硬質な
  紙片ではない
  タクシー


  そして
  という語の
  尻だけを追って
  山猫


  観葉植物としての
  わたしは
  遣られている水の ...
たくさん咲いたツツジの花を
一つもぎ取って蜜を吸う

甘いツツジの蜜と
苦い緑が鼻につく

俺の父親は普通の人でした
俺の母親は普通の人でした
俺も普通の人でした

俺は何者でもあ ...
みんなに共感される詩を書きたくない

価値観の違いからペンを走らせ
不条理の中で1番の理想を追い続ける

なんで、なんでだよ
死んでから評価される
売れるまであと1つ武器が欲しかった
...
 お昼からの仕事はひとりきりの惣菜部
 体はきついがおばちゃんおらずで気は楽なのだ
 過去的現在的将来的に
 考えなければならないことは
 山ほどあるのだけれど
 五時半までに終わらせないと ...
古い座り机に ひじをついて
小さな窓から 夕暮れの街を見ていた

私を呼ぶ かすかな声に 振り向くと
薄暗い階段の踊り場に
立ち去ろうとする 小さな姿

それは
幼い我が子の 最後の姿 ...
深海の奥
出来る限り

傷の付かぬ
角度を探す

ゆっくりと
綱渡りの曲芸よろしく

観客も
居ないと言うのに

アテになるのはイキばかり
イキなイキカタ デキナイが
アキ ...
体型のわるい売春婦

こころのなかの

ダルタニアン、スペインの丘、風車小屋、

青いひかりが氷のうえに射す日まで


なんねんが陳腐

いまだけが説得力

あの方たちから見 ...
叫びたい花の襞が、
指先を突き破る。
突き破られた、
指の皮膚から噴き出した、
花の汁が、
タールのように暗い、
色とりどりの世界を描いていく。

傷つけあうことで、
構築された暖か ...
あたたかな子宮にずっといたかった産まれた寒い不条理だ
泣く

一歳のたんじょうびには一升餅を背負っている理不尽だ
泣く

おもいきり泣いたらいいよ明日きみがどんな顔でもそれがいいから

...
〈一匹の龍が
その顔をあげ
ゴロゴロと喉を鳴らし
深く重たい雲間の一点に
目を凝らす〉

深い暗闇の中
淡く灯る光の下で
1人のバレリーナが踊る
タンタンと
音を立てながら
体を ...
性行為を
性行為として
純粋に楽しむなら
もうアナルしかない、と思う

それにしても・・・

冬のアナルは、
淋しいね

立ちバック状態で
きみのアナルに
呟いたとき

隙 ...
わたしは
粒で出来ている

粒は
かなしみも
ぜつぼうも
知らないまま
ただ
あたえられた時間を
あたえられるままに
はずんでいた

ときおり粒は
とどこおる
たとえば寒い ...
       つつじが丘のひだに
       住みついて 三十年
       いま 卒寿となって
        しんみりとおもう

    九十の齢(よわい)の歩みが
   (おかげ ...
小さな歯車の音が降る
遠くへと去る足音も
積もりつづける夜の光も
淡い動きに満ちてゆく


光の器の心は欠けて
路面電車の灯を見つめ
ひとりの子が
ふたりの声で歌 ...
ドラゴン出てこない
あんなにがんばったのに
なにも悪いことしてないのに
いっこうに出てこない
どうすんの?
どうやんの?
ドラゴンどこ行ったの?
森を探しても
街中を探しても
どんだ ...
詩を書けば
空よりも青く
哀しみにも負けない歌声がある

ほら、耳の聴こえない男の子が楽しそうにみてる

片足の不自由な女の子は必死に両手を振っている

みつめれば舞台の上で ...
太陽から見た冬の地球は
不思議に見えるだろう
地球のほとんどが真っ白になり
生き物たちが寒さにふるえ
まあるい雨のようなものが降りそそぎ
息を吐けば白いけむりがでる事を
燃えてばかりいる太 ...
暗闇に漂う一本の手首のことを考える
指はすべて揃っていて
爪には土と苔がこびりついている
どこか山蜘蛛のようでもあり
それは実際に一匹の生きた蜘蛛である
さよならだけ上手になっていた

忘れようとして

懐かしがるだけ

もういらないや

さよならの練習だいぶしたから


愛は時間のことだ

時間の無駄と感じるなら

愛も ...
自己主張の強いバカの
バカな自己主張が強ければ強いほど
発言権を得ると言う
詩情とはかけ離れた世界を
許容している自称詩人達に告ぐ・・・・・
ザ、ザザ、お前、プー、プー、ろくでも、ガ、ガ、ガ ...
明日に次の日があさってなんだよね
それが正しい
でも私には
明日の次の日は
明日の明日なんだ

昨日の次の日が今日なんだろうけど
私にはね
昨日の次の日なんだよ

今日やったこと
...
「グーチョキパーで
グーチョキパーで
なにつくろう
なにつくろう」
と歌ってたゆうちゃん
「グーはチョキに勝つんだよ」
と教えたら
不思議そうな顔をしてこちらを見ている

右手がグー ...
冬薔薇抱く盲目のピアニスト 昼上がり
インターホンの音と共に現れたのは
生まれ育った家の一階に住んでいたもう一人の母親

楽園で寝静まったPrayer達を従えて
雪の国に静かに明かりを照らす

坂の下のオメルタは現 ...
くるりと足を上げ
飛沫もあげずに潜って往く
小石のように すーっと
光がゆらゆら届く辺り
うたたね だから
すぐにまた浮上できる辺り


食事の後 うっかり
文字や何かに集中しようと ...
まよう
答えを探している
息子とじゃんけんをする
勝っても負けても
答えを見つけることの間違いを
教えられる
あいこでしょ!

障がいについて
伝える日がくること
世の ...
すれ違うためのいくつもの道が用意されている
君がどの道をたどるのか知らない
そのため受け取ることのない手紙は書かれ続ける
愉快だが退屈な時間が流れる

雨が降る道を器用に選んで避けた
ふと ...
木曜日に古い友人と会ったのだった
久しぶりに聞いた彼の恋人の話
結婚するのかもしれない人だった 彼の
私は話すことはなかった 彼の 隣で
私は座っていた 何も変わっていない顔で
私にあるの ...
             160210

時間が無いから
じゃんけんで決めよう
じゃんけんで決まった
わたくしの人生
なんとも恥ずかしいことの
連続さと思っていたら
フーテンの寅さんに ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
yamaneko草野春心自由詩216/2/11 20:10
残花藤山 誠自由詩116/2/11 19:57
悲しい詩人になるんだ独奏自由詩116/2/11 19:30
〈サンライズジャーニー〉GLIM SPANKY - SUNR ...平瀬たかのり自由詩2*16/2/11 18:33
夕暮れいねむり猫自由詩116/2/11 17:15
泡の ハミング藤鈴呼自由詩016/2/11 14:34
青いひかり吉岡ペペロ自由詩616/2/11 14:08
あおい満月自由詩516/2/11 11:30
いつもポケットに涙そらの珊瑚短歌516/2/11 11:18
mourmopus自由詩016/2/11 11:16
たちばっくまことちゃん「2016ASS」花形新次自由詩016/2/11 11:10
わたしの粒々そらの珊瑚自由詩1916/2/11 11:00
老細胞の呟き③信天翁自由詩216/2/11 10:02
flicker木立 悟自由詩216/2/11 9:47
ドラゴン行方不明やまうちあつ...自由詩116/2/11 6:39
詩歌アラガイs自由詩7*16/2/11 5:35
天の雪 金に染め舞う 人の灯よabc俳句016/2/11 5:29
冬のたいようリィ自由詩1*16/2/11 2:36
蜘蛛春日線香自由詩416/2/10 23:45
さよならの練習吉岡ペペロ自由詩316/2/10 23:26
途絶える花形新次自由詩016/2/10 21:22
昨日と今日と明日文字綴り屋 ...自由詩016/2/10 20:04
グーはチョキに勝つ小原あき自由詩416/2/10 20:02
冬薔薇chihar...俳句1*16/2/10 17:32
Prog Masterkarma自由詩016/2/10 17:27
うたたねただのみきや自由詩12*16/2/10 16:58
グーはチョキに勝つかんな自由詩5*16/2/10 13:55
断絶までのびている道伊藤 大樹自由詩116/2/10 11:00
恵比寿駅で20時番田 自由詩016/2/10 9:58
グーはチョキに勝つあおば自由詩3*16/2/10 1:30

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加筆訂正:
うたたね/ただのみきや[16/2/10 23:08]
何文字か訂正しました。
グーはチョキに勝つ/あおば[16/2/10 10:14]
いのかしら池底ツアーの体験者の日記へのリンクを張りました。
5.43sec.