ねんねこやアンモナイトに戻る前 昨日まで他人のふたり葱鮪汁 サプライズ組体操でプロポーズあした天気になりますように             151130
バブル景気の頃はと
中年の男が懐かしげに回顧する
逆輸入車なんて、国内では買えないバイクを
すぐ近くの国に輸出して、直ぐさま国内に戻して
外車として売り ...
もういいじゃん
バッグが空
よごれてきたけど
樽も空
ついさっき出荷されたのたちが
残していった空気をぜんぶ肺に詰めて
それで忘れないってことにできたらどんなに素敵だろう

なんど ...
夢のなかでわたしたちは詩を書いている
できるだけすくない言葉ですむように
皿がいち枚しかないから

間違ったことは言いたくなかった
でもただしいことも正しく思えなかった
あなたは始める ...
雪をふらせる雲を
「ゆきぐも」と呼ぶのだ、と
あなたに教えられて
それが
すっかり
気に入ったので
つい独り言してしまう
「あれは雪雲だろうか」と
冬をうつした窓辺で

わ ...
夜明けの淡い光が ゆるやかな
丘の木立を 悪夢から救い出すとき
白い衣の少女たちが 透明な微笑を
ローリエ樹の 木末の葉先に 露を宿す


遠い思い出に浸って 白い午後は
菜の花畑の ...
永遠が一億を超えた島を見て 賄えない と嘆く神さま


まなざしを空へと教え導いてそのまま飛んでいってしまった


つぶやきにうなずくきみをみあげると秋の日差しのなかの黄葉


...
冬が来る前に命をためる

あの朝にのぼった鹿ウインナー

熊肉の脂の明るい香り

本鴨南蛮ぼくの大好き

ウサギをケチャップで炒める辛さ

猪肉は乙女にかぎる辛さかな



...
魚を一気に捌く出刃を買いたし

出雲から来る玉鋼

ぶれた魂では持ってはならず

覚悟のうえで脇差帯びる

亡き父の残した柳刃包丁
小さな町は大きな街に憧れて 
いつも大きな街の姿をテレビで見ていた

小さな町は大きな街が大好きだったけど
大きな街に行くと自分がいかに 
小さな町であるか知ってしまうことを恐れて ...
散る花の
紅色のゆく
果てはなし
行く先をいま
想いけるかも

やがて来る
冬を占い
手をさする
冷えた指先
守りながらゆく

来春の
想い遥かに
夢をみる
大魚を釣らん ...
父さん居るのなら聴いて
日日ほがらかに楽しいです
あなたの最後の願いのとおりに
日日はとてもさいわいに満ちています
私の右手は人を指差すためにあるのではない
私の左手は施しを掴むためにあるのではない
昨日も
今日も
明日も

水の色を眺めている

優しい
優しい
水の色

地球に生まれたことを感謝する刹那に
ぼくは水の色をチェックする
それがぼくに与えられた使命だから

...
日が短い秋の夕暮れに気づいた
俺はあとをつけられている、
たしかに後ろで何かが擦れてリズムを刻んでいる
こうして気づくことはその音速と
歩くスピードの関係で起こる現象だ
俺は尾行者に通告して ...
カキフライだもん
大丈夫だと思うだろうよ
確かに生焼け感が
ハンパなかったけどさ
新鮮さを生かした
シェフの技術だと
納得して食っちゃったじゃんか!
おかげでゲゲゲの下痢だよ!
最近見る花は
山茶花と残菊くらいしかない
少し寂しくなっている

梅の花までは遥かに遠い

でも 多分今年の冬には
雪の花を眺められるだろう

季節の移ろいの美しさは変わることなく
...
巨大な画面のなかにキミがいる
わたしはあなたをにくんでいません
とてもスキで大切にしてる
そちら側
わたしは全身で
泣いているそばから
涙が雪になって風花みたいに消えていく
体の中心 ...
人に国籍はどこですかと問われれば
宇宙人と応えるしかない
前世にはどの星に生まれたのはわからないし
来世もどの星に生まれるのかもわからない

民族とか宗教の境界線は
ぼくの中で消化されてい ...
万物に作戦はアリ
ヒトにサクセンはアリ
作戦にアリはあり
とかをいうことが
とかをいわれることは
決して ナイ のだと
知らズ
窓からの光を迎えたのでアッタ
わたしをつくったのはだれですか

どうしてつくったのですか

びょうどうとはなんですか

それはいいものですか

わからないことだらけです

わからないままおとなになってもいいので ...
1
僕は勢いよく駆け出した!!

身体が軽い、痛みも消えた
毛並みも艶やかで若々しい

僕は解放されたのだ!

僕は夜の街を走る
いつもの散歩道、僕の街
家の中から地球の裏側まで
...
温泉に入ると
深く広々と湛えられたお湯が
私を首まで飲み込んだ
温泉の広さと深まりを前に
これが私の水位
これが私の容量
これが私の精神
これが私の闇
これが私の歴史
こ ...
神が六日間でこの世を創り
母が十月十日で僕を創った

僕はこの世に産まれ
きっと謳歌する

感情
感覚


匂い
世界
この世の総て

やがて絶対母が死に
多分きっと ...
 
あなたの息づかい

あなたの体温

ほんとはね、わたし、それだけで生きていけるの



 
鯨の遠吠え
骨横たわり
ラッパ吹く
誰がため
月が傾く頃
金色の砂が器から溢れ
胎内に響く
もうすぐだね
もうすぐだね
梟のウィンク
深淵なる森の一瞬
針葉樹の欠伸
我らからすれば永遠に等しく
命が宿るは奇跡に等しい

明星 ...
さり気なき言葉端々に、
乙女惑わす恋の技巧(からくり)。
感づるがまま君見つめ、
感づるはただ罪と密(みつ)。
真冬の園(その)には早すぎた、
不埒な青き春の花。
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ねんねこやアンモナイトに戻る前北大路京介俳句315/11/30 23:10
昨日まで他人のふたり葱鮪汁俳句415/11/30 23:10
サプライズ組体操でプロポーズあした天気になりますように短歌115/11/30 23:09
雲をこねて、波を泡だてるあおば自由詩7*15/11/30 22:49
裏地のないスカートはるな自由詩715/11/30 22:42
夢のなか自由詩215/11/30 22:28
雪雲千波 一也自由詩715/11/30 21:59
日曜日藤原絵理子自由詩715/11/30 21:54
「わたしのために」もっぷ短歌4*15/11/30 21:16
ジビエレタス俳句115/11/30 21:04
俳句115/11/30 20:45
狼煙為平 澪自由詩11*15/11/30 20:41
明日レタス短歌1*15/11/30 20:35
往信もっぷ自由詩615/11/30 20:22
8:00p.m.自由詩715/11/30 20:13
透明になるレタス自由詩1*15/11/30 19:52
尾行高橋良幸自由詩4*15/11/30 19:44
キンタマ王子、ゲゲゲの下痢花形新次自由詩115/11/30 19:42
冬の花レタス自由詩115/11/30 19:16
これはなに?わたし?モリマサ公自由詩415/11/30 19:06
国籍レタス自由詩115/11/30 18:57
ナンラカノ作戦あさかみ自由詩015/11/30 14:32
とくい朧月自由詩315/11/30 11:01
レオ自由詩4*15/11/30 9:22
温泉葉leaf自由詩415/11/30 5:32
赤い微睡みに馳せ秋也自由詩115/11/30 2:28
ほんとはね殿上 童自由詩18*15/11/30 2:27
深海より愛を込めて秋也自由詩315/11/30 2:02
280日間 近くて遠い日自由詩515/11/30 1:58
恋の技巧ケルリ自由詩115/11/30 1:08

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