銀色の翼が西の空に消えてゆく。
北鎌倉の西洋館の二階から遠く、由比ガ浜が見える。
手の平ほどの水平線に鳥たちは集い、
冬枯れの歌を歌っている。
坂道を下れば、秋が忘れていった ...
忘れていた納豆ごはん 葱をたっぷりと
うどんは苦手 許せるタヌキうどん
風邪をひいた晩には味噌煮込み
想像しても開いてない札幌ラーメン塩バター
チャルメラが来たなら全速力で追いかける
仕方な ...
変わり映えの無い日々のルーティン
燃えるような愛の情も沈静化
何か変えようとして繕い
疲れて病んで眠って忘れる
曖昧な記憶
アイマイミーばかり
人間誰だって自己中心的
臭いものはアウ ...
四輪(jeep)駆け巡る
冬の笑顔はいいね
あの人の胸のなかにある
鳶色をした大きな瞳
木枯らしを背にするときのカーブ
−ルーズオーバー
茶色のボタンが毛糸にひっかかる
無邪気な雲 ...
セブンのおにぎりとおでんに焼肉弁当
食べることが不可能な粘土の食感
大好きなポタージュ吐く
最後には せめての梅昆布茶
食べられないから竹鶴あおる真夜中
明日から健康の一歩が始まるだろう
2Bの鉛筆を走らせて
刹那に頬笑む君の横顔を滑らせて
想いでの湘南海岸を語るいま
明日はしばしの別れ
必ず戻る
ぼくはきっと千の文字を書く
ベランダに
植えた盆栽
ボケの花
何時までも
健やか願う
武蔵野の
ケヤキに耳をあて
確かめる
水の命を
何時もの胸に
ちょっとまた
コロッケに誘われ
その決意が
崩 ...
(入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい入れたい)
せりあがる濁流を押さえる、
マンホールのように、
私は夜の車内で唾を飲み込む。
森をくぐり抜けた夜空には、
どこまでもついてくる
三日 ...
残響ヒビキの渦中
透過されていく意識、白く
朝から潰れ閉じたままだった瞼
開いた夜半、差し込む光
大小無数の半透明な橙光球となり
白い意識のスクリーンに浮き沈む
遠い異郷の優し ...
「戻れ戻れ」と君は叫ぶ
海に向かって
波に向かって
「戻れ戻れ」
君は笑っていただろうか
君は泣いていただろうか
青空だったけ
雪降っていたっけ
今でもいつでも
君の声だけ頭に残って ...
自分の中に、経験が{ルビ溜=たま}ってくると
いよいよあなたと私に、別々の顔が現れる。
背が高いとか、低いとか
体が太いとか、細いとか
頭が良いとか、悪いとか
線を引くという行為の、 ...
今迄の僕は
ゴミ箱行きの恋文を
山ほど書いた。
けれども全てが徒労だと
一体誰に言い切れようか?
どうせなら
純粋花火の一粒を
無心に念じ…封じ込め
世界にひとつの手紙を書こう。
...
味噌選ぶ旅に妻誘う
懐かしい京漬物
鮭茶漬けは天下逸品
昆布と鰹節があればそれで済む
鱈ちり食べたし喉細く
ぷりぷりのワカメ味噌汁
里芋煮詰める母の味
ニンニ ...
スプーンに一杯だけの重い雪
暗き闇明るき闇や巣立鳥
サプライズ告白のため果たし状渡すやいなや折られたnose
あの日 わたしは地球の上を電車で走っていたが
その翌日 わたしの脚を守りながら
わたしと(この小さな町の)道を走っていた一足は
歌を忘れたカナリヤとの冤罪とともに光りを奪われていま/
とこ ...
七歳の頃五十年前と聞くと古い民家が浮かんだ
その古い民家の中に入ると壁に御札がはってある
日本人形があり埃かぶった和菓子の箱もある
この民家には悪霊がうようよといて
その中に白い着物を着た皺だ ...
数学の成績だけが上がっていく
「ねぇこの問題教えてよ」と
君にお願いされてから
明日からは
贅沢離れ
味噌汁
納豆めしに
たまごをかける
好物の
紅鮭と
地アジの開きに
胡瓜の糠漬け
朝から豚汁
カリカリの
トーストにバター
イチゴジャム
ベーコ ...
これがタクラマカン砂漠ならいくらでも書けたんだけどキリマンジャロには縁もゆかりもないからどこを見たってラクダさえいない一粒の砂さえない冴えない顔の私の身もフタもなさといったらまーいおーまーいわったわん ...
何時かまた
サッポロ一番
くつくつと
モヤシバターの
味噌ラーメン
なんだかな
昔は美味かった
チャルメラが
どうでも駄目で
トイレに流す
お湯を入れ
三分待てば
食べ ...
モヒカンにピアスが天を崇める
そんなやつと会いたい
きっと言われるだろう
腰抜けって
自らを犠牲にして世界を救った人
そんなやつと会いたい
きっと言われるだろう
あなたこそ私が救いたかっ ...
せいろ蕎麦を二枚啜り
デスクに就いて
もう飽きたパソコンを眼の前にする
ただ 残業の無い会社
感謝はいっぱい
悪くない人生が胸を抱き締めてくれる
長い冬の夜はゆっくりと唐詩の頁でもめく ...
風を嫌う小鳥になりたい
水を怖がる亀になりたい
許すことができる人間になりたい
静寂を好む人間になりたい
雑音の多い、この社会
見なくていいものまで見えてしまう
気付いて欲しくて見せて ...
氾濫する文字に埋もれ
三千のCDに埋もれ
山盛りの釣り道具に埋もれ
樹齢数百年の大板に埋もれゆく
あの世には連れて往けないのに
何故か集めてしまう習性が悩ましい
この世には明日までの命 ...
運転手が二人いても
運転していない方が
眠っていたら
運転している方の
居眠りには
一体誰が気付くんだ?
どう考えたって
三人にして
絶対起きている奴が
一人いない限り
防げないだ ...
さてと
何時ものスーパーに立ち寄り
まづは野菜コーナー
太くて長い真っ白なネギが視線をよぎった
エノキと椎茸をカゴに放り込み
焼き豆腐にシラタキ
おっと!忘れちゃいけない純米酒 ...
十日以上食べられなくなって
明日から入院
多分2カ月くらいは仕事もお休みだろう
しばらくは様子をみるため監禁される
自殺願望も攻撃意識も無いのに
せめてパソコンでも持ち込みたいのに
スマホ ...
一人の母親から生まれた兄弟たちが
殺戮を繰り返している
遠くにいる母の涙は絶え間ないだろう
宇宙の法則は静かに無常を湛え
現象をただ見つめているだけ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
古都
ヒヤシンス
自由詩
6*
16/1/16 5:30
眠れぬ夜に
チーズオムレ...
俳句
2
16/1/16 5:09
リマインダー
たいら
自由詩
1
16/1/16 4:22
旋風にーJUMPUUー
アラガイs
自由詩
6*
16/1/16 4:00
どうしても
レタス
俳句
2+*
16/1/16 1:33
素描
〃
自由詩
4*
16/1/16 1:15
静かにいたのに どうにも我慢ができない 煩悩との闘い
チーズオムレ...
短歌
4
16/1/16 0:54
プルタブ
あおい満月
自由詩
5
16/1/16 0:48
遠い一日
たけし
自由詩
4
16/1/16 0:17
波戻らず
秋也
自由詩
3
16/1/16 0:09
麺麭の顔
服部 剛
自由詩
3
16/1/15 23:50
恋文について
〃
自由詩
5
16/1/15 23:30
夢の食夢
レタス
俳句
1
16/1/15 23:05
スプーンに一杯だけの重い雪
北大路京介
俳句
5
16/1/15 22:49
暗き闇明るき闇や巣立鳥
〃
俳句
2
16/1/15 22:48
サプライズ告白のため果たし状渡すやいなや折られたnose
〃
短歌
1
16/1/15 22:47
爾来
もっぷ
自由詩
2
16/1/15 22:41
廃墟徘徊
陽向∮
自由詩
6*
16/1/15 22:23
三行詩 : 受験シーズンに三行の詩を
しょだまさし
自由詩
2
16/1/15 22:19
食地獄
チーズオムレ...
短歌
2
16/1/15 21:43
キリマンジャロの雪/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
6*
16/1/15 20:41
明星頑張れ!
レタス
短歌
1
16/1/15 20:28
夕方にキス
こいち
自由詩
1
16/1/15 20:06
冬の一日
チーズオムレ...
自由詩
3
16/1/15 19:21
怖い怖いと言ってみた
独奏
自由詩
2
16/1/15 19:00
想いを巡らせろ!
チーズオムレ...
自由詩
2
16/1/15 18:59
運転手が二人
花形新次
自由詩
0
16/1/15 18:23
すき焼き
チーズオムレ...
自由詩
1
16/1/15 18:16
閉鎖病棟
レタス
自由詩
4*
16/1/15 15:29
何故
〃
自由詩
2*
16/1/15 14:44
1741
1742
1743
1744
1745
1746
1747
1748
1749
1750
1751
1752
1753
1754
1755
1756
1757
1758
1759
1760
1761
1762
1763
1764
1765
1766
1767
1768
1769
1770
1771
1772
1773
1774
1775
1776
1777
1778
1779
1780
1781
3.7sec.