはぐちゃぐちゃになったルービックキューブを、元の形に戻す仕事。

僕とひろみちゃんとたかしくんは、
一切の外気が遮断された部屋で、
ベルトコンベヤーから運ばれてくる大小様 ...
「忘れる事が幸せ。」だと
誰かが言った。

「娘は、父親を忘れてゆくものだ。」と
誰かが言ったのだけれども
私の横にはお父さんが居るようで
切り裂くよりも重く苦しい痛みが身体を痛めつける ...
さて 生きようと思うのだ
遠く山並みは雪雲でかすみ 
いま街は晴れている
人通りの少ない週末の朝 
わたしは浅瀬の魚のよう
ぼんやりと光を纏い静止する
異国の歌が暫し寄り添い また 
去 ...
                       160206

ご指摘の写真の情緒のある川は、全国的にかってフォークソングで知られた神田川です(同棲時代という言葉もあったような気が・・)。お江戸の昔 ...
{引用=私は一篇の詩になりたい
それはたとえば路傍の風景

私は何も語りたくない
私としてのさびしさなど

私は私でありたくない
私にとって 私でありたい

私にどうして{ルビ彼=か ...
俺の母ちゃん清原のファンやってん

それならショックやったんちゃうか

うん、でも離婚して20年ぐらい会ってへんからな


だいじなことが

くだらないことのように思えてくる

...
電子端末の光に目が眩んだ。

目玉は乾ききったまま
情報の波に飲まれ
いくら沈んでも底は見えず
ドットの粒の集合体だけが
跡切れもなく発光するだけだ。

自分はただ好奇心の流れ ...
人を見た目で
判断してはいけないなどと
善人ぶって言う奴を信用してはならない

「あの清原が覚醒剤をやっていただなんて!」

テレビの街頭インタビューにそう答える
アホ面の一般人に言いた ...
いま、確かにたくさん詩が降ってきた
それこそ豪雨のように
詩は辺り一面を打ちのめすと静かに蒸発し
跡形もなく消え去り
私はそれをただ茫然と見守った
だが確かに、今夥しい数の詩が降って ...
散策の道すがら
  杖をつついて 卒寿が呟く

近頃になって
  つつじが丘の街はずれは 
新興住宅の建設ラッシュで
  昔の歩道のつつじの群が
めっきり粗野になっちまったと  

...
鍵穴を覗く。
覗くと誰かと目があった。
誰かには見覚えがあった。
きれながの、
左目だけが妙に大きい。
それは私の目だった。
鍵穴の向こうに、
もうひとりの私がいる。
そんなはずはない ...
液体が身体を覆う火曜日に息をしながら眠っているの


青空と明るい色した太陽とアイラブユーであなたが踊る


朝方に透明な赤がしきつもり魔法電車が人力で走る


五時半にひりひり ...
僕の得意は自虐です
あなたが笑ってくれるので
勉強しました
僕の得意は冗談です
あなたが笑ってくれるので
そういう風な人間であろうとしています

あなたが笑うと
個人的に全人類と
...
 夜明け前の契りに心がざわついている。
 それぞれに瞳を持つ全身の細胞が私の眠りを妨げる。
 これはいけない。
 開いた目の奥で過去の夢を見てしまう。

 見慣れた天井の染みが蜘蛛の巣に ...
止まない雨はない という嘘
明けない夜はない という嘘
努力は嘘をつかない という嘘

それらを嘘だと疑いもせず
気づくことすらもないとても幸福な人々と
地を這い嘘だと見抜き生きたまま死ん ...
輝きを忘れない
星は個性を表現する

心に明かりが欲しい時
独り星を見上げて
ロマンチックな明かり灯っていく

忘れてはいけない
純粋に感じる心
星が一瞬に思い出させる

心の動 ...
私が帰る家は、
ここではなくて冬にある。
冬の明け方近くに外に出ると、
街全体が私の家になる、
家には誰も乗っていない
ブランコがあり、
北風に吹かれて揺れている。
私は自販機で温かいコ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
二月の逗子で番田 自由詩016/2/7 18:06
清原吉岡ペペロ自由詩216/2/7 17:54
一瞬の影としていねむり猫自由詩416/2/7 16:35
きずな幸絵自由詩116/2/7 16:20
かえられないからかえれない/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外こうだたけみ自由詩1*16/2/7 15:50
単焦点nonya自由詩17*16/2/7 14:46
頭からホームベースへ雪の声北大路京介俳句016/2/7 11:32
いまなんて言ったの雪で聴こえない俳句116/2/7 11:32
短かくて優しい言葉雪が舞う俳句016/2/7 11:31
本命へコックリさんに聴いたチョコバレンタインがそこまで来てる短歌016/2/7 11:31
人間の痕跡がなく朽ちそうな地図から消えた村の教会短歌016/2/7 11:30
カレンダーで紙飛行機を折っている僕の代わりに泣いていた人短歌116/2/7 11:30
ふぐちょうちんミサイル、なんくるないさー花形新次自由詩016/2/7 8:51
ルービックキューブwakaba自由詩1*16/2/7 7:38
かえられないからかえれない梓ゆい自由詩2*16/2/7 3:37
生きようと思うのだただのみきや自由詩16*16/2/7 0:05
かえられないからかえれないあおば自由詩3*16/2/6 22:47
梢が春となる頃にもっぷ自由詩416/2/6 21:36
かけがえのないこと吉岡ペペロ自由詩216/2/6 21:09
ネットサーフィン自由詩4*16/2/6 20:07
見た目花形新次自由詩016/2/6 19:53
葉leaf自由詩316/2/6 16:54
老細胞の呟き①信天翁自由詩216/2/6 16:18
国旗あおい満月自由詩316/2/6 15:47
バイバイ神様、動物になったらまたおいで水宮うみ短歌1*16/2/6 12:26
スペア竜門勇気自由詩116/2/6 9:42
前夜ヒヤシンス自由詩5*16/2/6 5:51
HAL自由詩4*16/2/6 5:44
夏川ゆう自由詩116/2/6 5:39
冬の家あおい満月自由詩4*16/2/6 3:10

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