孤独な猫だった
丸焼けの鳩だった
まわらない風ぐるま

一等星へ続く坂道を
駆け上がってく自転車 ふたり乗り
後輪ナットにハブステップ 君は立ち乗り

スカイツリーはバベルの塔じゃない ...
夜明け前に仕事を始める
様々な場所から様々な理由で運ばれてきた壺が
庭に無数に置いてある
それをいくつか隅に転がしていき
思いきって頭上に持ち上げた後
ふっと力を抜いて地面に叩きつける
こ ...
あの楡の巨木の根元に君を座らせ
モノクロ写真を撮ったね
あの川の傍らで

いきなりの雷鳴に
君は慄き
ぼくの腕を掴んだ
豪雨がぼくたちを襲ったのは瞬間のことで
やがて空は晴れて
...
霧の彼方に映る影
父母の面影が遠くなる
夭折した妹と弟の面影が遠くなる
そこに近づけるのは何時のことだろう
やがては逢えると信じている
輪廻の果てに
きっと逢えるだろう

そうした ...
すくってもすくっても水溜まりにうつった虹をすくいとれず、ぽたぽたとおちるのは汗と涙ばかり。最近、元気のないかあさんに見せてあげたかったのにとぼくは途方にくれ高い空をみあげた。もちろん虹はとっく ... 確かではない静寂に
ぼくらは包囲されている
心配することはない
ナイフはある
鋭利ではないが

脆弱な肉体でもかま(わ)ないたくましいたましいがあれば

あたりまえにすべき ...
 中島恭二(島中充)
          プロローグ
気が付くと四角い格子の箱に入れられ菫の花に囲まれた駅前広場にいた。衣服を脱ぎ、こげ茶のタイツをはき、海水パンツをはき、広げると蝙蝠のようになる ...
「オギャア、オギャア」
東山田さん!生まれましたよ、男の子ですよ!
まあ、玉のような子とは
この子のことを言うのね!

ほんと・・・キンタマが
こんなにも大きい・・・



(ただ ...
宇宙では
孤独な水平線をゆらすことはできない
体脂肪を減らす緑茶
何の効果が得られるのか
わからないまま日々更新される人口の増減
ご安心下さい
と言う文字の横に
人の良さそうな誰かが
...
私が自らの星の爆発を捉えた瞬間
その全てを掌握し制御できたのなら
私という自我は
宇宙の神性に一歩近付き
この界とあの界との境を消滅させる
時間を生き始めるのだ

生|死
 の
光| ...
キラキラと
輝く星に
願いかけ
明日を占い
ひとつ夢みる

秋深く
肩を抱いて
四季を知る
遠い空には
イワシ雲浮く

何もない
時は美しく
透明な
時間がすぎて
...
キンタマ王子は
海難事故に合い
命からがら
無人島に漂着したが
同じく漂着していた
レザージャケットに髭
の男に
キンタマの大きさを
見抜かれ
貞操を奪われそうになったので
殺害し ...
スピカーケブルや電源ケーブル
そしてRCAケーブルがのたうちまわり
うちはまるでラーメン屋のようになってしまった

大型スピーカーが十二台
まるで家具屋のようだ

CDの山が崩れゆく夢も ...
少年は母を求め、苦悩する。その無垢な思いゆえに気づかなかった過ちを。

爆発してゆけ、
       爆発という言葉の薄い層を突き破るように。
                   そのような ...
平坦な生き方しかしてこなかった
それでいいと思っている
薄っぺらなままだった
それでちょうどいいと思っている
しかし
味はいろいろ覚えてきたつもり
甘めの醤油味みたいな
ざらざら ...
ひとは悲しみを掻き集めて

宝物みたいに扱い  蓋をする

幸せはその優しさゆえに  ふわふわと軽く

まるで夢のように  不安定に感じるのか



楽しさや喜びに 目は向けても
...
 思い出

遊覧船に乗って
新婚だった妻と共に
数人の男女が目前で
騒いでいた
妻ふと船の屋外へ立つ
目前に広がる湖を
見つめていた
夏の夕であった
三七年夢のごとく過ぎ
苦しく ...
記憶の穴の水流に
映っては去る音と影
はばたくばかりで飛べない径
小さな本を敷き詰めた径





いつも何か言いたげな
消えない羽を呑み込んで
蒼と灰の時間 ...
海からだけじゃなかった津波みたいな水害

災害救助をする自衛隊

ユーロ圏にあふれかえる難民

夏休み深夜徘徊する中学生が殺される

養護施設では老人が

犯人さがしはいつも監視カ ...
それまで
水の中を泳いでいたものが
産院のベッドの上で
あし。になる
それはまだ
自分を支えることも
出来ないけれど
あし。と呼ばれる

こんなに
ちいさく
まだせかいを歩いてさ ...
きみがしんだふりをしてるから
わたしもまねしてみたけれど
ホントにイっちゃったのは
わたしだけだったね
あーあつまんなーいの
死にたい
殺りたい
死にたい
果てない
生きない
生きたい
逢いたい
抱きたい
やめたい
こいあい
冷めない
こいあい
きみだけ
眼のなか
生きてる
生きたい
いつかは ...
マイナンバー教えてよっていうナンパ ノーベル賞獲るためまずはゴルフ行く 戦地へと行くかもしれぬ赤子泣く ≠sweet noise
=silent jack
≒earphone jack
≦hijack

無口なジャックがハイジャックを企てた
ハイだからって高い場所じゃなくたっていい
...
わたしが桂馬をくすねてきたせいで
あの人たちは困っているにちがいない
そう思うと笑みがこぼれてくる
桂馬ひとつがないせいで
互いが互いに疑心暗鬼になり
それがために命を奪い合えばいいのだ
...
変装して出かけようよ
鍵はかけないで大丈夫
平気よ みんな花火を観てる きれいに咲いてくれるから

ひみつ ないしょ
かいだことのない風の匂い

  ふざけあって笑い合う日もある ...
川の字に並んで見る夢は
いつかの思い出
手を繋いで眠った夜も
布団の中で微睡む朝も

全て夢

望んだ今に悔いは無けれど
時折振り向いてしまうのは
川の字の端
壁を眺めて寝る夜の所 ...
○ すべての道はローマに続く
× すべては無知な老婆が作る
× スケベな椅子はどこで買える?



○ 中国・新華社通信によりますと
× 注目!新古車情報になりました
× 注意!新詐欺 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
さよならを言うつもりはない北大路京介自由詩2015/10/10 0:16
たつき春日線香自由詩215/10/9 23:50
あの日レタス自由詩115/10/9 23:46
マラソンランナー自由詩415/10/9 22:55
空が落ちてる 阿ト理恵自由詩3*15/10/9 22:51
サイレントジャック 自由詩7*15/10/9 22:48
公務員に成れなかったコックローチ 島中 充散文(批評...3*15/10/9 22:20
ただの産後「キンタマ王子生まれる」花形新次自由詩015/10/9 22:11
ピースサインをかかげるイエスキリストの輪郭がドアの向こうにモリマサ公自由詩815/10/9 20:11
アストラルたけし自由詩315/10/9 19:28
静かな秋空レタス短歌015/10/9 18:52
キンタマ王子と青い珊瑚礁花形新次自由詩015/10/9 18:39
音響中毒レタス自由詩1*15/10/9 17:53
エヴァンゲリオンごっこkaz.自由詩3*15/10/9 16:22
かじりついてもいい乱太郎自由詩25*15/10/9 15:59
悲しみw.tsub...自由詩015/10/9 12:29
 思い出生田 稔自由詩415/10/9 10:15
ふたつ ふたたび Ⅲ木立 悟自由詩315/10/9 9:39
神が教えたまいしこと吉岡ペペロ自由詩215/10/9 9:34
あし。そらの珊瑚自由詩1715/10/9 8:22
むだいそらの とこ自由詩015/10/9 2:49
せいとし自由詩0*15/10/9 2:44
マイナンバー教えてよっていうナンパ北大路京介川柳715/10/9 1:36
ノーベル賞獲るためまずはゴルフ行く川柳215/10/9 1:36
戦地へと行くかもしれぬ赤子泣く川柳215/10/9 1:35
サイレントジャック/即興ゴルコンダ(仮)投稿.78こうだたけみ自由詩5*15/10/9 1:20
桂馬春日線香自由詩215/10/9 1:06
鍵はかけないで大丈夫北大路京介自由詩615/10/9 0:47
産後クライシスたいら自由詩115/10/9 0:10
華麗なる言い間違いによる詩Honest...自由詩0*15/10/8 23:45

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