星々は瞬かず 月は今宵も新月
永遠のように夜は深く
宇宙のように果てなく
そして愛のように孤独だ
朝刊の放り込まれる音がして
偽善者のような眩しい陽が昇り
見えなくていいものまでも白日 ...
火葬がいい
わたしを構成していた炭素原子はリサイクルされ
その二酸化炭素が空へ散布されるのだから
わたしは暴挙にでた
勇気をだして
コンパクトディスクプレーヤーに
ベートーヴェンのピアノ・ソナタを入れて
眠ることにした
かけめぐる血潮
駆け巡る旋律
これからどうしていけばいいのか ...
ぷわりんこん と 心地よい風が 小気味良く響く
そんな 季節
クソ暑い中では 感じられなかった 良い気分が
広がります
四季から二季に変化するのでは、なんて言われる
温暖化
...
矛盾故に
絡まったしまった
お前のAVコード
一端全てを外し
ひとつひとつ
ほどいてやれば
誰だって
復元は可能だ
例えば
生まれてこのかた
善人になど
お目にかかったこ ...
まだ名も無かった頃
星たちはその進化を眺めていた
自慢の種に自惚れよう
目前の出来事を見定めるために
たとえ避けられないとしても
長い長い夜は遅れてやって来る
―科戸の ...
―生まれたら死ぬまで
残されていくのかな
風が吹き抜ける
車が通り過ぎる
ほとんどの事は並行して
何食わぬ顔のまま過ぎる
たまに泣いたり
たまに笑ったり
ゆ ...
音楽が全ての和音を使い果たし、さざ波になったとき、
フレディーを亡くした女王にレクイエムを捧げた巨匠も去った。
薄暮の砂漠で一人、千年前の種に水を与えながら
「創造」という名の光輝を想う。
...
いつものように散歩道を歩いていた
散歩道の上を どこまでも 一人だったけれど
2つ目の駅を過ぎていく時に傾斜を少し越え
そして 角のコンビニの雑誌に触れ
また 私は行くのだろうと思う そ ...
私はマクドナルドの店員ではないけれど
いつもツナマヨおにぎりを買っていく彼に
スマイルを大サービスしています
私達の目は形の無いものをどれだけ見つめることが出来るだろう。昨日の陽の光の形を、10年前の雨の滴る上空を、過ぎ去った記憶の思い出を。薄ぼんやりとした過去の欠片は、今日の一日をボロボロと噛み砕いている。 ...
あの日瞳に映った空は
きっと君のどこかに仕舞い込まれ
ときおり顔をのぞかせ驟雨となって
だれかに降り注ぐのでしょう
こころと身体は不可分です
ホイットマンが僕のどこかに
宿っていて欲し ...
まだ芽吹いてもいない木々ばかりが立ち並んだ雑木林の向こう側で、未だ上空に昇りきれない太陽が日々周回している。木々が光源を遮るそのかたわらで2月、すれ違う町並みは古い映写機で投影されたようなかすれた色彩 ...
アラーム鳴る いっぷんまえに
目がさめて
そっから いっぷんだけ
あなたのこと 考えてみたよ
あー 死事やだなぁ
さむいなぁ まったく
あとどれだけ続くんだろ
わ しんどいな
...
熱いと死ぬ寒いと死ぬ痛いと死ぬ
病気になると死ぬ時が経つと死ぬ
簡単に死ぬ僕は弱いの?
言葉をぶつけられて死ぬ
不安になると死ぬ
どうでもよくなると死ぬ
痛みもなく簡単に死ねる
みんな弱 ...
君は哲学初歩を読んだらしい
わたしは四苦八苦しながらも読んだ
恩師は著書のあとがきで
大きな賜物を得たらしい
わたしは本の世界にしか居場所がない孤高の存在者
誰も助けていないとおもったら ...
元カレとラブホのロビーですれ違う私に似てる子を連れていた
セメント塗れの蒼い平面 の
縦縞の檻のようなカヴァー を
剥いで、{ルビ酸漿=ほおずき}の実とともに
疲労のような、風らしき、
映るものたちの揺らぎ
を
...
じゃりじゃり、
雑踏をかみしめる。
私の口のなかは、
色々な音で異臭を放っている。
あなたの声は、
とっておきたくて、
まだ白いお皿の上においてあります。
あなたの声は影のように、
...
手のひらのキズは
キズ薬が治してくれる
うっすらと
キズあとを残して
胸のいたみは
日にち薬が
ゆっくりと
時間をかけて治してくれる
いたみの記憶を残して
薬箱を引出しにしま ...
五時は減点です誤字は原点です仕事が早く終わらないかな
発音の練習のために作られた第三木曜日の十三日
毒者のみなさまのお気に召すままに言葉ころがすコロネを焦がす
「 ...
快晴の空に
描きたいことは尽くせず
快晴の空から
雨でも雪でもない
何かが降って来ることを期する
快晴の空は
毛布のように柔らかく
どんな硬いものでも包み込む
快晴の空は
分 ...
無くなったはずの感情を
少しずつ拾い集めポケットに詰める
家に戻ると1枚のパレット
ポケットからパレットに置いていく
感情が姿を現してくると
なぜか怖くなり投げ捨てた
見てはいけないような ...
かさぶたって 絶対に 剥がれるものなのでしょうか。
むしろ ひっぺ返す ものなのでしょうか。
話し言葉で かさぶたのことを
「つ」と表現するのだと 知りました。
イントネーションを 文 ...
春の風イチニノサンでかき鳴らす16才のRock 'n' Roll
欺瞞にまみれた利き腕を手首から切り落として、尺骨に鉛筆をぶっ刺して再びの羅列を深く刻め、小鉢を並べて澄まして見せるような小賢しい真似はこの俺にゃ不要だ、真実はいつでも殴り飛ばし ...
あわただしい厨房からようやく出てきたカキフライを
口蓋を火傷しながら詰め込み食べ
待たされた客はそれでいて味が分かった顔で頷きながら
口ぎたない罵倒もついでに口から飛び出して
熱々の油に浴 ...
凶悪犯罪を
未然に防ぐためには
この条件を満足する人間を
徹底的にマークすれば
良いのではないか?
インド出身の天才統計学者
シュリニバーサ・ラナシャマランの
世紀の大発見に従い
...
見つけられないものを探している
とっくに失くした何かを
例えば棚で眠っている本に挟まって
頭を覗かせる封筒
歳月に黄ばみ
だが秘められた部分は青白く
ほのかに
呼吸して
机の上で宛名を ...
ハイフン時々アンダーバー
ドットとコンマを見間違う
たった少しの違いでも
送ったメールは届かない
贈った思いは届かない
ハイフン時々アンダーバー
コロンと間違えセミコロン
できた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
朝
HAL
自由詩
5*
16/2/22 4:39
空へ
殿上 童
自由詩
18*
16/2/22 2:35
ピアノ・ソナタを聴きながら眠る
fujisa...
自由詩
1*
16/2/22 0:20
風の香り
藤鈴呼
自由詩
0
16/2/21 23:54
自称詩人が今年中に絶滅しますように
花形新次
自由詩
1
16/2/21 23:50
You can still make it.
時々
自由詩
0
16/2/21 23:33
命題
〃
自由詩
0
16/2/21 22:38
執政官の告示
西天 龍
自由詩
1
16/2/21 22:25
いつもの道を
番田
自由詩
3
16/2/21 22:09
三行詩『ツナマヨ』
しょだまさし
自由詩
1
16/2/21 21:45
世界
鷲田
自由詩
5
16/2/21 21:23
ミッション
梅昆布茶
自由詩
20
16/2/21 20:05
百分率
高橋良幸
自由詩
2
16/2/21 17:59
アラーム
もり
自由詩
1*
16/2/21 17:56
「弱」
リィ
自由詩
2*
16/2/21 16:47
君は哲学初歩をよんだのか
fujisa...
自由詩
0
16/2/21 16:32
元カレとラブホのロビーですれ違う私に似てる子を連れていた
北大路京介
短歌
3
16/2/21 13:16
hoozuki
草野春心
自由詩
0
16/2/21 10:35
こえ
あおい満月
自由詩
11
16/2/21 9:47
薬箱
ryou
自由詩
4
16/2/21 7:51
間違ってますナメてます
深水遊脚
短歌
2*
16/2/21 7:42
快晴
葉leaf
自由詩
2
16/2/21 6:12
恋の気持ちー愛のカタチ
独奏
自由詩
2
16/2/21 0:19
つぅ
藤鈴呼
自由詩
0
16/2/20 23:19
春の風イチニノサンでかき鳴らす16才のRock 'n' Ro ...
北大路京介
短歌
2
16/2/20 22:51
少しずつ余計に解き放たれる (逃げ惑うリミット)
ホロウ・シカ...
自由詩
0
16/2/20 22:46
加工肉自動人形
這 いずる
自由詩
6*
16/2/20 22:07
30歳以上無職の男
花形新次
自由詩
0
16/2/20 21:44
ファントムペイン
ただのみきや
自由詩
16*
16/2/20 17:52
ハイフン時々アンダーバー
イオン
自由詩
1*
16/2/20 16:50
1714
1715
1716
1717
1718
1719
1720
1721
1722
1723
1724
1725
1726
1727
1728
1729
1730
1731
1732
1733
1734
1735
1736
1737
1738
1739
1740
1741
1742
1743
1744
1745
1746
1747
1748
1749
1750
1751
1752
1753
1754
加筆訂正:
地球市民である前に
/
もっぷ
[16/2/21 2:55]
大幅に改稿
3.61sec.