もう残されていない水を嗅ぐとき
海は煙り 大地は焦げ
白い雨が思い出のように降った
わたしも同じような所から来たのだ
醤油匂う指で
悴みながら 敬虔に 呼吸をした
その呼吸が あな ...
性病が哀しいのは
それが
あたしとあなたの
愛の結晶だから
いけないわ・・・
結果だけに
囚われるなんて
あたしって
ダメね
一夜限りだって
不特定多数だって
あ ...
どてらカボチャが降って来る
滝のように降って来る
頭をぶるんぶるん振り回しても
私の脳は考えない感じない
どてらカボチャはオンオン鳴く
夜陰を軋ませ鳴き続ける
私は感じ考える
無人大 ...
風呂の換気扇のスイッチを付けて今日の日記を書く
ラーメン屋に行きカウンターでラーメンを食べる僕の横に
若い女性が二人座りました 混んでいたのです
本当に本当に久しぶりに女性の近くに寄った ...
UFOを撃ち落としたという君の血が赤くないことを知ってる
好きな子の声帯模写で俺の名を呼んでときめくセリフ録音
漫画なら出血多量で死ぬほどの鼻血出てるよ君のハダカで
平穏の訪れを告げる
朝の鳥の声が鋭い
町は信頼により配置され
道路は情義によって接続され
酒はすべての裂け目を流れ
裂け目をきれいに架橋した
笑いはすべてのとげを包む
...
沖縄から米軍を
撤退させて
その代わりと言っては
なんですが
地下核実験の施設を
作ることに致します
ヅラ知事は勿論
沖縄全県民と
全国の自称詩人は
そこで一生
キノコ雲を
...
こういった趣味を共有する場なら離れることは死ぬのと同じ
【雨水】降る雪が涙に代わる頃。誰の涙か御存知かしら
青いビーズ3個心臓娑婆娑婆と僕が生きてる意味が聞こえる
「 ...
悲しいことがあると
あなたの名を呼んでいる
呼んでなぐさめられている
やさしくてあたたかい肉だ
体液でよごしても
けがれたこころで乱暴しても
あなたはよろこんで
...
そのあたたかい頬に触れると、
私のなかで握りしめた、
生まれたてのあたたかなものが、
少しずつ剥がれていくの。
その剥がれたもののなかにいるものは、
胎児のような私で、
私ははじめて触れる ...
君が画学生になりたいのなら
まずは紙に鉛筆一本で
直線をまっすぐ
フリーハンドで描く練習をするべきだ
まっすぐな直線をフリー ...
透き通るように綺麗な水色と真逆の色で救急車呼ぶ
(あおい月経 処女歌集「初潮前後」より)
灼熱の 一日の重さで うなだれていた 木々の枝が
夕暮れの風を受けて 身震いする
心地良い木陰が 濃い闇へと変わる わずかな隙間に
見え隠れする 幼子の姿
夕闇の ここ から夜が始ま ...
横顔とは
君の横顔が見える、という事は
なんと切ないものなのだろう
その視線が此方に向く事はない
僕は君の横顔を見ているだけで
それ以上、何も出来ない
膚の下の肺の中を
...
星遠く月より遠く太陽も淋しいだろう光年の距離
散り落ちた落葉樹の葉が育んだ大地の春にまた蒼い花
晴れた日の会場内に 用意された百脚の椅子
来賓者、関係者、招待者、出席者、
名簿に記載された ずらりと連なる固有名詞
司会者は叫ぶ
(百人満席、晴れた日に、)
新聞は語る ...
小さな袋に大きな希望
「育ってくれてありがとう」と心の中でつぶやきながら
姪っ子にお年玉を手渡した
この世の灯りなんてみんな壊れて消えてしまえ
満たされている順に地獄を見るといいんだ
泡 出します
重たいドアを押して外に出ると
階段を数段上ったところで
思わず立ち止まる
百貨店の屋上は
すっかり様変わりしていた
複雑な段差を組み合わせた
明るい色調のウッドデッキ
オリー ...
空と海の混沌に
突き刺さる黒い陸の先端
に白い少女が立っている
淡い彩りが現れ
生まれた風が海を押す
押されて海は岬に駆けのぼり
少女に白い言葉を飛沫く
潮鳴りにひそむ遠い記憶の ...
冷笑されるでしょう が
卒寿となった いま
すがりつくしか ありません
過ぎてしまった
脆い群像の 淡い言動のかげ に
卑下されるでしょ ...
このB級の指先で合成の調整の声を断絶したあとの日暮れでジョージ・コックスを汚す。なにも仕留められない、仕留められない、消毒液を浪費しては自己嫌悪/ユニクロからのメールマガジンを読んでTシャツが見当た ...
日の丸や君が代は
軍国主義時代を連想させるもので
先の大戦で被害を被った
国内外の人々が抱く感情を考えると
到底認めることは出来ない
が
共産主義の名の下に
過去に何千万という無 ...
街灯の光が届かないバス停で
忘れられたように バスを待ちつづける
終バスは すでに出た後かもしれないのに
ここに明日までずっと立っていても
だれも話し掛けてはこない
光を乱反 ...
詩は路上で生まれる
だが詩は路上を救えない────
プレパラート上の言葉たちが見える、モノノアワレ、切断された高架橋、そこに生えた雑草の根の下で接吻、喪章をつけた兵隊蟻がパレードする毎日、「 ...
熱っぽかったので
友達のエミリが持っていた
体温計を借りました
人間の体温を正確に計るなら
お尻の穴が一番だって
AFF(アナルファックフレンド)の
聖也から聞いていたので
女子 ...
幾億粒の{ルビ眼=まなこ}が煌めく
夜の底
磁気に繋がり
流れを描き
脆く途切れ
こぼれる様を
見ているようで
見ていない
視線の針が交差する
決して出会うことはなく
跳ね返る ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
残り香
伊藤 大樹
自由詩
0
16/1/8 17:05
ミッキー吉野家「梅とハナモゲラ」
花形新次
自由詩
1
16/1/8 15:41
ノォノォ脳ガクシャ
たけし
自由詩
4*
16/1/8 15:30
風呂の前の日記
陽向∮
自由詩
5*
16/1/8 13:22
UFOを撃ち落としたという君の血が赤くないことを知ってる
北大路京介
短歌
7
16/1/8 11:27
好きな子の声帯模写で俺の名を呼んでときめくセリフ録音
〃
短歌
1
16/1/8 11:27
漫画なら出血多量で死ぬほどの鼻血出てるよ君のハダカで
〃
短歌
0
16/1/8 11:26
平和
葉leaf
自由詩
5
16/1/8 8:07
ヤルゼルスキはグラサン
花形新次
自由詩
0
16/1/8 7:58
エンドレス・ワルツ 【27首】
ピッピ
短歌
3*
16/1/8 0:20
月あかりの道
吉岡ペペロ
自由詩
5
16/1/8 0:06
雪
あおい満月
自由詩
4
16/1/7 23:41
画学校
TAT
自由詩
0
16/1/7 23:03
あおい月経 サラサーティ短歌1
花形新次
短歌
0
16/1/7 22:42
魂の無垢
いねむり猫
自由詩
1
16/1/7 21:39
横顔
凍月
自由詩
8*
16/1/7 21:09
雑詠ニ首
もっぷ
短歌
2
16/1/7 21:03
空席
為平 澪
自由詩
8
16/1/7 20:58
小さな袋の中にある
しょだまさし
自由詩
3
16/1/7 20:45
ゴールデンアワー、異端の想い
もっぷ
自由詩
3
16/1/7 20:45
私は私はアナルから
セガール、ご...
自由詩
0
16/1/7 20:41
煙突と月見うどん
nonya
自由詩
21*
16/1/7 20:03
暁光
イナエ
自由詩
19*
16/1/7 15:15
風の舌 (十)
信天翁
自由詩
3
16/1/7 10:22
強いていうなら
榊 慧
散文(批評...
0
16/1/7 8:42
共産党
花形新次
自由詩
0
16/1/7 7:05
バス停
いねむり猫
自由詩
4
16/1/7 5:26
さよなら
もり
自由詩
2*
16/1/7 0:40
ただの産後「尻穴温度計」
花形新次
自由詩
0
16/1/7 0:39
流星雨
Lucy
自由詩
23*
16/1/6 23:55
1748
1749
1750
1751
1752
1753
1754
1755
1756
1757
1758
1759
1760
1761
1762
1763
1764
1765
1766
1767
1768
1769
1770
1771
1772
1773
1774
1775
1776
1777
1778
1779
1780
1781
1782
1783
1784
1785
1786
1787
1788
加筆訂正:
流星雨
/
Lucy
[16/1/7 21:58]
横書き表記を縦書きに改め、一部にルビを振りました。
ブロイラー
/
ただのみきや
[16/1/7 21:39]
文末など何か所か小修整しました。
暁光
/
イナエ
[16/1/7 16:35]
第五連大幅に改稿
暁光
/
イナエ
[16/1/7 15:31]
タイトル変更
4.42sec.