産まれたくて産まれたんじゃない
生きたくて生きてるんじゃない
誰かが生きたかった明日なんて
知ったこっちゃ無いさ
御愁傷様
死刑になりたいから人を殺す
分からなくもないかもな
自分を ...
「 もう、5年 」
「 まだ、5年 」
それぞれが描いた復興
それぞれが歩んだ復興
少しずつ分かれていく その理想
少しずつ分かれていく その現実
残す
...
かなしさをかなしさと云う以外にはないかなしさをそっとしておいて
母親がくれたジャガイモとニンジンを洗い、味噌汁をつくる。泥がついている。うちの畑でとれたものだろう。でこぼことしたニンジンの表面をゆびさきでなぞっていると、すこし落ちつく。水と野菜の関係は、なんだかと ...
俺って人気者だったんだ
次から次へと
俺の偽もんが現れてくるじゃねえか
10年前の東南アジアの
カラオケでの俺の人気が
思い出されるぜ
オネエチャン同士が
俺を取り合って
取っ組み ...
四年目の夏、私たち四姉妹は四回のお引越しをしましたの。
一つ目のお屋敷には大きな蔵が一つついてましたの。
ただ壁がぼろぼろで一番上の姉が崩れた蔵の下敷きになってしまいましたの。
それで私たち ...
+
枯れ草に香水を垂らし
毒を取り去った美女の白い手
いま、土を染めた雪の
冷たい抱擁がそう見える。
ミルクを朝がきれいに嘗め
吹雪の中で夜を過ごした君の黒髪
あの、頬を ...
あなたの
心と身体が
ひとつずつあるから
名前通り
全身全霊
風を感じたり
海を見たり
光に触れたり
するべき
いろいろな人の
怒ったところとか
涙を流すところとか
...
人生はいつも空回り
理想や目標どおりにはいかない
小説みたいな人生がおくれればいいなと思う
残酷にも現実はそうはいかない
どこへもつれってってくれないのだ
詩を書いても小説を書いてもひと ...
死者はいつでも待っている
あなたの過ぎゆく並木道で
枯葉舞う、からっ風と共に
思いの外
素敵ないたずらを、起こそうと
腫れていた喉に
苦い珈琲を――流す。
少し、楽になったようだ。
時には苦いものも悪くない。
じっと見つめた掌に
透きとほったプリズム
君の望む色を
薄っすら、放射する
心が海を渡る時
2016.3.11.
光と風が結ぶ足跡 心が海を渡る時
見えるよ 君にも 見えたよ 僕にも
"もしも"はやめた "きっと"にする ...
猫の恋さてはおまえも朝帰り
猫の恋冷めてしまえば他人です
段ボールけちらしてゆく猫の恋
そもそもが浮気なんだニャ猫の恋
決戦は金曜日だニャ猫の恋
猫の恋みたいにいかぬ人の ...
穏やかな日々を
カップに入れて朝を飲み干す
苦みや甘みを口にふくむ
めぐるという
気づかない音色に耳をそばだてる
あれから
かわらないものを撫でる
空を切りわける風に
...
低い空 誰の祈りと哀れみが誰を殺すか 3月の雨
優しすぎ穏やかすぎてなにもかももって行かれてしまいそうだよ
イーストが具より記憶に残ってる四角いピザと飲みたい珈琲
...
グァバ茶を飲むようになって久しい
しかし女房にはすすめていない
何となくグァバ、グァバになりそうだから
そういう私は
ガスが溜まって、溜まって、キンタマッて
5分おきにメガトン級の
大爆発 ...
曇の上の雨
陽が照らす鏡の背
朝の径に降るかけら
午後の径をすぎるひとひら
空の海が
黝く干いてゆく
まばたきのなかの無数の月
夜が 流れ込んでくる
...
おまえが生まれた年に
菜の花が庭にはびこって
それはそれはたいへんだったよ
おまえはまだ二ヶ月だか三ヶ月だかで
はじめてみる菜の花に
はじめて嗅ぐ菜の花に
目をまるくしたり ...
うさぎは
ときおりたちどまり
ふりかえる
そこに菜の花がうすくゆれていた
まるで
なにかのじゅそみたいで
なにかのしゅくふくみたいで
ながい耳は
遠い音をつかまえるため
生きるこ ...
貴方が好きだった
好きすぎて
貴方になりたいと思った
貴方の名前を名乗った
大好きな貴方の名前アンドレを名乗った
少しだけ
貴方になれた気がした
アンドレ・・・・
ああ、アンドレ
...
海上は大きな波がうねり
雲は重石のように心にのしかかる
平静を求めて 安楽を求めて
ゆっくりと底へ底へと
熱めのコーヒーと
うつ映画が私を導いてくれる
時が 光が
小さな泡 ...
言葉には魔法は無い
あるのは願いだけ
たとえ音になっていなくても
伝えたい想いはなんとしてでも
ひとは伝えようとするんです
それをきこうとしてくれる
人の前に
みなみ町の角を曲がると
尾ひれがついてくる
それが嘘だと決められれば
楽だったのだが
尻尾と箒を間違えたから
柄で叩かれた
太鼓のバチ以上に 罰当たりな当たり方で
...
桃始笑
ももはじめてさく
コートを脱いだら
沈黙していた鎖骨が
独り語りを始める
ポケットから出た
あてどない指先が
止まり木を探している
音符を思い出した
爪先 ...
その昔読んだ
犯罪心理学の本に
凶悪犯の子供時代の特徴として
夜尿症が挙げられていた
小六の秋まで寝小便垂れだった私は
痛く憤慨したものだ(実話)
小六の秋に
ふとしたキッコけで
マス ...
風呂上がり
コップに氷を入れた
君が好きなアイスクリーム
目に入ってしまう
あれからどれくらい
時間たった?
君が居なくなってから
ほんとに別に何もなかったんだけど
い ...
どうでもいいことを
ヘタクソな書にして
額に飾る自称詩人が
急増している
ガキの一人や二人
殺したっていいじゃない
自分の子だもの
(千田みつを)
その中でも
この作品は
...
出発は時刻を持たない
ただ消長する獣の声が遠くに響くのみだ
石たちは獣とともに鳴動する
その冷たいおもてに私はまなざしを遺していく
かつて出発とは地上から月へ向かうものだった
だ ...
すべてにはぐれたまま
失われた魂は
どこへ帰るでしょうか
あなたが
安らかに眠るあいだ
ぼくは
夢を見たでしょうか
雨のせいで三月にしては肌寒い夜 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
自由死
たいら
自由詩
1+
16/3/11 23:41
もう、まだ、5年 ~ 元通りの最定解と0起点の最適解 ~
komase...
自由詩
2+*
16/3/11 22:45
かおるのおと
もっぷ
短歌
2+*
16/3/11 22:34
愛がジャガイモのようだ
ユッカ
自由詩
5+*
16/3/11 22:23
花形新次「俺は人気者」
花形新次
自由詩
0
16/3/11 22:13
引越四姉妹
くろねこ
自由詩
0*
16/3/11 21:55
枯れ草
ハァモニィベ...
自由詩
3+*
16/3/11 21:02
ひとつ
瑞海
自由詩
2*
16/3/11 21:01
空回りの人生
fujisa...
自由詩
0
16/3/11 20:37
風のいたずら
服部 剛
自由詩
2
16/3/11 20:29
珈琲の味
〃
自由詩
1+
16/3/11 20:23
掌ノ石
〃
自由詩
0
16/3/11 20:19
心が海を渡る時
余韻
自由詩
0+
16/3/11 18:34
猫の恋
そらの珊瑚
俳句
1+
16/3/11 14:53
春を飼う
かんな
自由詩
2+*
16/3/11 12:26
悪筆
深水遊脚
短歌
1*
16/3/11 11:34
梅毒グァバ茶「キンタ、マスカット、バスガス爆発」
花形新次
自由詩
0
16/3/11 11:13
夜へ 白へ
木立 悟
自由詩
3
16/3/11 10:11
おまえが生まれた年に
佐々宝砂
自由詩
2*
16/3/11 9:30
野うさぎとして生きていく
そらの珊瑚
自由詩
8
16/3/11 8:47
貴方になりたかった
花形新次
自由詩
0
16/3/11 8:14
リセット
hiro
自由詩
0
16/3/11 4:38
ことば
朧月
自由詩
0
16/3/10 21:26
南国の魔女か人魚か轟きか
藤鈴呼
自由詩
2*
16/3/10 21:13
桃始笑
nonya
自由詩
16*
16/3/10 20:45
マスヲカキッコ「寝小便の夜」
花形新次
自由詩
1
16/3/10 20:29
sweet
弓夜
自由詩
1
16/3/10 11:36
癒し
花形新次
自由詩
0
16/3/10 8:33
出発
葉leaf
自由詩
3
16/3/10 5:04
また眠りの終わるときが来るように
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
16/3/10 1:45
1727
1728
1729
1730
1731
1732
1733
1734
1735
1736
1737
1738
1739
1740
1741
1742
1743
1744
1745
1746
1747
1748
1749
1750
1751
1752
1753
1754
1755
1756
1757
1758
1759
1760
1761
1762
1763
1764
1765
1766
1767
加筆訂正:
ミステリアス・パロディは月夜を染めて
/
りゅうのあくび
[16/3/10 19:17]
遅筆により推敲
8.07sec.