瓶を持っている
普段は隠しているけれど
常に持ち歩いている
中には液体が入っている
一人でさ迷っている
瓶の底に手をあてて
注ぐ動作をするなど練習を怠らない
栓はまだ抜いてい ...
ゴマ油
唐辛子投げ
花山椒
今夜のメニュウは
餃子かな
わが妻は
四川の市場に
客を呼び
舌を唸らせ
麻婆を売る
肉団子
中華の花は
四千年
いにしえの味
いまも変 ...
モノクロの
写真に閉じ込む
ものがたり
セピアが滲む
四角のなかに
ダンボール
開いてみれば
想いだす
タイムカプセル
以外と近く
書架に咲く
花々の文字
指先に
い ...
インターネットでいつか見た
欲しかったプラモデルを
わざわざ電気屋に買いに行く
休みなのにこいつらは
電気屋なんぞにやって来て
一体何を買おうというのか
家に帰ってニッパーで
パ ...
焼肉定食と生姜焼き定食
どちらにしようか…
どちらもレタスとトマト ポテトサラダが添えられている
それと豆腐とワカメの味噌汁
ふと 黒板をみれば
チョークで 銀ダラの照り焼き定食に
...
あの日
パステルで描いた街は何も変わらないでいた
終着駅を降り
血の止まらない人差し指を包帯で締め付け
だらだらと下る漁師町
白黒の猫がニャァと誘い
坂をゆっくりと降りてゆく
灯台ま ...
とても会いたい!
言葉に
言葉を重ねて
返すさざ波は思いを積んで
言葉は受け止められて
また言葉に変化した
どれだけの気持ちを判ったところでも
本当のことは中々素直に言えなくて
失言のように漏らしてもらう ...
MAC版の電子書籍作成のアプリ紹介です。
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作った電子書籍配布というか著作権はありますが
詩集の電子書籍公開してます。
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アヴォサに手渡す詩
アヴォサホッスギャスズ
鉛色の仔牛がコンクリート道路の上を
さまよっているぞ
お前のせいだ
アヴォサホッスギャスズ
逮捕される逮捕される
お前はコンクリートミキサ ...
その日は朝からおおゆきでした
それがクリスマスらしくもあり
吹雪の空を飛んでくるサンタは
大変だっただろうなとも思う
夜になってから
おばあちゃんの命日だった事を思い出し
お花を買いに ...
妹があした死んだ
もうもどらないあした死んだ
きょうは回向院で眠っている妹は
もうもどらないあした死んだ
きのうは大丈夫だった
おとといも大丈夫
なぜあしたを選んだのか
妹は
...
1
若い電流のようなあなたに、私は余りあるだけの電子を分け与えることができただろうか。あなたの流れに変調を加え、振幅を大きくし、より複雑な回路を巡っていくだけの電圧を与えることができただ ...
色とりどりの花々
見渡せば花畑しかない
都会から暫し離れて
何の邪魔もない澄み切った青空
自然のものは何処までも優しい
花の名前が思い出せない
それよりも
華やかさ美しさに引き寄 ...
私はことばを貪りながら
あなたをワルモノにかえる。
ワルモノ、わるもの、悪いもの、
割れるもの、
あなたは林檎のような赤ん坊だ。
いや、赤ん坊のような林檎だ。
私はがりがり林檎をかじる。
...
)
夜更けに
ロック・ミュージック喰らい
寝具の中でサナギになる
血流はゆっくりと、くたばらない程度に
脳味噌はないものを見つめながら
まどろみをクルージングしている
いつも ...
寒いさむいサムイ
今日一段と寒くないですか?
帰り道の向かい風がひたすら強い
冷たくて寂しい
一人で帰ったせいなのだけれど
繁華街
人多くないですか?
すれ違う人の視線がひた ...
あ
もしかしてもしかすると
今日はなんだかクリスマスらしい
何か予定がある訳でも
肩を寄せ共に過ごす恋人が
いる訳でもなく
幼稚園はキリスト教系だったなと
思い出 ...
ホームスィートホームから風俗嬢にならなければならなかったあなたへ
しんじゃった友達との記憶が許可無く薄らいでくつらみ
四角のなかのアナウンサーは巨大でにっこりともすんともつかぬ顔
ニュースを ...
静かな冷媒の音
誰かの企画が売買されている音
主張された封止のデザインを
ただ商品として見ること
喉の渇きを覚えるまえに
百円玉を入れること
なあ、ボタンが点灯するのに
あと10円足 ...
満月を目指して帰宅する
ラジオからは大相撲の話題
1月10日からの初場所が楽しみだ
できることなら
鴨南蛮を啜りながら
相撲が観たい
宝くじを当てたなら
それもできるだろう
今年は仕事 ...
貧乏臭い奴が
貧乏臭いハンドルネームで
貧乏臭いことを書き散らすのが
大っ嫌いだ
貧乏臭い奴は
貧乏臭い奴しかうつらない
伝染病にかかって
絶滅すればいいのに
ただし、貧乏臭い ...
24時間ゆうやけになる
SPに守られているユダ聖夜
トナカイを売って最後のクリスマス
第三の月が照らした嘘聖夜
飲み込んだチョコレートが
胃の中でどろりと溶ける
何の役にも立たない甘さ
何の役にも立たない苦さ
悪い夢を見た朝に
汚してしまった下着の色
一日中ついて回る後味の悪さ
標的もいないま ...
芥子色の北風をついて
冬至の太陽が
レースのカーテンに
無味乾燥の原版として
いろつや褪せた
庭木のかげをはりつける
卒寿と ...
鋼鉄の揺らぎ
電波の囀り
電気信号の連鎖・やり取り
未熟児がギャーギャー喚く
僕らは手を拱いて
そいつを生かそうと努力をする
空が紫色に染まる頃
タバコの煙が寂しく揺れる
...
私は一篇の詩になりたい
それはたとえば路傍の風景
私は何も語りたくない
ひととしてのさびしさなど
私は私でありたくない
私にとって 私でありたい
私がどうしてひとであるのか
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
瓶
木屋 亞万
自由詩
3*
15/12/26 16:55
中華流
レタス
短歌
0
15/12/26 15:51
書斎の記憶
〃
短歌
0
15/12/26 15:08
趣味
藤山 誠
自由詩
0
15/12/26 15:03
食堂幻想
レタス
自由詩
1
15/12/26 14:26
スケッチ旅行
〃
自由詩
4
15/12/26 13:59
心ひとつ、星ふたつ
もっぷ
自由詩
2
15/12/26 12:54
言葉
ようへい
自由詩
3*
15/12/26 12:38
電子書籍作成のススメMAC
〃
おすすめリ...
0*
15/12/26 12:36
アヴォサに手渡す詩
テカ
自由詩
4
15/12/26 12:29
クリスマスの満月
Lucy
自由詩
8*
15/12/26 10:02
ひらがなのカレーのこ
もっぷ
自由詩
3
15/12/26 8:40
クリスマス
葉leaf
自由詩
0
15/12/26 7:54
花畑で過ごす
夏川ゆう
自由詩
2
15/12/26 5:56
なみだ
あおい満月
自由詩
6*
15/12/26 2:13
それは抽象性以上の具体性を持たない(そしてしばらくの間循環を ...
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
15/12/25 23:57
冬のせい
瑞海
自由詩
4*
15/12/25 23:29
月見アイス
凍月
自由詩
10*
15/12/25 22:53
ホームスィートホームから風俗嬢にならなければならなかったあな ...
モリマサ公
自由詩
12
15/12/25 20:25
爆買いの世紀
高橋良幸
自由詩
4
15/12/25 20:00
鴨好き
レタス
自由詩
1
15/12/25 19:40
名取裕子
花形新次
自由詩
0
15/12/25 18:14
恋をすると
ユッカ
自由詩
4
15/12/25 18:08
SPに守られているユダ聖夜
北大路京介
俳句
0
15/12/25 17:17
トナカイを売って最後のクリスマス
〃
俳句
3
15/12/25 17:16
第三の月が照らした嘘聖夜
〃
俳句
1
15/12/25 17:16
嘲ける人
亜樹
自由詩
1
15/12/25 16:21
風の舌 八
信天翁
自由詩
3
15/12/25 16:20
+1
opus
自由詩
1
15/12/25 14:47
すみれ(習作)
もっぷ
自由詩
3*
15/12/25 11:38
1683
1684
1685
1686
1687
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
1700
1701
1702
1703
1704
1705
1706
1707
1708
1709
1710
1711
1712
1713
1714
1715
1716
1717
1718
1719
1720
1721
1722
1723
加筆訂正:
すみれ(習作)
/
もっぷ
[15/12/25 14:32]
最終行の冒頭にも試験的に「私は」を追加
すみれ(習作)
/
もっぷ
[15/12/25 14:31]
1行目冒頭に「私は」を追加
3.9sec.