希望と絶望の勝負なんてつかねえかも知れねえぞ
ありゃダブルスタンダードでねじれてるから
そんなことを聞きながら悲しみを通り越して歩いて行ったら
白い白い世界に着いてしまった

あの人に会えた ...
幼さ故に罪を知らず
道行く蟻を踏み潰した
欲のままに欲するままに
傷付け奪い己を満たした

誇大妄想、中二病
青少年の性の目覚め
未知を既知に
宝物は秘密基地に

好奇心は背徳感を ...
気合を入れすぎると 無理が祟るからと言って
最初から 気を抜き過ぎては イケマセン

空に舞い上がる 美しい風船の姿を
よもや お忘れですか

バルーンには 夢が詰まっていると 信ずる子供 ...
   あれは空だろうか
   それとも海だろうか
   わたしが欲しかったのは
   あの青だったのだ
   体中の骨を関節を筋肉を
   すべてを伸ばし
   掴もうとす ...
如月の茜の空のあかよりも紅い木の実が冬をみつめる


思うほどさやかじゃないよ雪道を自販機もとめて歩けばわかる


降る雨は街の灯りに染められて生まれた頃を懐かしみ泣く


外れから ...
だまっててねこのひだまりにコネコたまる
ことにこにことわらうのにうんといわない
きみはすこしうそつきでオオカミなボーイ

てのひらにひらとのっかるほどのしあわせ
あたしにちょうどいいきみにち ...
歴史に名を残すような奴で
何とか読むのに
耐え得るかどうかっつうぐらいで
下手すると
それでもクソみたいに
つまらなくて
何処でどう間違ったら
こんなクソみたいなもんが
評価されてんだ ...
まっ白い
豆腐を
そっと
水底から
すくいあげるように

たいせつにしてきただろうか


リリースした
魚を
ゆっくりとした眼差しで
見送るように

やさしくしてきただろう ...
手際よくまるめられた種
忘れてしまう いくつもの名前
ヒニカケラレタ薬罐みたく
だんだん焦げて死ぬ

焼却炉 幼いころ 怖かったものの多くは
いまでもわたしを守ってくれる
暖房の効 ...
こうして呼吸をしている間に
心臓の鼓動の間隔を計っている間に
花瓶に挿した花の首はぽろぽろと落ちて
次の花に替えられていくだろう
それもまたあっけなく落ちて
替え続けることでしか
花を記憶 ...
​愛想無かった白いこの部屋の
窓辺を好んで佇んでる君は
「構わないでいい」と強がってるけれど
冬の寒さが少し苦手で

返事がなくても会話続けてる
離れていてもずっと考えてる ほら

こ ...
ぼくは本を読む
新しいぼくに出会うために
空想世界へと巡礼するのだ
もう駄目だと思っても
ページをめくれば
新たな発見がある

外国の人とも友達になれる
ほんの少しの勇気で
理解がさ ...
今 欲しています

雲をつかみたい気持ちで

欲しています

叫びたいことを 言葉にできず

飲み込んでいます

捕まえたい 言葉の羅列ではなく

飲み込んでいる 重荷
...
寒い朝、可燃ゴミの日だったので、袋をまとめてゴミ出しに行った。

ゴミ置き場にはたくさんのゴミ袋が山のように積み上がっていて、
そばではカラスが一匹、首を傾げながら袋の中身をじっと見つめていた。 ...
      160223

自衛隊は何をしている
国土を侵略されたのだから
すぐに取り戻すのが筋だろう
二国間の争いだから
憲法違反にもならないはずだ
すぐに、ジェット戦闘機で
攻撃し ...
     木々は裸に剥かれ冷たい風に
     枝先を震わせている
     白いベンチは錆ついて
     今はだれも座るものもない
     緑の葉が深呼吸を繰り返す
      ...
 岡村隆史のオールナイトを聴きながら御苑トンネルをぬけて甲州街道を飛ばしていた。飛ばすといってもお客さんにありつかなければならない。左側に気を付けながら繁治はダッシュボードに目をやった。
 さっきコ ...
吸着力が激しい磯巾着
口にチャックが常套句

夜になれば
群れるモスキート達と お友達

性質が悪いと 
ブルーライトを キラキラさせて
闇の向こうに去っていきますが

青信号 ...
生きることの最果てには
哀しいことだけれど
とても深い孤独さえあって
少しでも幸せに
生きることが
生きた証として
残れば嬉しいのだろう
それが人間の運命と云うもの

そう誰かに愛さ ...
悪い事をした人はその悪い事を
正さなくてはならない
正すことは無にする事
悪い事を正すのに人が死ななくてはならない
正しい事なのにそれが残酷に見えて
正しいというのは優しくて立派で
間違い ...
あんなに大事だった針を
谷底に落としてしまったせいで
かかとからほつれた赤い糸が
林間をくねくねと絡まっている
まるで血管を張り巡らせたかのごとくに
山の中をうろつき
あるいは全体を火事の ...
カタカナニスルト
ヨミヅライノデ
カナリヒドイコトヲ
カイテモ
ダレモキヅカナイ
カノウセイガタカイ

ソレヲゼンテイニ
キンタマノニオイニツイテ
カコウトオモウ

シカシ、ヨク ...
突風がふいたときに、持っている荷物を手放したいと思った。わたしは橋の上を歩いていて、右手にお気に入りの傘をさしていた。それを風が揺すっていくままに任せ、世界がどうなるのかを見てみたいと思った。この傘は ... 手を貸そうか、なんて
わたしが必要としていないのを知っていて言うんだ
1530円をレジで払おうとして
財布にない10円玉を探すふりをして
冷凍庫で乾いてしまったような伝言を
今更思い出した風 ...
アキレスと亀を追い抜きゴールイン国旗纏ってボルトのポーズ ケータイがゆれてほどけて耳を抱くあなたの声はマシュマロで好き ライバルと手が重なったカルタ会小野小町の札奪われる 雪が降ってきた、白い雪はどれも同じスピードで落ちてくる
その雪をゆらす風は無い

そんな中、電車を待つ一人の女性の髪に、雪が振り落ちていくのが見えていた。

ホームの白線の内側の黄色いタイル ...
我らこんなにちやほやされて

受難だ

なぜと言って危害を加える輩も出る

可愛すぎて食べちゃいたいという心境は

わからんが

狙いにされることが困難だ

そういう理由じゃな ...
眠りはいずれ海に至る山奥の渓流
眠りが海に至る直前に人は目を覚ます
人は覚醒の光の中におぼれ
眠りは海の中に混じる
眠りは海の中で最も深い眠り
死の眠りとなる
人が眠りとともに ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
出会い渡辺亘自由詩116/2/24 16:19
Aたいら自由詩016/2/24 2:56
カラカラ藤鈴呼自由詩1+*16/2/24 2:55
青になる石田とわ自由詩15*16/2/24 0:37
「たとえば柊」 五首もっぷ短歌5*16/2/23 23:05
ひだまりだまりねこねころがり/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外こうだたけみ自由詩3*16/2/23 22:01
キンタマ王子、発言集1花形新次自由詩016/2/23 21:39
寝顔にryou自由詩516/2/23 19:46
尖るはるな自由詩316/2/23 18:31
花々春日線香自由詩016/2/23 15:49
窓辺に佇む静かなアロエ邦秋自由詩316/2/23 15:19
読書fujisa...自由詩016/2/23 14:21
欲しています佐白光自由詩2*16/2/23 12:27
ゴミ袋と手首wakaba自由詩1*16/2/23 7:38
ひだまりだまりねこねころがりあおば自由詩4*16/2/23 0:50
錆びたベンチ石田とわ自由詩13*16/2/22 23:53
沈丁花吉岡ペペロ自由詩516/2/22 22:53
ちりめんのこい藤鈴呼自由詩3*16/2/22 22:04
花束の季節りゅうのあく...自由詩10*16/2/22 21:55
独り言16リィ自由詩016/2/22 20:14
ほつれ春日線香自由詩416/2/22 20:14
キンタマ王子清介、クズハオマエダ花形新次自由詩016/2/22 20:09
魔が差すユッカ自由詩516/2/22 19:21
春が立ちあがる音(ゴル投稿長考版)高橋良幸自由詩6*16/2/22 18:55
アキレスと亀を追い抜きゴールイン国旗纏ってボルトのポーズ北大路京介短歌016/2/22 18:23
ケータイがゆれてほどけて耳を抱くあなたの声はマシュマロで好き短歌116/2/22 18:23
ライバルと手が重なったカルタ会小野小町の札奪われる短歌216/2/22 18:22
もう、キット雪の日らいか散文(批評...016/2/22 16:50
ネコの日に思うことりゅうさん自由詩1*16/2/22 15:36
眠り葉leaf自由詩416/2/22 6:40

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加筆訂正:
花束の季節/りゅうのあくび[16/2/22 21:58]
推敲
3.52sec.