汚れた床に落ちた埃は
身元不明の死体に似ている
掃除機をかけて横たわると
失われた影だけが見える
固定電話が久しぶりに目を覚ます
でも答える前にベルは ...
文壇の成績が神に認められ
夏目漱石は太陽になった
太陽になった夏目漱石は
吾輩は太陽であると云う小説を神に送った
文壇の成績が神に認められ
太宰治は土になった
土になった太宰治は一言
...
あなたとわたし
その狭間にあるわたし
それだけがほんとのわたし
久しぶりに
ねずみの国に行ってみました
ねずみの国は
もうぎっしりと人また人で
アトラクション
平気で120分待ち
無理でしょそれ
仕方ないので
すいてる列に並んでみました
It ...
クソッタレ都会に浮いたクリスマス
涙捨て生まれ変わるのクリスマス
本日は玉砕日和クリスマス
ペンシル 一つぶんの
沈黙が 突っ立っている野
ことし二度目の雪が敷かれる
蛇と蛇と蛇と蛇と蛇と蛇と蛇と蛇が
それと蛇と蛇と蛇と蛇と蛇と蛇と蛇が
わたしたち ...
継ぎはぎだらけのタペストリー
隙間から柔らかな風が吹いた気がして
離島が点在する
静かな海をゆく船を夢想する
日常は羅針盤もないスケートボード
リュックひとつでバランスをとって乾いた ...
普段から平和だのみんなで
手を取り助け合おうと言っている奴らに
何ができる?何ができた?
身体の不自由な人が道端で困っている時
邪魔だとか可哀想だとか
時には笑いながら写真を撮るのもいる
...
人々は酒に酔い
大声で自慢話しをする
夜は何処までも続き
明日を知ることも無い
アスファルトに涙がこぼれ落ちても
知らないそぶり
人は冷たい
路地裏の猫だけが
ニャァと鳴く
...
眠れない夜の羊たち
番号を与えられ順番に沈黙に浚われていく
まるでアウシュビッツの塀の中で
私の孤独は刃の欠けた短刀
羊たちの羊毛を剥ぎ取ることも叶わない
そして絶望も錆びれて
...
わがままな初冬のそらは
雲と風を相手にして
陽光の支配を絶えず監視している
そして
筋骨質の日本列島は
南岸添いに こころわびし ...
手を握りしめたまま、
遠く海の彼方から
やってくる風を待つ。
風は、
あらゆる氷山を突き破り、
たったひとつだけ、
この指に絡みついてくる。
このたったひとつの風は、
幾多の激流を乗り ...
今日も高層ビル群はわたしたちに
たくさんの夢をみさせてくれる
街中には様々な言語が飛び交い
様々な文字がおしゃべりしてる
global化の賜物だ。
灰色のコンクリートジャングルには
サ ...
ひそやかに歩いてきた刑務官が
彼の扉の前でたたずむと
カチリと扉が開いた
四人の人たちは無言で頷き
彼をうながし
三畳間から
誘いだす
彼の記憶はまるで空白で
肩と足だけが震えた
...
風になびく黒髪があなたの横顔を隠す。
あなたは細い指で優しくその髪を撫でる。
そんな仕草が愛おしくて私は泣いた。
愛情があなたの存在そのものになった。
あなたは絵画に描かれた ...
潮の満ち引きが鼓動と繋がっていた
あるときは優しく
或る時は激しく
わからないままに彷徨う姿は
赤や青に点滅する
夜中の踏切を渡ろうとしても
遮断機があがることはなかった
待ちくたび ...
足の爪に
塗っておいた海が
夏のどこかへちぎれて消えた
地図の上をなぞる指が
コーヒーの匂いをたどって
最果ての島に着く
ふと顔を上げれば
見慣れた街並み
寝過ごした朝のよ ...
愚痴を言う人を
心配はしない
吐き出してまわりを不快にしてでも
自分は楽になりたいという図々しさがある
むしろ心配なのは
愚痴を言わずに耐えてる人なんだ
つきまとう不安
拭い去れない迷い
予測できない未来
追ってくる過去
逃げ道のない 一本道の先に
決断がある
どっかーん…!
太陽の砕けた花火の如く
あの日、きみと出逢った歌舞伎町の夜。
厚化粧のきみは
難聴のハンディをもろともせず
くらしっくをBGMにくるくる
地下の舞台で乱舞しなが ...
求められて
追い駆けられて
大変だったろう
転がり落ちて
また
這い上がる
キミの姿に
幾度
励まされた
ことだろう
図体は 小さい
魂は デカい
それが ...
晴れの日も雨の日も
あの老人はベンチに座っている
何を待っているのか
何を回想しているのか
暑い日も寒い日も
あの老人は囁いている
誰を待っているのか
誰に話しているのか
近づ ...
小さい頃 親は仕事で
ほとんど家にいなかった
祖母の腕枕で寝ているときに
耳元で聞こえる脈の音が
いつか止まってしまうんじゃないか
この音が私の耳元で聞こえなくなるんじゃないか
...
お前、最近ヤバくね?
何が?
頭だよ、頭
何で?
薄くなってね?
えっ、誰が?
お前だよ、お前!
俺っ?
そうだよ、お前だよ!
ウソ?
ウソじゃねえよ、まじヤベえよ
まじか・・・ ...
おまえがはいっていた容器の
蓋のうえに丸い芋が置かれ
あとひとつなにかあれば
あればいいが、何故か
都合よくいかない
お古みたいな
冬のさむさ
海の上
暗く淀んだ空に
丸い光が明滅する
伸展と収縮を繰り返しながら
チカチカと
数が段々と増えていく
最初は白い光だけだったが
段々と赤、青、黄、、、etc
すっと流星のよう ...
ブスを待つ間に
気持ちが萎える
無理矢理盛り上げた性欲は
持続が出来ない
ブスを待つ間に
アダルトビデオを観る
上原亜衣である程度
勃たせる必要があるから
と、ここまで書いたと ...
不機嫌な孤独を抱いてクリスマス
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
光線の名残
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
15/12/13 22:45
文豪達の死後
陽向∮
自由詩
10*
15/12/13 22:40
わたし
殿上 童
自由詩
20*
15/12/13 21:06
It's a small, small world
uminek...
自由詩
6*
15/12/13 20:47
クソッタレ都会に浮いたクリスマス
北大路京介
俳句
1
15/12/13 20:24
涙捨て生まれ変わるのクリスマス
〃
俳句
3
15/12/13 20:23
本日は玉砕日和クリスマス
〃
俳句
1
15/12/13 20:23
suu
草野春心
自由詩
1
15/12/13 20:18
風とスケートボードと
梅昆布茶
自由詩
21
15/12/13 20:15
人餌
リィ
自由詩
2*
15/12/13 18:22
重力の都
レタス
自由詩
4
15/12/13 15:10
静かなる睡眠
乱太郎
自由詩
17*
15/12/13 14:20
風と光の変奏
信天翁
自由詩
1
15/12/13 13:56
狡猾な力
あおい満月
自由詩
4
15/12/13 11:56
夢と虚構
枝
自由詩
4*
15/12/13 11:53
執行の朝
レタス
自由詩
2
15/12/13 8:18
記録者
ヒヤシンス
自由詩
9*
15/12/13 6:39
閉ざされた夜
レタス
自由詩
10*
15/12/13 5:58
ペディキュア
ガト
自由詩
16*
15/12/13 4:54
横顔
〃
自由詩
6*
15/12/13 4:49
決断
佐白光
自由詩
2*
15/12/13 2:41
赤い糸―結婚の祝辞―
服部 剛
自由詩
5
15/12/13 0:41
次のステージ
藤鈴呼
自由詩
2*
15/12/13 0:36
境界石はどこへいった
くろねこ
自由詩
1*
15/12/13 0:08
儚い音
藤原猫
自由詩
3
15/12/12 23:04
キンタマ王子、ハゲる
花形新次
自由詩
0
15/12/12 23:03
imo
草野春心
自由詩
1
15/12/12 21:57
オリゴメノリア
opus
自由詩
0
15/12/12 20:44
キンタマ王子、ブスストップ
花形新次
自由詩
0
15/12/12 20:18
不機嫌な孤独を抱いてクリスマス
北大路京介
俳句
1
15/12/12 20:09
1715
1716
1717
1718
1719
1720
1721
1722
1723
1724
1725
1726
1727
1728
1729
1730
1731
1732
1733
1734
1735
1736
1737
1738
1739
1740
1741
1742
1743
1744
1745
1746
1747
1748
1749
1750
1751
1752
1753
1754
1755
4.87sec.