ひきちぎられたこころたちが
あきのてんじょうを
およいでいる

うめつくされて
ひしめいている
ちいさないきもののように
おびえながら
むれている

ねてもさめても
どこへにげて ...
雨なんて降らせてあげないんだからあした天気になりますように 葛餅を土産に四条通りかな よく冷えた葛餅鉾の辻回し スジが悪いって
感じていないとしたら
それだけで終わってるよ
詩もへったくれもねえよ
人としてのセンスの問題だ
しっかし、これだけ
スジの悪いのが
仰山集まったな
呆れるわ

それ ...
金魚や錦鯉を食べるわけにはいかない
ぼくは原始の世界にゆくわけにはなれないのだ
ゆらゆらと泳ぐ世界を観ているだけで
手を下す事を知らない

なんやかんやと食べているのに
金魚や錦鯉は除 ...
何も知らず
生きるものは
少しだけ
優しくしてほしかった
もう少しだけ

知識が劣っている間に
とんでもない命令を
自分の責任ではないことを
押し付けられているようです
そもそも無 ...
目を凝らす。
無数の死体が見える。
目を凝らす。
無数の家が燃えている。
目を凝らす。
子供たちが泣き叫んでいる。
目を凝らす。
母たちは血を流している。
目を凝らす。
父たちの腕に ...
夜、よるが終って朝がくる
来た、朝がきて、光は

体のかたちに心を整えるが
ほんとうは心のかたちにからだを沿わせたい
紺色のクローゼットとか壁の白とかも、
でも本当にしたってそんな ...
ジリジリと時が過ぎてゆく
届かない荷物を待っている
何かが邪魔している時間
絶えられない焦りとせめぎあいの中で
インターフォンが鳴るのを待っている
来るのか来ないのか
ぎりぎりの時間だ ...
出会いのカウントダウンの始まりは
いつも突然現れる

乾ききった優しさと 歪んだ笑顔
細く白い指先と 甘い言葉
私を取り巻くすべてのものが
ひとつの頼りない空間を作り出す

左足の ...
名無しの歴史教科書

誰だろうってぱらぱら捲ってみれば

私も同じ名無しさん
あんまりはげしく抱きあったので
朝には顔も忘れてしまった
バスルームに焼けのこった
愛と情とは
紙袋に入れて駅のホームに置いてきた
西日に首を傾げている
絃を爪弾きながら 全く
永遠の光芒の野は無邪気で
故に無伴奏から不在を学ばず
そのままです神さま 私は全く

手放した数多の心には
なみだを送り毛布を送り
子守唄 ...
文句があるかとムンクが叫ぶ

天狗になるなとコングが応じ

透明ゴングが鳴り響く

ガンガン玩具でやり合って

「レフリー チョークだろチョーク!

「何がジョークだ さっさと絶句 ...
私に花を差し出した君は
ほんのり口元に笑みを浮かべていて
花を分からない馬鹿を付きつけられた気分で蹴散らした
分からない私に
分からない花を贈るな
散ったアネモネ足元を飾る

靴はレース ...
 気持ちは外を歩き、仕事のプランに燃えながら、
 身体は、病の鎖でベッドに繋がれている
 これがこれからの私の姿なのか。

 二十四時間、寝ながら点滴を受ける
 それが、今の私の唯一の仕事で ...
 識者は囁かれる
 「きょうが 最後とおもって いきよ」と
      そして その垂訓は
  淡い桃色のこだまとなって
      渦を巻いている が
  哀れなことに
  卒寿となった ...
よく知らないけど蔓延るアイドルたちが
やすっぽく人生の応援ソングを激しく踊って歌っていて
耳には残らなかったけど彼女たちも
生きるのには実際必死なので、あたまごなしには行かず

...
とんでもない独裁者でも
反米だったら
応援します的な
雰囲気を醸し出している人々は
自分でも何だか
分からなくなっちゃってんじゃねえか

あっ、そうだ、デモしろ、デモ!
戦争はんた~い ...
ぷろろん ぱろろん
ぽろらん むろらん

どんな音にしたら
聴衆が どよめくだろうかと
本気で考えて

鍵盤の上で 眠ったモノクロ
猫が行き過ぎる街
音が粋すぎるマチが合わな ...
くるしいね、
きみはかわいい
よるをほどいて
ほしをみている

たのしくても
いつかはおわるね、
どうせぼくらは
つかのまのできごと

さびしくなるね、
あそぼうよ
これか ...
世界は認識の中にある
平面に沿ったGのみの世界
天井が眼下に
床が頭上に
滑り落ちながら
眼下に床が
離れた鉄棒の上から
回転しながら上昇し
そのまま落下する
視点から眺める部屋の風 ...
お久しぶりです。
皆様の玉稿、全然読めてなくてごめんなさい。
タイトルどおり、シナリオコンクール「城戸賞」に果敢にも無謀にも応募したのですが、やはりというべきか当然というべきか、一次選考通過なりま ...
枯れ木を集め
キャンプファイヤーを囲み
酒盛りをする

原始の力を競うように
空になった瓶を海に投げた

あなたに免じてと
きてくれたのに

ビーチへ向かう途上で
車をおりた
...
深い森の
キャンドルマン

月明かりを頼りに歩く

白い頬の
美しい溶け跡


熱帯雨林の
バナナ姫

川辺に座ってボートを見送る
{引用=メトロノームは振り子を揺らして
僕のピアノにけちをつける
きついオールドミスの先生のように
かちかちかちかちかちかち

ごめんなさい先生
今年は一度も笑いませんでしたね
...
{引用=庶務課午後3時47分
繊い太陽ゆらゆらと 
甲板に整列した水兵たちは屈託ない笑顔で手を振り 敬礼
西の方角へ おちてく ああ、
不幸不幸不幸なわたくしの
わたくしの儚い夢は瀕死です  ...
ぼくたちは
いつの間にか忘れてしまっている

今日という1日が
かつて、はるかな先の日だったこと

ぼくたちは
いつの間にか忘れてしまっている

明日という1日が
やがて、 ...
人渡る綿毛が渡る交差点

秋には秋のバラが咲く

かたらいは満ちることなく月満ちて

人しれず録画の灯火浮かぶ夜

闇の闇の中にも闇のある

イキヅカイ犬の腹午後の怠惰のせ

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
不慮の詩そらの珊瑚自由詩21+*15/10/1 8:51
雨なんて降らせてあげないんだからあした天気になりますように北大路京介短歌415/10/1 0:23
葛餅を土産に四条通りかな俳句515/10/1 0:22
よく冷えた葛餅鉾の辻回し俳句215/10/1 0:22
新朝ドラ タマキンひろしのパイパンクンニはいつ見られるのか花形新次自由詩215/9/30 22:48
戸惑うレタス自由詩115/9/30 22:32
【HSM参加作品】今黒髪自由詩5+*15/9/30 22:18
【HSM参加作品】見えるもの非在の虹自由詩5*15/9/30 22:15
きてひかりははるな自由詩615/9/30 22:04
宅急便レタス自由詩415/9/30 22:02
出会いまさる自由詩015/9/30 21:56
名無し中村 ながる自由詩2*15/9/30 21:53
紙袋はるな自由詩315/9/30 21:41
この世の窓辺でもっぷ自由詩1115/9/30 21:03
大人の玩具箱ただのみきや自由詩11*15/9/30 20:41
馬鹿の華這 いずる自由詩115/9/30 20:39
病床秀の秋自由詩015/9/30 19:57
想いはかすれて ⑤信天翁自由詩115/9/30 19:47
撫でる日々唐草フウ自由詩6*15/9/30 18:17
新朝ドラ アサドが来た花形新次自由詩115/9/30 18:17
そら・まめ子さん藤鈴呼自由詩3*15/9/30 17:29
やさしい温度ゆうと自由詩015/9/30 17:13
異空間……とある蛙自由詩6*15/9/30 16:46
城戸賞、落ちました(笑)。平瀬たかのり散文(批評...2*15/9/30 16:35
suns regretmizuno...自由詩215/9/30 16:13
moonset plant自由詩015/9/30 16:03
メトロノームマゼンタ自由詩115/9/30 13:33
時間を売って報酬を自由詩115/9/30 13:13
未来千波 一也自由詩415/9/30 12:58
銀雲の消息そらの珊瑚俳句915/9/30 12:42

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