水が吹き上がり
キノコのような形を成す
傘の端から
数多の水の粒となり
粉々に崩れる
その時、
まるで散弾銃のように早く
砲弾のように重く
深い音を響かせる

想い描くは虹
気分 ...
晴れ上がり寒風吹く久々に冬らしい冬の今日
一晩苦しめられた疼痛発作に生きる気力萎え街をさ迷う

この街のあちこちに家族との思い出の染み貼り付き残り
歩けば歩くほどいよいよ無人の荒野に一人放り出 ...
 卒寿の軽薄となってしまった想いは
       足踏みを繰り返しては
      うしろばかりをふりむき
まったく前を憑こうともしなくなった

     かくして あぁ・・・・・

  ...
あなたの頬を包んだ私の両手

あなたの頬をぶった私の右手

私の涙を拭った自分の右手

そんな私にメリークリスマス
図書室に夕日が満ちる放課後にそっと抜き取るような逢瀬だ

切ないという感情を愛しすぎて斜めに磨り減るヒールのかかと

あの人に抱かれるために降りる駅踏み外す白線が問うてる

タピオカをやさ ...
贈り物をした
届くだろうか
どんな顔をされるだろうか
私の名前について
細かい説明書を添付することを
忘れていたが
不親切だと思われないだろうか
何しろ
贈り物を ...
冬の縁を撫ぜるようにして
舞い落ちる雪の混濁を射抜きなさい
雪片たちは各々の命のようで
この冷たい空気の中
荒んだ風に吹かれて
行先もわからず耐えているのだ
この冷たい人生の末尾に ...
ねこが塀の上を歩いている
変わった声で鳴くから
三丁目の佐藤さんちでは
「みゅー」って名前で呼ばれてて
ピカピカ赤いランドセル
かなこちゃんの朝を毎日ほぐしてる
ねこが塀の上を歩いてい ...
十二月はもういらない
この部屋にはいらないから
そのようにあきらめていただく
権利はこれから定めさせていただく

私は堂堂とカレンダーから十二月に辞めていただき
しあわせなバラ色の
部屋 ...
車窓から
そそり立つ鉄塔
眺めみる
どこへゆくのか
何万ボルト

朝の街
今は懐かし
天玉の
蕎麦想い出し
車を走らせ

ハムエッグ
トーストにのせた
朝メニュウ
珈琲す ...
シルヴィーがよみがえる
花々が一斉に掻き毟られる
足ひとつの孤島が 点々と

シルヴィーが落ちて来る
貪婪なクジャクの爪
わたしは乾いたペンキ缶 

空間だらけの女から抜け落ちた
う ...
あの もり蕎麦を食べてごらん
きっと君は静かになれるから

あの たぬきうどんを食べてごらん
きっと君は少し幸せになれるから

あの キツネうどんを食べてごらん
きっと騙されることはない ...
あたしが思っているものと
きみが思っているものが
違っていた すれちがい
埋められない 深い谷?

着る服の好みも
好きな映画のトーンだって
ほんとは違っていたのに 
嘘をついて  ...
クリスマス幻滅幻滅幻滅 眼球を舐め合う聖夜薄荷飴 昨日から喪服きたままクリスマス ────大事なことなので5回言います


だから より
だけど に賭けてみる

だから より
だけど に賭けてみる

だから より
だけど に賭けてみる

だから より
だけ ...
私の耳は雑踏を歩く。
歩きながら無数の罵倒を食べている。
ある声は街中でぶつかりあった肩に
舌打ちし、
ある声は、休日の電話に悪態をつき、
ある声は、暖かな午後に寒いと言って愚痴を吐き、
...
39歳になったら、シリアスな詩人になっていると決めていた。

シリアスの意味をはっきりしらない。

たぶん、かかとのカサカサを本気で取りに行く真面目さのことをいうのだろう。


ある ...
瓶を持っている
普段は隠しているけれど
常に持ち歩いている
中には液体が入っている

一人でさ迷っている
瓶の底に手をあてて
注ぐ動作をするなど練習を怠らない

栓はまだ抜いてい ...
ゴマ油
唐辛子投げ
花山椒
今夜のメニュウは
餃子かな

わが妻は
四川の市場に
客を呼び
舌を唸らせ
麻婆を売る

肉団子
中華の花は
四千年
いにしえの味
いまも変 ...
モノクロの
写真に閉じ込む
ものがたり
セピアが滲む
四角のなかに

ダンボール
開いてみれば
想いだす
タイムカプセル
以外と近く

書架に咲く
花々の文字
指先に
い ...
インターネットでいつか見た
欲しかったプラモデルを
わざわざ電気屋に買いに行く

休みなのにこいつらは
電気屋なんぞにやって来て
一体何を買おうというのか

家に帰ってニッパーで
パ ...
焼肉定食と生姜焼き定食
どちらにしようか…
どちらもレタスとトマト ポテトサラダが添えられている
それと豆腐とワカメの味噌汁

ふと 黒板をみれば 
チョークで 銀ダラの照り焼き定食に
...
あの日
パステルで描いた街は何も変わらないでいた
終着駅を降り
血の止まらない人差し指を包帯で締め付け

だらだらと下る漁師町
白黒の猫がニャァと誘い
坂をゆっくりと降りてゆく
灯台ま ...
とても会いたい! 言葉に
言葉を重ねて
返すさざ波は思いを積んで
言葉は受け止められて
また言葉に変化した
どれだけの気持ちを判ったところでも
本当のことは中々素直に言えなくて
失言のように漏らしてもらう ...
MAC版の電子書籍作成のアプリ紹介です。

http://webcolors.webcrow.jp

作った電子書籍配布というか著作権はありますが
詩集の電子書籍公開してます。

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アヴォサに手渡す詩

アヴォサホッスギャスズ
鉛色の仔牛がコンクリート道路の上を
さまよっているぞ
お前のせいだ
アヴォサホッスギャスズ
逮捕される逮捕される
お前はコンクリートミキサ ...
その日は朝からおおゆきでした
それがクリスマスらしくもあり
吹雪の空を飛んでくるサンタは
大変だっただろうなとも思う

夜になってから
おばあちゃんの命日だった事を思い出し
お花を買いに ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Immortal desireopus自由詩115/12/27 14:57
冬のこの日たけし自由詩11*15/12/27 14:44
風の舌 九信天翁自由詩115/12/27 14:09
メリークリスマス文字綴り屋 ...自由詩115/12/27 13:50
水切りのようにうそを続くまでtinsuk...短歌215/12/27 10:25
ほったらかしにしてきた演奏会に北村 守通自由詩215/12/27 10:17
葉leaf自由詩015/12/27 8:28
将来の夢、ねこになるもり自由詩6*15/12/27 1:18
あきらめていただくもっぷ自由詩315/12/26 23:41
朝の情景レタス短歌115/12/26 23:37
シルヴィ―の夢ただのみきや自由詩16*15/12/26 23:28
そば屋にてレタス自由詩215/12/26 22:51
結婚藤原絵理子自由詩6*15/12/26 22:44
クリスマス幻滅幻滅幻滅北大路京介俳句415/12/26 21:24
眼球を舐め合う聖夜薄荷飴俳句215/12/26 21:24
昨日から喪服きたままクリスマス俳句215/12/26 21:24
の字観もり自由詩1*15/12/26 21:10
歩く耳あおい満月自由詩615/12/26 20:02
抱負八男(はちお...自由詩015/12/26 19:05
木屋 亞万自由詩2*15/12/26 16:55
中華流レタス短歌015/12/26 15:51
書斎の記憶短歌015/12/26 15:08
趣味藤山 誠自由詩015/12/26 15:03
食堂幻想レタス自由詩015/12/26 14:26
スケッチ旅行自由詩315/12/26 13:59
心ひとつ、星ふたつもっぷ自由詩215/12/26 12:54
言葉ようへい自由詩3*15/12/26 12:38
電子書籍作成のススメMACおすすめリ...0*15/12/26 12:36
アヴォサに手渡す詩テカ自由詩415/12/26 12:29
クリスマスの満月Lucy自由詩8*15/12/26 10:02

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加筆訂正:
シルヴィ―の夢/ただのみきや[15/12/26 23:48]
誤字訂正しました。
3.92sec.