輪廻する魂は
さまざまと交配し続けて
明日の夢をみた
ナルシストの遺伝子が永遠を求めている
遥かな希望を胸に秘め
プラス マイナスの電子音が駆け抜けた
黄昏はやがて やって来る ...
女性専用車両に乗る女性は
不愉快な男性を
避けることができる
女性専用車両に乗らない女性は
不愉快な女性を
避けることができる
女性専用車両に乗れない男性は
不愉快な男性を
避 ...
仕事をしていると
良品という不良品を作っているのか
不良品という良品を作っているのか
判らなくなるときがある
親をしていると
真面目という不良を育てているのか
不良という真面目を育てて ...
色即是空
空即是色
* *
リアルはバーチャルの一部に過ぎず
バーチャルこそがリアルである
* *
宗教、希望、・・・人の心
化け物みたいな
醜い顔の生き物が、
あいしてます、
結婚してください
と、
美しい悪魔のわたしに
そう言った
化け物みたいな
醜い顔の生き物は
ごめんなさい、
あなたを試しまし ...
夢の尾はいつだって手からすべりはなれてゆく
そして明けて
朝、
つかみそこねた少し乾いたその手触りを思い出している
どんなにこごえても
血液は凍らないやさしい不思議だとか
たとえ凍ったとし ...
急に来た
スパイスのつんとくる
どこから?
たぶん記憶から
わたしはこの匂いを
覚えていて
わたしはこの匂いを
覚えているし 知らなかったりする
それは(十円玉)を
覚えてい ...
耳を澄まさなくても
聞こえてくる世の中の音
生活の音が
あちらこちらから聞こえる
「幸せの音」と言い替えてもいい
数限りない音楽がある
聞く人の心に溶け込む潤い
音のある世界 ...
直球勝負
胸の奥でざわめきを感じながら出すサイン
直球勝負
一言いいたい 発したい
直球勝負で挑まれたとき
答があるのか
チェンジアップを投げられた時の悲しさ
...
二の腕が
お前の首を締め付け
振りほどこうとする
お前の爪が
俺の皮膚に食い込む
命への足掻きが
爪先にこもり
血はお前の身体の
穴という穴
そして俺の皮膚から吹き出す
...
じめじめした宇宙を超えて
超特急でやってきた光のような木の葉は
木漏れ日を作りかさかさと
太陽を覆い隠している
その陽に焼けた赤は{ルビ紅葉=もみじ}のようで
じめじめした界隈を抜けて
...
さびしいおもいをしよう
うそのお皿にふたりですわって
わかりあう
を たべよう
べたべたにして
たべおわったら
ちがうドアから かえるのさ
あなたが いるなら
波だって
とまる
たやすく
つめたい 朝日のなかに立ってる
わたしたちは
よわいよね
あなたがいるなら
なみだって
とまる
たやすく
でもまた す ...
ねえ
何で僕が君から一歩遠ざかるのか、知っている?
僕はね
近くにあるものを見失ってしまう人間だ
もしくは無くしてしまう
壊してしまう
何故、毎日お話しなきゃいけない? ...
気がつくと誰もいない 音楽も止んでいるのに
あたし独りだけが 踊り続けている
誰かに見られていることが 心地よかっただけ
あたしはダンスなんて 好きじゃなかった
目覚めたとき 空に ...
一握りの優秀な人間が
海外の安い労働力を使って
成り立っているのが
今の日本の製造業だ
日本に残っているのは
死にかけた老人か
使えないヤツだ
そして死にかけた老人や
使えないヤツばか ...
私
君のどこまで
知っている?
私
私のどこまで
知っている?
永遠に開拓し終えない
だって未開は
どんどう増えていくでしょう
諦めてしまったら
終わりなのだけれど ...
働いていないと自分が誰だがわからなくなる
わたしはいったい誰だっけ
全く逆のことを働いているときも思っていた
結局自分を掴みそこねている
わたしからは逃げられないんだ
ひどいな
夕焼け ...
わたし捨て子だったんだけど
お父さんが拾ってくれたの
生まれる前にみつけてくれて
胎教だとかいって無理して大きな
スピーカーのそういうの揃えて
産まれて出てきたら毎日
愛 愛 愛 降っ ...
猫を借りてきた
あまりにかわいかったので
慣れない場所に連れて来られて
神妙にしている
私は猫アレルギーだから
かまってやれない
なでてもやれない
けれど借りてきた
あまり ...
起きたり寝たりはしない。倒立させたテレビがある。ダサい。消されたそれを眺めている。
ある日暮れに、茜色に、肌寒い風になびくカーテンの献身とペーソスに、男は可及的速やかにしらけ、すべての窓をあ ...
海は空の青と同じ色だから
互いに永遠を約束している
友人のよう
砂はその輝きを
助けるかのように
輝く未来を一握りの宝石へと
姿を変える
波が押し寄せ
砂場は呼吸する
...
山椒はけなげな樹だ
人に若芽を摘まれ
実を横取りされても
再び芽を出し花をつける
山椒は優しい樹だ
青葉に隠して
揚羽の幼虫を育て
幼虫に臭いをすり込ませ
ああこの臭い
幼虫はこ ...
異次元の僕へ
傷んでいるなら
助けを求めて
異世界ながらも
僕にも傷みが
伝わってくる
目覚めるたびの
疲労感
覚醒とともに
心象はうすまりゆきつつ
次元をまたいだ ...
あなたがはにかんだ笑顔を
私に向けた瞬間に
人混みで
手などを引っ張るその度に
きりきりと
弓は引かれる
的の中心は広く
くっきりと
「サヨナラ。」の文字
もしも
もしも
...
しろはしろ あおはあおでも
色には無数の種類がある
『しろ』とイメージしたときに
自分のもとめる『しろ』ではないことも よくあること
『うれしい』
これにもいろいろある
...
鼻から息を出す
蹄を鳴らす
額から聳える
角の先から
血が滴る
彼女の白いブラウスは
真っ赤に染まり
涙で顔が濡れていた
湖の畔で立ち止まり
水を飲む
そこに映るは
...
報いを受けたからって
赦されるとは限らない
だけど赦してやる
赦してやるよ
自分も
お前らも
この傷の痛みと共に
赦してやるよ
赦す以外に
一歩もはじめることができないから
赦して ...
明るい日
中・低の木々
さざめく路
ボンジュール
父母に土産
花々散らす
器あり
黒い影
時計カチカチ
テーブルの砂糖壺
点滴 ぽとり ぽとり
つけられた病名だけが美しい
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
命
レタス
自由詩
2*
15/10/31 16:43
女性専用車両
イオン
自由詩
1*
15/10/31 14:31
不良品という良品を作るための残業
〃
自由詩
2*
15/10/31 14:29
空即是色
秀の秋
自由詩
0
15/10/31 14:07
人のかたち
atsuch...
自由詩
2*
15/10/31 13:27
ノースバウンド
そらの珊瑚
自由詩
19
15/10/31 11:01
待ち合わせ
Seia
自由詩
2
15/10/31 9:05
音
夏川ゆう
自由詩
2
15/10/31 5:49
ストレート
佐白光
自由詩
1*
15/10/31 1:46
キンタマ王子、学園祭に行く
花形新次
自由詩
0
15/10/31 0:33
私小説
這 いずる
自由詩
3
15/10/30 23:58
さびしいおもい
はるな
自由詩
7
15/10/30 23:53
朝日
〃
自由詩
3
15/10/30 23:47
書き留められた思い付き:1
凍月
自由詩
4*
15/10/30 23:26
希薄な1日に
藤原絵理子
自由詩
4*
15/10/30 22:23
キンタマ王子、実力を疑う
花形新次
自由詩
1
15/10/30 22:17
フロンティア
瑞海
自由詩
4*
15/10/30 22:09
いろはにほへとちりぬるを
ユッカ
自由詩
2
15/10/30 22:05
ほしいもの
もっぷ
自由詩
3
15/10/30 21:46
猫を借りる
やまうちあつ...
自由詩
3
15/10/30 20:18
いくらか体重を軽くして渡す
末下りょう
散文(批評...
3*
15/10/30 20:10
景色
鷲田
自由詩
1
15/10/30 19:12
山椒は優しい樹だ
イナエ
自由詩
14*
15/10/30 18:38
異界の人
シホ.N
自由詩
1
15/10/30 17:47
帰宅の詩
もり
自由詩
1*
15/10/30 17:05
言葉と心
w.tsub...
自由詩
1
15/10/30 13:00
impression
opus
自由詩
0
15/10/30 12:16
駄作だけど
渡辺亘
自由詩
2
15/10/30 11:53
明るい日
生田 稔
自由詩
3
15/10/30 11:44
点滴ぽとりぽとりつけられた病名だけが美しい
北大路京介
自由詩
5
15/10/30 8:45
1733
1734
1735
1736
1737
1738
1739
1740
1741
1742
1743
1744
1745
1746
1747
1748
1749
1750
1751
1752
1753
1754
1755
1756
1757
1758
1759
1760
1761
1762
1763
1764
1765
1766
1767
1768
1769
1770
1771
1772
1773
加筆訂正:
Miz 1
/
深水遊脚
[15/10/31 11:51]
政志の一人称を「僕」に変更しました。
4.05sec.