野薔薇の咲き乱れる公園で私は待っていた。
 ベンチに腰掛けている私の面前を物言わぬ者達が通り過ぎてゆく。
 遠い記憶を辿ると確かに私はここで待っていた。
 緑に塗られたベンチの端の方、そこ ...
王将で天津飯を食べて
鳥取砂丘へ出かける
砂丘に着くのは午前1時前後
運が良ければ白い砂山に月が妖艶な光を落とし
これもランボーの永遠のよう
月と砂丘とぼくらと空気だけ
砂山の頂で寝っ転が ...
デッドストックの退色したナイキの加水分解
にきびのない男子高生の性欲
女子高生の白い鎖骨を隠すダッフルコート
狡猾なメタルフレームの背広の恒常的なしわ
様々な意志と形態の配合
薄汚れたスタジ ...
おかあさん

と無邪気にゆってみたかったよ
あなたの愛がほしかったよ
あなたをみあげる背丈の頃に
泣いてごらん

言われなくても泣いている

目薬みたいにだらだらだらと

泣き止むことも忘れてもう

鎮まれ鎮まる


ビフォーアフターの音楽ながれる

ぼくはいまから死刑に ...
ササユリの花を 知っているだろうか
市町村の花にしているところも 多いと言う

花言葉は 清浄、上品、珍しい
そう 貴女の 人生みたいだ

浄化されるべき 道を求めて
転がり込ん ...
きゃりぱみゅももクロが落ちた2015紅白歌合戦。HKTやSKEってそんなチームどうでもええけど、モー娘の姿も消えて久しく白組は19年ぶりにマッチ復活かあ。七組も出場するジャニーズ事務所。しかしめっ ... 粘土で塗り固められた体に
蜜を垂らして
それを貪り食う君が見たい

血塗れ 血眼になって
汚れたって構わなくて
寧ろ血を一滴残らず
飲み干すぐらい
誰かを食べる
君が見たい
...
あなたの声は魔法の声
声を聞くと私の細胞が動き出す。
細胞も怖い時は怖がって震え
愉しくなると、笑うのだろうか

あなたの声を聞くと細胞が笑い出す
多分、笑っているから細胞の集合体の
私 ...
想いで仰ぐ冬の空 いつもなんか握ってる
石とか棒とか拳とか
それって子どものくせみたいで
一度風俗に勤めてみたが
最終的に
寿司屋に就職した
ここがいつもの世界なら
投げ入れた石は水底にしずんでいくし
まるい波紋も できるだろう
郵便ポストは1本あしで立ちつくしているし
ひとびとは
笑ったり泣いたりしている

さていまは
...
うつむく癖があるのです
うわめづかいに空を
ちらっとみる癖があるのです

ほんの少し
確認するだけでそれでいい

あるのだから
空はいつもそこに
わたしは
わたしのなかの光を
信 ...
何も持たなかったはずなのに 多分荷物は重くて
何を詰め込んだかわからないのに 大切で
手放せないまま 逃げるように出てきた都会

何をしたかったのか 私の頭の標識は
真っ白に作り上げ ...
なぜ猫は愛されるのか?

それは何度も何度も進化したから

なぜ人は憎みあうのか?

それは何度も何度も進化したから

人間は猫と違い
憎みあう程度には
進化しているが
愛さ ...
またキスでごまかされてバカだあたしあした天気になりますように 哲学書一冊借りて秋刀魚焼く 宝くじ当たった金で秋刀魚買う 「明けない夜はない」という


その言葉に本当に支えられた人は

きっと

『もう朝が来なくてもいい』という

そんな夜を過ごしたことのある人だと

私は思う
1馬鹿なシティーボーイいばってばっか
2うつむいてそれなりに差し込むパーカーのポッケ
3そんなわけないのにひとりぼっち
4人ごみがマジゴミみたいで軽くショック
5ため息夜が好き雨 ...
新たに愛したら
この痛みから解放されるのか

かつて愛し捧げ
与えられた
この広がり膿み続ける
空虚な傷口を
スーパーの袋にいっぱいのみかん
向かいの席に座ったおじさん
着いた駅のホームで倒れた
淋しかった夜更けのホームが
めいっぱいの 太陽の色にあふれて 


スマホで救急車を呼ぶ人 
...
恋か愛だかわからない
夕映えのグラデーションが静かに消えてゆく
後に残ったのは
鋼色の冷たい空だった

昴が昇り
オリオンがアンドロメダを追いかけて
シリウスは白く笑った

北斗の斧 ...
せっ、先輩っ!
なんだよ、たまお?
(※キンタマ王子は親しい人から
キンタマのたまと王子のおを取って
たまおと呼ばれていた)
あたい、あたい・・・・
どうしたんだい、いつものたまおらしくな ...
深い森の中で
寂しいかい?
と聞くと
彼は寂しくないと答え

広い原野にたたずむ彼に
楽しいかい?
と聞くと
彼は震えた声で
孤独だとつぶやく

彼に問いただしても
明るい答え ...
チキンサラダと
チーズトーストをなんとなく
頬張りながら
冷めた珈琲を啜り
永遠に続くフライトを待つ

くたびれたコートに包まれ
鉛色の雲に閉ざされている
ドゴール空港

混沌とし ...
土から抜かれた細葱を刻んで
食卓にそえる

グラスに水を入れて
残りをさせば
頭と根がのびてくる

日にひとつ
歩みをへらし
粥をへらせば
命でこのよに
帰れるけど

初雪の ...
夏 熱苦しかった 公園の立木は
秋 身軽くなって
梢をより軽やかに おどらせている
 そして 庭木の葉先も
背伸びし終えて ほほえんでいる
野の鳥たちにむかって
招待状を提示するかのように ...
たいせつをさがしている
大袈裟でもなく控えすぎず弾力をもつもの

空は低いが僕の中にそれをおしあげる力があるだろうか
誰も風化しない星々も変化しないのではちょっと困るのだ

粘土のように塑 ...
雨が降っている、と 長い髪を翻して駆けていった


レティシア 君を探して見知らぬ夢をさまよっている
あれは君だったの 夢のなかでそっとくちづけをかわした


誰もいない図書室で本をひら ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ヴァイオリン・ソナタヒヤシンス自由詩8*15/11/28 4:10
深夜、砂丘へ向かうじぇいぞろ自由詩115/11/28 2:05
電車自由詩115/11/28 2:03
みあげてもっぷ自由詩4*15/11/28 0:50
目薬みたいに吉岡ペペロ自由詩515/11/28 0:37
さく果藤鈴呼自由詩3*15/11/28 0:12
let me downアラガイs散文(批評...2+*15/11/27 23:46
濃艶瑞海自由詩4*15/11/27 23:46
あなたの声薫子散文(批評...215/11/27 23:13
青い冬レタス俳句115/11/27 23:12
寿司屋はるな自由詩315/11/27 23:00
ここがいつもの世界なら自由詩615/11/27 22:57
空色のこころ朧月自由詩415/11/27 22:48
天秤為平 澪自由詩11*15/11/27 22:40
EVOLUTIONケルリ自由詩115/11/27 22:24
またキスでごまかされてバカだあたしあした天気になりますように北大路京介短歌115/11/27 22:21
哲学書一冊借りて秋刀魚焼く俳句415/11/27 22:21
宝くじ当たった金で秋刀魚買う俳句115/11/27 22:20
明けない夜はないというけれどしょだまさし自由詩415/11/27 22:02
ハウモリマサ公自由詩215/11/27 21:38
水平愛たけし自由詩4*15/11/27 21:26
みかん藤原絵理子自由詩9*15/11/27 20:53
星巡りレタス自由詩215/11/27 18:50
キンタマ王子、告る花形新次自由詩015/11/27 18:48
スノーマンレタス自由詩6*15/11/27 18:07
旅の果て自由詩115/11/27 18:05
up down mizuno...自由詩715/11/27 16:36
光のまつげ ⑤信天翁自由詩415/11/27 13:41
たいせつの歌梅昆布茶自由詩19*15/11/27 13:26
レティシア 青い花を探して石瀬琳々自由詩8*15/11/27 13:23

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