白雨
最初の一滴が頬にはじけて しまった、と思った
それから間もなく 街は音に飲み込まれていった
僕は慌てて逃げ込んだが もうすでにびしょ濡れで
傘を差して歩く人を うらやましく眺めていた ...
わたしの味方は誰だろうか、と
指折り数えて
早々に
ぴたりと
指は止まる
味方と信じて疑わない
あいつや
あいつが
まさか
本当のところは
敵意を抱いていまいか、と
...
151204
もう少し頑張って
細石になりましょう
そして奨学金を貰い
学問を究め
巌となりましょう
それが我が小国民の
生きる道です
チョコレートなんぞに
目を向 ...
「6月に脇芽を差しておいたら大きくなった」
根元は気の毒なくらい細いのに 上は梅雨時のよう
緑の実をいっぱいつけて 木枯しに揺れている
他の作物は枯れ果てて 掘り返された畑の隅に
...
気持ちワリィって
本人が一番良く分かってんだろ
な、そうだろ、そうだよな?
(殿方童貞 詩集「童貞」より)
チョコレートは最強の食べ物におもう
遭難してもチョコのおかげで生き延びられたりするそうだし
おかあさんにしかられてもチョコがあれば
少しだけひとりでいれそうだし
箱にはいった高級なチョコよ ...
かがみこんで
更新日の底に沈殿した
URLをそっとつつく
日常がさかさまになっている水面まで
素朴なhtmlが入道雲のようにつたい
またおりてゆきながらピクセルに散る
ブリンクする ...
原発事故直後
お遍路さん姿で
現地に現れた
菅“いとこ婚”直人が
周囲に縁起でもないという
空気を漂わせていたと
自身のブログで語った
キンタマ王子は
菅“いとこ婚”直人に
名誉毀損 ...
それは
決して重い訳では無いが
無視できる軽さではないくらい
時計の針みたいに
三片の金属は回る
手のひらに乗るこれが、僕の心だ
「どうしようもなく君が好き」
と ...
「きみって
ラブドールにとても似てるね」
キンタマ王子は誉め言葉と
思って発言したのですが
アリサちゃんは
誉め言葉と受け取りました
お互いに誉め言葉だと思ったのです
以心伝心です
...
疲れた人の家
には
疲れた人がやってきます
ある人は
人との関わりに
ある人は
競争に
ある人は
愛することに
心を修復するために
疲れた人はやってきます
人から離れ ...
餅を焼くようにでなしに魚焼くように吾が生歩みゆきたし
ネクタイを結べたら
柄は水玉が良いですと
呟きながら
ともすれば
自らの首をも 締め兼ねぬ と
妄想をする
するすると 小気味良い程に
絡み付くは シルク
絹 ...
雑草の風に吹かれる歓びはきっとあるはず吾もなりたし
ごつごつとふしくれだっていくものが
望む形に程遠く
お前を育てていくのだとしても
遠く海を越え吹き渡る風に
しなやかな枝を延べたい願いがある
道のこっちっかたにあるのがシロツメ畑で
そのはんたいっかわがレンゲの畑
記憶のなかでもそしてきっと当時でも
道の右っ方にあるのがシロツメクサの群生地で
左っ方がレンゲソウの
それは家路だった ...
とにかく雨が酷いし午前一時五十分 眠ると
かそんな気持ちになんてとてもなれない す
ぐそこの中川が氾濫する氾濫する レベル4
だと携帯は鳴りやまない(気がするほど怖い)
そんな夏の終わりのこと ...
小さな駅を飛ばしながら
快速急行新宿行きは進んで行く
目の前の住宅街も飲み屋街も
ガラス張りのマンション群も
焦点がしっかり合わないまま
鮮やかな線の束になって消える
不思議なこと ...
桜島だ
さっきホームはすこし肌寒かったのに
動き出した電車から桜島をながめていると
ぼくはひかりの温度に右側を押されている
ぼんやりとした鈍痛を感じながら湾をながめる
あ ...
志を掲げ/ぶれ一つ無く佇む詩人の背中。
「紡ぎだされる詩になりたい。」と
朗読を聞きながら思った。
(愛おしい・好きだ。)と言う気持ちも
詩を愛する心の前ではかすれてしまう。
奥 ...
しじゅう痛みのなかにいて思うのもむつかしい夜には、すきま風でもありがたい
手を離せばかんたんに瓶は割れてしまうが
手を離すのはかんたんではないのだ
いつかした夜のようにからだを集めて、
で ...
雨の日に立ちたくないと泣くクララあした天気になりますように
ペラペラと国家機密を喋るオレあした天気になりますように
グラサンをかけてるだけでCHAGE気分あした天気になりますように
あの虹は君に向かって架かっているのだろう
消えないうちにクルマを飛ばせば逢えるのかもしれないな
幸せの音がたぶん鳴っているんだろう
庭には綺麗な花が咲いてコドモが唄ってるんだろう
とき ...
雨が降る音がする
雨は嫌いではないけれど
秋の雨はなんとなく
もの悲しくて‥
貴方を想い出して
窓に叩きつけられる
雨の音は まるで
私の泣き声を
かき消すように
リズミカルに窓 ...
ばくは水晶の瞳を手にいれたのだろうか
急行列車に窓を映した彼女の瞳は透明すぎるほど
ぼくは息をそのままに飲み込んだ
枯れ葉を映し
住宅街に戸惑いながら
彼女の瞳は
...
ギョウザを食べる
肉を食べる
夜まるごと食べる
辛口の女 飲み干す!!
レスポールかきならす ナッキンコール
渋めのピアノが しゃべくりだすぜ
数珠つなぎの オ ...
彼らは
魔法使いとして
法王から除外されて
いたのだが
領主たちは
彼らの可能性に期待を馳せた
彼らの功績は
黄金にまごう真鍮となって
いまでも生きている
パセリ・セージ・ロ ...
ここに、
確かにあなたはいた。
そのとなりに、
確かに私はいた。
ふたりはずっとこの町にいた。
けれども今では、
誰もあなたを知らないという。
私たちはこの町の片隅の
ちいさなマンシ ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
白雨
itukam...
自由詩
4*
15/12/4 22:52
すり替え
千波 一也
自由詩
2
15/12/4 22:51
もういちど砂になって
あおば
自由詩
5*
15/12/4 22:21
12月のミニトマト
藤原絵理子
自由詩
6
15/12/4 21:43
殿方童貞「気持ちワリィ」
花形新次
自由詩
0
15/12/4 20:59
チョコレート賛歌
朧月
自由詩
2
15/12/4 20:58
2015年、水たまり
高橋良幸
自由詩
1
15/12/4 20:51
キンタマ王子、訴えられる
花形新次
自由詩
0
15/12/4 20:26
ハ長調を奏でる波長
凍月
自由詩
3*
15/12/4 20:11
キンタマ王子、ラ、ラ、ラ、ラブドール
花形新次
自由詩
1
15/12/4 20:08
疲れた人の家
瑞海
自由詩
3*
15/12/4 20:07
吾が生 *
もっぷ
短歌
2*
15/12/4 19:37
水玉の女
藤鈴呼
自由詩
3*
15/12/4 19:18
歓び *
もっぷ
短歌
2*
15/12/4 18:04
北の木
Lucy
自由詩
15
15/12/4 17:03
家路
もっぷ
自由詩
2*
15/12/4 15:55
ロンドン橋ならば落っこちない?
〃
自由詩
4
15/12/4 15:54
快速急行新宿行き
枝
自由詩
2*
15/12/4 9:52
ひかりの温度
吉岡ペペロ
自由詩
7
15/12/4 6:58
叫びたい。
梓ゆい
自由詩
4
15/12/4 4:14
すきま風
はるな
自由詩
3
15/12/4 0:17
雨の日に立ちたくないと泣くクララあした天気になりますように
北大路京介
短歌
0
15/12/4 0:09
ペラペラと国家機密を喋るオレあした天気になりますように
〃
短歌
2
15/12/4 0:09
グラサンをかけてるだけでCHAGE気分あした天気になりますよ ...
〃
短歌
1
15/12/4 0:09
あの虹は君に向かって架かっているのだろう
〃
自由詩
12
15/12/4 0:02
雨
薫子
自由詩
1
15/12/3 23:47
水晶
レタス
自由詩
1
15/12/3 22:33
『JAZZ ROCK』
座一
自由詩
1
15/12/3 22:31
錬金術師
レタス
自由詩
3
15/12/3 22:15
鳥
あおい満月
自由詩
5*
15/12/3 22:01
1723
1724
1725
1726
1727
1728
1729
1730
1731
1732
1733
1734
1735
1736
1737
1738
1739
1740
1741
1742
1743
1744
1745
1746
1747
1748
1749
1750
1751
1752
1753
1754
1755
1756
1757
1758
1759
1760
1761
1762
1763
4.83sec.