彼女たちが
致死量ギリギリの寂しさを標高1982mで微温湯に溶かし眠り姫になるそのまえに
彼らが
キッチンタイマーの音で目覚め
マジックミラー越し虎柄セーターの看守に連行される
そのまえに
...
メザシ焼く
母の手のひら
暖かく
目玉焼き
醤油をかけて
飯を頬ばる
祖母の手で
かき混ぜられた
糠はいま
シュウマイに
中華料理の
花をみる
ボルシチの
温 ...
嘘つきな人は
最終的には嘘をつく事を
止めると思うんだ。
嘘が暴かれた時
自分が哀れで
惨めで
悔しい思いをする事を
知っているから。
だから僕は
君が本当の事を ...
誰がさまようというのだろう。
この名もない路地を。
名もない路地には、
ひと影はなく
だから名もない路地と
なったのであろうが、
名もない路地には、
人影は確かにあった。
その人影は、 ...
たいがいが
こずるいうそやごまかしで
その手つきがばれそうになったときの神頼みです
目を瞑って
神に頼んで突っ込む
無責任極まりないお願いです
子供は神頼みなんてしないのです
腹が減 ...
人の呼吸のしかた、姿勢、歩き方から運動しているかどうかがわかり、筋肉のつき具合まで短時間でわかるくらいだ。柏木も地道な肉体の鍛練を愛しているのだ。そして特殊能力の修得もその延長上に描いている。だから ...
人々は足を動かす
サッサッサッ バタバタバタ
トントントン タッタッタッ
生活というリズムを繰り返すため
肉の欠片を全身に集めて
凍てつく日も 火照る日も
朝起きて、食事を食べ
仕事 ...
ゆっくりと
朝餉にむかい
汁すすり
納豆かきまぜ
ニュース聴く
天麩羅の
残りを煮込み
飯にのせ
かきこみながら
ネクタイ締める
たまご溶き
焼き海苔ちぎり
時計みる
...
聖なる岸辺の花祭りの朝に
残された遺骸
痩せこけたヨガの行者は
余命を河に託し
生老病死にたどり着いた
無尽の砂に包まれ
人々は去り
魂の抜けた物質だけが残されていた
野犬の遠吠え ...
翼をゆるされたとき
わたしたちに空はなかった
あおい 哀しみのかたまりが
遠い 海のうえに浮かぶだけで
いつか わたしたちの何もかもが
優しげ ...
くぐるのか
こえるのか
あたりまえに
たのしげに
なわの向こうへ
消えてしまった
きっと時代や風にも乗れるのでしょう
できない者にはいつまでも不思議
なわは蛇のようにうねり
...
道端で大 ...
爆買いするチンクスを見てそれを中国経済の伸びと解釈する
そして赤に ...
秘密にするのが好きな人の多い場所であんたがたどこさって聞かれてもないのになんでもしゃべっちゃうから黙っていてねって刺された釘なら秒速で錆びてもろもろと崩れるうなだれるのに慣れるのも早いなんていちにのこ ...
”深淵を覗き込む者を深淵は覗き返す“ニーチェ
夜陰、
白い音響 広がる
水底の 深淵さらに
蠢き渦巻き破壊サレテイク
知覚感覚像、像という像
砕かれ粉砕され有機は無機へ
粉砕 ...
聖夜から聖夜の旅や巡恋歌
サンタとのキスを正義が引き離す
ぬめぬめとしたサンタからプレゼント
―世の中のすべてには名前がある
昨日気まぐれにお前を拾った
間に合わせの鉢の中で
少しだけ弱弱しく萎れていたが
水を与えてやると
翌日には小さな白い花を咲かせていた
...
151219
金平糖と言えば、過労詩の世界の住人だねえ
詩なんて言葉を詩に記せば白けるということぐらいは
ご存じでしょう
無彩色透明のシロップを掛けて何十時間 ...
冬に聴く
チェロのソナタは
暖かく
珈琲すすり
窓を眺める
公園の
ベンチにすわり
病葉を
ひとひらふたひら
かぞえるまなこ
わが書斎
森林のように
わけいりて
記憶 ...
自称詩人のレモン好きは
枚挙にいとまがないが
一方で屁については
殆どガン無視を決め込んでいる
だからと言って
自称詩人のケツから
レモンの香りがする訳ではなく
寧ろ逆にレモン好きな自称 ...
私の世界にないもの
あなたの世界にはある
色んな刺激を受けながら
色んなこと考えながら
色んな景色に出逢いながら
私はあなたの世界に触れる
あなたは私の世界に触れる
重なり合 ...
私の机上で白バラが咲いている。
窓の外では白い雪が降る。
壁に掛かる絵画には白鷺が息づいている。
この世は白いと初めて感じる。
透明だと感じていたものが全て白になる。
娘 ...
風にゆれる暖簾をくぐれば
そこにお前がいた
退屈そうに
新聞を開いたお前は
俺をみてただ頷く
斜め前の席に座り
婆様が注文を聴きにくる
戸惑いながら
カレーうどん
今日の ...
何代も受け継がれたレコードプレイヤーからのノイズが心地良い。
今夜はクラシックでもジャズでもない。
忘れ去られようとしている昔のレゲエのレコードが深く響く。
今夜私は二十年前にタイム ...
公園の銀杏も散ってしまい
樹々の枝だけが
空を刺している
広場のベンチの陽だまりに
うたたねしているお爺さんの
寝息はとても安らかで
ぼくも欠伸をしたくなった
冬の情景はブリュー ...
救済するために、
骨を食いちぎらなくてはならない。
救済するために、
歯をもぎとらなくてはならない。
救済するために、
皮膚を剥きとらなくてはならない。
救済するために、
肉をかみちぎら ...
脳髄が止まっている。薬を一口飲んだだけ
尖った、働きすぎた神経が
もう二度と動かなくなるような錯覚
ネガティヴだとかポジティブだとかそんな感情さえ消えた
悲しみも喜びも消えた
吐き気がするけ ...
たった今は、すぐさっきになる
だから、明日もすぐくるんだ。
明日はめちゃくちゃ楽しいかもよ。
もし自信がなければ、なんでもいいから楽しそうな事を考える。
例え ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
∝-1
もり
自由詩
2*
15/12/20 0:24
果てしない食欲
レタス
俳句
0*
15/12/20 0:24
嘘をつく人
Honest...
自由詩
0
15/12/19 23:44
ちぎり
あおい満月
自由詩
5
15/12/19 23:20
神頼み
オイタル
自由詩
1
15/12/19 23:14
Miz 11
深水遊脚
散文(批評...
1*
15/12/19 22:40
リズム
鷲田
自由詩
4
15/12/19 22:07
朝
レタス
短歌
0
15/12/19 21:54
ガンジス
〃
自由詩
4
15/12/19 21:21
omokage
草野春心
自由詩
0
15/12/19 21:12
なわとびあそび
ただのみきや
自由詩
18*
15/12/19 20:48
無題
TAT
短歌
0
15/12/19 20:46
ニョロニョロに憧れるなんてどうかしてる
〃
自由詩
3
15/12/19 20:11
こんぺいとうの秘密/即興ゴルコンダ(仮)投稿.98
こうだたけみ
自由詩
4*
15/12/19 18:10
破壊深淵神話
たけし
自由詩
2*
15/12/19 14:45
聖夜から聖夜の旅や巡恋歌
北大路京介
俳句
3
15/12/19 13:29
サンタとのキスを正義が引き離す
〃
俳句
2
15/12/19 13:28
ぬめぬめとしたサンタからプレゼント
〃
俳句
2
15/12/19 13:28
名前
時々
自由詩
1
15/12/19 10:29
こんぺいとうの秘密
あおば
自由詩
6*
15/12/19 9:48
歳の瀬
レタス
短歌
2*
15/12/19 7:06
キンタマ王子、レモン
花形新次
自由詩
0
15/12/19 7:03
あなたの世界
夏川ゆう
自由詩
2
15/12/19 6:14
白い世界
ヒヤシンス
自由詩
7*
15/12/19 4:57
そば屋で
レタス
自由詩
5*
15/12/19 4:44
ノイズ
ヒヤシンス
自由詩
5*
15/12/19 4:24
冬の陽だまり
レタス
自由詩
8
15/12/19 4:21
救済するために
あおい満月
自由詩
4
15/12/19 2:01
薬を
斎藤 九
自由詩
0
15/12/18 23:55
脱鬱の方法
doll
自由詩
0
15/12/18 22:48
1711
1712
1713
1714
1715
1716
1717
1718
1719
1720
1721
1722
1723
1724
1725
1726
1727
1728
1729
1730
1731
1732
1733
1734
1735
1736
1737
1738
1739
1740
1741
1742
1743
1744
1745
1746
1747
1748
1749
1750
1751
4.65sec.