傷ついたと言いながら
笑っていたね
でも目は笑ってなかった
そんなもんだと言いながら
大きく腕を空に向かって伸ばし
ため息をついていた
全くだと言いながら
じっと見つめるしかでき ...
例えば知らない夜の町で
横にいる人が知らない人でも
いいんじゃないかな、
なんとなく寒さの中で
腕に温かさを感じたりして、
水にずぼっと潜った昔の記憶とか
目の前を通り過ぎる車 ...
善人の振りして悪いことするヤツより
堂々と悪人として生きる暴力団員の方が
よっぽどイイと思ったキンタマ王子は
思い切って道行く人々の中から
平和をこよなく愛する
アホみたいな顔をした男女を選 ...
おとしよりが
せかせかと歩く少しウエーブした腰は
なにものかを背負っているからなのだろう
からっぽの両手を
少しきちんと膝においた
見透かされそうな私
夕日と一緒にどんどん進む
...
言葉に乗って空を飛んでみたい
俺はいつだってそう思っているんだぜ
忌野清志郎の受け売りではなく
これは俺自身の言葉
愛し合ってるかい
でも
コロシアッテルカイでも
なくて
空を飛んでる ...
心臓の検査で二時間待たされた
結果説明をするのは
驚くほど穏やかな話し方の医師だ
この穏やかさは
草食動物がまどろんでいるかのようなぼんやり
草食動物が説明しはじめた
非常に穏やかにしかし ...
ふと
ほほえみの切れはしを
思い出す
靴紐を結ぶ時
信号待ちで雨を見ている時
紙コップでよかったのかもしれない
少なくとも
割れることはなかったのだから
けれども
け ...
捕獲した
未来の創造を
誰のために
我のためにか?
人々のためにか?
私たちは個
それは権利に守られた
社会性という服
目 ...
夕暮れブランコに揺られ
15の僕らは、無邪気に語りあった
あの子の事や 先生の事
これからの事や 嫌いな奴の事
誰だれのパンツが見えただとか
誰だれがでっ ...
晩秋の風は悩みをはらみながら私の窓辺にやってくる。
ああ、悩ましい。私は上手に言葉を紡げない。
限界を超えたところに真実があるのなら私はそれを見たいと願う。
私の存在に真実があるのな ...
そうだね
って言うのはむずかしい
たったひとことなのに
そうだね
って言えない
認めたくないわけじゃないと
おもったけどやっぱり
認めたくないのかもしれない
わたしは正しい ...
この胸に さよならの声が降りやまない
首はキリンになったまま
第二次世界大戦は未曽有の惨事で多くの人たちの心に傷を作った。単純に図式化すると、詩には二つの直行するベクトルがある。一つは、詩が実存や傷から垂直に表現されるベクトル。もう一つは、詩が言葉 ...
小中高と、私は特に難儀なく生活していた。なぜなら世界は有限だったから。私は小さな部屋の中に運び込まれる荷物を丁寧に整理していればよかった。その小さな部屋をいつでも照らしているたった一つの月 ...
人々は完全なる統一者が欲しいのだ
人類の境目を自由に行き来するもの
国境を越えて旅をするもの
脅威も肉親も死もすべてが祝福され
私たちはいなくなる
この境目すら
もはや越えられていくのだ
...
カオル マコト ヒカル
男か 女か
夜空で輝く星のようか
151029
カレイもヒラメも始めからひらひらと泳ぐのではありません
幼い頃は鯛のように両側に眼があって普通の魚のように
スイスイと泳ぐのです
しかし、長じるに従 ...
写真とは違うおせちがやってきたあした天気になりますように
エロそうにクイニーアマンと言う男子あした天気になりますように
真夜中の合わせ鏡に血がべとりあした天気になりますように
母子で違う月を見ている
キンタマ王子は
自称短歌で金を儲けられないか
2週間考えた末に
俺、俺だ、俺だよ、俺だ、母ちゃんよ、今すぐここに振り込んでくれ
という自称短歌をアサシ新聞の
アサシ歌壇に投稿したとこ ...
祈るようにサイコロを振る
嫌な予感は的中した
すでにホテルの建った銀座 わたしの靴は落ちた
このままでは残りの土地を売却しても破産してしまう
なんとか逃れたくて 頭が高速回転を始める
...
私は緩やかに束縛されている。
色々なものを見ながら聴きながら、
色々なものを見ぬように聴かぬように。
穏やかな強烈さで
目隠しをしている{ルビ腕=かいな}は誰なのか。
私の中心 ...
空に舎に
秋光り
ほの暗き
回廊に
風立ちぬ
天高く馬肥ゆる
秋
をのこ生まれる
空に舎に
秋光り
ほの暗き
回廊に
風 ...
キンタマは
色んな人にキンタマと呼ばれ
手垢が付きすぎているので
キンタマ王子はキンタマをキンタマと言うことに
強い抵抗感を抱いていた
キンタマもそろそろ別の呼び方で
呼んでやりたいと思っ ...
手をつないで絶望を唱えましょう
大丈夫 こわくなんかないよ
弄ぶ首筋がきれい
躍り狂う脈も楽しそう
笑顔も愛も求めていないよ
涙も今は大嫌い
君は苦しい ...
一段落ついて
皆で 自宅に 戻った
お父さんと
お母さんと
わたし
玄関先の 蔓が伸びて
アーチのように
迎え入れて くれた
薄桃色の 薔薇の木だ
一輪だけ ...
独り言に
返事しあう老夫婦の
ひとつあけて座る
ベンチのわたし
なってもいいかな
こんな未来図を
感じながら
伸びをする午後
神は忍耐しておられる
木村:何年も前から何度もエホバの証人が訪ねてきては悪い時代がもうすぐ終わるとか、今は世界中で警告がされている終わりの時だということを何回もききましたが、それにしてもあまり ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
憂鬱
文字綴り屋 ...
自由詩
0
15/10/29 21:13
例えば知らない夜の町で
またたび八寸
自由詩
2
15/10/29 21:01
キンタマ王子、暴力を振るう
花形新次
自由詩
3
15/10/29 20:49
先達
朧月
自由詩
4
15/10/29 19:50
君と空を飛ばないと死ねない
ゴースト(無...
自由詩
5*
15/10/29 19:15
心臓の検査
ふるる
自由詩
20*
15/10/29 16:09
けれども
昼寝ヒルズ
自由詩
2
15/10/29 12:57
捕獲
鷲田
自由詩
2
15/10/29 12:15
夕暮れブランコ
溶融
自由詩
2
15/10/29 12:04
救いのない・・・
ヒヤシンス
自由詩
9*
15/10/29 12:03
そうだね
朧月
自由詩
4
15/10/29 9:43
首はキリンになったまま
北大路京介
自由詩
3
15/10/29 8:26
戦後詩を現代に読み直す際の留意点
葉leaf
散文(批評...
4
15/10/29 6:43
無限
〃
自由詩
1
15/10/29 4:19
メモ
佐藤伊織
自由詩
3*
15/10/29 1:43
男か女か
北大路京介
自由詩
5
15/10/29 0:23
昼餉(弁当、御握り、イモサラダetc)
あおば
自由詩
3*
15/10/29 0:14
写真とは違うおせちがやってきたあした天気になりますように
北大路京介
短歌
2
15/10/28 22:56
エロそうにクイニーアマンと言う男子あした天気になりますように
〃
短歌
0
15/10/28 22:56
真夜中の合わせ鏡に血がべとりあした天気になりますように
〃
短歌
3
15/10/28 22:56
母子で違う月を見ている
〃
自由詩
5
15/10/28 22:53
キンタマ王子、金儲けを企む
花形新次
自由詩
0
15/10/28 21:39
モノポリー
ただのみきや
自由詩
7*
15/10/28 21:38
放流
あおい満月
自由詩
5*
15/10/28 21:21
風立ちぬ
吉岡ペペロ
自由詩
11+
15/10/28 21:19
キンタマ王子、キンタマの別名
花形新次
自由詩
0
15/10/28 20:21
首筋と脈
十一月の失敗...
自由詩
0
15/10/28 19:55
おばあちゃんが咲いた
藤鈴呼
自由詩
2*
15/10/28 19:06
バス停
朧月
自由詩
2
15/10/28 14:36
神は忍耐しておられる
生田 稔
散文(批評...
2
15/10/28 10:05
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1789
1790
1791
1792
1793
1794
加筆訂正:
コール
/
高橋良幸
[15/10/29 7:12]
誤記修正等
モノポリー
/
ただのみきや
[15/10/29 4:57]
一行増やしました。
4.34sec.