1日の終わり
グラスで氷が回る
なんでもない繰り返し
あなたを考える無意味な繰り返し
眩しくて
おじけづいしまう
その綺麗な瞳が私を映してくれないなら
見えなくなればいい
...
リケジョが婚活
ノケジョが就活
そんなニュースが流れる一年
俺はカノジョと生活していた
ドボジョがゆう活
スージョが菌活
そんなニュースが流れる一年
俺はカノジョと生活していた
鼻が咲いている
といって言葉遊びではない
ほんとうに咲いている
鼻血が出る
といって垂れてくるのではない
溢れ出てくる
溢れ出て
止めようもなく
はな
はなはなはな
川辺は静かで
...
遡る先には筏があって
交通安全の人形がそれを見下ろしている
危ない場所を渡るときには
必ず
利き手を上げなさい
息継ぎを右手に任せて
あとは消えて
(アイスクリームを口にする ...
冬に凍りながら
疲労に暴かれている
存在の核から辺縁に至るまで
疲労は人間をむき出しにする
存在は今や感じやすく放ちやすい
どんな分析も総合も無効な
胚芽のやさしい曲線が血で満 ...
54才
Honolulu
今日の出来事である
道端に女子高校生の心らしきものが
無造作に転がっており
交番に届けるか否か随分と ...
ちからなく たちつくす
たちつくすと きになる
きになると えだわかれ
えだには はが のぞむ
はっぱは かぜをうける
いきたいのか ちぎれても
いきたくないのか くちても
ねが ...
狐につままれておもえらく
十中八九発作なのだが 今すぐ要所に駆け込めば
まだしもマシに収まるのだが 今ちょっと手が離せなくて
したい事溜まってる気がしてたのだが よく見ると業者に借りたでっち ...
覚えている 山の色、海の匂い
夕焼けの中、一緒に遊ぶ隣の家のお兄ちゃん
記憶は遥か遠く、遥か遠くに居て 瞬間に迫りくる
過去は止まり、描写は言葉を忘却している
感情の色を失くし、刻む脳裏の ...
いつのまにか森は黄に染まり
陽射しに浸され黄金いろ
黄金に小刻みに揺れ輝く
空気が違う、匂いが違う
落ち葉と迫る冬のコンチェルト
秋と冬が衝突し合い絡み合い
発光しながら溶解する
静 ...
延々と吸収できると
思い込めるうちは
若さを自覚しなくても
若さを体現していける少年。
永遠に吸収できないと
気づき始めてからは
限界が明確になくても
限界の尊さを実感し ...
寒い冬の夜に
赤い提灯と屋台の車
そこにおじさんひとり。
マンションに囲まれた
住宅地に赤い光と屋台と煙
香ばしい甘い焼き鳥の匂いと
屋台から流れるラジオの音
"いらっ ...
ニュースに続いては経済ナウです
最近「遠慮交際」と言われる
新たな交際が広がっています
これは、誰かとの交際を求めて
お金を支払うのではなく
誰かと交際したくなくて
お金を支払うというもの ...
ちいさい秋見つけた
帰り道
ちいさい秋実をつけた
輝いている
ちいさい秋差をつけた
キミとボク
ちいさい秋目をつけた
羨ましい
ちいさい秋火をつけた
悔しさに
...
イトヨリの虹色美しき
脂が誘うサバの文化干し
アジの開きにたまごかけごはん
イワシを購い飯をかきこむ
鮮やかなカツオをさばく母の面影
サンマの煙りに涙する
冬の寒ブ ...
あてどなく
彷徨う闇路
桜舞い
ひとひらふたひら
頬をかすめる
どこまでも吹き抜ける青空
伽羅を焚き明日の夢みる
銀河鉄道どこまで続く
青い青い海のいろ
とても食えないから
詩人の食事は貧しくて
目玉焼きと納豆が精々のところ
まてまて!
立ち食いの天玉そばを思い出せ
松家の朝定食でもいい
そこに天国があるのだから
貧くともプライドを忘 ...
てのひらに
転がる大粒のガーネット
それは血の色
珠玉は明日を占いながら
許された種族はボヘミアに彷徨うジプシーだけだった
インスピレーション
暗い森の声がする
夜の帳な ...
大きくはない講堂で
詩人の声がしている
詩人の声は講堂よりも小さく
低いところを這うように響くから言葉のつぶは分からない
絨毯だけが分かっている
水を吸い込む時のように、そこだけが深い赤 ...
クリスマス女ばかりの研究所
下町の神社の端にクリスマス
恋愛の輪廻転生クリスマス
ヤモリの張り付いた電信柱が
オレンジ色の灯りをともし
夜の歌を静かに歌っている
夜の秒針を刻んでゆく
ぼくは落ち着けないでいた
あの中華そば屋までの果てしない
道のりは
とても遠くて ...
夕暮れがやって来る頃決まって私の腕に止まる君
ねぐらへ帰る途中なのだろう
一羽であることもあるし
友達を連れてにぎやかにさえずることもある
いやもしかしたらきょうだいだったのかもしれない
あ ...
永遠の 青薔薇への妄想は
尽きぬけれども
生身の姿と 写真や動画が違うのは
仕方のないお話だけれども
やはり 蛍のラジウム光のような色合いと
実際見た時の LED光のよう ...
セックスのあとで
歌を 歌ってくれたひとがいたの
シャツを羽織って
煙草をくわえながら
都会の真ん中
小さな
男のひとの部屋
壁や布団に染み付いた
数年間
煙草の吸い殻
立 ...
雪のような歌がある
静かにふってきて
いつのまにか景色を一変する
真新しい一面の白紙を前に
こころ躍らせる者
昨日を忘れてしまい
ペンのように立ち尽くす者
雪のような歌がある
...
テロ云々の前に
アラブ人は
何となく
悪そうに見える
と正直に語ったキンタマ王子が
差別主義者だと
バッシングされていている
しかし、キンタマ王子の親友で
後にキンタマ王子によって
...
また道路に死体がありました
カラスが群がっていました
車たちは知らん顔で通り過ぎるのです
また道路に死体がありました
いつ死んだのかもわかりません
私はみなかった
なんの死体なのか ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
余計なこと
藤原猫
自由詩
2
15/12/7 0:17
シングルワン、二人
高橋良幸
自由詩
0*
15/12/6 20:43
鼻
春日線香
自由詩
2
15/12/6 20:04
遡流
マチネ
自由詩
2
15/12/6 19:11
疲労
葉leaf
自由詩
1
15/12/6 16:16
心
溶融
自由詩
2
15/12/6 15:19
くものうえの いき
砂木
自由詩
11*
15/12/6 15:19
発作
なけま、たへ...
自由詩
1*
15/12/6 14:53
空白
鷲田
自由詩
8
15/12/6 14:31
森宇宙
たけし
自由詩
10*
15/12/6 14:20
延々とできる季節から 永遠にできない季節へ
komase...
自由詩
3*
15/12/6 13:48
焼き鳥屋さんの詩
枝
自由詩
7*
15/12/6 9:54
遠慮交際
イオン
自由詩
8*
15/12/6 8:10
ちいさい秋踏みつけた
〃
自由詩
4*
15/12/6 8:09
魚
レタス
俳句
3*
15/12/6 7:31
命の果てに
〃
短歌
0
15/12/6 7:13
透明
〃
俳句
1*
15/12/6 7:01
詩人の食卓
〃
自由詩
4
15/12/6 5:14
旅人
〃
自由詩
4
15/12/6 4:48
朗読の講堂
マチネ
自由詩
6*
15/12/6 1:20
クリスマス女ばかりの研究所
北大路京介
俳句
2
15/12/6 0:47
下町の神社の端にクリスマス
〃
俳句
3
15/12/6 0:46
恋愛の輪廻転生クリスマス
〃
俳句
1
15/12/6 0:46
闇路
レタス
自由詩
10*
15/12/6 0:11
すべての梢は止まり木である
そらの珊瑚
自由詩
23
15/12/5 23:19
日日草系
藤鈴呼
自由詩
6*
15/12/5 22:50
落下
tinsuk...
自由詩
4
15/12/5 22:38
歌が聞えてくる
ただのみきや
自由詩
20*
15/12/5 21:04
キンタマ王子、偏見を持つ
花形新次
自由詩
0
15/12/5 20:39
道の脇にころがったワタシ
朧月
自由詩
4
15/12/5 20:15
1721
1722
1723
1724
1725
1726
1727
1728
1729
1730
1731
1732
1733
1734
1735
1736
1737
1738
1739
1740
1741
1742
1743
1744
1745
1746
1747
1748
1749
1750
1751
1752
1753
1754
1755
1756
1757
1758
1759
1760
1761
加筆訂正:
あの世の石
/
高橋良幸
[15/12/6 21:18]
修正前 おじいさまは なにもないところで つまづく
焼き鳥屋さんの詩
/
枝
[15/12/6 12:28]
訂正:寒い秋の夜に→寒い冬の夜に
すべての梢は止まり木である
/
そらの珊瑚
[15/12/6 7:59]
最終連加筆しました。
歌が聞えてくる
/
ただのみきや
[15/12/5 21:15]
誤字、他、小修整しました。
4.01sec.