初恋って初めて人を好きになる、
人生でたった一度だけの恋だと思っていた。

でも、違うんだね。

恋の相手が変われば、
またその恋は初恋になる。

今まで好きだと思ってい ...
階段を上がったり降りたり繰り返しやっと辿り着く秘密基地ある

古くから住宅街にある喫茶アップルパイはすぐ売り切れる

キッチンに近づくほどに良い匂い母手作りの料理の匂い

昼が過ぎトワイラ ...
え〜国民の皆様が期待したとおり
今度の予算委員会ではオウムが質問に対してちゃんと答弁するらしいね
見事な関西弁で詩を朗読してはネットワークを驚嘆させた
三色に辛子色の毛帽子を被るあの密航鳥 ...
はちみつを 貰った
ハチならば 日長いちんち 頑張っている

そんな姿を眺めながら
少しずーつ 大きくなっていくような住処を
憎々しげに眺めることは 無い

こちら側に 進出して来な ...
しんしんと しんしんと雪
しんしんとしんしんしんしんと雪
しんしんとしんしんしんしんと雪
さわったらじんじんとじんじんと
じんじんとひやい雪 しんしんと雪 しんしんと雪
おりじなりてぃに ...
凍りついた私の心は
あなたの暖かさに包まれて
やがて涙となって
ぽたぽた ぽたぽたと美しく


それを私は掌ですくい上げ
やがて指の隙間から
ぽたぽた ぽたぽたと儚く


地面に ...
ときに、視界からはぐれてしまう魂は、だけど
気がつくといつも「そこに来たばかり」といった調子で息を弾ませている
消化試合のようなくだらない時間のあと、身体を、身体を休めて
ウィリアム ...
動かなくなった電車
赤羽のマックでコーヒーを飲んだ 私
寒空の下を歩く女子高生 今日も 赤羽の
窓の向こうで 素足を 跳ね上げて
それはそれとしてだね と独裁者は切り出した
今度の三連休は皆なにか予定を立てているのかな?
福井の実家へ墓参りですと文部大臣が答え
彼岸に行きそびれていたもんでと肩をすくめた
私は熱海に温 ...
カレーやシチューのなかの、
人参を退けるように、
誰もこの胸のなかの、
核心に触れてはくれない。
鋭い針は持っている筈なのに、
射し込む場所を間違えている。
それはそう、
嘗てのあの人も ...
大好きな人が子供を産んだ
僕の子供ではない
もう会えないといってきた
会いたくない、相手に迷惑をかけるから
それが貴方の別れの言葉だった
そんなことはわかっていた
いや分かっていなかった
...
カマドウマは笑う バスルームに人はいない
カマドウマは糞をする バスルームに水音が響く
カマドウマは眠り、目を覚まし呟く
わたしは哲学者だ と

キッチンの片隅のカマドウマは妊娠している
...
どこからか声がする
赤ん坊の笑い声のような、泣き声のような
どこかの空の下、割れんばかりの歓声が包む
海を越え、人種を越え、国境を越えて

地平を朱に照らす夕日は、どこかへ受け継がれて
今 ...
静かに静かに降る雪が

埋め尽くしてゆく

なにもかも




街も

空も

心も




全てが純白のヴェールをまとい

しなやかに

ひっそりと

...
探せば、
どこにだって見つけられる。
坂の多いところに引っこしてきて二月になる。暖かすぎる冬にもようやく雪が降った。じきにみぞれに変わって重たくぬかるむ轍をばちゃばちゃ言わせるのが楽しいらしく、膝の下あたりまで濡らして娘があるいていく ... 匿名希望の
姿に着替えた
弾く指先で
雲の模様は
今日も流れる

賛否両論の
風に乗って
線を引くけど
空か海かの
拘りはない

ただ何気なく
着地してみる
午前中まで鬱病だった空が
     芥子色の北風に
  引導をわたされたのか
     裏庭のこずえを
        誘拐して
     近くで 戸惑う
     人影をひきつれ
   ...
視界暗み閉ざされていく止まっていく心臓
立ち上がる声が声が
遠い壁を創っては消え
私は全てを委ね明け渡す
否の許に、否の名の許に
私に喜捨餞別している余裕はナイ
シアンに明るむ空に 私のす ...
降り続く雪に言葉が埋もれゆく 雪だるま抱えて朝の歩道橋 我が子には隠したかったココア飲むときは心に痣ができてる 忘れない364日は忘れても一月十七日だけは

耳掃除している人の眼球は見ることのない穴を見ている

てのひらで雪ひとつぶがとけたあとあたしのからだに吸収された

最終便は出たあとです告げら ...
桜の木が並んでいる
一月なので花びらはない
部屋に花火がある
一月なので使う気はない

刺身や納豆が美味しい季節
殆ど部屋にいる僕は寒くない
君のことはもう思わなくなった
君のことはも ...
雪が降る
誰も止まらぬ 雪の
雪であることの一つの流れが
現れる それは 雪
まばたきが
夜を夜に迎え入れる
十二月が
十二月の指をすり抜けてゆく


遠く青空は鳴りわたり
音の紋は燃えひろがる
水を駆る光
光をついばむ無数のくちばし


...
愛のカタチは様々で

見ることができない


だから信じることが
とても難しい


でもね、

あなたが今

生きているということは


誰かに
必ず愛されている ...
あの娘の編んだ薄紅のブーケは
とても綺麗で鮮やかで
私はとても満たされて
それが決して届きはしないものであると
思い知らされてしまったのだと思う
雨は夜更けすぎに雪へと変わって
けっこう積もったな
雪かきが大変だ

ここでただはしゃぐかどんよりするかが
子供と大人の境目なのかな

ラジオで
大人になるっていうのは責任を持って生き ...
宵闇 白い息
ナトリウムランプの
並木道

ぼんやり明るい
冬の道

人や車のはけた道を
猫の影だけが
ゆっくり横切る

いいなあ

ランプの精が
炎をジャッグルしながら
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
初恋chihar...自由詩3*16/1/19 8:16
階段夏川ゆう短歌016/1/19 5:57
どうやら調整しましたアラガイs自由詩2*16/1/19 5:01
はちみつコーヒー藤鈴呼自由詩1*16/1/19 2:44
もり自由詩3*16/1/19 1:42
ぽたぽたHonest...自由詩016/1/19 0:18
夜をぶっとばせホロウ・シカ...自由詩1*16/1/18 23:58
マックの窓番田 自由詩116/1/18 23:10
独裁者青井自由詩016/1/18 23:06
あおい満月自由詩116/1/18 22:58
何故、僕が不幸になるの?独奏自由詩016/1/18 22:15
カマドウマ非在の虹自由詩016/1/18 22:11
echo八雲みつる自由詩216/1/18 21:17
未知数椎名自由詩216/1/18 20:18
僕の居場所幸絵自由詩116/1/18 18:19
轍のことはるな散文(批評...316/1/18 18:03
着地点宣隆自由詩116/1/18 17:00
芥子色の北風 十信天翁自由詩316/1/18 15:24
ブラックスターたけし自由詩316/1/18 14:39
降り続く雪に言葉が埋もれゆく北大路京介俳句416/1/18 12:38
雪だるま抱えて朝の歩道橋俳句216/1/18 12:37
我が子には隠したかったココア飲むときは心に痣ができてる短歌216/1/18 12:37
雪だよりそらの珊瑚短歌4*16/1/18 12:17
一月の心陽向∮自由詩7*16/1/18 11:53
空のどこかから番田 自由詩016/1/18 11:02
降る日 降る日木立 悟自由詩416/1/18 10:07
あなたへの愛幸絵自由詩016/1/18 9:37
飴玉baby b...自由詩016/1/18 7:02
深雪遠望りゅうさん自由詩216/1/18 5:54
幻想坂ガト自由詩5*16/1/18 4:07

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