子供をたくさん産んだ 女友達
男を連れた 同級生
女が皆で ぼくの、ママになりたがる
オマエハ、デキノ、ワルイ、コ、ダカラ
(だったら、見なきゃいいのに
オマエハ ...
新年 開けて、街 静か
枯れ葉サクサク踏んで過ぎた森も
川沿い遊歩道歩く人達も
静けさの透明瓶底を
斜光に照らされ輝きながら
無音無音、また無音
無音、青く濃くなる天蓋に
包まれ私はベン ...
薄曇り
灰色のやわらかなシーツの上
鳥たちが矢印で年のゆくえを示す
あなたがじっと見ている
薄緑の瓶の中にオレンジの蝶
と思えば炎
お湯の中に重い身体を沈めたら
ふかふかタオルで ...
正しいと思ってたけど
思慮が足りなかったのさ
でも、
それに気付かなかったんだ
もっと頑張るべきだったけど
やることはやったと思ってるよ
それじゃいけない?
段々とずれたり
上手く ...
しんと静まりかえった
森の中で
無辜の民を銃殺する
糸が切れた人形のように
グニャリと地に伏して
数十万人
或いは数百万人
彼らも
私の手にかかるなら
こんなにうれしいこ ...
透明な渦が引かれ
その中に世界は吸い込まれていく
「私」の名もいつしか透明となっており
人々の眼窩の中にそれはない
…今を生きているという実感が
この私を生かしているのだろうか?
死を肯定 ...
昔々の自分を振り帰り
恥ずかしかったり
羨ましかったりする
新年
羨ましかったり
羨ましかったりする
新年
今年!
北岳のトンネル黄金色のテンがゆく
御岳の山裾に熊の親子は毬のよう
瓜ぼうの縞々とても可愛らし
冬山にキツネの瞳を垣間見る
八ヶ岳睨みをきかせカモシカ逃げる
国道に潰れたタ ...
爛熟の
腐敗まじかの
桃の実に
アフロディ―テの
果実ジュース
彫り深く骨太くやはりそれは彼のものだった
彼はご馳走張を残していた
60粒の豆を数えて音符を走らせる
突き詰めたその顔で音符の哲学に走る
根性の無い弦楽六重奏が甘やかに響く
...
赤色巨星が自らの重力に捕らわれ
破綻する
彼はまた生まれ変わり
赤子の啼くような
真っ白なパルスを発し
永遠の命をものにする
苦しみと喜びの中
生きてゆくしかない
この ...
ゆっくりと杖をつく父に
身体を寄せる幼子は
病を得た父の横顔を時折不安そうに垣間見ては
にこりと頬笑んだ
聖なる地は空の向こう遥かに
旅は果てしなく続く
流浪の中の愛情は互いの幸を ...
凍りついた脳髄は断片的な記憶ばかりを吐き出し、当然の如くそれは順序通りなどである筈も無く、たとえ拾い上げて並べてみたところで穴ぼこだらけで見られたものじゃない―古い舗装道路は山の麓 ...
宇宙に永遠にかわらぬ真実があるとするならば
正しいことが絶対ではないこと
ふたつにしてひとつであること
これが分からないひとは実に幸福なひとたちだ
地球の世間の芥にまみれて ...
タロットのカードのように吊るされてさあ立ち上がれよと歌ってる
10年の遅刻も許す君をまだ可愛く思う僕の負けです
幸せになってくださいリモコンの赤いボタンは押しちゃダメです
キックキックパンチ
オフ!
…オ ...
冬を冠した花が
ささやかに咲いて
雪まじりの風を抱くよう
手を広げた
広げるほど薄いひだが
いたむのも厭わず
さあ
揺らしてくれ
嵐
そのひとひらは
君に散らされるため
...
切れた指の皮膚の、
先端から咲いた小さな焔が、
野を駆けるように、
街へと拡がっていく。
私の思念のなかの街へと。
思念の街には色々な人が住んでいて、
皆、凍えながら何かを待っている。
...
揺れる炎をみていると
なんだか
昨日のことを
思い出してしまいそう
なのに
目が離せないでいる
それは突然
空から降ってきた
おおきなトカゲ
翼の生えた
おおきなトカゲが火を吹 ...
2015年がもうすぐ終わる
2015年は死んで過去になるのだ
2015年は1月1日に生まれ
2015年は12月31日に死んで往く
2015年の寿命は一年と定められている
2015年の前の年も ...
墨を摺り
龍脳の薫る部屋に佇みながら
私は書初めはしない
往く時を眺めて
明日を占い続ける
大晦日の漆黒
静か
静かに
鼓動を見つめ
来る年を迎え撃つ
何も始まってなかっただけ
私の勘違い
恋って怖い
好きって厄介だ、なんて言ってみても
また私は恋をする
また私は誰かを好きになる
今年は未年だから
最後にくっさいマトンで
ジンギスカン鍋でもやろうかしら
それとも景気付けに
猿を取っ捕まえてきて
脳ミソ食ってやろうかしら
何れにしても
クラスの皆には
心配しないで ...
私は毎日重罪を犯しています
人を騙して心を盗む行為に明け暮れる日々
喪失感ではなく満足感を与えて
涙ではなく笑顔を与えます
僕が騙している最中皆目を輝かせています
僕には訴える目を向けて ...
年が切り替わるとき
静かに消えていく光がある
それは生命の光であり
同時に死の光であり
いわば書き残された光である
時代は人々の生の蓄積とともに
わずかな地殻変動を繰り返し
そのうちの最 ...
どんなに傷を負って血を流しても
どんなに苦痛で涙を流しても
自分が被害者だと主張したら
さらなる被害をこうむるから
私は声を押し殺します
私の尊厳や権利を証明するための
限りなく純粋な ...
Goog ...
世界の果ての果ての果て
そこは色なんか無くて
たまに鳥が飛んでいる
僕だけが色を持っている
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
マザー・ファッカー
為平 澪
自由詩
9*
16/1/1 17:36
時流ー2016´新年の挨拶に代えて
たけし
自由詩
4*
16/1/1 17:17
冬の宿
ふるる
自由詩
8
16/1/1 15:55
価値の無い夢
opus
自由詩
0
16/1/1 13:55
社会主義者
花形新次
自由詩
2
16/1/1 13:49
逆さまに落ちる人
yamada...
自由詩
0*
16/1/1 13:02
久しぶり
K+A
自由詩
2
16/1/1 7:51
獣
レタス
俳句
2
16/1/1 3:18
プッチーニ
〃
短歌
1
16/1/1 3:04
3大B
〃
俳句
0
16/1/1 2:51
転生
〃
自由詩
1
16/1/1 1:47
巡礼
〃
自由詩
1
16/1/1 1:34
ミサ
ホロウ・シカ...
自由詩
0
16/1/1 0:36
元日から大晦日まで
吉岡ペペロ
自由詩
4
15/12/31 22:36
タロットのカードのように吊るされてさあ立ち上がれよと歌ってる
北大路京介
短歌
3
15/12/31 21:46
10年の遅刻も許す君をまだ可愛く思う僕の負けです
〃
短歌
4
15/12/31 21:45
幸せになってくださいリモコンの赤いボタンは押しちゃダメです
〃
短歌
5
15/12/31 21:45
LOVE UPPER
世江
自由詩
0
15/12/31 20:35
花に嵐
フユナ
自由詩
2*
15/12/31 20:28
手紙
あおい満月
自由詩
5*
15/12/31 18:31
ロゼッタ
Seia
自由詩
1
15/12/31 18:24
老俳優
ただのみきや
自由詩
13*
15/12/31 17:19
書
レタス
自由詩
3*
15/12/31 16:49
恋って
中村 ながる
自由詩
3*
15/12/31 16:45
気狂い女教師
花形新次
自由詩
1
15/12/31 15:40
正義の犯罪者
陽向∮
自由詩
4*
15/12/31 13:41
年越しの瞬間
葉leaf
自由詩
1
15/12/31 9:32
泣き寝入りの唄
〃
自由詩
1
15/12/31 6:55
無題
TAT
短歌
0
15/12/31 3:03
旅日記の欠片
秋也
自由詩
1
15/12/31 1:48
1723
1724
1725
1726
1727
1728
1729
1730
1731
1732
1733
1734
1735
1736
1737
1738
1739
1740
1741
1742
1743
1744
1745
1746
1747
1748
1749
1750
1751
1752
1753
1754
1755
1756
1757
1758
1759
1760
1761
1762
1763
加筆訂正:
老俳優
/
ただのみきや
[15/12/31 18:05]
三文字付け足しました。
冬の空ぼど気まぐれな奴はいない
/
ただのみきや
[15/12/31 5:52]
その他文末など何か所か小修整しました。
冬の空ぼど気まぐれな奴はいない
/
ただのみきや
[15/12/31 5:39]
やっぱり「ぼかして」から「失って」へ変えました。
冬の空ぼど気まぐれな奴はいない
/
ただのみきや
[15/12/31 5:38]
12連目4行目「失くし」から「ぼかし」へ「人」から「花」へ変えました。
冬の空ぼど気まぐれな奴はいない
/
ただのみきや
[15/12/31 5:33]
誤字修正しました。
3.94sec.