見事に翻り
すーっと
空に線が引かれる
音が鳴っている
静かな音が
耳の裏側から
さらさら
さらさら
暗がりにぽわっと
明かりが灯る
ゆらゆらと漂って
ふっと消える
...
口から耳を吐き出す。
耳は目になって排水口を流れていく。
目になった耳は明日の壁を踏みしめて
雑踏を突き進む。
耳が吸い込む声は、
いつだって罵倒と嘆きだ。
けれど耳は、
罵倒の皮を ...
かわいた裸につめたいドレス
あなたの肢体の隙間を縫って
透けて見える 十二月の行進
こっそり口を開いた嵐だ
札束を数えるように
耳を裂く静寂を値踏みして
時間が止まって感じるなら
...
ヤンキーがいきがってんじゃねーぞコラ心で叫び財布ごと出す
編集でウケたとこだけ繋げれば我が人生は120秒
口紅で男にバカと書いてからイクラを産みに実家へ戻る
キンタマ王子シリーズの
登場人物の中で
圧倒的人気を誇る
キンタマ王子の同棲相手
ポール大帝を主人公に
料理屋でウンチクを語って
店主に嫌われるだけのドラマ
ごたくのグルメseason3 ...
誰もいない
私の目にできることはなにもない 人から
瞼を静かに閉ざされた しかし 私の
多くは 目の瞼を閉ざされることによって 開かれる
私は日が暮れて 多くは 私の中にある
...
年の暮れにすっかり見通しのよくなった玉川上水を歩く
日差しというのは本当にこんなものだったろうか
木陰を求めなくなった皮膚が季節を飛び越え
あるいは目の前の季節以外を忘れてしまったみたいだ
足 ...
相撲待ち
明日に
夢はせる
なんとして
男に生きる
覚悟あり
あの暖簾
大晦日には
あの店襲う
鴨南蛮
俺はこれで
生きている
カツ丼を
食いたし
我が腹 ...
何もかも
失くした男
酒煽る
この夢は
秘密だからね
マグロ釣る景色
胃を失くし
ラーメン炒飯
遠くなる
来年は
会社を変える
勝負時
歳の瀬に
秘めた宝の
伽羅を焚く
一年の褒美は
季節のお年玉
こしかたを
振り返りみる
生き方は
相も変わらず
空と闘う
空をのみ
海を飲みて
千日の
願い遥かに
...
目線が下がりすぎた
普段とは違う方向に
浸透が始まっている
前歯に対してできる
だけ
垂直に差し込んだパンを
咀嚼
する毎に
脳裏に溢れ出す代替案
やり過ごしたはずの情景は
ほんの ...
男たちよ
ふんどし締めて
大宇宙に挑戦するのだ
女には無い
力を突きつけろ
生きて
生きて当たり前
どうせ死ぬなら
強烈な生命を燃やしてみろ
何でもいい
たった ...
私は二千年前に大陸から来た
日本人だ
彼にもその血は絶対に流れている
どんなに否定しようとも
事実は証明されている
彼の感情もわからなくはない
アイデンティティを失くしたくないから ...
善も悪も
全てを認めなければ人は生きていけない
ただ一つの生命を沢山奪いながら
ぼくは生きている
幼い頃の疑問は未だに晴れない
曇り空
やがて百八つの鐘は
今年も訪れる
「未来」「永劫」の概念をわすれて
四季の移ろいだけにこだわる
余命わずかの
卒寿となったおひとりさまは
つつじが丘のひだにたたずみ
...
顔を弄りに弄って
弄くり回した結果
前よりも不細工になってしまった
人をよく目にするが
きっと顔よりも
頭がおかしいことに
本人は気づいていないのだ
入院する科が違うんだよ
科が!
...
人類史上最大の大戦争の第二次世界大戦は
1939年~1945年迄の6年間で行われた
昭和天皇に向かい皆「天皇陛下万歳!」と声を上げて
我が日本が勝つ為に特別攻撃隊も命を投げ捨てた
19 ...
国道から路地ひとつ入ったその商店街はかなり古くからあって、そこそこ人通りも
ある。だがしかし交通の便が今ひとつ。圧倒的集客を誇れるようなキーテナントも
なく、それゆえだんだん寂しいことになってしま ...
ふた桁のぬいぐるみたちを所有するわたしの棺はにぎやかだろう
活けるなら白だと思い一輪のスプレー咲きのあなたを買った
歳時記の風を訪ねて父に聞く「あなたの骨はいまどこですか」
...
はい
父は一昨年なくなりました
何でも胃の腑に硬い{ルビ巖=がん}なるものができたとか
何も食べられず痩せおとろへ
眞つ黒な血を幾度も吐いたすえに死にました
よきかなよきかな
...
椅子に例える人がいる
その場所が
そこにあるだけ
つらいのだ、と
痛みに例える人がいる
ひりひりと
やけどのように
滲みるのだ、と
私は
知ってしまったよ
あなたを持た ...
青暗くて遠い夕方
路地から猫が振り返る
だいぶ遅い因果律
いのちの殻が振り返る
今ごろ順番かあ
これが俺の天罰かあ
からだの不調で
俺は死にそうだった
...
時の歩みに歩幅を合わせると見えてくる現実。
真夜中に息を潜めると聞こえてくる騒音。
眠りを妨げる得体の知れないものたち。
そろそろ今年も終わる。
新たな年には新 ...
真夜中に映し出された、
渇ききった林の奥の瞳は知っている。
ほんとうは、
誰にも何にも、
降る雨などないということを。
それは与える愛ではなく、
誰の胸の奥に必ず咲いてしまう
甘ったる ...
この世の吹きだまりには
決まったように列車が走っている
結論ばかりが吹きだまり
主張ばかりが吹きだまり
静寂が一向に吹きだまらない
静寂は余りにも遠い
距離の概念が消えるところに
...
夏の灼熱の熱さを
秋の黄昏の温度を
凍てつく冬の露の滴を
桜は見ている ただジッと動かずに
桜はその時、何を感じているのだろうか
辛さか
孤独か
悲しみか
何も語らずに 桜は黙して ...
つらいときつらい顔しちゃいけないね
大人になればできるはずだね
現在地 三角すいの ていめん上
おとな以上になりたい子ども
唯一の大好きなひと今もなお
お元気です ...
他に何の才能もないから
一丁、詩でも書いてやるかと
意気込んで書いたものの
そもそも詩なんか読んだことはないし
いきものがかり(ブス一人と
うだつの上がらない男二人のトリオで、
学校で飼っ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
mean
opus
自由詩
1
15/12/31 1:07
すべりだい
あおい満月
自由詩
6
15/12/31 0:32
冬の空ぼど気まぐれな奴はいない
ただのみきや
自由詩
17*
15/12/30 23:03
ヤンキーがいきがってんじゃねーぞコラ心で叫び財布ごと出す
北大路京介
短歌
3
15/12/30 20:02
編集でウケたとこだけ繋げれば我が人生は120秒
〃
短歌
6*
15/12/30 20:02
口紅で男にバカと書いてからイクラを産みに実家へ戻る
〃
短歌
3
15/12/30 20:01
スピンオフ
花形新次
自由詩
1
15/12/30 19:19
通りのブックオフ
番田
自由詩
1
15/12/30 19:03
玉川上水
高橋良幸
自由詩
8+*
15/12/30 19:00
明日
レタス
俳句
4*
15/12/30 18:08
誓い
〃
俳句
0
15/12/30 17:49
歳に歌う
〃
短歌
0
15/12/30 17:40
平衡感覚
noman
自由詩
1
15/12/30 17:28
新世界
レタス
自由詩
3
15/12/30 17:02
決意
〃
自由詩
0
15/12/30 16:15
煩悩
〃
自由詩
3
15/12/30 15:06
芥子色の北風 七
信天翁
自由詩
3
15/12/30 14:32
吉田B作の元妻
花形新次
自由詩
1
15/12/30 13:55
ニホンコッカ
陽向∮
自由詩
3+*
15/12/30 12:30
きつね
uminek...
自由詩
14*
15/12/30 10:00
「骨」 2015.12.30
もっぷ
短歌
3
15/12/30 9:32
YOKIKANA
山田せばすち...
自由詩
5
15/12/30 9:28
ブラック・スワン
uminek...
自由詩
7*
15/12/30 8:32
いのちの殻
吉岡ペペロ
自由詩
12
15/12/30 7:06
ご挨拶の詩
ヒヤシンス
自由詩
9*
15/12/30 6:17
薔薇
あおい満月
自由詩
6
15/12/30 3:35
年の瀬
葉leaf
自由詩
2
15/12/30 1:59
桜
鷲田
自由詩
2
15/12/30 0:27
SOS
佐和
短歌
1
15/12/29 23:47
今年でやめろ
花形新次
自由詩
0*
15/12/29 23:39
1724
1725
1726
1727
1728
1729
1730
1731
1732
1733
1734
1735
1736
1737
1738
1739
1740
1741
1742
1743
1744
1745
1746
1747
1748
1749
1750
1751
1752
1753
1754
1755
1756
1757
1758
1759
1760
1761
1762
1763
1764
3.98sec.