凶悪犯罪を
未然に防ぐためには
この条件を満足する人間を
徹底的にマークすれば
良いのではないか?
インド出身の天才統計学者
シュリニバーサ・ラナシャマランの
世紀の大発見に従い
...
見つけられないものを探している
とっくに失くした何かを
例えば棚で眠っている本に挟まって
頭を覗かせる封筒
歳月に黄ばみ
だが秘められた部分は青白く
ほのかに
呼吸して
机の上で宛名を ...
ハイフン時々アンダーバー
ドットとコンマを見間違う
たった少しの違いでも
送ったメールは届かない
贈った思いは届かない
ハイフン時々アンダーバー
コロンと間違えセミコロン
できた ...
子供に対する犯罪を
未然に防ぐためには
この組み合わせの夫婦に
常に目を光らせておけば
良いのではないか?
インド出身の天才統計学者
シュリニバーサ・ラナシャマランの
世紀の大発見に ...
死ぬのは怖いが
死なないのも怖い
100才までには死ぬ世の中で
150才で生きている自分を想像する
毎日死刑執行を待つ気分なんだろうか
感情がとげとげしている部分で
指をざっくりと切ってしまった
それでもまだ
組み込まれているなんて思いたくないから
理性を詰めた基盤を叩き割って
けもの道の回路を繋いでしまった
たやすく ...
ぼくはこんいろの海
みずいろの海に恋をしている
みのうちにたくさんの深海魚を
いとおしくかかえながら
いづれ手がとどくか
きみという爽やかな浅瀬へ
脚の細い象の背中で
ユラユラしている私の
広すぎる糊しろは
饐えた臭いを放っていた
何も企てない午後を
ユラユラ生き延びた私の
丸すぎる背中には
錆びた罪が生えていた
心地 ...
十年は ひとむかし
二十年は ふたむかし
生かされた 感慨はうすれ
生かされる 考察もぼやけ
ただ茫然と 薬指でみけんを押さえて
時の隙間を ごまかし続 ...
海沿いの一部は工場地帯
市街地は空気が綺麗とは言えない
大竹市は海側は少しだけ
殆どが自然豊かな山々
小規模な市
鯉のぼりが有名
昔みたいに盛んではなく
作る人が減る一方
...
窓から覗く森がまだ霧に包まれている朝、
僕は一人静かに部屋を出る。
森の木々から聞こえてくる鳥達の囀りが、
昨夜聴いていたベートーヴェンの弦楽四重奏曲の余韻を少しずつ消してゆく。
...
真っ赤な薔薇に血の匂いを嗅ぐと、
私は過去を表現する雫で満たされた器となる。
そしてあなたの白い肌の内側に流れる真紅の清流は、
私の生きている理由そのものになる。
人はそれぞ ...
突然、まな板になってしまったらどうすればいいか
このことを知っている人は意外に少ない
まずはその職務につくことを神に報告するため
東に向かって三礼
簡単でもいいから供物を用意するとよい
そし ...
夜の匂いが残る空気に濡れ
重い一日のドアを開けると
滲む陽射しが僕らの隙間に入り
馴れ馴れしく寄り掛かる
過去の過ちを患う君の為に
繕う嘘まで照らし出せば
14に受けた鈍い痛みが掠め
...
頭の悪い若い男女が
子供を作っても
三歳児生存率が
0.3%しかないという
これが
18歳嫁と無職の内縁の夫
の組み合わせに限定すると
更に下がって0.07%だそうだ
ここで言いた ...
かんがえてみる
あなたの肉にうまった
あなたの背骨のこと
となりにいながら
月面のように遠い
わたしたちの午後
手を握る
頷き わらいあう
影をみつけて
光を逃がす
吸わな ...
くずれた均衡
その静かな吸引力に
はく奪されるわたしたちの人格
キュビズムから滅びの兆しを嗅ぎとる、影の
わたしたちが歩く
男女の別なく
客も、客引きも
リードの犬と同じく
たっぷりし ...
笑ってほしい
人がいるので
私は笑う
元気を出してほしい
人がいるので
私は元気を出す
私より淋しい
人がいるので
会いに行く
耳を傾けてくれるので
他愛ないおしゃべり ...
春
は
三
人
の
日
だとすれば
わたしたち
春になると
ぶんれつし
音がすれば
せきを ...
玄関に黒い服着た怖い人バレンタインがそこまで来てる
逢える日がたった1日あればいいバレンタインがそこまで来てる
海老で鯛チョコで鯨が釣れてまうバレンタインがそこまで来てる
失った左目で見る猫の恋
また尻尾短くなった猫の恋
猫の恋企業秘密が聞こえてる
足元が見えないと
距離感間違えて
くじけちゃうよね
だから僕が君の足元を照らすよ
君がどこに立っていて
何が周りにあって
誰が側にいるのか
ち ...
160219
うんこらしょ
いつもの掛け声がします
それを合図に我が家では
テレビのスイツチを入れます
朝のニュースが見られます
タイマー付きのテレビってあったかしらと
...
まどろみのなか
遠いむかしに別れた
あなたが耳元で囁いた
「今までごめんね」
咄嗟にあなたを探したけれど
シーツの乾いた音がしただけだった
また
さよならも言わずに
* ...
2月が終れば3月がくるということを、無論ずっと知ってはいたけれども、たいていこのくらいの時期になるときゅうに理解してしまう。毎年、性懲りもなくだ。2月と3月のあいだには、いくつもの恋が横たわってい ...
あるのはわかっている
けれどみることができない
ちょうどすりガラスを挟んでいるように
いつかもこんなふうだった、と
ふりむいてみたところにもすりガラスがあって
なめらかなさびしさのな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
30歳以上無職の男
花形新次
自由詩
0
16/2/20 21:44
ファントムペイン
ただのみきや
自由詩
16*
16/2/20 17:52
ハイフン時々アンダーバー
イオン
自由詩
1*
16/2/20 16:50
20代前半母とその内縁の夫
花形新次
自由詩
0
16/2/20 16:49
150才
イオン
自由詩
0
16/2/20 16:49
引きこもりとロケットマン
カマキリ
自由詩
2
16/2/20 16:44
ささなみ
フユナ
自由詩
3
16/2/20 11:56
ユラユラ
nonya
自由詩
18*
16/2/20 10:30
色鉛筆 六
信天翁
自由詩
0
16/2/20 9:19
大竹市
夏川ゆう
自由詩
4
16/2/20 5:49
森の旅人
ヒヤシンス
自由詩
7*
16/2/20 4:06
紅
〃
自由詩
4*
16/2/20 3:14
まな板
春日線香
自由詩
4
16/2/20 0:51
狼のように
颯太@
自由詩
0*
16/2/20 0:13
こいつら全員死んじまえば良いのにな
花形新次
自由詩
1
16/2/19 23:40
月面
はるな
自由詩
5
16/2/19 23:02
夕暮れ
乾 加津也
自由詩
12*
16/2/19 18:54
そういう人
Lucy
自由詩
22*
16/2/19 15:42
春が立ちあがる音/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
3*
16/2/19 13:10
玄関に黒い服着た怖い人バレンタインがそこまで来てる
北大路京介
短歌
2
16/2/19 11:22
逢える日がたった1日あればいいバレンタインがそこまで来てる
〃
短歌
2
16/2/19 11:22
海老で鯛チョコで鯨が釣れてまうバレンタインがそこまで来てる
〃
短歌
1
16/2/19 11:22
失った左目で見る猫の恋
〃
俳句
5
16/2/19 11:21
また尻尾短くなった猫の恋
〃
俳句
0
16/2/19 11:21
猫の恋企業秘密が聞こえてる
〃
俳句
0
16/2/19 11:21
距離感
幸絵
自由詩
0
16/2/19 9:39
春が立ちあがる音
あおば
自由詩
7*
16/2/19 1:08
夢に沈む前に ※(大幅修正)
佐藤守
自由詩
0
16/2/19 1:04
たとえばこれが10月の
はるな
散文(批評...
2
16/2/19 0:19
ガラス
〃
自由詩
3
16/2/18 23:54
1740
1741
1742
1743
1744
1745
1746
1747
1748
1749
1750
1751
1752
1753
1754
1755
1756
1757
1758
1759
1760
1761
1762
1763
1764
1765
1766
1767
1768
1769
1770
1771
1772
1773
1774
1775
1776
1777
1778
1779
1780
5.15sec.